君は不完全で凡庸のクソボケ   作:フルポッポー

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やっぱり勢いだけでお話を書いてるとアラが出て来てしまいますね、反省しております。
まぁとりあえず今回のお話をどうぞ。


第4話

<side.優>

 

 

アイとの出会いから時が流れて今は2月の上旬。この時期になると僅かにではあるが校内が色めき立つ。

 

 

まぁ2月14日にあるバレンタインデーが近づいているからだろう。

 

 

別に小学校にチョコを持ってくることが出来るわけではないが、女子からチョコが欲しいと思った男子がカッコつけ始めたり告白をしたりするのは見ていて実に滑稽である。

 

 

去年に比べてそんな男子が増えているのは、年を重ねたことでマセて来たというのもあるのだろうが、やはり俺の隣の席にいるアイの影響が大きいのだろう。

 

 

アイは少し前までクラスの中で目立たないように溶け込んでいたが、なんらかの影響を受けたのかドンドン可愛くなっているように感じる。また、愛想も良いためか勘違いしてくる男子がたまに出てくる。

 

 

そう、今目の前にいるコイツみたいなね。

 

 

あっ振られてやがる。

 

 

...良かった。

 

 

うん?何故俺は今良かったと思っているんだ...?

 

 

<side.アイ>

 

 

優と運命的な出会いをし、なかなか進まない優の攻略具合にモンモンとしているが、一大イベントことバレンタインデーまで後2週間と近づいて来ている。

 

 

去年までは一切興味のない日であったが、今ではそれが待ち遠しく感じる日に変化した。

 

 

とはいえ、チョコの作り方は全然知らないので、最近では優が宿題をやっている時間にお義母さんからチョコの作り方を教わっている。

 

 

...そうなると宿題はどうしてるのかって?

 

 

優はなんやかんや手伝ってくれるのでしっかりとやっている。それに優が手伝ってくれた方が早く終わるので一石二鳥だね。別に一人でやってると時間がかかるとかそういう事はない。...ない。

 

 

まぁ、そんなことはさておき。

 

 

私はチョコ作りだけではなく、優にアピールをするために女性としての魅力を磨いている。

 

 

優がいくらトーヘンボクとはいえ、私の魅力に磨きがかかっているのを気づいてくれるのだが、同時にデメリットも存在する。

 

 

そう、今目の前にいる鈴木くんみたいなのが例に挙げられる。

 

 

「佐々木だよ!」

 

 

...あれ、間違っていたか。まぁ優以外の男子なんてこれっぽっちも興味ないけど。というか中々にしつこいなぁ。

 

 

「で!結局お前は俺の告白に対する返事はどうなんだって...うわぁぁ!」

 

 

ん?急に怯えてどうしたんだろう。

 

 

視線を追ってみると、視線の先には鈴木くんを凄い睨みつけている優がいた。

 

 

きゃわ〜〜〜〜〜〜❤️❤️❤️

 

 

えっ普段は私のアピールに気づいてくれないし、素っ気ない態度もとっているのに私が他の男に告白されているところを見て嫉妬しちゃったってこと!?けど多分無自覚に嫉妬をしているんだろうなぁ。あれ、って事は普段は私にツンツンした態度をとっているけど、やっぱり優も私の事が大大大好きって事だよね!やっぱり私達は相思相愛だね!うんうん、優は私の事を愛してやまないんだね〜!私も当然、愛してるよ〜!普段の優はとってもとってもカッコいいし可愛いけど、今の嫉妬してますよオーラを無自覚にまといながら全開でキリッと睨みつけている優はとってもきゃわ〜〜〜〜〜〜❤️❤️❤️ずっ〜と、このまま嫉妬しちゃってる優を眺めているのもいいな〜!あっそうだ!まだ家のベッドじゃなくて学校の中だけど、いっぱ〜い抱きついちゃおうかなぁ!?抱きついちゃっても良いよね!?いやもう限界だ、抱きついちゃおう!さぁ、そうと決まればいざ優のもとへ「あー、星野?」

 

 

「...あれ、なんですか先生?」

 

 

「...あのだな、もう授業始まるしこのままだと佐々木が可哀想だからな、なんかこう良い感じに解決してくれないか?」

 

 

それは先生の仕事ではないのだろうか?まぁいいか。

 

 

「あっ鈴木くん。私、好きな人いるからごめんね?」

 

 

露骨にホッとしてる優もきゃわ〜〜〜〜〜〜❤️❤️❤️

 

 




優:この気持ちはなんだろう

アイ:無自覚に嫉妬してる優がきゃわ〜〜〜〜〜〜
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