人の可能性を体現するもの。 作:れーべん
状況は常に知っていてもらいたい
個人的に時間がないので
投稿ペースについては目をつむってグタサイ。
魔法少女リリカルなのは空白期。
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始まります。
何時だって世界は理不尽。
私フェイト・T・ハラオウンはそ思っていた。
彼女も自分と同じ…孤独なのだろうと、エリオやキャロと同じだと思った。
だからミッドチルダに正体不明の転移魔法で転移してきた、次元漂流者の彼女を保護した。
外見的に明らかに未成年だった事も 勿論あるし、職務を全うする意味もあったが。
それでも、わざわざ保護責任者を買ってでたのは服装からして孤児の可能性が高いことと、何よりも彼女が銃という質量殺傷兵器を握っていたことが大きい。
「ジノーヴィー。
ご飯の支度ができましたよ。
キャロ、彼女を起こして来て。」
「分かりました!フェイトさん!」
元気良く返事をする彼女は子供らしくてとても微笑ましい。
ジノーヴィーももう少し明るく子供らしくなって欲しい。
*???
「起きて、ジノお姉ちゃん!
朝よ!早くしないと朝ごはん食べれないよ?」
私は彼女の少々荒っぽい起こしか方に
呻き声をあげながら。
「すまない、起こしてもらって悪かった、ルシエ。」
自分の寝癖のついたロングの黒髪は後で解かすとして、まずは今すべき事を
しよう。 状況確認からだな私は今、あの白昼夢の後訳も判らず病院のベットに横たわっていた、その後この世界だとか次元だとか、そんな非現実的な事を聞いてこれは夢なのだと思い込んで爆睡した。
問題はその後だ……
*回想。
私は今ベットの上だ……
まぁ病院にいる何故か身体中激痛が走って包帯だらけだった、そんな中面会者が現れた、此処はミッドチルダと呼ばれる第一管理世界の首都クラナガンだとか、まぁ魔法って奴がある世界らしい。内心それでもが
それで、面会に来たのがこの、金色のミディアム髪と江戸紫の瞳をした女性。
シャマルさんが私の恩人らしい、実際には殆どフェイトさんという人の活躍のお陰……等言っていたが彼女の治療技術に救われたのも事実。
「隣、いいかしら?」
「いいですよ、此方どうぞ」
私は自分の横を叩いて肯定の態度を示す、するとそれを正しく汲み取ったシャマルさんは横に座って話を始めた。
「で……貴女は地球から来て、突然目が覚めたら此処に居た……と、貴女の言う地球は確かに存在しますが、貴女の言う地球と私達が知ってる地球とは大きく異なります。」
それには驚愕を禁じ終えない、あの戦いばかりの世界がどう違うと……
「貴女のデバイスの中のデータ、拝見したわ。
国家解体戦争、リンクス戦争、ヴァーディクト・ウォー。
何れもこの世界は地球には存在しないわ。」
最悪だ、何とここの地球は平和その物で国家解体戦争もリンクス戦争も起きていない、企業連もラインアークも存在しない世界なのだ。
いや、最悪かどうかと問われれば最高と言うべきか、戦争がないのだから。
「私は自分の居場所がある私が居なくなればラインアークの人間は虐殺されるだけだ!首輪付きも昔の私と同じだ!報酬の為だけに後先考えずどんな依頼を受けるかも解らない化け物だ!」
とっさに私は立ち上がって、自分と彼奴の共通点から危険性までを伝えようとしたが、身体中の激痛に阻まれ、
言いたいことも言えない。
「でももしかしたらそれは……貴女は
西暦2140年と言ったけれど……この世界の地球は西暦2013年なのよ。」
過去にタイムスリップか冗談だろ……
いや、それはそれで良いのかもしれない。戦争の無い、比較的平和な世界。
過去に来たらなら未来の変えようは幾らでも在る筈だ。
「解りました、それで、私には身分が在りません、この辺りは……」
そう、問題はここだ……未来人等に戸籍は無い、身分も無い何より、12の少女の体では保護責任者が必要不可欠。
「シャマルさん、私はどうなるのですか?」
故に現在の目標はこの世界において確固たる地位を得ること、もうひとつは奴の言ったドミナントとしての因子がこの体にも存在しているのだろう。
それに、私はあくまでも私だ記憶的にアナトリアの傭兵なのだ、現在、私は自分の記憶を保有していない、故に私はアナトリアの傭兵なのだ。
「そうね、貴女には二つの選択肢があるわ、まずその内の一つが管理局預かりの孤児院に往くこと、二つ目が……私の友人、フェイトさんという人にお世話になるか。」
私はその選択肢について思案する、スマートに事を済ませたいならフェイトなる人物にお世話になる方が社会的な地位に、何より自分の安全が保証される、孤児院は絶対に駄目だ管理局は組織的にかなり強大だそうなれば組織の思想や意思などは形骸化し其々の思惑で動こうとする裏と表ができる。
だから信頼できない、寧ろその中でも高い地位について私自身の目で見て信頼に足ると判断する。
「フェイトさんと話をさせてください。どんな人物かそれを見た上で決めたいことなんです」
シャマルさんはそれもそうだな、と言ったようで、既にフェイトさんとの面会の準備は出来ているようだ。
「貴女の言う通りね、そう思ってフェイトさんを連れてきてるの、どうするかはその後でも遅くはないわ。
では、私の話しはこれで御仕舞い!」
シャマルさんは立ち上がって私に何処か期待を込めた微笑みを向けた。
そんな彼女の態度は包容力があって何処か切な気だそういう人物を知っている。
(ジョシュア…私は未だ割りきれてはいないよ、あのアスピナに守る価値が有ったのか?私には守る価値など無いと思えた。
それでも、それは口に出してはいけないんだ、人間の正義とは主観的に語られるエゴその物。
真理的な正義など無いと、私は知っている、互いの信念を賭けて、他者の信念や命を踏みにじって勝ち取るもの。
俺には解らないよジョシュア・オブライエン貴様の真意が。)
暫し考え込むと壁からノックが聞こえ、
その後女性と思わしき人物の声が聞こえた。
「どうぞ」
そうして相手に入室の許可を与えて出てきたのは、美少女、
金髪の腰まで届く長く纏まった髪、ルビーのような自分の顔まで映りそうな綺麗な瞳、
整った顔立ちで何処か大人っぽさが際立つがその仕草などはまだあどけなさが残っている。
「テスタロッサです、失礼します」
美女が側に居るそれだけでどきどきが止まらない、安心感がある優しい物腰の女性。
「じゃあ先ず自己紹介からだね。私はフェイト。貴女は?」
彼女の質問に対して戸惑う、私には過去の誰とも解らない記憶しかない。
だから過去に倒した敵の名前を借りた。
「わっ私は!ジノーヴィー!、バーリン・ジノーヴィ-です!」
咄嗟にバーリン・ジノーヴィーという名を語ったが、まぁそれはいい。
「でね、貴女は今、親御さんが居ないのねだから、私が貴女の一時的な保護責任者になりたいと思ってるんだけどいいかな?」
彼女の提案には寧ろメリットしかない。社会的地位に、雨風をしのぐ家、
何より自分の教育。
何れも重要度が高い、魔法という異文化についても学ぶ必要がある、特に言語、それを学び、この新たな世界で平和に暮らす為。それの条件が全て揃っている。
「もっ勿論、私はそもそも親も居ないですし…記憶もないのでもとの世界に未練も在りません。」
(そう、あの汚れた大地はもう存在しない。未来の話になる、出来事ならばそれを知っている私ならどうにでもできるはずだ。)
フェイトさんの花が咲いたような笑顔はとてもあの絶望の世界には創造できないような幸福。然しそれに堕落する訳でもなく、強欲になる訳でもなく満足している…こんな人が居たのに何故に人は間違い続けるのだろうか。
「じゃあ此れからは私を名前で呼んで。それだけで友達だよ、私の大切な親友が教えてくれたの。」
フェイトさんの顔はとても晴れやかで、そして切な気だった。
どうしよう。
書いてると色々書き足したくなって
永遠と書き続けてしかも投稿後に改編しまくるという…
死にたい。