透き通る世界で黒く染まった復讐を   作:推しの曇り顔は最高なパピ厨

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なんかすごく時間が経っていました。多分T社の特異点のせいです
次の投稿はもっと文字数が多くなるように努力‪
誤字報告ありがとうございます!


記憶-出会い

 

 

ブラックマーケットに建っている数多の中でもそこそこお高いビル。その中に便利屋68のオフィスはあった。事務所の扉を開ければ殿をした者に対する賞賛が…

 

「帰ったぞ〜」

「あらおかえ……り?」

「随分と煙臭いねぇローラン」

「そもそも20歳以下は買えないはずなんだけど?」

「別に関係ないだろ?」

「はぁ。とりあえず煙が酷いから外で吸って」

「ごめんね〜」

「もっと喫煙者に優しくしてくれ…」

「カッコイイ…」

「私が買ってきましょうか!?」

「ハルカやめて。うちの社長嫌いになるかも」

「……もちろん吸わないわよ!?」

「アルちゃんそこ迷ってどうするのさ」

 

タバコなんて吸っているやつにあるはずもなく、あえなく外に追い出されてしまった

 

 

タバコも吸い終わりオフィスに戻ると社長が電話をしていた。その様子を3人が注意深く見守っているのは少し面白い光景だ。

 

「…うえ?あれが実戦だったんです……が……。あ、いえ、なんでもありません。も、もちろん実戦はすぐにでもという感じで……1週間以内には……はい」

 

今さっきのが実戦じゃないだと?電話相手の声はよく聞こえないが随分と下に見られていることは分かる。……ここは何かあれば潰せそうだな

 

「やつれたねぇアルちゃん」

「で、どうするんだ?襲撃も失敗した上に相手には連邦生徒会がいるが」

「でもクライアントが……」

「社長どういうこと?まさかまた戦うの?」

「あのクライアントは、私も知らないけど、超大物なのよ。……この依頼、失敗する訳にはいかないわ」

「でもアビドスの連中、思ったより強かったじゃん。あのシャーレの先生もいるから私たちだけじゃ無理だよ。お金も使い果たしちゃったしね。どう戦うのさ?」

「金なら俺が持ってるから雇えるぞ」

「部下のものに手を出す訳には行かないわ……。こうなったら融資を受けるわよ!」

「アルちゃん口座凍結されてるのにできるの?」

「……一応借りれるみたい。今日はもう閉まってるけど」

「じゃあ明日の朝に銀行に行くわよ」

「「「「了解」」」」

「ローランはこの後なにかする予定あるの?」

「いや、家で過ごすこと以外ないな。ムツキはどうなんだ?」

「あれ見て」

「…………いい性格してるぜほんと」

「そっちこそ笑いそうになってるよ」

 

社長の後ろに「この人ヘルメット団のボスです」とでかでかと書かれた紙が貼ってある。……いつ貼ったんだ?社長は全く気づいてないし、買い物に行く気だなあれ

 

「あれにいつ気づくか観察してくるよ」

「あの様子だと明日になっても気づかなそうだな」

「ありそ〜」

 

そのままオフィスを出てタバコに火をつける。特注品だから余計に美味く感じる。明日することも決まって今日はすることもないし、久々にあれをするか。

そのまま金だけは豊富な財布をポケットに俺はコンビニに行くことにした。

 

 

 

 

「ありがとうございました」

あるだけの金で酒とツマミを買った。今日は楽しくなりそうだ。と言っても家には俺しかいないんだけどな。ん?

 

 

 

「早く帰ろーよー」

「大丈夫だって、この辺はマーケットでも人通りが多い方なんだから」

「でも……最近マーケットで行方不明になる子が多いじゃん」

「あの黒い仮面をつけたってやつ?そんなの噂だよ噂。ビビりすぎだって」

 

……………。

 

「おい」

「「!?」」

「こんな時間に何してるんだ?危ないぞ」

「い、今帰ってるんです」

「急になんでしょうか?」

「最近は活動が減ったとはいえこの辺りはアイツの活動域だ。早く帰った方がいい」

「アイツ?」

「黒い仮面の男だ。聞いたことぐらいあるだろ?」

「え、あれってただの都市伝説じゃないんですか?」

「何言ってるんだ?実在するに決まってるだろ」

「ほら!やっぱりいるんじゃないですか!」

「す、すみません…てっきり噂だと…」

「トリニティ生だろ?案内ぐらいはしてやるよ」

「いいんですか!?」

「ありがとうございます!」

「ああ、こっちだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────

 

目を覚ますと知らない場所にいた。背中の感触からベッドにいることが分かった。酒を飲んだ後酔いつぶれたのは覚えている。

 

''あ、起きた?''

 

横から看病してくれていたであろう大人が話しかけてきた。その紋章は……確か新しく先生が来たと言うシャーレ。

 

「ああ、所でお前は何の目的で俺を看病した?生憎だが今は依頼を受ける気はないぞ」

''依頼?ただ道端で寝てたから運んできただけだよ?''

「は?」

''え?''

 

そんな大人がいる訳ないだろ。いや、それにしては表情が違和感無さすぎる…本気で言ってるのか?

 

''そんなに変なこと言った?''

「いや、珍しかっただけだ。気にしないでくれ」

''そ、そう?じゃあ自己紹介をしようか。連邦生徒会のシャーレに最近来た先生だよ。よろしくね''

「こっちは「先生!そろそろ会議を始めるので来て頂けますか?」…自己紹介はそっちでしよう」

''そうしようか''

「ところでここはどこなんだ?」

''アビドス高等学校だよ''

「……そうか」

 

ちょっとした気まずさを感じながら前より増えた外の砂を見ていた。

 

 

 




便利屋68での会話
「結局あの張り紙どうなったんだ?」
「ちょっと目立ったかな」
「例えば?」
「店の人に誤解されて警察呼ばれそうになるくらい」
「そいつは最高だな」
「でしょ〜?」
「あの張り紙のこと知ってたの!?」
「まぁまぁそんな日もあるさ」
「どんな日よ!」
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