転生したらゲームの神だった件   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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FILE5:逃げる魔王はlaugh with tears

俺がミリムを追って走っていると、黎斗が話しかけてくる

 

黎斗

(、、なあ。なぜ追うんだ?)

 

ギア

「あ”?そんなの一回仲良くなったんだ。たった一回逃げられただけで別れるなんてのはしたくねえ」

「それに、今回は俺と、、【逃げた】カリオンのせいでもある」

「責任くらいは取らないとな」

 

黎斗

(、、永夢に似ているかと思ったが、、少し違うようだな)

 

ギア

「あいつは、患者全員の命を守る。俺は守りたいと思ったものだけ、自分の守りたいものだけを守るんだ」

 

黎斗

(私としては彼女にもゲームのデータ集めに協力してもらいたいからな。ぜひとも仲直りしてほしいものだ)

 

ギア

「、、そうかよ」

 

そして、俺は会話を切り上げてギアを上げた。

 

<><><><><><>

 

SIDE:ミリム

 

ギアに、迷惑と言われた。

 

今までも何度かあった。

 

念話ならばれないと高をくくって言い合う者たちが。

 

そのたびに切れて殴ってしまった。

 

時々、、まあ、、手加減を間違えて魔王が減ったりもした。

 

カリオンはどうでもいい。

 

でも友達だから殴るだけですませたと思う。

 

だけど、ギアは嫌だった。

 

初めはあってすぐに戦いを挑んできた弱いもの。

 

でも思っていたより善戦して、ワタシの予想をはるかに上回った。

 

ワタシは面白いと思って、自室に連れて帰って、数時間だけ見ていた。

 

そして、起きてからそれが名無しの状態でやっていたと知った時、心底驚いた。

 

だって、名前があるようにみえたから。

 

そして、名前を言った後は気絶して、名前が二つに増えていた。

 

その後は、また数時間だけ見ていたけど、ミッドレイにその後は任せておいた。

 

ギアが起きるのが、待ち遠しかった。

 

こんなのは、ギィとラミリスとの、初めてのワルプルギス以来かもしれない。

 

そうとりとめもなく考えていると、涙が出てくる。

 

この涙を少し感じて、ギアに会う気になった。

 

そして立ち上がり、振り返ると、ギアが居た。

 

SIDE OUT

 

<><><><><><>

 

、、ミリムが泣いていた

 

ミリムは強い。

 

それは身をもって体験している。

 

だが、それでも涙はあるのだ。

 

血も涙もない、愉悦野郎(エボルト)とかよりはいいさ。

 

黎斗

(さっさと話しかければいいだろう)

 

うるさいなぁ。いいだろ。

 

それに、、

 

そこまで中で黎斗と話すと、ミリムが振り返った。

 

ミリム

「ギ、、ア、、」

 

ギア

「あー、、なんか、、すまんかった」

「これに関しちゃ俺が悪い。迷惑だっつってもそれはそれで面白くはあるし、、」

 

ミリム

「、、もういいのだ」

 

そうして、無言で。そして何とも言えない空気で帰るのだった。




ちなみにミリムが念話に気づいたのは、
ギアが下手。というか慣れてないのに加えて、カリオンが武闘派で脳筋。距離が近かった。などが合わさってこうなった。
でも多分ギィとかならギアにすら結界つけて読めなくしたと思う。
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