エベロン概説   作:CanI_01

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組織:シヴィス氏族/House Sivis

マーク:刻印のマーク

種族:ノーム

指導者:リッセ・リリマン・ド=シヴィス

本拠地:大迷宮(ズィラーゴ国コランベルグ市)

紋章:コカトリス

 

シヴィス氏族は近世コーヴェア大陸のコミュニケーションの在り方を抜本的に変革した氏族です。長距離通信を実現し、その手段、翻訳などを支配下においています。

シヴィス氏族は他のドラゴンマーク氏族とは異なり、刻印のマーク発現以前からシヴィス氏族を名乗り活動をしています。これはノームが複数の家系が同盟関係を結び氏族を名乗ることに由来します。つまり、ノームのシヴィス氏族に刻印のマークが発現したというのが正確な表現となるのです。

マークの発現したノーム達は好奇心の赴くままに魔法を使用し研究します。シヴィス氏族の生業がバードと建じゃであったことも幸いしこの結果瞬く間にマークの全容を明らかにしました。そして、この力がズィラーゴの社会発展に寄与するには強い中立性が必要であると考え自ら特定派閥に与しない中立氏族としての立場を表明します。奇しくも未来のドラゴンマーク氏族と同じ立場となることになります。

時と共にシヴィス氏族はコーヴェア全土に翻訳者や言語学者として広がっていきます。これによりコーヴェアの新興国家群は言語の悩みから開放され、古代サローナ語をベースにした方言から現在の共通語が生まれていくことになります。

また、このかくだいの中で他のドラゴンマーク氏族とも邂逅し現在のドラゴンマーク氏族の形を形成していきます。

歴史的に見てシヴィス氏族はドラゴンマーク氏族の中で最も竜の予言に興味かあり、特に予言とドラゴンマークの関係に興味があります。アルデー・ド=カニスが十二支会に加わり現在のドラゴンマーク氏族が揃ってから新たなドラゴンマーク氏族は発見されていませんが、未だにシヴィス氏族は新しい血脈を捜索しています。

そして最大の転機は王国歴783年にスピーキングストーンが完成し長距離ネットワークを生み出す端初を得ることになったのです。

 

組織

シヴィス氏族は最も閉鎖的なドラゴンマーク氏族であり、ノームでなおかつシヴィス氏族の血縁者か婚姻関係にある者

しか加わることはできません。

 

弁士ギルド/Speakers Guild

 弁士ギルドの代表的なサービスと言えばシヴィス氏族の伝達所とそこに設置してあるスピーキング・ストーンだが、このギルドはそれに加えて音声言語を取り扱うさまざまな職業を統括している。認可を与えているのは法廷弁護士、通訳、仲裁人、伝令といった職業であり、ときにフィアラン氏族の領分である“話芸”と重複する場合もある。一般に、シヴィス氏族が取り扱うのは実務的な仕事であり、芸術方面はフィアラン氏族のエルフたちが引き受けるという形で一応の棲み分けができている。

 

公証人ギルド/Notaries Guild

 公証人ギルドは文字言語を取り扱う幅広いサービスを提供している。法律文書の発行と信用状の認証という中核事業に加えて、このギルドは地図作成師、製本工、書記といった専門職や、巻物の写しをつくることをもっぱらにしている業者に認可を与える役割も担っている。シヴィス氏族の簿記係は言葉だけでなく数字も取り扱い、またギルドの鑑定士はありとあらゆる偽造贋造を見抜くための訓練を受ける。公証人ギルドの、より興味深い部門の1つにヒドゥン・ワードがある。この部門は暗号作成と暗号解読のサービスを提供するとともに、シークレット・ページやイリューソリィ・スクリプトといった魔法的手段の販売も手がけている。

 

タスケルズドリーム/tasker’s dream

この組織は魔法と音声コミュニケーションの新しい形態を生み出すためのシンクタンクです。これに加えてセンディングの儀式とスピーキングストーンの改良にも従事しています。更に潜在的なテレパシーの探索や新たなる言語の開発をしています。

しかし、これらは本来の目的を隠すための偽装に過ぎません。全ての言語的な魔法の秘密を明らかにすることを目指しており、その中には竜の予言自体が含まれます。このため大地に刻まれた竜の予言を特に興味を持ち調べています。

 

シヴィス氏族は公にはしていませんが、情報収集こそ最も重要な使命と考えています。特に他のドラゴンマーク氏族についての情報を集めています。この次に氏族はコミュニケーションを強化するための魔法や超能力、失われた言語など様々な手段を模索しています。また、竜の予言とドラゴンマークとの関係についても調べています。

 

リッセ・リリマン・ド=シヴィス/Doyenne Lysse Lyrriman d’Sivis

リッセ・リリマンは輝ける支配者であり冷酷な戦略家です。これにより90年間今の地位を保ち続けています。そして氏族の伝統的な商売は当然ながら、タラシュクドリームの本拠地に積極的な投資を行っています。この背景には彼女の指示によらタラシュクドリームは竜の予言への調査を行っています。




参考文献
『エベロン冒険者ガイド 最終戦争を越えて』日本語版
https://hobbyjapan.co.jp/dd/products/#ebg

Dragonmarked (3.5)
https://www.drivethrurpg.com/product/54305

Eberron Campaign Guide (4e)
https://www.drivethrurpg.com/product/150473
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