マーク:治療のマーク
種族:ハーフリング
指導者:ウララ・ド=ジョラスコ
本拠地:ヴェディカー市ヴェディカー・エンクレイブ(カルナス)
紋章:グリフォン
ジョラスコ氏族はコーヴェアの医療を支える氏族であり、数多の疫病を過去の歴史とし、無数の負傷者を治療し、多くの出産を手助けしてきました。しかし、その行動は慈愛によるものではなく、経済活動によるものなのです。
ジョラスコ氏族の歴史は古くカランダー氏族と同時期にタレンタ平原で発生しています。しかし、他の氏族がジョラスコ氏族について知るのはカーンによる征服の後であり、その後の交渉でジョラスコ氏族はドラゴンマーク氏族の一員として認められることとなります。ガランダー氏族とは異なりジョラスコ氏族の拡張には様々な軋轢や苦労もありましたが、速やかにコーヴェア全土へと医療施設を展開していきます。
この結果タランタ平原との繋がりを維持したガランダー氏族とは異なり平原の祖先との関係も生活も変化し五王国風の文化の氏族となりました。そして数百年前には安定した治療技術によりソブリンホストやセイントフレイムの神殿を治療業界から締め出してしまいました。
最終戦争が始まるとジョラスコ氏族は五王国全てと契約を取り交わしあらゆる戦線で
負傷者を癒やし続けてきました。
ジョラスコ氏族の本拠地はカルナスのヴェディガーにあり、ここのエンクレイヴには記憶を消し去ることのできる温泉があります。このことから最終戦争によるトラウマの治療のために大変人気があります。
家長 ウララ・ド=ジョラスコ/Ulara d’Jorasco
女性、ハーフリング、秩序にして善、アデプト6レベル、ドラゴンマーク氏族正統後継者5
ウララは学者であり戦争中に流行する疫病を長年研究してきており、多くの疫病への治療法を確立してきました。しかし、彼女は他のドラゴンマーク氏族の家長に比べて独裁傾向か強く、いかにして自身がジョラスコ氏族を支配し続けるかについて様々な計画を建てており、かつて研究した古代の疫病に関する資料についても秘匿して独占しています。そして、これらの知識を垣間見ることができるのは経済活動として意味がある時だけなのです。
治療師ギルド/The Healers Guild
ジョラスコ氏族が張り巡らす病院と施療院のネットワークを束ねるギルドとなります。
ちょっとした病気から心理的なトラウマまで魔法、錬金術、ハーブなどを組み合わせて治療します。ギルドメンバーは支払いさえ確かならどんな立場の相手であっても治療を行います。このギルドの施設はコーヴェアのどのような都市でも見つけることができます。
ギルドメンバーは日常的に治療行為を行ってはいますが、竜の予言や氏族の政治的な目的についてはほとんど意識していません。しかし、ジョラスコ氏族のメンバーは年に数日ウララの手伝いに動員されます。
軍医ギルド/Medic guild
元々は治療師ギルドの一部でしたが最終戦争の激化に伴い50年程前に独立した組織となりました。これは五王国が治療師の従軍を要請したことから始まります。このことからジョラスコ氏族は野戦病院の運用を開始し物資輸送の為の動物の生産をヴァダリス氏族に依頼し、デニス氏族から軍事訓練を受けることになりました。このギルドも最終戦争の終結に伴い契約は激減しましたが、ジョラスコ氏族はギルドの縮小を良しとせず新たなる契約先を求め、最近ではタラシュク氏族との契約などを獲得しています。
参考文献
『エベロン冒険者ガイド 最終戦争を越えて』日本語版
https://hobbyjapan.co.jp/dd/products/#ebg
Dragonmarked (3.5)
https://preview.drivethrurpg.com/en/product/54305
Eberron Campaign Guide (4e)
https://www.dmsguild.com/product/150473