ラマニアは自然の力に満ち溢れた次元界であり巨木や強力な獣に溢れています。この次元界では荒れ狂う自然の諸力に満ちあふれているのです。風吹き荒ぶ砂漠、荒れ狂う海、終わりなき平原、その全てがここにあるのです。これらの自然を維持するためにフィーンドやフェイは必要なく、自然そのものが物語を織りなすのです。
学者達はラマニアこそ物質界の自然の原型であると考えています。このことからドルイド魔法の力の源泉はこの次元界であるとみなされています。
ラマニアでは自然の力が増すことから精霊や動物を支配する呪文や力は失敗します。必然的に精霊捕獲容器からも精霊は開放されます。
また、ドルイド呪文の効果は強くなり、傷んだ食物も正常な状態となります。
更に全ての動物が巨大です。この大きさを除くと物質界に存在する全ての自然なクリーチャーはラマニアに存在すると言われており、このことからラマニアこそ生命の鋳型と考えられています。
ラマニアのクリーチャー達はエベロンと比較して特別に知的な訳ではないのですが、アウェイクンの効果を受けたような状態となります。この結果としてクリーチャー達はあえて自然の生活を行っているのです。クリーチャー達は好みはしませんが共通語や始原語の会話ができるものもいます。
クリーチャーは一般的なサイズ、ダイアーやジャイアントサイズ、巨大な植物、数マイル規模のトーテムと呼ばれる巨大な生物がいます。
獣に次いで多くいるのは精霊です。ジーニーやメフィットなどの人形の精霊のいるフェルニアやシラニアとは異なりラマニアの精霊は純粋な生きた精霊の精髄なのです。精霊達は人形になることはないのです。これらの精霊は地水火風の代表的な精霊に限らず様々な精霊が様々な形態や大きさで存在しています。精霊達は人類とは異質な思考をしており、大枠として元素の力のバランスを整えようとします。それ以上の欲求としては火の精霊は燃やしたいなどのシンプルなものです。
人形生物は終わりなき大海のマーフォークや黄昏の森のタバクシー、シルバーフレイム教会に追われたライカンスロープなどが暮らしています。この世界のマーフォークがサンダーシーに暮らすマーフォークのルーツに当たります。
ラマニアの顕現地帯はエベロン各所にあり、その場所では自然が豊富なために貴重な生産資源として扱われていることも多々あります。また、砂漠のオアシスがラマニアの顕現地帯であることもあるようです。
ラマニアには複数の階層に分かれていますが、各階層には必ず巨大な山頂があります。そして階層と階層の境界は不可視の障壁により行き来ができなくなっています。通常各レイヤーを繋ぐポータルは1箇所しかなく元の世界に戻るには入ってきたポータルを目指す必要があります。
以下に代表的なレイヤーを説明します。
黄昏の森
数百フィートの木々が立ち並ぶ地上からは空の青さも見えない。それが黄昏の森です。さならが木々で作られたシャーンの趣すらあります。ここでは文明の痕跡は決してなく作られた道の多くはトーテムの作り上げた獣道です。このような環境で様々な獣達やライカンスロープが暮らしています。
ラマニアにおいて突然の突風、水たまり、転がる岩なども小さな精霊であり、みな生きているのです。
砕けた大地
高山地帯の溶岩環境です。常時噴火が起き、多くの火や土の精霊の故郷となっています。ここでは火の精霊が噴火を起こし、それにより崩れた山を土の精霊が修復しています。ここでは獣は少ないですが一部の恐竜は暮らしています。黄昏の森に加えてエベロンとの接続は少ないようです。
終わりなき大海
このレイヤーでは深海を反映しています。ここには知性化された様々な魚類や水棲の獣、マーフォーク、水の精霊などが住んでいます。巨大なリバイアサンと巨大な水棲植物が激闘を繰り広げるレイヤーでもあります。このレイヤーには本物の島はほとんどなく島だと思って上陸するとトーテムの亀であったという話が良くあります。本物の島はしばしば他のレイヤーへのポータルとなっています。
始原の嵐
このレイヤーでは平野と低地であり、常にハリケーンが荒れ狂っています。数少ない獣達は洞穴などに隠れながら暮らしています。巨大な年経た嵐の精霊が嵐の中心にあります。サローナの終末カルトでは嵐の精霊達が世界を滅ぼすために嵐の精霊が存在していると信じられています。
腐地
死は自然の一部であり、それを現すレイヤーです。ここでは獣や巨大な植物の死骸が横たわり腐肉漁りの動物や巨大な昆虫が飛び交う場所です。このレイヤーと結び付いた顕現地帯では腐敗した死体があることから疫病の発生源となることがあります。
巨人の愚行
巨人の時代にエルフのグループが採鉱や収穫のためにラマニアに進出しました。巨大な植物や精霊たちとの闘争の結果撤退をきたのですが、当時の魔法工学的なそうちるいはラマニアに残されています。この為今でま廃墟に草木が生い茂っていたり、古代のアーティファクトが戻らぬ主の為に文明の領域を保持していたりします。