舞台:エベロン
エベロンキャンペーンで使用したシナリオとなります。
自分用のシナリオをそのまま公開しておりますので不明点や世界観の誤解もあるかと思います。
シナリオフックとしてご覧ください。
ご質問などには対応できますので何かあればどうぞ。
こちらのシナリオはダンジョンマスターギルド掲載のThe Cyre 1313, the Mourning Railを下敷きにして書いたシナリオとなります。
ご興味あれば原書もご参照ください。
https://www.dmsguild.com/product/377365/
ライトニングレベル1313
先頭車両
寝台車
食堂車
扉を開くと記憶がフラッシュバックします。
カニスの研究都市を脱出しライトニングレイルへと帰還したバンテージを除く貴方方はカニスの依頼でオリエンの揃えた精霊車両部隊と合流しました。
あと、ここでドレブが地元から手紙を受け取って義務を果たすために地元へと向かいました。
談話室
扉を開くと記憶がフラッシュバックする。
ロードオブブレードの包囲戦を突破して研究都市内部に入った貴方方。
ここでカニスの研究者が方針についてもめ始める。
外にはブレードの軍勢が迫っているというのに。
貨物車
扉を開くと記憶がフラッシュバックする。
あなた方の説得によりカニスの研究者たちはコロッサス用創造炉を解体移設する作業を進めていく。
コロッサスを移送するのが手一杯である事実をやっと理解してもらえたようだ。
医務室
扉を開くと記憶がフラッシュバックします。
貴方方がロードオブブレードの主力に対して陽動を仕掛けた隙を伺って精霊車両部隊は一気に都市を離脱しました。
ロードオブブレードはオリエンを追うことよりも都市の確保を優先したこともあり追撃もなく、貴方方も無事に離脱し近くに隠していた精霊車両でオリエンの部隊と無事に合流をしました。
客車(錆だらけの騎士)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
あなたがたの進行方向を推測ししつこく襲い掛かってくるロードオブブレードの軍勢。
その都度あなた方は相手を足止めし輸送部隊を逃し続けていく。
客車(荒れ狂うホーント)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
モーンランドを超えライトニングレイル近傍に到達した。
しかし、積み込みの前に進撃してくるのはロードオブブレードその人に率いられたウォーフォージドの軍勢
客車(穴の空いた客車)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
ライトニングレイルの警護についていたブレードオブオリエン含めて食い止める中必然的に回ってきたロードオブブレードとの戦闘に巻き込まれる。
援軍依頼はかけているので時間を稼いで欲しいと要請される。
客車(闇に呑まれた客車)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする。
ロードオブブレードをかろうじて抑える貴方方。
ロードオブブレードは一度貴方方から距離を取ると高らかに笑い告げる。
「お前たちを侮りすぎていたようだ。全力で蹂躙しようぞ。」
客車(陰鬱なる城)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
ロードオブブレードはその背中の刃の翼を広げあなた方へと突撃をしてくる。
その刃の前にあなた方は木の葉の様に吹き飛ばされ自らの死を覚悟した。
VIP車両
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
あなた方の目にはモーンランドでは決して目にすることのはずのシフェロスの月を確かに見た。
この月は次元界である永遠の夜マバールと結びついていると言われている。
先頭車両
1車両構成
先頭車両
寝台車
食堂車
談話室
貨物車
医務室
7客車(錆だらけの騎士)
8客車(荒れ狂うホーント)
9客車(穴の空いた客車)
10客車(闇に呑まれた客車)
11客車(陰鬱なる城)
12VIP車両
先頭車両
列車は13両編成先頭から、機関車両、寝台車両(目覚めた場所)、食堂車、談話室、貨物車、医務室、客車×5両、貴賓室、機関車両となっています。
機関室
オリエン氏族の運転手と死霊の力に汚染された風の精霊が束縛されておりライトニングレイルを疾駆させています。
精霊捕獲器に触れれば精霊と会話をすることは可能です。
精霊は死のエネルギーに侵されており正気をなかば失っています。
精霊はマバールには行きたくないと悲鳴を上げ続けています。
説得12に成功すると一瞬正気を取り戻し反対側の精霊を目覚めさせてくれれば、精霊力を開放し物質界へと戻れると告げます。
先頭車両
ロラリン・ド=オリエンが先頭車両の操舵輪についている。彼女は初老の女性でナーシーにオリエンの仕事を教えてくれた人物です。そして、モーニングの際にサイアリでライトニングレイルを運転しており亡くなられています。
「ローラ師匠ではありませんか、どうしたのですか、若返られて。」
「え。あ。ああ、ナーシーの嬢ちゃんか、大きくなったわね。」
「ローラ師匠はナーシーのお婆さんですよ。私にオリエンの仕事のイロハを教えてくれたのよ。」
「何であなたと師匠を見間違えたのかしら。」
「このライトニングレイルは止めれないわよ。私は自由に動けているけど止めようとすると行動が縛られてしまうの。あの精霊も一緒。そのせいで半ば正気を失っているわ。」
操舵席から見る外側は一面に白い霧に覆われ何も見えません。そんな中をライトニングレイルは黒い雷光をまといながら安全限界を明らかに超えた速度で疾駆しています。
「それよりも、こんな所で油を売ってないでVIPルームのお客様にお困りごとはないか聞いてきてちょうだい。」
「VIPルーム?、私そんなこと言ったかしら。VIPルームは12両目よ。」
寝台車
あなた方がライトニングレイル特有の規則的な上下の揺れを感じて目を覚ます。
ぼやけた記憶を探ってもいつ眠りについたのか記憶が定かではありません。
辺りを見渡すと確かにライトニングレイルの車内で賓客用の豪華な客車で寝ていることがわかります。
しかし、その内装は酷く古いデザインです。モーンランドへと載ってきたライトニングレイルとは明らかに違う車両のようです。そして、あなた方の肉体や装備品を除いて一切の色がありません。
窓の外は真っ白い霧が広がっており何も見えません。
客室から廊下にでるとエバーライトランタンの明かりが静かに灯っています。この車両からは人の気配は感じられません。
列車は前後に他の車両があるらしく扉が廊下の前後に一枚づつ存在しています。
後ろ側の車両からは人の話し声が聞こえてくる。
食堂車
扉を開くと記憶がフラッシュバックします。
カニスの研究都市を脱出しライトニングレイルへと帰還したバンテージを除く貴方方はカニスの依頼でオリエンの揃えた精霊車両部隊と合流しました。
あと、ここでドレブが地元から手紙を受け取って義務を果たすために地元へと向かいました。
ここは食堂車のようだ
一角はバーカウンターとなっており気の良さそうなハーフリングの男性がグラスを磨いています。
美しい装飾のされたテーブルでは酷く顔色の悪い男女が食事をしながら歓談をしており、バーカウンターには厳しい顔つきの男性がグラスを傾けている。しかし、その肉体は半透明でバーカウンターが透けて見える。
そして、あなた方に、にこやかにハーフリングが、声をかけてきます。
「おや、ご新規さんだね。なにせ私が顔を見たことがない。」
「私かい? このライトニングレイルでバーテンダーをやっている、ベンヒル・ド=ガランダーです。お見知りおきを。」
「これですが? ライトニングレイルのサイアリ急行1313便だった何かですね。」
「皆さんはまだなりかけみたいですが、この列車にいるのはみんなアンデットですね。私はグール、この飲んだくれはゴースト、あちらのご夫婦はバンパイアですな。」
「ただ、死んでいるのか生きているのかは良くわかりませんね。何せ私は歓待のマークの力を行使できますからな。そこの飲んだくれの創造のマークも、ライトニングレイルを操る移動のマークも機能しているみたいですよ。」
「大体の乗客は理性的ですが、中には理性を失っている人もいらっしゃるので気をつけてくださいな。」
「ここでは死んでも24時間後に生き返りますよ。だから、死なないはずなんですがね、あなた方みたいに突然やってきていつの間にかいなくなる人もいるんですよ。生き返ったのか死んでしまったのかは定かではありませんがね。」
そこにゴーストの男が口を挟む。
「大体の者は7日以内に消えるかアンデットになるかしている。これが何によるものがわからんが何かに秀でだ者ほどこの期間は長いような気がしている。」
「完全にアンデットになった者は、この列車の一部だ。わしはお前さん達に思う所はないが、列車の意思には逆らえんだろうな。」
「まあ、そんな場所ですが、くつろいでお過ごしください。お酒などはいかがですか? お腹が空いていれば食事もお出しできますよ。」
これを断るには意志力セーフ10に抵抗する必要があります。
談話室
扉を開くと記憶がフラッシュバックする。
ロードオブブレードの包囲戦を突破して研究都市内部に入った貴方方。
ここでカニスの研究者が方針についてもめ始める。
外にはブレードの軍勢が迫っているというのに。
複数のの家族、リビングスペル、アンデットなどが和やかに会話を交わしている。
しかし、パーティーが部屋に入るとまるで世界が止まったかのように全ての動きが止まります。そして書き割りをの背景を置き換えるかのようにライトニングレイルの談話室から繁栄している頃のサイアリの首都メトロールへと切り替わります。
あなた方の入ってきた入口はライトニングレイルの乗り込み口へと変化しており、人々はその入口を目指して殺到してきます。
リビングスペルは灰色の霧となり辺りを覆い始めます。
霧の向こうにはまるで風景の一部が不自然に破れたかのようにしてライトニングレイルの車両入口の扉があります。
貨物車
扉を開くと記憶がフラッシュバックする。
あなた方の説得によりカニスの研究者たちはコロッサス用創造炉を解体移設する作業を進めていく。
コロッサスを移送するのが手一杯である事実をやっと理解してもらえたようだ。
元々は乗客の荷物を預かっていた貨車です。誰が持ち込んだのか巨大な恐竜の剥製が並んでいる。この灰色の世界ではまるで、この剥製も生きており、ただ、動きを止めているだけなのではないか、、そのような錯覚をしてしまう。
知覚テスト15
成功すればこの剥製がアンデットであることがわかります。
もちろん剥製は襲ってくる。
救急車両
扉を開くと記憶がフラッシュバックします。
貴方方がロードオブブレードの主力に対して陽動を仕掛けた隙を伺って精霊車両部隊は一気に都市を離脱しました。
ロードオブブレードはオリエンを追うことよりも都市の確保を優先したこともあり追撃もなく、貴方方も無事に離脱し近くに隠していた精霊車両でオリエンの部隊と無事に合流をしました。
ジョラスコ氏族の治療のマークを持った医師が詰めています。
ただ、その全身は包帯にまみれているマミーです。その右腕には燦然と治癒のマークが輝いています。
治療を受けると小休憩を取りヒットダイスを1つ使うことで大休憩の効果を得られます。
客車(錆だらけの騎士)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
あなたがたの進行方向を推測ししつこく襲い掛かってくるロードオブブレードの軍勢。
その都度あなた方は相手を足止めし輸送部隊を逃し続けていく。
客車の中にはグールに群がられるウォーフォージドが一体います。彼の後ろにはヒューマンの子供が庇われているようです。
「ガキの肉だ〜」
「どうせ生き返るから良いだろー」
「ちょっとだけで良いからー」
4体のグールとウォーフォージドですが、ウォーフォージドがやられるのは時間の問題でしょう。
助けると少年は丁寧に感謝の言葉を述べ名乗ります。
「助けていただきましてありがとうございます。目覚めるたびにあの連中が襲ってきてほとほと困り果てておりました。私はユーク・イル=デュカスと申します。もし、あなた方がコーヴェアに戻ることができたのであれば、これを私の縁者にお渡しいただけませんでしょうか。ユークはモーニングにより死んだことも添えて。」
彼はそういうとデュカス家の家紋の入ったペンダントをあなたがたに渡します。
客車(荒れ狂うホーント)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
モーンランドを超えライトニングレイル近傍に到達した。
しかし、積み込みの前に進撃してくるのはロードオブブレードその人に率いられたウォーフォージドの軍勢
部屋の中はまるで嵐です。
本来は床に固定されている座席が自由に空を飛び回っている。
その中心ではサイアリの貴族風の衣服に身を包んだ半透明の女性が泣き叫んでいる。
「ユーク、どこにいったの!」
彼女はユークを探して荒れ狂っているようです。
無理矢理突破する場合には敏捷力ST15、失敗すると2D10のダメージを受けます。
データはレイスですが、攻撃を仕掛けると周囲を飛んでいる座席が1D6個飛んできます。+6で轟撃。
客車(穴の空いた客車)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
ライトニングレイルの警護についていたブレードオブオリエン含めて食い止める中必然的に回ってきたロードオブブレードとの戦闘に巻き込まれる。
援軍依頼はかけているので時間を稼いで欲しいと要請される。
宿泊を前提としていないボックス席が並ぶ客車です。その客車の壁に黒い大きな穴が空いています。その穴の外縁には真っ黒な数体のラストモンスターが客車の壁を齧っています。空いた穴からは闇が広がり徐々に辺りの光を吸い取っていきます。この闇からは本能的な闇への恐怖を感じます。
そして、穴を眺めていると穴の中からミノタウロススケルトンが姿を現し生者への憎しみを露わにあなたがたを睨みつけます
意志力セービングスロー10に失敗すると、穴をどうしても塞がなくてはならないという強迫観念に囚われます。
ミノタウロススケルトン3体とラストモンスターゾンビ3体と戦闘になります。
客車(闇に呑まれた客車)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする。
ロードオブブレードをかろうじて抑える貴方方。
ロードオブブレードは一度貴方方から距離を取ると高らかに笑い告げる。
「お前たちを侮りすぎていたようだ。全力で蹂躙しようぞ。」
扉を開けて中に入ろうとする。
知覚10のデストに成功すると客車の床が失われており、闇だけが広がっています。
壁にはエバーライトランタンがかかっているもののまるで魔力が切れかけているかのように明かりがチラついています。
中を抜けるにはランタンの留具にロープをかけて渡るしかないだろう。
それなら、まだ列車の屋根の上を渡った方が安全かもしれない。
何もせずにランタンを伝って渡る場合敏捷力セーフ20、ロープを渡せば15になります。
ロープを渡すためには手先の早業15です。
屋根の上には運動(登攀)判定15ですが、ロープがあれば自動成功します。
屋根の上では暴風と時折伸ばされる霧からの手により敏捷力セービングスロー10が必要になります。
失敗した相手を助ける場合は敏捷力15のテストが必要になります。
全員で紐つないでみんなで落ちないようにして渡る場合は有利で筋力15のテストを行うこともできますが、代表一名の判定となります。
客車(陰鬱なる城)
扉を開くと記憶がフラッシュバックする
ロードオブブレードはその背中の刃の翼を広げあなた方へと突撃をしてくる。
その刃の前にあなた方は木の葉の様に吹き飛ばされ自らの死を覚悟した。
車両に入ると、そこは陰鬱な城の地下です。
背後を振り返ると入口は地下牢の扉になっており、扉の中は黒い闇になっています。
廃墟のような古びた城であり、どこかに先へと進む道があるのだろう。
城内には無数のスケルトンやトラップをくぐり抜けて出口を見つけ出す必要があります。
捜査15もしくは手先の早業20に成功する必要があります。
失敗するたびに1D6ダメージを受けます。
貴賓室
貴賓室は鍵により扉が閉ざされています。
手先の早業15で解錠できます。
貴賓室では、一人の男性が窓から外の霧を眺めています。
彼らはナーシーのことを終始ローラと呼び、恋人を永遠の生に誘うかのよう語ります。
ドラコリッチへの道を阻むのなら我が糧となれと言いながら襲ってきます。
主を撃破した瞬間ライトニングレイルが大きく揺れます。
ナーシーはわかりますが風の精霊の力を失った際の挙動に似ているような気がします。
そうやっていると体が半透明の霊体の姿になったロラリンが姿を見せます。
「やったようだね、ナーシー。」
「あたしはソブリンホストの身許に帰るよ。」
「ふふふ、この身は魂の残滓、4年前にはすでに死んでいたのさ。」
「さあ、あんたたちは早くコーヴェアに戻りな。ナーシー・ド=オリエン。オリエン氏族としての氏族を果たすんだ。さあ最後尾の車両の精霊を呼び起こしライトニングレイルを走らせると良い。野を駆けるバリノールよりも早くライトニングレイルえをコーヴェアと帰還させなさい。」
ヨハネス・シュバツ
最終車両にある操舵輪へと到達すると相変わらず周囲は白い霧に覆われています。
しかし、先導石の上にだけは白い霧が無く正面には青い球体が見えます。
その球体の中に見える赤茶けたシミがコーヴェア大陸とよく似ているような気がします。
ナーシーがライトニングレイルを走らせると先導石を追いかけコーヴェアへと近づき一直線にモーンランドへと向かう。
そしてライトニングレイルの前に対峙するオリエン氏族とロードオブブレード。
その対峙する間にライトニングレイルは降り注ぐ。
あなた方の視界が一瞬閃光に包まれると、あなた方はロードオブブレードと対峙していることに気が付きます。
「神格の加護か何かで逃げ去ったかと思っただが、舞い戻ってきたか。」
「ふむ、何度でも殺しつくしてくれよう。」
その瞬間にロードオブブレードに向かって無数のディレイファイヤーボールが降り注ぎます。
浮遊都市要塞のアルゴンスよりの砲撃です。
やっと砲撃可能位置にまで到達したのでしょう。
ロードオブブレードは砲撃を受けあなた方を一瞥すると撤退を開始します。
「今回は引こう。この決着は次回に預けておこう。」