舞台:エベロン
エベロンキャンペーンで使用したシナリオとなります。
自分用のシナリオをそのまま公開しておりますので不明点や世界観の誤解もあるかと思います。
シナリオフックとしてご覧ください。
ご質問などには対応できますので何かあればどうぞ。
ドラゴンからの依頼
投資家のヨハネス・シュバルツから先日のお礼と新しい仕事の依頼をしたいため食事でもしながらどうだろうか、という手紙が届きます。
店の場所はノースエッジ上層にある樫の木亭です。樫の木亭のはシャーンで最も繊細な料理を出すと言われる店です。オーナーシェフのマーサ・サディアンは300年間シ
ェフを務めています。その料理はブレランド料理にエルフ料理風のアレンジを加え香辛料をふんだんに使用したものです。
合わせてシュラスコ氏族から豪華客船竣工に伴い招待航海にでるが乗ってみませんかとの招待状が届きます。航海は1週間後らしいです。
打ち合わせ日程としては3日後です。
この豪華客船はジョラスコ氏族とチェラーニ氏族が中心となりリランダー氏族とカニス氏族を巻き込んで動いている一大プロジェクトです。
終戦によって浮いたリソースの平和利用と言ったところでしょうか。
そんなこんなで日常を過ごしている訳ですが偶然旅支度をしているガラッシュと遭遇します。
「ああ、皆様お久しぶりです。実は実家に戻らないといけなくなりましてね。」
「違いますよ。身内の家督争いから逃げることができませんでしてね。あんな暴力の支配する野蛮な国には戻りたくなかったのですが。」
「実家はドロアームですよ。ドロアームの首都グレートクラッグです。」
「シャーンに戻れるかはわかりませんが、グレートクラッグに来られることがあれば、遊びに来てください。」
そう告げるとガラッシュは足早に立ち去っていきます。
樫の木亭
中央の巨大な樹木を取り囲むように多くの樫の木が立ち並び、客席はすべてその木々の枝の上にあるようだ。
それぞれの客席は木々の間に渡された橋で繋がれており、それら客席の床や橋はほぼ全てが木々の枝によって設えられていた。
自然環境に違和感なく溶け込ませることを理想とする、エルフの建築技術がふんだんに発揮されている。
シャーンからストームリーチまで1500マイルあり帆船で一月かかります。通常の船賃は300GPです。エレメンタルガレオンであれば3-4日程度で3000GP、リランダー氏族の帆船なら11日で1500GPとなります。一般的に飛行船でのゼンドリックシャーンの行き来はありません。
「礼を言いたいと言いながら呼び立ててしまって済まなかったね。」
「まずは先日のモーンランドの騒動でガラッシュの救出に骨を折ってくれたことと、我が兄を正しきソブリンの輪に戻してくれたことを心から礼を言わせてもらおう。」
「ここはブレトニア料理をエルフ風にアレンジしているからね、エルフでも新鮮な
気持ちで楽しめるかと思うよ。」
「今回お願いしたいのは中々に困難な内容でお願いできる相手も限られている。」
「我々は母なるエベロンの子として竜の予言を読み解き、この世界の正常な運営を担っている。もちろん、カイバーの子を自認するオーバーロード達も同じ主張をするのは理解しているよ。」
「そんな竜の予言の中で幾柱かのオーバーロードの封印が解ける兆しが現れていると告げているんだ。」
「とは言え可能性段階の今のうちに封印の強化を施せば復活を阻止することができると我々は考えている。そこで君達にはこの封印の強化を手伝って欲しいんだ。」
「このために人々の信仰心を用いるんだ、我々の祖先たるソブリンホストへのね。」
「しかし最近は神の位階に到達していないにも関わらず我々への信仰を盗み出す輩がいる。まずはこれを取り戻したい。」
「ロードオブブレードと呼ばれているリッチだ。」
「奴はドーセントを自らの経箱とすることによってドーセントに宿りウォーフォージドに寄生しているような状態だ。このためにこのリッチを何とかしたい。」
「過去にゼンドリックの巨人がダルクォーレと戦っていた時に魂を封印するマジックアイテムを創り出していた。これを使ってリッチの魂を封じ込めたいと思っている。このためにまず、このマジックアイテムを手に入れて貰いたい。」
「私の伝手に関連しそうな情報は当たって貰っている。恐らくゼンドリックのどこかにはあると思うのだが。」
「報酬はこれらのマジックアイテムでどうだろうか。」
そう言うと彼は貴方がたの選んだマジックアイテムと人数分のクローク・オブ・ザ・マンタ・レイを渡します。
「オーバーロードの解放までにはまだ時間はあるので気楽に対応して欲しい。ダグーンの者達がうまく時間を稼いでくれることだろう。」
「うん? ああ。オーバーロード封印の力を利用してデルキールの封印をしていてね、そちらの封印が大分緩んでいるんだ。まあ、こちらはエベロンの理の範囲内だから問題ないだろう。」
「ジョラスコから招待を受けているのだろう? それが一番早道だと思うよ。」
ジョラスコの豪華客船ソージャン号。
普通の船であれば一月かかる航路を3日で駆け抜けるウインドガレオンだ。
僅かに水面より船体を浮かせることで高速機動を可能にした船です。
船の先端のフィギュアヘッドのアラワイの首にはにはサファグンの牙を加工したマジックアイテムがネックレスとして輝いています。
そして通常であれば大量の貨物や乗客を乗せる空間を贅沢に使い劇場や屋内プールなとを完備した高級リゾートホテルとなっているのです。
部屋は基本的に個室で客室係もつくという感じです。
サンダー海を渡る中、遠方に嵐が見えます。これはラマニアの顕現領域です。
かつてエルフとサファグンの戦争で用いられた大規模魔術により次元界の境界が薄れた結果無数の顕現領域が決まった場所に現れました。その中では嵐と雷が荒れ狂っています。
船長「ラマニアの最接近が近い性ですかね。普段より顕現領域が広い気がしますね。」
「ご安心を。十分な安全距離を取っておりすので、被害を受けることはございませんよ。」
「最接近の時期ですか? およそ2週間後ぐらいだったかと。」
そんなこんなで平和にストームリーチに到着します。シュバルツからはストームリーチに到着したら港湾地区にある商家に訪問して欲しいと言われます。取引先でマジックアイテムの捜査を依頼している相手です。クロサンドラ商会という中規模の商家ですね。
マイカは知っていますが実家です。港湾地区を差配するハーバーマスター、ジンの出身家系でゼンドリックでの諜報を担う一族です。
訪問するとマイカのよく知っている番頭が対応してくれます。
「お嬢様おかえりなさいませ。」
「もう少し早めにご連絡いただければ港まで迎えに伺いましたのに。」
「詳細はお父様からお聞きください。奥のお部屋でお待ちですよ。」
まあ、ご両親から暑苦しい感じで歓迎されますが、サクッと行きます。
魂の鏡の持ち主は特定できたようです。
持ち主はストームジャイアントです。
ただ、このストームジャイアント絡みでややこしくなっておりまして、その対応含めてお願いしたいとのこです。
面倒というのが、このストームジャイアントは元々サファグンの永劫領域に仕えていたのですが、先日突然同じ部隊のサファグンを皆殺しにして出奔しました。
サファグンは武闘派種族なので本来は直接決戦で刈り取るのですが、ストームジャイアントが地上に逃れました。
本来は大挙して押し寄せるところですがストームリーチと永劫領域は同盟関係にあることから、サファグンはストームリーチに礼儀としてストームジャイアントを討ち取る権利を提供してぎました。同盟者として舐められない為にもストームリーチ側での対応が求められますが、遊撃として動かせる戦力がありません。そこで貴方方にお願いをできないかとの流れです。
ストームジャイアントが逃げ込んだのは古代巨人文明の遺跡ブラゼリックです。
現在はクラウドジャイアントとドラウが支配権を奪い合っています。
ストームリーチからは近くの川を遡って行くのが近いのですが川が浅くかなりの操船の腕が求められます。そこでクロサンドラ商会では小型ウインドガレオンをチャーターしてくれています。
ウインドガレオンでおおよそ2日の距離にあります。
おおよそ1日半程行った辺りで甲板に出ている人はふと、空が曇ったような気がします。
しかし、実際には晴れ渡る南国の空が広がっています。そして灼熱の世界にも関わらずぞくりと寒気が走ります。
その空気は先日乗ったモーントレインのマバールの空気に近いものを感じます。
そして船が遺跡から徒歩5時間程の場所についた辺りで何か重量物が地面に落ちるような音が響き渡ります。そして酷く川の水面が波打ちます。
川のが波打つ原因と地面に何かの落ちる音は違う場所のようです。
ブラゼリック。それは古代巨人文明時代の大都市だ。かつて五万人の巨人が住まい十万人のエルフ奴隷が、巨人に仕えていた。今では見る影もない廃墟と化しているが未だに宙に浮き続けているメインホールだけでも当時の威容を想像することはできるだろう。
都市の多くが地形変動により川に飲まれながらも岸から数マイルはその廃墟は広がっている。
人口は2500人程度です。そのうちドラウが60%、巨人が24%、ロキャーサが12%、トロールが1%となります。
ドラウと巨人は共に遺跡の所有権を主張しています。
元々は都市の中心に浮遊するメインホールがあり、そこから
4本の回廊が地面に続いていました。ゼンドリックの崩壊の影響か回廊は崩れ落ち瓦礫の山になっています。
この遺跡には巨人、ドラウ、ロキャーサの3勢力が住んでおり互いに争っています。
魚の街
ロキャーサは川底に沈んだエリアに住んでいます。
これまで巨人は相手にしていませんでしたが、水中移動力を得たことと魂を集める必要があるためにロキャーサの街に侵攻しています。
3体のヒルジャイアントはロキャーサの街の上から投石を繰り返しています。今のところ遺跡の建物は投石に耐えていますが時間の問題でしょう。
ヒルジャイアント達はテンションが上がっております話し合いの余地はありません。
カーキークーの集落
ジャングルの中にちょっとした丘があります。その丘の中腹には洞穴があります。
その洞穴のある丘に対して3体のヒルジャイアントが投石をしています。
ランダムエンカウント(2D6判定)
2.5人のドロウが周囲を警戒しながら歩いている。
3.巨大なサソリがヒルジャイアントを串刺しにしている。
4.ドロウとジャイアントが戦闘している。
ドロウは離脱をしようとしているようだ。
5.10体のロキャーサが地上を警戒しながら探索しています。食料でも探している雰囲気です。
6.ジャイアントの白骨死体が複数倒れています。まるでスケルトンから魂だけ抜かれたようなそんな死骸です。
7.4体のヒルジャイアントが面倒くさそうに歩いている。何かを探しているようだがやる気はなさそうだ。
8.廃墟の所にコンモリと緑の苔が生えていますが、マイカはそれがジャンプリングマウントだと気が付きます。
9.一体の飢えたダイアータイガーが歩いています。
10.3体のギラーロンが遺跡に絡みついた森の木立の中に潜んでいる。近寄ると襲ってきそうだ。
11.一面に花畑が広がっています。
これはドレットブロッサムスォームです。
近寄ると花は一斉に浮き上がり貴方方にまとわりついています。
12.地面が大きく陥没する。
敏捷力セービングスロー13に失敗すると地下の遺跡に落下します。
40m落下します。
ドロウとの話し合い
ヒルジャイアントの襲撃を防いでドロウを助けた場合話し合いをする事が可能となります。
ドロウはこれまでジャイアントと小競り合いを繰り返していましたが、1週間程前から突然猛攻を仕掛けてきました。しかも以前は普通にその辺りの岩を投げていましたが、加速して手元に戻る岩を使うようになりました。現状岩盤は安定していますがいつまで持つかわからないようです。
ジャイアントが襲ってきたのは急に魔法の支援を受けたからではないかと言います。
以前よりも投擲が鋭くなり、水の中を歩けるようになったようです。この能力でロキャーサ(魚人と呼びます)の街を襲撃来ていると告げます。
巨人の長である古き者わ名乗るクラウドジャイアントの長老を討てれば解決するのにと酷く悔しそうに告げます。
もし、協力を、申し出るのであればドロウの総力を上げて陽動を行うと約束してくれます。
ロキャーサの嘆き
ヒルジャイアントを打ち払うと恐る恐るロキャーサが姿を現します。
「助かった。地上の白い人達よ。」
「大きな人達は今までは水の中には来なかったから棲み分けができていた。」
「長年旅してきて到達した地だ。離れたくはない。」
「助けてくれるのであれば、天から降ってきた光る石をやろう。我々の宝物だ。」
大きなシベイシャードで1000GPぐらいでは売れそうです。
「もちろん手伝いが必要であれば我々も戦おう。」
ロキャーサの主力は2レベルバーバリアンとなります。
グレートホール
プラゼリックの中央に浮かぶホール、それがグレートホールです。このホールは地上300フィートに浮かんでおりいかなる暴風でも小揺るぎもしません。古代には地上から回廊で繋がっていましたが、その回廊も朽ち果てて久しいです。
おおよそ100mなので、30階建てのビルの屋上ぐらいですね。自由の女神像と同じ高さですね
入る為には空を飛ぶ必要があります。
ドラウ達は飛行用のマジックアイテムを持っているようで古き者を撃破しているのであれば貸してくれるようです。しかし、このアイテムは1ラウンドに30フィート移動なので10ラウンドかかりす。その間に気づかれた場合上から投石を受けることになります。
何もしなねれは3ラウンド目から毎ラウンド投石攻撃をしてきます。
ロキャーサに相談すると水を操るエルドリッチマシンがあり、それで撃ち込むことは可能だと告げます。
この場合適切なタイミングで水流から飛び出す為に敏捷力セーブ10が必要になります。
その後はい降りるために筋力セーブ10が必要です。
このとき誰かを担いで行動するなら難易度は15になります。