コーヴェア大陸の南方の肥沃な土地を治め、コーヴェア大陸最大の人口と交易量を誇る大都市シャーンを擁する国家、それがブレランドです。
この恵まれた環境こそが、ブレランドに勢いを与え結果的に最終戦争の引き金を引き、ガリファー王国崩壊の切っ掛けになったのは歴史の必然なのかもしれません。
894年、時のブレランドの君主、ロアーンがブレランド女王を名乗りました。これにより最後のガリファー王ジャロット達は相争う時代へと突入したのです。
最終戦争において北側ではアウンデールとスレイン、西方ではドルムーア、東方ではダグーンの前身たるサイアリのゴブリン傭兵と激戦を繰り広げてきました。この中で戦線を維持できたのは国土防衛に自立農家達が立ち上がり自分達の農園を守るために戦ったことが大きいです。この背景にはブレランドの農家が元々北方から農地を求めて旅してきた開拓者の末裔であると考え自立心が強かった事が挙げられます。
このように様々な国家や種族と渡り合ったにも関わらずブレランドはブレランドの法律を守る限り種族や国籍による差別がなく多くの存在を受け入れています。
プライムミニスター/THE PRIME MINISTER
ブレランドを民主国家にしようと画策している組織です。最終的には武力革命が必要であると考えていますが、現在は辺境を中心に投票によって国主を選ぶ意義を説いています。
自由の剣を名乗る愛国的愚連隊とも関係があるようです。
それと並行してアウンデールの女王に革命を起こした時の支援を要請しています。
中心人物はロード・ルッケン・イル=クラーン/Lord Ruken ir’Clarn。
サイアリ再誕派/CYRE REBORN
サイアリ王子、オルグレブ・イル=ワイナーン/Oargev ir’Wynarnを中核とした組織。
ニューサイアリの市長として活動しているオルグレブはサイアリの再建、モーニングの真相の解明、祖国を滅ぼした存在への復讐を望んています。難民とは言え四千人近い人口を擁するニューサイアリは、影響のある都市になりつつあるようです。
この他にもブレランドのシャーンに本拠地を置くカニス南派は工業力によりブレランドを支える存在ながら、自分達の目的に沿うようにブレランドへと影響を与える存在でもあります。
国家元首:ボロネル・イル=ワイナーン/Boranel ir’Wynarn
ヒューマン、男性、ファイター8レベル、貴族3レベル
老いたる賢王。生まれながらに指導力に富み、歴代ブレランド王の中で最も愛された王です。しかし、ボロネル王の36年の王座は平穏なものではありませんでした。即位に至る経緯も先王と2人の兄が戦死したと言うものでした。ボロネルは当時シャーンで冒険者をしており訃報に触れ慌ててロートに戻り即位することになったのです。
ボロネル王はブレランド王家の三男として生まれ広範な教育を受けながら育ちます。これは王族として期待されていない故に選択肢を広げるための教育だったようです。その中にはブレランド全土の言葉や文化、戦術や戦略なども含まれていました。
精神の成長と肉体の成長を共に行うために様々な武人の指導を受けましたが、その教師の中にはヴァラナーエルフの女性エリーリがいました。彼女に一目惚れしたボロネル王は告白をしましたが見事に振られたそうです。
その後ボロネル王は軍に入りメキメキと頭角を現し最終的には将軍まで出世し軍内部の熱狂的な支持を得ます。
その後軍を辞したボロネル王は冒険者となり、ゼンドリック大陸やドロムーアを探索しシャーンを駆けずり回りました。このことから政治的な最下層と最上層を体感しているのですね。
ボロネル王の結婚は人気のある物語です。学生時代に出逢ったサイアリの貴族であるチャセバ・イル=マサートを周囲の反対をお仕切り結婚したのです。2人はチャセバが暗殺者の凶刃に倒れるまで仲睦まじい夫婦だったようです。未だにその暗殺者は捕らえられていません。チャセバとの間には四人の子供がいますが、その能力はボロネル王に遠く及び無いのがブレランドの悩みの種となっています。
モーニングにより最終戦争が終わった今ボロネル王はガリファー王国の玉座よりも平和を望んています。このため戦争よりも交易や同盟によりコーヴェアを治めることができればと望んではいますが、他の国が信用できないこともよく理解しています。
現在ボロネル王には3人の妻がおり11人の子供がいます。
コウ・イル=ワイナワン/Kor ir’Wynarn
中立にして善、貴族3レベル、ファイター3レベル
王弟にしてキングシタデルの指揮官であり王のアドバイザーである人物です。彼は兄王を尊重し、それ以上に王冠と国家に対して忠誠を誓っている人物です。しかし、キングスシタデルの指揮官としては凡庸であり、最良の存在とはとても言えない人物です。
キングスシタデルのメンバーには直接命令を下し、それ以外の時間は王の助言者として活動しています。ボラネル王はしばし心のままに行動をしますが、その際にも信頼する弟には必ず相談を行います。
コーはいずれ訪れるボラネル亡き後のブレランドの運営を考え常に活動しています。