オリエン氏族/House Orien
マーク:移動のマーク
種族:ヒューマン
指導者:クワンティ・ド=オリエン
本拠地:パッセージ市旅人の家(アンデール)
紋章:ユニコーン
オリエン氏族の名前はコーヴェア大陸全土で移動と輸送を司る組織として知られています。かつて五王国の大都市全てをライトニングレイルで繋ぎ辺境の寒村へとキャラバンを送り込み、どのような場所へも手紙や荷物を輸送する。
それがオリエン氏族なのです。
オリエン氏族はガリファー王国成立以前にアウンデール近傍で活動していたキャラバンに端を発します。このキャラバンの一族は移動のマークが発現したことにより瞬く間にコーヴェア大陸中央の物流網を支配します。これによりガリファー王国成立以前には国境を超えて安全に行き来できるのはオリエン氏族だけだったのです。どの君主もオリエン氏族を排除するよりも受け入れた方が利益が多いと納得させるだけの政治力と実績を有していたのです。
時と共にキャラバンに乗り合い馬車が加わり、人と情報と文化の担い手へとなっていくのです。
そしてガリファー王国成立と王国と共栄関係にあるオリエン氏族はライトニングレイルを生み出すと、王国の命を受け全都市をライトニングレイルにより接続し高速大容量な物流網を完成させます。
この時代こそオリエン氏族の最盛期であると言えるでしょう。
しかし、最終戦争がこれに影を落とします。スレインとカルナスの国境にかかるホワイトアーチブリッジがカルナスのカイウス一世の命により破砕されることになり戦後未だに修復されていません。これにより東西が分断された上に、デイオブモーニングにより大陸中央の国サイアリが崩壊し本格的に東西の分断が進行します。
オリエン氏族としては影響力を駆使しコーヴェア大陸の再統一を目指していますが、その兆しすらありません。
オリエン氏族はギルドメンバーを含めると膨大な関係者がいますが、そこから氏族に加わる者はほとんどいません。
ですが、オリエン氏族の血統であればハーフエルフやハーフオークなどであっても積極的に氏族へと受け入れていきます。このためにオリエン氏族ではドラゴンマークの決して発現しないヒューマン以外の種族が多い氏族といえます。このような種族構成によりオリエン氏族では日々の仕事のために技能や特技が役に立つかを重んじ、ドラゴンマークとはその能力を増大するものと考えています。
とは言えリランダーとの競合、ガリファー王国の崩壊などオリエン氏族が凋落する立場にあると考えるものも少なくはありません。
クワンティ・ド=オリエン/Baron Kwanti d’Orien
混沌にして中立、男性、ヒューマン、ソーサラー7.ドラゴンマーク正当後継者3
現在の家長であるクワンチ男爵はモーンランドに再度ライトニングレイルを通すための資金を稼ぎ出すための方策を求めて専用のライトニングレイル車両を駆り五王国を駆け回っています。
その中で駅舎などの問題点が無いかの確認を精力的に行っています。
ギルド
急使ギルド/COURIERS GUILD
貧富問わずコーヴェア全土で荷物の移送を担うのがこのギルドです。手頃な価格で安全に荷物を届けてくれるのです。
ライトニングレイルの貨物で主要駅を移送し、そこから定期便のある街や辺境にはキャラバンが届けに行くのです。最高位の報酬を支払えばテレポートにより翌日にはいかなる僻地にでも荷物を届けます。
また、ギルドでは特別に危険な場所への移送や高機密資料の移送を担うための精鋭部隊を有しています。
運送ギルドに加入する前には必ず身上調査を受けることになります。この時に5レベルを超えていれば精鋭部隊への配属をされる可能性があります。
運送ギルド/TRANSPORTATION GUILD
このギルドはコーヴェアのライトニングレイル、キャラバン、乗り合い馬車を繋ぐ組織です。街道を維持し、駅を整備し、都市ごとの勢機を支払います。これらの費用を輸送費として徴収していくのです。当然維持コストの高いライトニングレイルを用いる場合は割高になります。これらの報酬こそがオリエン氏族の経済力の基盤なのです。
急使ギルドがオリエン氏族の信頼を獲得するためにあるのなら、運送ギルドは経済力。維持するために存在するのです。
主に人の移送を担いますが、最終戦争の後にはテレポートサービスに力を入れています。テレポートサービスはオリエンのエングレイブ間のみでしか実施していません。
参考文献
『エベロン冒険者ガイド 最終戦争を越えて』日本語版
https://hobbyjapan.co.jp/dd/products/#ebg
Dragonmarked (3.5)
https://www.drivethrurpg.com/product/54305