【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策   作:タマヤ与太郎

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今回戦闘パートで今回で終わるはずだったんですがやりたい放題やったら次回になりました。
多分次回で終る……はず! きっと!




転生ようじょ、守護る。④

目的地付近へと近づいてきたリン一行。それを出迎えたのは、海上に浮かぶ破片、そして生物の残骸であった。

 

「……これは」

 

「酷いな……」

 

眉を顰めるリン、そして無惨ニキ。周囲では水棲生物系のメモリで変身したてらほくんやナマズオが、ノワールや無惨ニキのシキガミ、ダヴィンチの指揮の元それらの回収に当たっている。

破片の多くは凄まじい力で破壊されたと思しきもので、人のそれも少なからず混じっている生物の破片群も、巨大な口で食いちぎられたかのような無惨な有様であった。

回収されてきた破片や残骸を観察し、無惨ニキはふむ、と息を漏らす。

 

「おそらく、これらが『こう』なったのは同一犯の犯行だろう。だが、【妖獣クラーケン】や【邪龍サーペント】ではないだろうな」

 

「その根拠は……なるほど、この『匂い(MAG)』だな」

 

無惨ニキの言葉に、嫌そうにしかめっ面をするリン。そう、この残骸たち、厳密にいうならその断片や傷口から香る僅かなMAGの匂いが、先に挙げた悪魔多との特徴とは合致しないのだ。

アライメントで言うならばクラーケンはNEUTRAL、サーペントはCHAOS。地域によって性質は多少変わっても、そのあり方(アライメント)は基本的に変わることはない。

NEUTRALならNEUTRALのままであるし、CHAOSならCHAOSのままであるはずなのである。しかし、この傷口からは――――――

 

「そう。この傷口からはLAW属性のMAGを感じる。……ダヴィンチ、縦軸(・・)の判定は?」

 

「ちょうどいま結果が出た所だよ! 『ややNEUTRAL寄りのLIGHT-LAW』。うーん、嫌な予感がビンビンだね!」

 

快活に言いながらも肩をすくめる茶髪の少女、ダヴィンチ。その背に背負うランドセルから出たマジックハンドも似たような動きをしている。

無惨ニキはそれを見て苦笑しリンを見るが、リンは眉間を揉み解しながら深々とため息を吐いた。

 

「面倒な予感しかせんが……まあ、恐らくはこいつらがここ最近の漁船の被害の主犯だろうな」

 

「まあ、敵が推定メシア教だという事がある程度定まっただけでも心の準備はできるだろう」

 

「……幼女ネキ、ちょっといいか? 皆もちょっと集まってくれ」

 

そしてここでカズフサニキが察知していたメシア教の動きを共有する。

中華戦線で活動中のセフィロスニキからもたらされたサキエル・ガギエルの動き、そしてここで検出されたライトロウのMAG。

そこから一同が『メシア教』を連想した所で、『浜風』の甲板にアラートが響く。

 

『マスター! 海中からこちらに向けて高速で接近する影あり! 推定レベル50、悪魔ではありません(・・・・・・・)!!』

 

「は!?」

 

その言葉に琉球ニキが一瞬固まった直後、『浜風』の進路上の海面が大きく膨れ、水飛沫と共に20mを優に超える巨大な影が宙を舞う。

その影は、形状だけを論ずるならば魚であった。そしてその特徴的な背ビレと尾びれ、背側が青みがかった灰色、腹側が白。そしてその側頭部は白いその姿は、ホホジロザメと呼ばれる種類のサメに類似した外見を持っている。

しかしその巨大に過ぎる姿は、本来この時代には存在しない絶滅種の名を想起させた。

――――――そう、メガロドンと。

 

 

 

「――――――で、ダヴィンチよ。こいつが今回の下手人ではないと?」

 

「そうだねえ。歯形が合わないし、何より血の匂いがしないんだよね」

 

少し後。『浜風』の甲板上に浮かぶ巨大な水球を見上げながら、リンは傍らのダヴィンチに問う。

水球の中には先程飛び出してきたメガロドンがリンによって閉じ込められており、苛立たし気に身を捩じらせている。

その眼には憤怒の色が宿り、魚類らしからぬ、知性すら感じさせる雰囲気を漂わせていた。

そんなメガロドンを見上げながら、無惨ニキは静かに口を開く。

 

「面白いのは、このメガロドン……まあ、メガロドンはホホジロザメではなくレモンザメに近い体形だったらしいが――――――まあそこはいい。

 彼「あ、この子メスだから正確には彼女だよマスター!」……彼女は覚醒動物だという事だ。幼女ネキの所で言うならマシロ、やる夫ニキの所のココ・ジャンボのようにね。

 メガロドンサイズになったのは覚醒によるステータス増強の影響だと考えられるが……このサイズだ、脳も相当の大きさになっているだろうし、覚醒により知能が高まる事例はいくらでもある。そこでだ幼女ネキ、彼女と話してみてくれないか?」

 

「構わんぞ。色々面白い話も効けそうだしな。ダヴィンチ、こいつの傷と残骸との照合は終わっているな?」

 

「もっちろん! 興味深いことに同じMAGが検出されてるんだよね……これはつまり、今回の下手人と交戦経験もあるという事だ!」

 

「それだけ聞ければいい。話が通じればいいんだがな」

 

そう言ってリンは水球の前に立つと、じろりとメガロドンを見遣る。

憤怒、そして僅かに怯え。レベル50、覚醒者としても一廉のレベルではあるが、ここにいる面子からすれば精々半分程度。

そんな面々に囲まれてなお怒りを維持できるという反骨心は、リンとしては評価に値する。

 

「では……質問に答えてもらおう。お前は何者だ? 何故私を襲撃した。返答如何によっては殺す。正直に答えろ」

 

―――私はこの近辺を縄張りとする者。そこへ尋常でない強さの者達が大挙して押し寄せた。警戒はして然るべきでしょう? 先程のは警告のつもりでしたよ。

 

「……なるほど、道理だ。ならば私達とは利害が一致するやもしれんな」

 

 

 

その後、メガロドンへの尋問でいくつかの事実が判明した。

 

1つ。メガロドンそのものは今回の件とは無関係。普段は深海でダイオウイカやクジラなどを捕食しており、魚や人間などは襲っていない。

 

―――別に遠慮しているわけではありませんが、小さな生き物をチマチマ食べるというのは労力に見合いませんのでね。

 

1つ。今回メガロドンが浮上してきたのはこの海を荒らすものが暴れており、その存在を打倒するために戦い、敗走したのだという事。

 

―――翼持つ者……あなた達の言葉で天使というのでしたか。そやつらを引き連れた大いなる者、それと戦い、そして私は敗れました。そこへあなた方が現れたのです。

 

1つ。翼持つ者、つまり天使を引き連れた「大いなる者」はメガロドンを遥かに超える巨大な魚であり、天使の中でひと際強そうなものに操られているようだった、との事。

 

―――私はこの海に生まれ落ちて長い時を過ごしていますが、あのような『大いなる者』は見た事がありません。自然に生まれたものではない、そのような歪さを感じました。

 

 

 

「―――とのことだ。ここ最近この辺りの海を荒らしているのはメシア教で確定だな」

 

「しかし……その『大いなる者』ですか。巨大な魚、という点でいくつか想定できるものはいますが……」

 

鼻を鳴らすリン、そしてその情報から想定される敵を思案する探求ネキ。巨大な魚というものは、世界各地の伝承に存在する。

ギリシャ神話のケートス、日本のイクチ、近世ノルウェーの伝承に謳われるクラーケンなどは、今でこそイカやタコとされるが、大昔には島ほどもある巨大な魚とも記されている。

 

「巨大な魚かぁ……食べでがありそうだよねぇ」

 

「るるネキはすっかりやる気みたいですね。ともあれ、相手が何であれ、叩くしかないのでは?」

 

「結局はそこに帰結するのだがな。ま、デカブツは私に任せろ。他の皆はサキエル・ガギエルを中心とした天使共を叩いてくれ」

 

巨大な魚をどう食べるかを考え始めたるるネキ、相手が何であれ結局殴り倒すことには変わりない、と冷静に言う人魚ネキ。

リンもまた敵がどうあれ殲滅することに変わりはない、と言い、ドンと胸を叩くのであった。

 

 

 

「おのれ……! どうしてこちらの動きを察知された!?」

 

そう毒づくのは人というには歪な体形に、天使であることを示す白翼と光輪を持った天使。無数の天使を引き連れ、海上を高速で飛行している。

その傍らには数メートルはある巨体で宙を泳ぐように飛ぶ異形の天使。傍らの相方を宥めるように、落ち着いた声音で話し始める。

 

「落ち着けサキエル。こうなっては計画を早めるほかあるまい……『ヤツ』もまだ幼体とはいえ十分に育った。かの『氷の王(フロストキング)』とて生半にはいくまいよ」

 

「……そうだな、ガギエル。かの裏切り者から逃げおおせただけでも良しとすべきか」

 

サキエルとガギエル。彼らはKSJ研究所がその動きを察知していたメシア教の天使であった。

その本来の目的は、幾度となくメシア教の策を阻んだ男、ガイア連合黒札『田舎ニキ』こと碧神凍矢の抹殺、そしてその本拠である新潟の壊滅。

新潟はガイア連合屈指のロボ製造拠点の1つでもあり、仮に実行され成功すればガイア連合に打撃を与える事すら可能。*1

この2人はそれを目論み暗躍していたが、その途上、KSJ研究所に作戦が露見、セフィロスニキにより追い立てられ、計画の実行を前倒しに。

中華戦線の拠点から新潟へ向け進行中――――――であったのだが。

 

「ガギエル様! 前方にガイア連合らしき艦影! 上にいるのは『殺戮人形(キリングドール)*2に『悪魔王(ソロモン)*3、『暴君(タイラント)*4……そして『氷の王』*5! その他にも多数の黒札を確認!」

 

「おのれ『氷の王』! だがわざわざ海上へと出て来てくれたのは望むところだ! 者共、かかれ!」

 

 

 

迫りくるメシア教。それを座して見ているリン達ではない。孔雀明王の探知範囲に捉えられて直ぐ、その情報は並走する探求ネキの飛空艇、そしてリン達が立つ『浜風』と共有され、総員の意識が戦闘態勢に切り替わる。

 

「――――――というわけだ。さっきカズフサニキが言ってた天使共が襲ってくる! 食い散らかすぞ!」

 

「「「「「「応!」」」」」」

 

リンの号令に気炎を上げる一同。家族が直接的にメシアンの被害にあったお弁当ニキやキノネキ、親友が死ぬ原因となった破魔ネキ、そして対メシアンの激戦区である沖縄の琉球ニキなどは特にその目に殺意の炎がちらついている。

そんな一同を見て満足げに頷きつつ、リンはメガロドンを見上げると、COMPを操作し鍵穴のついたバックルのようなもの、そして1本のガイアメモリを取り出す。

メモリには水面から飛び出したサメの頭と背ビレを象るような『M』のアルファベットが描かれていた。

 

―――それは?

 

「これから我々はお前が敗れた天使共を食い散らかす。しかし、お前もリベンジがしたかろう? そのための力を与えよう。

 ただし、その代わり私に従え。そうすれば、これまでのお前を遥かに凌ぐ力をお前は得る事になる」

 

―――あなたの配下になり、この海を離れろと?

 

「不満か? まあ、お前が抜けた後の後任を探す程度の時間はやろう。私の本拠は東の島国の向こう側だからな」

 

―――いえ、良いでしょう。元々跡目を我が子に譲るつもりでは居りましたし、死に花を咲かせるつもりで挑んだ戦い。それに、強きに従うが自然の倣い。なれば私より遥かに強いあなたに従うのも道理でしょう。

 

「ならばよし。この『ガイアドライバー』、そして『メガロドンメモリ』はお前の物だ。そして……お前に名をやろう。今後は我が配下として『ヤヒロ』を名乗れ」

 

言うなり、リンはメガロドン―――改め『ヤヒロ』を囲む水球に飛び込み、ヤヒロの腹側に周り、ガイアドライバーを押し付ける。

するとバックルからベルトが伸びて巻き付き、それを確認した後リンが『メガロドンメモリ』を起動する。

 

MEGALODON!

 

そして中央部の挿入口にメモリを差し込むとメモリが吸い込まれるように消え、直後ヤヒロの巨体が骨の装甲を纏うかのように変異していく。

ガイアドライバー、それは特撮作品『仮面ライダーW』に登場する敵幹部専用の変身アイテム、その再現装備であり、オラシオニキがかねてより制作していた、自分の使う『ロストドライバー』の下位モデルである。

てらほくんに使われていた『メモリを用いる事でメモリの特性を反映した強化形態へ変化する』機能をデモニカとして用いるための装備であり、

てらほくんの特性はこのガイアドライバーのテストベッドとしての側面も持っていた。その完成品がこれにあたる。

変異したヤヒロは水球の拘束を解かれ、そのまま水球を飛び出し海に飛び込むと『浜風』と並走を始めた。

 

「ガイアドライバー、完成していたのか。原作通り動物にも使えるんだな」*6

 

「それだけではないぞ! アイリス、ちょっと来い!」

 

「また何か無茶振りですか、マスター?」

 

呆れ顔で近づいてきたアイリスに、リンは不敵な顔をしながら楕円形のバックルを差し出す。

先のガイアドライバーのような角張ったデザインではなく丸みのあるデザインで、左右に1つずつメモリ挿入口らしきものがあり、中央部には地球を模した金色の球体が鎮座している。

怪訝そうな顔をしながらも受け取るアイリス。それを見て、無惨ニキが『ふむ』と感嘆の息を漏らす。

 

「ガイアドライバーrexも作っていたのか」

 

「うむ。アイリスも戦いたそうにしていることがあったし、今イカルガ使えんしな」

 

ガイアドライバーrex(レクス)。これはガイアドライバーの登場した『仮面ライダーW』の続編漫画『風都探偵』に登場する敵幹部用のドライバーである。

初代仮面ライダーの変身ベルトにも似たこれは、ガイアメモリで変身するという仕様そのものは旧型のガイアドライバー同様だが、変身用メモリとは別に、他のメモリを用いて『レイズ』と呼ばれる一時的な他メモリの能力使用を可能としている。

二種のメモリを併用して変身する主人公の仮面ライダーWにも似たこの能力は、無論この再現装備として制作されたガイアドライバーrexにも搭載されている。*7

 

「てらほくんに搭載されている使用したメモリ形質の反映機能、そして孔雀明王のメモリ使用による一時的な能力付加、その2つを持って完成させたのがこのrexだ!

 あ、そうそう。メモリもきちんと用意しているぞ! ほいこれ」

 

そう言って呆気に取られているアイリスの手に載せるのは『N』の左右から猿のような顔と蛇が出ているメモリと、爪痕で付けられた『F』が記された、恐竜の頭骨のような装飾のついたメモリ。

 

「私のMAGから精製した『ヌエメモリ』*8、そして『ファングメモリ』*9だ! お前が使うにはふさわしかろう」

 

「……さっき言ってましたが、知ってたんですか? 私も戦いたいって」

 

「そりゃ知ってるだろ、お前は基本イカルガの管制とかで裏方作業が多いからな、ノワールのように直接戦闘で私と共に戦いたいと思っているのは知ってたぞ。

 このヌエメモリなら私のMAGを散々受けてるお前とも親和性が高かろうし、ファングならばお前をある程度守ってやる事も出来る。

 早速使ってもらうぞ! ……あ、変身する時は右の挿入口に入れるんだぞ、左は『レイズ』用だ」

 

リンの言葉に、アイリスの口の端が僅かに上がる。それを見て、横で迎撃準備を整えていたキノの脇に控えていたバイク、シキガミのエミールが茶々を入れる。

 

「愛されてるねえ?」

 

「……知ってますよ、ずっと前からね」

 

頬を赤らめ、ぼそりと呟いてそっぽを向くアイリス。そんな光景に、黒札各位は各々の嫁から『ああいうのもっとしてくれてもいいんですよ?』とつつかれたとかつつかれてないとか。

 

 

 

そこから少しして。メシア教のガギエル・サキエル率いる天使軍団と接敵したリン達であったが、双方の雰囲気にはかなりの温度差が発生していた。

やる気満々で今にも襲い掛からんとしている天使側に対して、ガイア連合側には油断こそ見えないものの、余裕がにじみ出た、やや弛緩した雰囲気すらある。

それに激高したのはサキエルだ。怒髪天を衝かんとばかりに憤慨し、一同の中心人物……そう、田舎ニキへと食って掛かる。

 

「貴様ら……随分と余裕なようだな……戦う前から祝勝会の準備とは驕りおって……」

 

「えっ」*10

 

突然話を振られて寝耳に水の田舎ニキ。本来この一団はリンが音頭を取り八方手を尽くしてかき集めた面子であり、厳密に言えば首謀者はリンである。

しかし田舎ニキとその本拠、新潟を狙い牙を研いできたメシア教サイドからすると、田舎ニキが自分達の計画を察知し迎撃準備を整えていたようにしか見えないのだ。*11

そして田舎ニキの後ろではるるネキらデビルマン軍団が浜風甲板上に巨大なバーベキューコンロを準備し始めており、その様子は言葉通り、戦う前から祝勝会の準備をしているようにも見える。

 

「何してんのるるネキ!?」

 

「え? バーベキューの準備……? 田舎ニキも焼く?」

 

「何を!?」

 

「天使」「えっ」

 

「だーいじょうぶ幼女ネキに配慮してヒト型のやつらを焼くのは羽根部分だけだから! てばさき! もったいないけど他はきちんと処理するよ!」「えっ」

 

にっこりと可愛らしく微笑むるるネキ。そうるるネキは天使ですら普通に捕食対象になりうる悪食であり、リンのように特にトラウマなどはないため普通に天使の捕食経験もある猛者である。*12

またデビルマン軍団もリンやるるネキと比べれば大分マシな人間性とは言え、悪魔食を普通に行う面々であるため、今回の天使達を普通に食べる気満々なのであった。

一応、人(の形状をした悪魔)食いにトラウマのあるリンに配慮しようとする姿勢は見せている辺り、大分マシではあろうが。*13

 

「おのれ我々をエサ扱いとは愚弄しおって……! 許さん……よくも我々をここまでコケにしてくれたな……! 殺してやるぞ『氷の王』碧神凍矢!」

 

「ひっどいとばっちりだなぁ!?」*14

 

「草」「流れるような天の助構文、ボクじゃなきゃ見逃しちゃうね」「田舎ニキってだいたいこういう貧乏くじ引くよな」「そういう星の下に産まれた男なんだろうなぁ」

 

ますますヒートアップし怒りを爆発させるサキエル、あまりにもコントのような流れに爆笑するカス子ネキ、脳缶ニキ、リンの三馬鹿と黒死ネキ。

かくして、京都沖海戦の実質的第二段階、メシア教の天使達との決戦は、なし崩し的に始まるのであった。

 

 

 

 

*1
なお新潟に迂闊に手を出すと方々から援軍が押し寄せて来て袋叩きにされる

*2
※カス子ネキ

*3
※脳缶ニキ

*4
※ようじょ

*5
※我らが田舎ニキ

*6
作中ではガイアドライバーを使ってスミロドンメモリで変身した猫が出てくる

*7
厳密にいうならWのハーフチェンジは永続だが、レイズは一時的な強化という点で劣る

*8
半オリジナルのメモリ。存在そのものには言及されているがメモリとしては未登場

*9
挿入用のメモリモードの他に、自律行動が可能なライブモードに変形する特殊なメモリ。原作では主人公コンビの片割れ、フィリップを守るために作られたらしいメモリ

*10
突然話を振られた田舎ニキ

*11
もちろん完全な貰い事故

*12
『小ネタ 霊能グルメと食材俺たち』参照。生きたまま貪り食ったらしい

*13
配慮はしているがそれはそれとして食欲を満たす気はまんまん

*14
本当にただのとばっちりである




そんなわけで107話でした。ごめんね田舎ニキ……大丈夫大丈夫どっちみち殲滅するのには変わりねえのだ。
でもこの面子で一番天の助構文似合うのって田舎ニキだと思います(偏見

□解説

・ようじょ
ついにガイアドライバーを手に入れていたようじょ。まずは戦いたがってたアイリス様にとガイアドライバーrexと各種メモリを発注、プレゼントした。
その後「そういえばラプンツェルやセリリ・タマにも何かやらんとな……」とか呟いてたらしいです。

・アイリス
ついにロボ以外の直接戦闘手段を手に入れた嫁。ノワールがようじょと並び立って戦いたい、という思いを強く抱えていたけど、アイリスはアイリスで直接戦闘能力が低いしようじょの一番つらい宮城初期時代をノワールと共に過ごしているので似たようなことは考えていた。
当人的には完全に隠し通せていると思っていたけど、そんなもんようじょにはお見通しなのである。
ヌエメモリで変身する戦闘形態の詳細は次回。
あと大分未来の話ですが、ファングメモリは息子が生まれた時に息子に譲る事になります。息子がフィリップなので。

・田舎ニキ
割と今回一番不憫な人。ひとえにニキが山梨の鬼門に拠点を持っているからだが……
まあそれはそれとして今回の連中の本来の目的が新潟で逃げた先に田舎に聞いたら多分こういう反応になるんじゃねえかなって……
京都編全体で言っても一番ようじょのクソ運命力のとばっちり喰らってる人。

・ヤヒロ(メガロドン)
この辺の海の主。云十年にわたってこの辺の海の頭張って来たけど流石にメシアン相手では分が悪かった模様。
悪魔化とかはしていない、純粋な覚醒ホホジロザメ(メス)。
サメを出したかったのとミックみたいにガイアドライバーを動物に巻いてみたかったんです。
なおメガロドン・ドーパント形態のイメージは、サメゲーこと「Maneater」のボーン系をフル装備した感じの姿。

・ガイアドライバー(&rex)
ついに登場したガイアドライバー。てらほくんでテストを重ね展開型デモニカとして完成させたのがこれ。
理屈としてはメモリの特性をドライバーで増幅し強化装甲として纏う、という仕組み。
rexはそれに加え孔雀明王のメモリによる変身解除をしない一時的な能力付与を組み込んだ上位機種。
原作のようなメモリの毒素なんかはないけど、生体コネクタの概念が存在しないので基本的にメモリを使って変身するならドライバーが必須。




黒焦げさん&マカーブルさんからFAを戴きました! 大感謝!
実は数話前には貰ってたんだけど載せ忘れていた……もうしわけねえ!

〇マカーブルさん
・船上のようじょ

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・人魚ようじょ1~4

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〇黒焦げさん
・抱き上げられてるようじょ(前話のラスト付近のイメージ)

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