【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策   作:タマヤ与太郎

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そんなわけで10話です。

ようやく〇〇町支部の主要メンバーがそろってきた……


転生ようじょ、天使と相対す。

【ため池に】地方防衛スレ(宮城) その29【落ちるな】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

223:名無しの転生者

 

そういやレン子ニキ、新しい目*1の調子はどうよ?

 

 

224:レン子

 

上々よ! よく見えるし、暗視・望遠とかシキガミとの視界同調もできて便利よね

あとは簡易シキガミをカメラドローンとして使ってロックオン、矢を術式誘導弾みたいに使えるようになったし

これで少しは宮城支部長の威厳を保てるようになったかしら

 

 

225:名無しの転生者

 

おお、元々弓での遠距離狙撃とか得意だったもんなレン子ニキ

 

 

226:レン子

 

高級シキガミパーツというか、ブシ子ちゃんの眼球をベースに作った移植パーツだかららしいけどね

結局幼女ちゃんのトイボックス動作試験は見逃しちゃったし……

あの子、最近電脳異界*2とか海外派遣*3なんかも視野に入れてるらしいからどうしたものかしら

電脳異界はショタおじの管轄だからまだいいんだけど……

 

 

227:名無しの転生者

 

ああ、あれだろ、アメリカ支援とか海外への支援の応援というか警護のやつ

まあ大規模異界やアメリカみたいな環境でもないとトイボックスを全力でブン回せないから*4って言ってたけどな

あとは食い扶持が増えた*5から稼いでおきたいと言ってたぞ

 

 

228:名無しの転生者

 

まあ心配っちゃ心配だが、ぼちぼちレベル40に届く猛者だろ?

確かに若いけど、あんまり過保護すぎるのもどうかと思うぜ?

 

 

229:レン子

 

そうなんだけどねぇ……

 

 

230:名無しの転生者

 

こっち来た当初は結構心配だったけど、最近は割と子供っぽく遊んでることも多いしな

こないだ〇〇町に行ったら猫とカラス引き連れてパトロールしてたぞ

 

 

231:名無しの転生者

 

猫が悪魔でカラスが覚醒動物だっけ?

順調に人間以外が増えて行ってるな……

 

 

232:名無しの転生者

 

でもあの猫とカラス、結構有能らしいぞ?

あの辺一帯の野良動物のボス格らしくて、子分の野良犬野良猫野鳥なんかから情報収集したりしてるそうだ

まあ一般動物だから知能はお察しだが、動物だからこその鋭い感覚で異変の種を見つけては潰しまわってるとか

 

 

233:レン子

 

ネコのポチちゃんとカラスのマシロちゃんね。あの子達はリンクが鍛えた子だし将来有望よ?

下手すると現地異能者の上澄みレベルぐらいには到達するかもって言ってたわ

幼女ちゃんに恩返しがしたいの一心で頑張ったそうよ

あとは変化で人化できるから人前に出しても問題ないしね

 

 

234:名無しの転生者

 

なんで猫なのにポチでカラスなのにマシロなんだ?

 

 

235:レン子

 

ポチちゃん曰く飼い主がひねくれてたからだそうよ。マシロちゃんは幼女ちゃんがそれに合わせたんですって

 

 

236:名無しの転生者

 

まあ幼女ネキもそういうとこあるしな……

というか結構なんだかんだ拾ってくるよなあの子

 

 

237:神社

 

最近だと農業異界のドリアードの手伝いにと出先で拾ってきた比較的おとなしい悪魔とかぶち込み始めたからな

どうも基本困っていると手を差し出すタイプらしい

カン働きは鋭いから猫被って悪さしようとしてるやつとかは問答無用でぶん殴ってるが

 

 

238:漁協

 

でもまああっちこっち跳び回る事が多いおかげで顔は広いんだよな

本部の面々というか、技術班の上客だからこっちも顔を繋ぎやすくて助かる

おかげで何とか異界でも動くMAG式漁船が出来ることはできた

 

 

239:農協

 

あとはミナミィネキというか、邪教の館関連も幼女ネキがいちばんコネあるからな……

なんだかんだ宮城支部で悪魔召喚プログラムに一番詳しいのも幼女ネキだしな

デビオク? だっけ? あれで豊穣とか牧畜の権能持ちの悪魔とか呼べねえかなぁと四苦八苦してるよ

デモニカあるとその辺やりやすいから作業の時は大体デモニカつけてる

 

 

240:レン子

 

幼女ちゃんはこう、自分が拾われっ子だったからそういう子らをほっとけないらしいのよね

ポチちゃんマシロちゃんの時にそんな話を聞いたことがあるわ

 

 

241:名無しの転生者

 

あの子はほんとにさぁ……

おかげで助かってはいるけど、世話になりっぱなしで足向けて寝られんな

 

 

242:名無しの転生者

 

俺らも少しはしっかりしねーとな

 

 

243:名無しの転生者

 

レベルじゃ追いつけないだろうが、そこ以外をな……

やっぱ俺もCOMP持とうかな、悪魔との契約以外にも色々便利そうじゃん?

 

 

244:名無しの転生者

 

あ、じゃあG3系列のデモニカ買おうぜ、人数集めて大量購入すれば割引きくかもしれん

俺らが着なくてもあの系列は評判いいしさ、現地民の覚醒用とか仲間に渡す分とかに使えばいい

 

 

245:名無しの転生者

 

あ、じゃあ俺も欲しいな、あって損はないだろうしさ

 

 

246:レン子

 

あ、それじゃあ後で書類回すから希望者はこっちに申請してちょうだい?

こっちでまとめて頼んでおくわ

 

 

247:リンク

 

ちくわ大明神

 

 

248:名無しの転生者

 

何だ今の

 

 

249:名無しの転生者

 

何だ今の

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『ちくわ大明神』、久しぶりに見たわね……ええと緊急回線はっと……」

 

ガイア連合宮城支部、仙台出張所。支部長であるレン子ニキがいる、事実上の宮城における本部である。

その支部長としての執務室で、レン子ニキはリンクニキへの直通回線を起動していた。

『ちくわ大明神』。これは幼い頃に取り決めたレン子ニキとリンクニキの間でのみ伝わる符丁で、

意味は「緊急事態発生、警戒されたし」を意味する。

 

『……俺だ。どうやら忘れてなかったようだな、兄貴*6

 

「……ええ。何があったの?」

 

『〇〇町にLAW属性のMAGを確認した。インパを先行させたが……

 幼女ネキと天使が接触した可能性がある』

 

「……!」

 

『その上で言う。戦闘の形跡は無かった』

 

天使。神の御使いとされる者達。そして、この世界においては警戒に値する存在でもある。

ガイア連合が警戒、あるいは敵対するメシア教、その走狗でもある存在だからだ。

その天使が幼女ネキと接触し、戦闘をせずに済ませている。

これは宮城県を預かるレン子ニキにとっては、警戒レベルを最大に上げるべき重大事件だった。

幼女ネキは宮城県最高のレベルと戦闘能力を持つ武闘派。

そしてガイア連合の多くの人間(メガテンシリーズ識者)と同様、彼女自身もメシア教には警戒心を抱いている。

そのメシア教の走狗であろう天使と接触したならば、常であればその場で殴り飛ばしMAGに返しているだろう。

その幼女ネキが戦闘を行わずに天使と接触した。その事実からはいくつかの推測が出来る。

人質を取られ交渉のテーブルにつかざるを得なかったか、あるいは幼女ネキそのものが無力化されている可能性。

前者でも十分警戒に値するが、問題は後者であった場合だ。

 

「ショタおじには?」

 

『既に。もし幼女ネキを無力化できるほどの存在がいるのならば、俺達では太刀打ちできないだろうからな……』

 

レン子ニキもリンクニキも、宮城においては第2位と3位の実力者。

しかし、当の幼女ネキはそろそろレベル40に届こうという宮城第1位の武闘派覚醒者である。

もし彼女が無力化されるほどの高位天使が出てきているのであれば、自分達には到底太刀打ちできる相手ではない。

上層部に掛け合って相応の実力者を派遣してもらうしか手はないだろう。

 

「まあ、そう警戒することも無いだろうけどね?」

 

不意に、執務室に第3者の声が響く。慌てて振り返れば、応対用のソファに座る長髪の少年。

星霊神社神主にしてガイア連合盟主、通称をショタおじ。

 

「僕の占術でも危険な卦は出ていない。そう慌てるようなことは無いはずさ。

 ……しかし、それでも確認ぐらいはしなきゃならないだろう? それじゃ、行こうか。

 リンクニキもおっつけ来るといいよ」

 

何でもない事のようにそう言って、ショタおじはレン子ニキににっこりと微笑んだ。

 

 

 

「お、なんだレン子ニキにショタおじまで。すまんが来客中だ、その辺に座っててくれ」

 

ショタおじを伴いレン子ニキが幼女ネキのもとに急行すると、人払いをしていたのかノワールら、他のメンバーはその場にはおらず、

リンが来客をもてなしていた。その来客は長い金髪を三つ編みにした碧眼の美女であり、

その頭上には光輪、その背には白く大きな羽根が一対……つまり天使であった。

最も()()()()()いたとは言うが、その天使の頭からは巨大なたんこぶが光輪とあわせて土星の環のようになっていたし、

()()とは言うがその天使は床に正座させられ足が痺れてきたのかもじもじと体をよじっていた。

 

「……取り合えず詳しい状況を教えてくれる?」

 

「ほらね、慌てる様な事じゃなかったろう? 君達は少し幼女ネキに対して過保護すぎなんだよ」

 

こいつ大したことにならないの分かってて、休憩の言い訳にこっちの要請に応えたな?

という意図を込めたレン子ニキの視線を軽くいなし、ショタおじは肩をすくめる。

 

「僕らもその()()()()に用事があってね。とりあえず状況を話してもらってもいいかい?」

 

「かまわんが、ついさっきの事だから私も大して知らんぞ?」

 

首を傾げながらも口を開くリン。

曰く、来客が来たと出迎えれば目の前に天使がいたのでとりあえずぶん殴って正座させて事情を聞こうとした、

と言う所でレン子ニキたちが来たらしい。

 

「私何もしてないのにこんにちわ、ってにっこり笑いかけたらいきなりゴツン! だったんですが……

 あの、足が痺れてきたのでそろそろ崩してもいいですか?」

 

「駄目だ」

 

涙目で訴える天使にきっぱりと言い放つリン。

ショタおじは苦笑しながらもアナライズをかけ、目の前の天使が【天使エンジェルLv15】であると看破。

この程度ならどうとでもなると警戒を一段階下げた。

 

「まあ、そろそろいいだろう、幼女ネキ? さて、改めて初めまして。僕は……まあ、彼女らの上役かな。

 ショタおじ、神主、好きに呼んでくれ。

 それで、エンジェル。君の目的を話してもらおうか? 事と次第によってはここで殺すことになる。

 言葉は慎重に選び、嘘偽りなく答えてもらおう」

 

不意に声のトーンが落ち、リンですら冷や汗を流すほどの威圧感を放ちだすショタおじ。

それを受け、先程までの気弱な様子はどこへやら。天使は居住まいを正すと、

真剣なまなざしでショタおじを見返した。

 

「私がここへ来たのは、彼女……ヨウジョネキ、さん? と言いましたか。

 彼女を助け、導くために参りました」

 

「それは、なぜ?」

 

「それが、私を呼び出した者の末期の願いだったからです」

 

圧力を増す威圧感にも微動だにせず、天使はただ言葉を紡ぐ。

天使が呼ばれたのはしばらく前。元々現在地上に降りている大天使達とは思想を異にする派閥の天使であり、

大天使による呼びかけを拒否するために天界(魔界)の奥地に引きこもり、隠遁していた天使の一派であったという。

 

「ですがあの時、私に、主にこい願うか細くも強い願いを感じました。

 私は私を喚び降ろした者の名を知りません。ですが、死の間際、魂がマグネタイトに還る瞬間。

 召喚者の顔、願い、そしてヨウジョネキさん、あなたの顔と共に、私は地上に召喚されたのです」

 

「……ショタおじ、レン子ニキ、適当に話を聞いておいてくれ」

 

リンは顔を歪め逸らすと、居間を出ていき家の奥へと消えていった。

 

「分かったよ。それで、その願いとは?」

 

「『彼女に幾許かでも救いを』。ただそれだけでした。

 思えば、それは天界に届いたというだけで、我らに願ったのではないのかもしれません。

 そして私が地上に降りた時、彼女はもういませんでした。

 それから、僅かに残ったマグネタイトの痕跡を辿り、今日ここにたどり着いたのです」

 

「……なるほど」

 

ふむ、とショタおじは息を吐く。嘘は言っていない。メシア教の召喚した天使のような気配も感じられない。

何者かの切なる願いにより、偶然天使が召喚された。そう言う事なのだろう。

そうそうある事ではないが、絶対にありえない事でもない。実際にメシア教の召喚に寄らない天使の降臨というのは前例がある。

ガイア連合の黒札にも様々な理由で天使と契約している者達もいる。

ならば、この目の前にいる天使もまた、そう言った例外なのだろうとショタおじは推測した。

そして、そこでリンが居間に戻って来る。その手に小さな写真立てを持って。

 

「……この顔に見覚えがあるか」

 

写真に写っているのは、ショタおじの知らない、何処にでもいるような、言うなればモブ顔とでもいうような人物だった。

しかし、その顔に眉を動かす者が2人(・・)。天使と、そしてレン子ニキだった。

 

「……はい。その方が、私を召喚する呼び水となった方で間違いありません」

 

「幼女ちゃん、その人って……」

 

その問いにリンはこくりと頷き、感情の抜け落ちたような顔で口を開く。

 

「ああ、そうだレン子ニキ。そう言えばレン子ニキはあの人の顔を見ていたな、少々欠けてはいたが(・・・・・・・・・)

 ショタおじ、私は人から転化したゾンビに育てられたと言ったろう?

 そのゾンビがこの人だ。そして理性を失ったこの人に食い殺されそうになって、私は覚醒した。

 私は食い殺されそうになって抵抗し、ヌエのデビルシフターとして覚醒し、この人を食い殺したんだ。

 何となくわかっていたよ。お前(天使)からは、懐かしい匂いがした。

 そして、懐かしいMAGの気配がした。今は私の一部を構成するMAGに近しい、暖かな気配を。

 優しかったころの――――――()()()の、MAGの気配だ」

 

そして、しばしの沈黙。

肩にのしかかるような重苦しい静寂の中、最初に口を開いたのはショタおじだった。

 

「……それで、幼女ネキ。結局どうするんだい? 僕としては野良の悪魔、

 特に天使と契約するのはお勧めはしないけど……まあ、するんだろう?」

 

「……まあな。このまま放りだしても過激派に狙い撃ちにされるだけだろう。

 それに……こいつはあの人の形見のようなものだ。無下にはできん」

 

「だろうねえ。まあ、前例もあるし、そこまで言うなら。

 ……でも、彼女にはシキガミ体に入ってもらう。万が一もあるし……

 何より、彼女自身を守るためにもね」

 

「それでいい。契約は済ませておく、出来たら呼んでくれ」

 

「オーケー。外見のリクエストがあるなら早めに送っておいてね。あとから変えると造形部が死ぬから。

 順番なら気にしないでいい。幼女ネキは周囲が引くほど大暴れしてるからね、多少の無理は通すさ」

 

わかった、とリンが返答すると、不意にショタおじは真剣な顔になり、リンと目を合わせる。

 

「……その記憶も、腹の傷も、消すこともできるよ? 勿論矛盾が出ないように辻褄は合わせるけど。

 大事な記憶なのはわかる。でも、その傷(人食いの記憶)は、いつか悪魔に付け入られる隙になりうる」

 

「駄目だ。それはできない。それだけはできない。私は私でいたい。

 この傷も、この記憶(思い出)も、(幼女ネキ)(鵺原リン)であるために必要なものだ。

 それに、もう記憶(思い出)しか残っていないんだ。私が私になった時(前世を思い出したその時)、あの人はもう死んでいた。

 それでも、生ける死者に堕ちてまで、あの人は私を育ててくれた。そして、その恩人を私は殺した。それは忘れてはいけない。

 この(人食いの記憶)も、腹の傷も、無くしてしまったら、それはもう、魂が同じだけの別人でしかないんだ」

 

それを聞いて、ショタおじは大げさに顔を顰め、深々とため息を吐く。

 

「そう言うとは思ったけどさ……まあ、無理に消せばそれなりに反動もあるし、君がそう言うならそれでいいけど。

 その気持ちそのものは……分からんでもないしね。それじゃあレン子ニキ、行こうか。

 リンクニキと行き違いにならないように、連絡しておいてもらえる?」

 

「え、ええ……分かったわ。……幼女ちゃん?」

 

「なんだ」

 

「あなたに譲れないものがあるのは分かる。でも、私もあなたの保護者として、あなたの上司として。

 たとえあなたを傷付けてでも譲れない事はあるわ。だから、無理だけはしないで頂戴ね?」

 

リンがその言葉に頷くと、レン子ニキはふっと苦笑し、軽く手を振ってその場を後にした。

そして少しして、リンはふっと家の奥の方に視線をやる。そこからは合計で八つの目がこちらを見つめていた。

シキガミ達、そして仲魔達(ノワール・アイリス・ポチ・マシロ)、合計で四対の目が、リンと天使をじいっと見つめていた。

天使と対峙するにあたり、リン一人で相対するためにと寝室の方に追いやっていたのだ。

 

「……まあ、そう言う事だ。こいつはこれから仲魔になる……そうだな、金髪で長い髪、ラプンツェルとでもしておくか。

 仲良くしろとは言わんが、連携をとれると程度には親交を深めろ。あと飯を食ったら契約に移る。準備しておけ」

 

その言葉と共にわぁ、と幼女ネキに抱き着くノワールと、新入りが出来てちょっと先輩風を吹かせたがっているポチとマシロ。

ポチとマシロにもみくちゃにされながらあっけにとられている天使(ラプンツェル)に苦笑しながら会釈するアイリス。

こうして、〇〇町支部にまた一人、人外の人材が増えるのであった。

 

 

 

なお、余談であるが。

リンクニキはパンツ一丁の状態で飛び出したためリンたちのもとへ向かう前に警察に任意同行を求められ、

結局レン子ニキたちが帰るまで警察署にいたのだという。

 

どっとはらい。

 

*1
『 転生ようじょ、試乗する。』において行った左目へのシキガミ移植の事

*2
『★電脳異界開発スレ その34(道草)』参照。現在は時系列的にはこのスレより前だがスレ番号を見るに開発そのものはずっと前から行っていたはず

*3
この時点の時系列的にはクトゥルフ召喚後

*4
半分ぐらいはこっちの理由

*5
一番金やマッカ掛かってるのは幼女ネキの食費と私物(トイボックスなど)の整備費である

*6
実際は従兄弟だが近しい親戚という意味で




そんなわけで天使ことラプンツェルの参入話でした。
当初の予定だと〇〇町支部はリン・ノワール・アイリス・ラプンツェルの四人で動かすつもりだったんで当初の予定の主要メンバーがようやくそろった感じです。


■解説

・幼女ネキ
育ての親には多大な恩義を感じているので、殺してしまったという罪も優しかったころの思い出も、全部抱えて墓場まで持っていくつもり。
もしあそこで『契約などさせない、この天使はここで殺す』となった場合負けると分かっていてもショタおじに戦いを挑んでいた。
ショタおじはそれが分かっていたのでしぶしぶ契約させた。

・ラプンツェル
外見上は『勝利の女神:NIKKE』のラプンツェルに光輪と翼を足した感じ。
天使そのままだった頃は首から下がメガテンVのエンジェルだったけど、
シキガミ体に入ってからは完全にニケのラプンツェルな外見。
幼女ネキの育ての親が、幼女ネキに殺された後ほんの少し正気に戻り、
幼女ネキを誰か助けてくれ、という思いが縁になって召喚された。
召喚された時点ではもう保護された後だったので、MAGの残り香を追って〇〇町にたどり着いた。
なお契約に当たり幼女ネキにおいしくいただかれた。両性だったそうです。

・育ての親
別に一神教でもメシア教でもないただの一般人。死因は過労死。
ただ幼女ネキを放っておけないという未練からゾンビ化し、死んでもなお幼女ネキを育て続けていたが結果的に脳まで腐ってしまった結果襲い掛かり幼女ネキは覚醒に至った。
死の間際の願いが天界に届いたのは本当に万が一億が一ぐらいの偶然。
現在は完全に成仏しているが、その魂を構成しているMAGの欠片がラプンツェルの体を構成する核となり、肉体に宿っていたMAGが捕食により幼女ネキの体を構成するMAGの一部になった。

・ショタおじ
幼女ネキについてのあれこれは実は全部知っている。
その上で幼女ネキに忘れてもええんやで、と親切心で持ちかけた。
正直天使と契約するのには反対だけど、幼女ネキが最後まで折れなかったので諦めた。

・レン子ニキ
一応幼女ネキの身元引受人。シキガミ移植を受けパワーアップ、レベルも少し上がった。
幼女ネキの事は娘のように思っているため、なんだかんだ宮城支部で一番幼女ネキに対して過保護気味。

・リンクニキ
警察にお世話になった。
霊地を管理しているので、ショタおじ程の精度ではないが管轄圏内に突然悪魔が現れれば探知することができる。
実はインパがそういう探知・諜報関係特化型のシキガミ。
『ちくわ大明神』に関してはレン子ニキとリンクニキしか知らないので掲示板で出してもただリンクニキがトンチキな事言いだした、としか思われていない。
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