幼女ネキもたまには痛い目を見る。
【青空に】ムラクモ計画関連スレ その4【なる】
857:幼女
スレチなのは分かってるんだが助けてくれ……
[画像]
(狐耳尻尾を生やした幼女ネキの尻尾を抱きしめたままお昼寝している文)
858:先生
あら~ (*^ω^*)
859:名無しの転生者
かわいいねえかわいいねえ……
860:名無しの転生者
あれ幼女ネキ、耳尻尾治ったんじゃなかったっけ?
861:幼女
いやな、耳尻尾さっさと治してきたんだが、文が「私まだ触ってないのに……」とか言い出して……
仕方なく変化スキルで生やしたら思うさまモフモフされた挙句尻尾を抱き枕に昼寝し始めてな
動けん、助けてくれ。ノワール達もニコニコ微笑ましそうに見てるだけで助けてくれんし
セリリなんか「あんたは目を離すとすぐどっかにすっ飛んでくんだからいい気味よ」とか言うし
一応私主人なんだが? 一応宮城支部幹部なんだが????
862:名無しの転生者
残当
863:名無しの転生者
大人しく抱き枕にされてなさい
864:オラシオ
まあ、いいんじゃないのか?
ともあれ話を戻すが、現状建造は順調に進んでるぞ
この間提案されたファフニールの心臓+五行増幅回路を組み込んだ……
そうだな、原作にならい『竜血炉』と名付けようか。それも稼働試験成功
あとは本体の完成を待って組み込む予定だ
865:名無しの転生者
おお、段々完成してきたなあ
そう言えば本体は進捗どのぐらい?
866:幼女
誰も助けてくれない……
私がこないだ見て来た時は内装はほぼ出来てた感じだな
キャナル曰く順調なら初秋ぐらいには出来るんじゃないかと言ってたぞ
867:名無しの転生者
お、キャナルも起動してたのね
一応幼女ネキのシキガミとして契約したんだっけ?
868:先生
そうだねー。イカルガ無しでも動かせるようには作ってるけど、
基本イカルガと同調させることを前提に作ってるし。ワイリーニキの協力も得て、
アイリスちゃんと同等ぐらいのポテンシャルはあるように作ったよ! まだレベル5ぐらいだけどね!
869:幼女
その辺りのレベル上げもしたいんだよなー。文と組んで異界巡ってもらうかなぁ
流石にここまでレベルが上がると低レベルの介護するにも邪魔でしかないんだよな
870:先生
今のところはうちの子達と一緒に異界潜ってもらってるけど、
確かラプンツェルさんでレベル35でしょ? 最近作ったってのもあるけど、レベル差エグいからねぇ
こっちでレベル10ぐらいまでは上げてからそっち送るね
一応アイリスちゃんと同系統で作ってあるからアイリスちゃんから教えられることもあるだろうし
871:幼女
そうだな、それで頼む
872:名無しの転生者
そうだオラシオニキに幼女ネキ、イカルガって今どうなってんの?
873:オラシオ
ああ、一応ほぼ完成に近い状態までは持っていったぞ
格納庫の寸法図るのにも必要だし、歩かせて問題ない程度にはなってる
まあ装甲組みつけしてないとこも多いし、何よりサブアームも付いてないけどな
874:幼女
まあその辺りはゆっくりでいいと頼んだからな。今の最優先はムラクモ*1だし
何よりあれだ、もう少しで悪路王の異界攻略も始まるからな、
慣らしも済んでない機体よりは慣れたトイボックスで突っ込んだ方が良かろう
875:名無しの転生者
あー悪路王。なんかGP上昇の関係か東北のあちこちにそれっぽい異界が出たらしいな
876:名無しの転生者
なので当該県の黒札が対応する……って事になったんだっけ?
宮城はまあ幼女ネキを筆頭にそこそこ戦える面子もいるし大丈夫か
877:名無しの転生者
なんとなれば本部からの援軍も呼ぶ用意あるらしいし、何より霊視ニキが控えてるからな
878:幼女
そうだな。基本的には私とノワールら、リンクニキ、
あとは先生ネキ・ウェルニキ・オラシオニキが突入班、
他は攻略中の周辺警護や攻略中に宮城で何かあった時のために控えていてもらう事になる
まあそっちはレン子ニキが仕切るから後で通達が行くだろう
あとは本部からるるネキを呼んであるから留守居の方も戦力的にも申し分ないはずだ
ギルスもなー、呼びたかったんだけどな。修行中らしい*2、残念
879:名無しの転生者
おお、錚々たるメンバーだな……技術者チームはなんでまた?
880:先生
純粋にレベル高いのが私らだから、ってのはあるね
オラシオニキはサポート系だけどメイプルちゃんがタンクとして優秀だし、私とウェルニキは戦闘も行ける系だよ
というか私、ダークサマナー上がりだからバチバチの実戦経験者だよ、一応
881:幼女
ほんとに強いんだよな先生ネキ。変態だが
リンクニキと剣術勝負で互角以上に切り結んでる相手なんて初めて見たぞ?
私でも悪魔変身しないと勝つのは難しいかもしれん
882:名無しの転生者
え、そんな強いの先生ネキ?
883:オラシオ
普通に強いぞこいつ。あとウェルニキとか、あんな見た目で元プロボクサーだからな
一応合間を見て各々専用デモニカ用意したからな、戦力には申し分なかろうさ
884:ウェル
まあ試合中に覚醒して相手を殴り殺しかけて、それで引退して落ちぶれて現在に至る感じだよ
レベルはあるから相応にステも高いし、スキルが足りないのはデモニカの方のスキルで補うさ
885:名無しの転生者
人に歴史ありだな……
886:先生
一応私も教員免許は持ってるからね。幼女ネキの学校の先生だってやれるよ!
887:名無しの転生者
それは やめろ
888:名無しの転生者
ガイア連合から犯罪者を出す気かお前
いやけっこう法を犯してる*3黒札も金札もいることはいるが
889:先生
ちぇー
890:オラシオ
まあ大体順調に推移してるってとこだな。だが好事魔多し、勝って兜の緒を締めよ、だ
油断せずに気を引き締めていこうぜ
891:幼女
そうだな。ところで本当に誰も助けてくれないし文は一向に起きないしでちょっと尻尾の感覚が消えてきたんだが……
脚も痺れてきたしどうしたもんだろうか。下手に動くと文が起きるし……
何より背を向けてる感じだから文の寝顔も見れんのが辛い
892:名無しの転生者
堪えねばならんのだよ……
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「――――――動けん」
あの後、本格的に眠りの国へと旅立った文に尻尾を抱き枕にされたままのリンは途方に暮れていた。
勿論文程度の腕力など抜け出そうと思えばいつでも抜けられるのだが、
気持ちよく眠っている嫁(の1人)を寝かせてやろうという優しさがリンにもあった。
さてどうしたものか、とあたりを見回していると、文のアームターミナルが視界に入る。
その端の通知ランプが一定のパターンに明滅しているのを見て、リンは少し思案した後、口を開く。
「―――アームターミナルBK-201、管理者権限で音声認証。管理者:鵺原リン。
悪魔召喚プログラム起動、召喚悪魔:女神/ハトホル」
―――管理者音声認証成功、悪魔召喚プログラム・起動します。
合成音声が悪魔召喚プログラムの起動を告げる。
文のアームターミナルには本人でないと起動できないセキュリティが施されているが、
登録されている「管理者」(この場合はリン)であれば管理者権限で干渉ができるようになっている。
リンはその権限を使い、文のアームターミナルを起動、以前自分がプレゼントした悪魔、
ハトホルの劣化分霊を召喚したのであった。
光が魔法陣を描き、、悪魔を呼び出す。牛の角と太陽を象った冠を被った褐色の美女、ハトホルだ。
「……ああ、気付いてくれたようだな」
「文には教えておらんがな、契約悪魔が何か伝えたいことがある時などは、
通知ランプが特定のパターンで明滅するようになっている。覚えておくものだな?
……で、何の用だ。その口振り、私に用があったのだろう?」
「そうだな……まあ、いくつか質問がある程度だ。まずは……お前は何者だ?」
その問いにリンは首を傾げ、怪訝な顔をする。質問の意味を図りかねている。
「ガイア連合の黒札、それ以外に大した事は知らんぞ?
まあ、セイテンタイセイ所縁の血筋であるらしいとか、捨て子だったとか……
その位か? まだ何かあるらしいが、詳しくは知らん」
「なるほど……私を文と契約させてくれて礼を言いたいのだが、
何やら、お前を見ていると背筋がざわつくんだ。その魂の奥底に眠る何者か……
その存在が、私の記憶の底をざわつかせる。これは……恐れ、だろうかな」
ハトホルの答えに、リンはまたも首を傾げる。
分霊とはいえ神がこう言うならば、自分の『本霊』は何らかの関わりがあるのだろう。
ならば自分の『本霊』はエジプト神話関係なのだろうか? ……違う。根拠はないが、そんな気がする。
「ふーむ……わからんな。私に残る『何か』、それがエジプト神話関係という事か?
なんか違う気がするな……カンだが。何よりあの持ち逃げ野郎共に関わりのあると思っただけでも腹が立つしな」
「……お前は我らに何か恨みでもあるのか?」
「恨みはないが、腹は立つな。この地上に残った、いや、置いて行かれたあんたらは除くが。
大体の経緯は知っている、ホルスを始めとする神々があのような事をする道理もまあ理解できる。
だが、信徒や仲間を置き去りにする、これは許せん。あんたとて怒っているだろう?」
「……まあ、それはな」
ハトホルの内心に暗く煮えたぎる怒りが湧いてくる。
旦那が借金をしたうえで夜逃げをされたような、勝手に連帯保証人にされたような。*4
少なくとも向こうからコンタクトを取って来ても塩対応で返しているハトホルや地上残留組のエジプト勢としては、
まああの連中が要らんことしなければ日本で肩身の狭い思いをしなくて済んだのでは?
と思う事も一度や二度ではない。そんなハトホルから滲み出る怒りのオーラを察したのか、
さしものリンも居心地悪そうに顔を顰めていた。
「藪蛇だったな……まあ落ち着け。少なくともガイア連合からあんたらへの心証は悪くはないのだ。
私があんたを文と契約させたのも、私なりの最大限の賞賛だと思ってもらいたい。
ノワール達ももちろん大事だが、文は私を受け入れてくれた人間だ。
まあ色々あってその道に引っ張りこんでしまったのもあるが……まあ、嫁だからな。
私がずっとそばに居られるわけでもないし、信頼できる相手を守りにつかせたい。
つまり私はあんたを嫁の守りにつかせるにふさわしい、と思う程度には信用しているという事だ」
「それはまあ……高く評価されたものだな。嬉しくはあるが」
「頑張りは報われて然るべきだ。そしてあんたは頑張っている。ならばあんたは報われるべきだ。
こんな形でしか報いてはやれんが……どうか、文を守ってほしい。
私にとって初めての友達で、私なんかを愛してくれる大事な嫁でもあるんだ。
……大事な人は、もう二度と亡くしたくはない」
最後の呟きと共に変わったリンの表情は、深い苦悩と悲しみに満ちているように、ハトホルには見えた。
普段は破天荒で傍若無人にすら見える彼女が見せた苦悩と悲しみ、その源が何なのかは分からない。
だが、この小さな少女の願いを聞いてやる、それでその心の雲を晴らしてやれるなら、少しはやりがいもある。
そう、ハトホルは思ったのだという。
そんなわけで26話でした。なんか段々文ちゃんが我儘になってきている気がする。いいことだけど。
幼女ネキはなんだかんだと文ちゃんには甘いのでこういうお願いは聞いてやることが多いです。
□解説
・幼女ネキ
結局今回ずっと尻尾を抱き枕にされていたようじょ。
三人娘や文ちゃんにモフモフさせて! とか頼まれるとあんまり嫌とは言わないのでちょくちょく狐耳尻尾モードになってる。
・文ちゃん
幼女ネキの尻尾抱き枕ですやすやしてた小学四年生。
サマナーとして成長しつつあるので前に比べて若干アクティブになってきている。
主に自己肯定感的な感じで。
実はアームターミナルには管理者権限であれこれできる文ちゃんが全く知らない機能がほかにもいくつかある。
・先生ネキ、ウェルニキ、オラシオニキ
次回以降から始まる悪路王の異界攻略で突入班になった3人。
レベルが各々30超え、大体リンクニキと同等ぐらい。
先生ネキはダークサマナーというか剣術主体の殺し屋みたいなことをやってた。
ウェルニキはベルトも狙える逸材だったけど覚醒によるステータス上昇で強くなりすぎて相手を殺しかねないので引退した、という経歴。
オラシオニキだけあんまりそう言うエピソードを考えてない。
なんかよさげなネタを思いついたら必要に応じて生えるかもはしれない。
・ハトホル
地上のエジプト勢のまとめ役らしい女神様(の超劣化分霊)。
文ちゃんを守るのもだけど、幼女ネキの事もそれなりに気にかけている。