鵺原チルドレンの話、やりたいんですけどタイミングが難しいですねえ。
【美味し国】地方防衛スレ(宮城) その54【伊達な旅】
226:幼女
[画像]
(頭にたんこぶをつけて正座しながら泣いているイズナと文、たんこぶをつけながらも不満気な顔で正座しているリン)
227:名無しの転生者
何があったというの……
228:幼女
昼寝してる時に文とイズナが結託して性的な意味で寝込みを襲ってきてな……それがバレてセリリに大目玉喰らってる所
いや私悪くなくないか??? 私被害者だが????
229:名無しの転生者
文ちゃんとイズナちゃんなにしてんの!?!?!?!?
230:幼女
する時は本番無し、大分手加減されている文と私のお手付きになりたいイズナで利害が一致したらしい
私も寝ぼけてたから反応しちゃってなあ、セリリが踏み込んでこなかったらもろともに食っていたかもしれん、危ない
文はともかくイズナはまずい……というか文も危ないと言えば危ないのだが。こないだようやくレベル20に届いた程度だからな
タマの加護があるとはいえ私の本気を受け止めるにはせめて30には届いてないとただではすまん
以前タマがえらいことになったからな*1、一応気を付けてはいるんだぞ
231:神社
一応その時はうちにお参りに来てくれよ幼女ネキ
コノハナサクヤヒメ様がそう言うのを防止する加護使えるらしいから
というか他のニキ達も現地の低レベルの相手とすることがあるならほんと気を付けてくれ
レベル差ありすぎる相手だときたねえ花火(柔らかい表現)になりかねんそうだからな*2
232:名無しの転生者
ヒェ
233:名無しの転生者
まあだいたいシキガミちゃんぐらいしか相手がいないからその辺は安心と言えば安心だが……
234:幼女
そうだな、気を付けるとしよう
しかし文はまあ良いとしてイズナはどうするかだな……反省はしているようだが、本能的に強いオスを求めている節がある
とは言えイズナにふさわしい男なぞいようはずもないし、これは私のように嫁を作れと言うのもアリと言えばアリか……
235:名無しの転生者
イズナちゃんの「パパのお嫁さんになる!(ガチ)」、幼女ネキが父親として優秀過ぎるのもあるのかねえ……
年齢と外見をさて置けば、とんでもなく強く、たくさん嫁を抱え、そして全員養って余りあるほどの財力
ぶっちゃけこれ以上の相手っていうと霊視ニキとかショタおじぐらいしかおらんのでは?
236:名無しの転生者
でもショタおじは童貞こじらせてるし霊視ニキはそもそも嫁さんいるだろ?
あとの実力や財力が足りてそうな奴らも俺らだとするなら性格的に幼女ネキがイズナちゃんの婿に選ぶはずもないし
237:幼女
私もまた俺らの一人ではあるが、だいたい俺らの性格とか傾向を見るにとてもイズナを任せられんしな
それとなく嫁を作るのも良いぞと勧めておくか……
下手に今の段階で変化を教えるとオスとして襲ってきそうだからな
238:名無しの転生者
まあ後は最悪幼女ネキが腹括ってお嫁さんにしちゃうというのも選択肢に入れておくべきだと思うぞ、割とマジに
下手に突き放してメシア教辺りに取り込まれてもコトだしな……
少なくとも母親的に容認はしとるんだから、あとは幼女ネキの世間体とかの問題だし
近親を勧めるわけじゃないが、かえって手の内に収めちゃった方が安全というのはあるぞ?*3
239:幼女
最悪を想定した上での最後の手段として一応考えてはおこう……イズナには人並みの恋愛をしてほしいんだがなあ
文は私がソッチの道に引っ張り込んじゃった所はあるから責任は取るにしても
まあそれは後で考えよう。これを見てくれ
[画像]
(先住民的な装飾の施されたセグウェイのようなものに乗っているリン)
240:名無しの転生者
何だこのセグウェイみたいなの
241:名無しの転生者
幼女ネキの髪のなびき方を見るにそこそこスピード出てんな?
……あ、これもしかしてゾナウギア*4か!?
見た感じ操縦桿に……小さい方のタイヤ2個、起き上がりこぼしに料理鍋使ってんな?*5
242:幼女
うむ、リンクニキの所でゾナウギアが実用化されたからな、試しに工作していた
流石にリンクニキでもウルトラハンド*6は使えない*7から、ちょっと術を使って接着している
旧式のシキガミなんかに使われているMAGの物質化を応用してパーツ間を接着する術式接着剤、通称『ウルトラボンド』だ
原作のウルトラハンド程の自由度はないが、パーツをリンクさせるようになってるから配線代わりになっている
243:名無しの転生者
へー、色々考えられてんだな、俺もやってみたい
244:幼女
覚醒してれば使える程度のものだから、パーツのつなぎ方を間違えなければいろいろ作れて楽しいぞ
接着を剥がすのもMAG供給を止めればはがれる仕様になっているからな
ゾナウギア自体はずっと前から完成はしてたそうなんだが、このウルトラボンドの実用化に今までかかっていたらしい
それまではワイヤーとかで無理やり接合するしかなかったからなあ
これを飛竜戦艦に積み込んでおけば用途に応じて適宜マシンを組み上げられて便利だ
アメリカに行く時の為にも飛竜戦艦が完成するより前には仕上げてほしかったから有難いな
245:名無しの転生者
あ、やっぱ行くんだアメリカ
246:名無しの転生者
まあ日本国内じゃイカルガをブン回すには狭いからな……
247:名無しの転生者
そう言えば飛竜戦艦の進捗どうです?
248:オラシオ
ほぼほぼ出来てきてはいるぞ、九月中にはできるんじゃねえかな……
格納庫の中にゾナウギア組み上げ機みたいなの追加したりもしてた
ガーディアンやメダロットなんかをフル活用して急ピッチで進めている
249:幼女
ゾナウギア組み上げ機はあれだな、機械式ブループリント*8のようなものだ。ロボ部の工場とかにある式神マザーマシンを参考に作ったそうだ
事前に作って置いた設計図を読み込ませておいて、ゾナウギアをセットすれば自動で組み上げてくれる
さっきの画像もそれで組み上げたマシンだぞ、かっこいいだろう
250:名無しの転生者
結構ゾナウギアのパーツずれたりするから機械式でも自動でやってくれるのは有り難いな……
251:名無しの転生者
流石に携帯できるもんではないだろうけど出張所とかにあると便利そうだよな
252:幼女
一応リンクニキのとこと私の所にはあるぞ。製作コストの関係もあるしMAG動力だからバッテリーあるとこにしか置けんが
有料で組み上げサービスなんかもやるつもりだからゾナウギアが出回る様になったら注文すると良いんじゃないか
私の所には寄越すなよ、めんどくさいからな。自分で組み上げマシンを買え
253:名無しの転生者
素直でよろしい
254:名無しの転生者
正直で草 そういえばこれって修理とかはどうすんの? ディアかければ治る?
255:リンク
一応な。基本的にはデモニカとかと同様な感じだからディアで治る
完全にMAG供給が切れるとMAGに還って消滅する造りになっているから廃棄する時も安心と言えば安心だ
悪用の危険性も一応はあるからな……戦地で使うなら使い捨て前提になるかもな
256:名無しの転生者
ああ、それならとりあえずは安心だな
257:ウェル
生産はホビー部の工場に委託されてるから注文があればこっちに寄越してくれ
カタログも近いうちに送付する予定だからそれを見ながら注文してくれると助かる
258:幼女
あ、そうだウェルニキ、G1の改修ってどうなってる? ボチボチ治ると聞いたが
259:名無しの転生者
改修? そういえばG1も盛大にぶっ壊してたよな幼女ネキ
260:名無しの転生者
え、あれ以上どう改修すんの? アメイジングマイティでも実装すんの?
261:幼女
それは実装済みだが? 理論上可能というだけでそこまで出力上げるとブッ壊れるからやらんだけだ
何、簡単に言うと展開型デモニカ仕様に改修してもらうつもりでな
クウガゴウラムにはできなくなるは致し方あるまい……やはり展開型デモニカの携帯性は正義……ッ!
262:名無しの転生者
用意周到で笑う
まあな……ライダーファンとしてもその場で変身できるのはかっこいいし、
何よりサイズが小さいのは良いよな……
263:ウェル
ああ、その辺は何とか終わっているよ、後で持っていく
あとはゴウラムも完成しているから後で幼女ネキのCOMPに送るよ
容量はあるだろう?
264:幼女
うむ、容量は有り余ってるから大丈夫だ
実際現状契約してるのもセリリとタマぐらいだしな*9
265:名無しの転生者
あーなるほど、クウガゴウラムを廃止したけどゴウラムそのものを改めて作ったわけか
266:幼女
そういうことだな。クウガゴウラムの時にはできなかったビートゴウラムも出来るぞ! たのしみだな!
267:名無しの転生者
順調にクウガになってきているなぁ……
268:幼女
まあ今はゾナウギアを弄るのが楽しいので苦にはならんがな
イズナも弄りがいのあるオモチャが目の前にあるので機嫌は治ったようだ
こう言う所まだまだ赤ちゃんだな、ほほえましい
[画像]
(ルンバと消火栓を合体させた動く消火栓のようなものを複数つくってナマズオ達を追い回しているイズナ)
269:名無しの転生者
追跡台車+放水柱*10か、楽しそうで可愛いねえ……
270:名無しの転生者
ほう、これをイズナちゃん一人で作ったっていうなら将来有望だな……
271:幼女
雷龍の頭*11もつけようとしたので流石にそれは危ないから異界探索の時以外はやめておけと止めておいた
追跡台車+放水柱+雷龍の頭は鉄板だよな、我が子ながら将来が楽しみだ
272:名無しの転生者
そんなえげつない非人道兵器を教え込むんじゃありません
273:幼女
いやイズナが自分で発案したんだぞ
追跡台車+ゴーレムの頭+大砲*12とかじゃないだけまだ可愛げがないか?
274:名無しの転生者
そういうえげつない発想がするっと出てくるあたりイズナちゃんのそれも遺伝だなぁ……
いっとくけど延々敵を感電させ続ける非人道兵器もどっこいやぞ?
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「やっほーう!」
「
「リンちゃん待ってぇ~……」
宮城・農業異界。
昼寝時の夜這い事件から少し。何か目的を与えて気を逸らそうとしたセリリらにより、
リン達はリンクニキの作ったユニット式
『ソナウギアの組み合わせによる性能テストやウルトラボンドの接着力テスト』としていくつかを与えられ、
出張所に設置された組み上げ機によって移動用の乗り物を組み上げ、農業用異界で爆走していたのだ。*13
保護者達の『弄りがいのある玩具を与えればそうそうやらかすまい』という意図があったことは言うまでもない。
「動きも軽快、バランスもよし、中々ご機嫌だな! よしそこのため池の側で休憩……ぬわーっ!」
急ブレーキをかけるも慣性によって放り出されため池に落ちるリン。
それを見て慌てて
「「リンちゃん/
「楽しすぎて慣性を考慮に入れてなかったな、失敗失敗。ともあれ試運転は上々か。
お前たちも動かしづらいとか、そういうのはあったか?」
「自分で走るのも楽しいものですが、こうやって乗り物で風を切るというのも楽しいものですね
「自転車みたいに自分で漕いでるわけじゃないからちょっと大変だったけど、
こういうのも面白いね、リンちゃん。ブレーキがないのがちょっと怖かったけど……」
「まあハンドルを前後させて加減速する関係上慣れはいるからな……
しかしまあ文でも動かせるようなら問題はあるまい。あとでリンクニキに伝えて……へっくし!」
流石に残暑も過ぎた九月のため池に落ちては、さしものリンも寒いものは寒い。
くしゃみを一つすると即座にその場で服を脱ぎ、
「
「り、リンちゃん、誰かに見られたりしたら大変だよぉ……」
「周囲には精々ナマズオ*14ぐらいしかおらんし大丈夫だろ。それより早く火を起こさねば……【アギ】」
文とイズナが慌てて隠すが意に介さず、その場にしゃがみこんで魔法を使い、手の中に火の玉を生み出すリン。
その堂々たる様子に顔を見合わせて苦笑する2人であったが、ふとイズナはあるものを目にする。
それはリンの脇腹、腰骨の上の辺りについた
リンが覚醒するきっかけとなった一件、
「あの、
「あ。イズナちゃん、それは……あの……」
「……構わん、別に取り立てて喧伝することではないから教えてないだけだからな」
どうしたものかと慌てる文を抑え、リンがぽつりぽつりと語り始める。
それは、鵺原リンという人間が、己の力に目覚めた、そのきっかけ。
リンに近しい者達ならば知っているその事実を聞いて、イズナの顔がくしゃりと歪む。
「う……ぁ……ごめん、なさい、ちち、うえ……おもいださせて、しまい、ました……」
普段は輝くような笑みを作る顔を歪め、ぽろぽろと泣くイズナ。
そんなイズナを屈ませ、抱きしめながら、リンはその背を優しく撫でる。
その脳裏に浮かぶのは、死人に堕ちてなお自分を愛し、育ててくれた、
とりたてて特徴こそないが、けして忘れることのない、忘れてはいけない、あの人の顔。
「謝る必要も、泣く必要もない。だが、お前は泣いてくれるんだな。優しい子だ。
何故だろうな、あの人の事を考えても、不思議と涙は出ないのだ。確かにこの手にかけてしまったことは悲しい。
だが、あの人は最後の瞬間まで私の事を想ってくれていた。
だからな、悲しくはあるが、辛くはないんだ。思い出せば、忘れないでいられる。
ありがとうイズナ、お前のおかげで、私はあの人の事を忘れないでいられる」
「ちち、うえぇ……」
「重ねて言うが、お前が私に謝る必要などない。私がお前に謝らねばならないぐらいだ。
私は、ずっと怖かった。お前に恨まれているんじゃないかと、ずっと思っている。
お前は生まれてすぐ私の影響で今の姿にまで育った。私は、お前から赤子として愛される時間を奪ったんだ。
だから私は、お前に恨まれても仕方がない。お前には、私を恨む権利がある。
生憎死んではやれんが……お前に一発殴られてやるぐらいは、覚悟しているよ」
「うう゛ぅうぅ~~~……」
リンにしがみついて愚図るイズナをあやしながら、リンは視線を文へと向ける。
『妻』にすると決めてから、リンは文にもその辺りの事情を話していた。
だからこそ、先程一応は止めようとしてはいたのだが。
「文もありがとうな。イズナが傷つかないようにと気を配ってくれようとしたんだろう、無駄にしてしまったが。
それでも、いつかは話すべきことだだったからな。随分と早まってしまったが、それはそれだ」
「ううん、リンちゃんが話すべきだって思ったなら……間違ってないと思う。
あと……その……えーっと……」
「?」
イズナをあやしながらも引き剥がし、小首を傾げるリン。
それを見ながらも、文は手で顔を覆い……ながらも、指の隙間からちらちらとリンを見ていた。
「そろそろ乾いたと思うし……服、着たほうが良いんじゃないかなぁ……」
「……おお。……へくちっ」
リンは納得した、とばかりに手を打ち、くしゃみを一つ。
レベルが70あっても秋の風は存外に冷たかった、とリンは後にノワールに話していたのだという。
どっとはらい。
そんなわけで40話でした。割と俺史上においても類を見ない話数です。
イズナも文ちゃんも虎視眈々とリンを狙っています。
■解説
・幼女ネキ
嫁と娘に襲われた幼女。ギリギリ本番やっちゃうのは免れました。
娘には(百合を含む)普通の恋愛をしてほしいけれど、
最終手段として自分が囲うつもりではいる。ほんとのホントに最終手段として。
・文ちゃん
ずっと本番お預け喰らってたのでそれがちょっと爆発した小学四年生。
後でコノハナサクヤヒメ様にお参りしよう! という野望を胸に秘めている。
・イズナ
セリリのファインプレーで何とか一線を越えることは阻止されたが、
根本的にあきらめてはいない。
幼女ネキの過去を知って『辛いことを思い出させてしまった』とギャン泣きした。