日常回+やりたいことへの仕込み+中華編アフターの続き。
【車のタイヤ】地方防衛スレ(宮城) その62【交換した?】
577:幼女
よう
[画像]
(ガイア連合の訓練用異界と思しき場所でボロボロの青年に腹パンをしている幼女ネキ。周囲には似たようなボロボロ具合の人間がたくさん)
578:名無しの転生者
だから情報量が多いんだってば!!!!!!
579:名無しの転生者
今度は何したの!?
580:幼女
うむ、それには深い理由があってな。この間イズナと私の定期健診で山梨に戻ったんだが
581:名無しの転生者
うん、この時点でもう嫌な予感がしてきたんだけど、それで?
582:幼女
そしたらこいつを含む数人が絡んできたんだよ、つまりガイア連合の転生者なわけだな
レベルは平均30程の本部住みの連中だ
583:名無しの転生者
この幼女ついに身内を……いや既にやってたな、ナマモノネキ*1とか
やってはいないけど場合によっては神社ニキも血祭りにあげるつもりだった*2ようだし
584:名無しの転生者
あとこの幼女たまに覚醒修行に乱入してダラダラ修行してる連中を叩きのめして覚醒させたりしてたぞ
585:名無しの転生者
えぇ……そんでこいつらは何したのさ
586:幼女
うむ、アンチ日本神、アンチメシアンな連中だったようでな、私がウカノミタマとの間にイズナを作った事、
そして宮城に一神教調和派の日向やメシア教の実験体だったアズサを迎え入れた事、
更に言えばラプンツェルを連れているのが気に入らなかったようだ
とりあえず訓練用異界に連れ込んで啜り泣きも出てこなくなるまで叩きのめし続けたぞ
なんでこいつら私が反撃してこないと思ったんだろうな?
私は舐められたら神ですら殺す*3し、己の意見を通すべきと思ったらショタおじにすら喧嘩を売る*4ぞ
587:名無しの転生者
いやまあ普通腐っても身内相手にここまでやる奴はおらんでしょ
588:名無しの転生者
まあ喧嘩売った相手が悪かったわな、同情はするが。それに第一ウカノミタマ神は神にしては結構マシな方だし、
日向ちゃんは今はもう一神教調和派だし、アズサちゃんはメシア教被害者ってだけでメシアンですらない
ラプンツェルさんは天使だけどそもそもメシアン無関係の天使なんだっけ?*5
589:幼女
それにラプンツェルは私の嫁だしイズナは私の娘。家族への侮辱は血で贖ってもらわねばならん
あと顔を覚えたしどうせ本部以外に行き場もないだろうから折に触れ殺しに行くがな
590:名無しの転生者
もっとこう……手心をというか……
591:幼女
知るか。私に敬意を表されたければ評されるだけの行動をしろ
文句を言うだけの引きこもり共に私の行いをどうこう言う資格はない
あ、宮城のニキ達は皆頑張ってるからな、こいつらのようになることは無かろう
592:名無しの転生者
まあ幼女ネキ怒らせるとどうなるかは痛いほどよく分かってるし……
593:名無しの転生者
まあ働きでいうなら幼女ネキ以上の奴はおるまい
それに俺らよりけた違いに強いにしても、7歳を働かせて俺らだけぐうたらしてんのもなぁ
594:名無しの転生者
まあ良心が咎めるわな。んでまあ、話変えるけど、幼女ネキって誕生日いつなん?
そろそろ11月に差し掛かるし、もう8歳ぐらいになった?
595:名無しの転生者
あ、それ俺も気になる。幼女ネキ、出自が出自だから誕生日とか不明なんじゃないのってちょっと思ってた
596:幼女
あー、誕生日か。養い親には年末ぐらいに拾われたそうなんだが、ちょっとまってろ曾婆さんに聞いてみる
私が生まれた時両親から手紙を貰っていたそうだからそれに書いてあるかもしれん
597:名無しの転生者
年末って事は冬だろ、そんな時期に娘を捨てなきゃならんかったのは忸怩たる思いだったろうな……
598:名無しの転生者
ほんと、幼女ネキを拾ってくれた人には感謝だなぁ……下手したら凍死してたかもだ
599:幼女
今電話して聞いてみた。12月25日だそうだ。クリスマスだな
600:名無しの転生者
おー、めでたい日じゃん
まあ子供には誕生日とクリスマスが重なるとちょっと嫌がられるが
幼女ネキは毎日が日曜日みたいなもんだしいいんじゃないの?
601:名無しの転生者
まあガイア連合の人間にとっては毎日が日曜日みたいな所はちょっとあるが
602:幼女
うむ、とりあえず今から香菱んちの貸し切り予約を入れておこう
ニキ達も暇なら来てくれよ、別に誕生日プレゼントはいらん。あれば嬉しいが一般ニキの財力で私の欲しいものはちょっと買えんだろうし
というかほしいものがあれば大体すぐ買ったり作らせたりするし……
今欲しいのは孔雀明王だけどちょっとまだ設計が終わってない*6からな。年を越すかもしれん
603:名無しの転生者
あ、まだ諦めてなかったんだあれ
604:幼女
当たり前だろう
そういえば孔雀明王で思い出したんだが、最近イズナが乗り物を欲しがり始めたんだよな
ゾナウギア乗ったりセキトバに乗ったり、あとは私がビートチェイサー乗り回したりするのを見てて羨ましそうに見ていることも多くてな
いっそトライチェイサーでも買ってやろうかと思ったんだが……バイクはまだ早くないだろうか?
でも普段ほとんど我儘を言わないイズナのたまのおねだりだ、叶えてやりたいが……
新術開発で巻き添えを食うのはコラテラルにしてもバイクで事故を起こしたら大変だし
605:名無しの転生者
イズナちゃんも我儘いうようになったんだ、可愛いじゃないの
606:名無しの転生者
外見的にはJKだし*7まあ乗れなくはないか? 確かに年齢的に大分幼いし心配ではあるが……
607:名無しの転生者
言うて幼女ネキだって七歳やぞ、イズナちゃんがバイク乗ったって誤差じゃね?
608:名無しの転生者
それはそう
609:名無しの転生者
まあ幼女ネキが乗る時はG1装着してんだろうしな……
でもどうせならデモニカもセットでつけてあげると安心じゃないか?
610:幼女
あ、確かにそれはそうかもな……でもそんないくつもほいほいやるとセリリが怒るんだよなぁ
甘やかしすぎるなー、って。セリリのいう事も一理あるからやるならどっちかなんだろうが……
611:名無しの転生者
セリリさんがこういう所で手綱握ってくれてるからまあ安心はできるんだよな……
612:名無しの転生者
幼女ネキの事怒れるのセリリさんぐらいしかいねーからな幼女ネキんとこ*8
613:幼女
うーむ……まあその辺りはもう少し考えるとしよう。もうちょっと待ってたら「こういうのほしいです!」とか改めて言い出すかもしれん
性癖の押しつけは良くないからな、もう少し時間をおいて考えてみてもいいか
614:名無しの転生者
ま、それもそうだな。性急に答えを出さねばならないわけじゃないんだろ?
615:名無しの転生者
でも幼女ネキの娘だぞ、自発的に欲しいものを答えさせたらイカルガみたいなのほしいです! とか言い出さない?
616:幼女
……ないとは言えんのが怖い所だな、イカルガは採算度外視で色々ぶち込んだから、
量産モデルのアルディラッドカンバー、コンセプトモデルの金獅子とかと比べても笑えるぐらいコストに差があるし……
その場合私のおさがりにはなるが修理中のトイボックスを改修してイカルガ・カギリ*9辺りでお茶を濁すしかないかもしれん
617:名無しの転生者
まあそれも一つの手だな……願わくば程々の要求でとどまってほしい所だが
618:幼女
なんかちょうどいいのあればいいんだがなー。まあ今日はカズフサニキと話すから、ちょっと話してみてもいいか
彼らは技術者としても優れているからな、何かいい伝手を持っているかもしれん
619:名無しの転生者
そう言えば彼ら、あのあきつ丸だっけ?あれも彼らの発案で建造したもののようだし、何か面白い案があるかもしれないな
620:幼女
そうだな、餅は餅屋ともいうし、ロボ部ホビー部に声をかけても良いが少しは休ませてやらんとなぁ
イカルガやムラクモの建造で地獄を見たそうだし*10、私とて少しは労わりの心はあるんだぞ
621:名無しの転生者
幼女ネキにも慈悲はあったんだな……
622:名無しの転生者
いや、今はただ急いで作りたいものがないからっていうのは大きいんじゃないか?
トイボックスやイカルガの時は大分ひどいことになってたらしいし……
623:名無しの転生者
ありうる
624:名無しの転生者
嵐の前の静けさって奴か、成仏しろよロボ部ホビー部……
625:幼女
ころすぞ
626:名無しの転生者
ヒェッ
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「――――――ということがあったんだが、全く失礼な奴らだな!」
「いや残当じゃないか?」
中華戦線遠征の後始末などの話し合いでリンの家を訪れたカズフサニキだったが、
リンの掲示板での話を聞くと何とも言い難い顔で眼鏡のツルを押さえる。
「それに……この間大分派手にやったそうじゃないか。「
「あれは私に喧嘩を売った方が悪い。ああいう手合いは一度徹底的にやって恐怖を叩きこまねば幾らでも増長する。
その事についてはショタおじや霊視ニキ、レン子ニキからお叱りを受けたが反省も後悔もせんぞ」
ふん、と鼻を鳴らしふんぞり返るリンに、苦笑するカズフサニキ。
この少女の苛烈さと自由さは山梨から離れている今でもちょくちょく聞こえてくるほどであり、
筋が通らないと感じれば神であろうが名家であろうがメシア教であろうが
真摯に努力しており好ましい人物だと思えば元メシアンであろうが金札であろうが手厚い支援を行っている。
恐らくいちゃもんを付けた黒札もこれほど苛烈な報復が返ってくるとは完全に想定外であったろう。
「まあ、分からんではないけど……ほどほどにね? 彼らもただ気に入らない、って奴らもいるけど……
霊視ニキみたいにメシア教にひどい目に合わされたとか、日本神の態度が横暴だとか、理由はあるんだ、一応」
「それは理解している。私とてメシア教そのものは大嫌いだし、日本神に限らず神だからとふんぞり返る連中もまた大嫌いだ。
だが、シスター桜子や日向を始めとする元シスターフッドなどの真摯に努力している者はきちんと評価すべきだ。
タマとて最初こそ最悪だったがその後はきちんと反省し宮城支部に協力してくれているし、今は私の嫁だ。
イズナは言わずもがな私の娘だし……ラプンツェルも私の嫁だしそもそもメシア教とは無関係の天使だ。
それにあいつは私の養い親の末期の祈りで呼ばれた天使、言わば養い親の遺志を継ぐものと言ってもいい。
それらをクソのような奴らと一緒くたにして侮辱されたのだ、蘇生可能な程度に殺されただけ有情だったと思ってもらわねばな」
「そう考えると綺麗に幼女ネキの地雷踏みぬいたんだなぁあいつら……」
リンが再度鼻を鳴らし、カズフサニキが苦笑と共にため息を吐く。
そうしてほんの少し空気が弛緩した所で、リンが右から左に何かを移動させるジェスチャーを行い、口を開く。
「
カズフサニキ達が居なければ、私は母親の名を知ることもなかったし……母方の親類やその家族も助けられなかったろう」
「いやいや、大したことはしてないって。物のついでに探しただけだし……
それに、肝心要の救出作戦の時に俺達は参加出来てなかったわけだしさ、片手落ちもいい所だよ。
助けた人たちはその後大丈夫そう?」
「ああ、皆上手いこと馴染んでいるよ。従姉の1人の親父さんが日向の教会の隣に飯屋を開いてな、
こんなド田舎で本格中華が食べられると評判になっているそうだぞ。機会があれば食べていくといい。
後方の孤児院とは言え中華戦線上がりの連中ばかりだからな、戦力的にも大分層が厚くなった。
これで留守にしている時でも安心はできそうだな。あ、そうそう、これをやる」
リンは戸棚の中から冊子を取り出すと、カズフサニキに差し出す。
パラパラとめくってみれば、ホビー部謹製の対魔玩具のカタログのようだった。
「ホビー部謹製対魔玩具カタログの最新版だ。私のお勧めは対魔ヨーヨーVer2.4とビーダマン*11だな! スパビー*12仕様のビーダマンを各種取り揃えているぞ!
ビーダマンは自分の魔力を込めた
私のお気に入りはブラストグリフォン、イズナはワイルドワイバーンを好んでいるな!」*13
「いい歳こいておもちゃを持ち歩いているという世間体のアレさを除けばすげー霊装なんだけどなぁ……」
「……ここだけの話、デュエルディスクやDホイールも開発中だそうだぞ」
「えっそれはちょっと気になる」
などとホビー部の新製品についてやいのやいのと話し合っていると、リンがはた、と我に返る。
「あ、そうだ、カズフサニキ。最近イズナが乗り物を欲しがっていてな……何か良い手はないだろうか?
デモニカなんかもあると良さそうなんだが、あんまり甘やかすと教育に良くないしセリリが怒るんだ」
「乗り物かぁ……バイクも良いんだろうけど免許がなぁ。まあ幼女ネキも乗り回してるけど」
「私はG1着てない時は乗ってないんだよな、足が届かん。普段の移動はノワールに運転させてるし……
なんとかイズナの要望をかなえつつこちらの要望も混ぜ込んだ上でセリリに怒られないラインを探っていかねば……
ロボ部ホビー部にあまり負担をかけない方向で行きたいんだよな……頼むにしても個人単位にしたい」
「難しい問題だな……乗り物はあげたいがバイクは何かあった時危ない、
何かあった時のためにデモニカもあげたいがあんまり甘やかしてもセリリさんが怒る……
いっそ合体させて普段は乗り物に出来るデモニカを……まあそんな都合のいいもんあるわけが……」
降って湧いた難題に頭を悩ませる2人。基本的にリンを甘やかす嫁達の中で例外的にセリリはリンに厳しく、
面と向かってリンやイズナを叱れる数少ない人材であった。
カズフサニキもまたセリリの人となりは理解しており、彼女なりに愛情をもって接しているが故の厳しさではあろう。
またリンもそんなセリリに怒られることは苦手にしていても、怒るべき時に怒ってくれることは何処か望んでいる節がある。
そんな彼女を怒らせずにリンの親心、イズナのたまの我儘を叶えるべく頭をひねっていたが……
ある瞬間、カズフサニキが顔を跳ね上げた。
「……いや、あったじゃないか! 幼女ネキ、答えは幼女ネキ自身にあったぞ!
幼女ネキのG1、改修前は丁度その「乗り物に出来るデモニカ」だったじゃないか!」
「……! そうか、かつてのG1はクウガゴウラムからのデモニカモードに変形するタイプだった!
そうだ、そう言えばG1の完成時、そのノウハウを熱心に聞いて来た技術班のネキがいた!
やはり人に話してみるものだな、重ね重ね礼を言うぞカズフサニキ!」
少し後。
その後のやいのやいのと議論と検討、報告と雑談を重ね、今回の話し合いはお開きとなった。
先のイズナへのプレゼントへの方向性が見えたのもあり、応接室から出てきたリンの顔は晴れやかだった。
リンに続いて出て来たカズフサニキであったが、周囲を見回すと首を傾げながら口を開く。
「あれ、うてなやスグリ*14が見当たらないな……ノワールさん達と話し込んでるのか?」
「かもしれんな、『サシで話したいから2人はそっちでもてなしておけ』と伝えたからな……
……ふむ、気配はこっちだな、迎えに行くか。」
廊下を歩く2人の目に、『衣裳部屋』と札の下がった部屋が見えてくる。
確かにそこからノワールとスグリ、うてなの気配がしていたのだが、それを見てリンが大げさにかぶりを振った。
「……すまんカズフサニキ、私の落ち度だ」
「えっどういう事? ノワールさんが着せ替え大好きなのは聞いてたけど……」
「この間、田舎ニキの所のアリウススクワッドの着替え撮影会をして以来ノワールが弾けたようでな……
その、普段以上に可愛い相手を見ると着せ替えたがる着せ替え魔になりつつあるのだ。
普段苦労を掛けているし見たことないぐらい楽しそうだから止めづらくてな……」
「Oh……」
沈痛な面持ちで顔を見合わせる2人。しかし中で暴走しているであろうノワールを止められるのはリンしかいない。
その後リンが意を決して中に突入、己の身を犠牲にしてうてなとスグリを解放し、
その代わりに着せ替え人形となりセリリが買い出しから帰ってくるまで着せ替えられていたのだという。
どっとはらい。
そんなわけで52話でした。幼女ネキが決死の覚悟で仲間の嫁を救出するお話。(嘘はついてない
■解説
・幼女ネキ
転生者だろうがなんだろうが家族への侮辱には血と拳で報復する系ようじょ。
件のニキたちは今後心底から反省し謝罪をするまで不定期に襲撃を受けます。
この件に関してはタマちゃんの一件並みに激怒している。
ノワールの着せ替え癖の暴走には何とかしたいが止めるのも……と思っている。
普段苦労を掛けているのでせめて他所に迷惑が掛からん程度にはせんとなあ、とは当人の言。
・カズフサニキ
多分幼女ネキと話す時は鉄骨渡りしてる気分な気がする苦労人。
裏の顔への印象とは裏腹に幼女ネキからは熱い信頼を寄せられている。
今回の話は「アビャゲイルの投下所第二支部」レス894のすぐ後辺りを想定。
・ノワール
前回アリスクへの着せ替え撮影会でハジけた感のあるむちむちでかでかバニー。
流石に今回の件は幼女ネキからは窘められたしセリリからは怒られた。
結果今回よりはマシにはなった。