今回「ファッション無惨様のごちゃサマライフ」の「アルカトラズ・レポート」、「【悲報(?)】知らん間に終末過ぎてたので欲しいものを買いに行く」当たりの設定やキャラヲ大分お借りしました。
【空は】ムラクモ計画関連スレ その18【いいぞ】
631:幼女
やっほやっほ、私だ。これ近況
[画像]
(ブルアカの「朱城ルミ」のような外見の女性
その両サイドにはジャンニキと香菱と東洋系の男性がいる、最前列にはしゃがんだ態勢のるるネキ)
632:名無しの転生者
なぁにこれぇ(しろめ
633:名無しの転生者
幼女ネキの従姉とその親父さん、ジャンニキと給食ネキ*1……まって炒飯ネキ*2分身してねえ!?
634:名無しの転生者
……あ、そうか。Wルミ会長の片方は幼女ネキが救助したって中国の人か? たしか山海経系のそっくりさん*3いたよな
635:幼女
そうだな。ジャンニキの側のが炒飯ネキで香菱と親父さんの方にいるのが瑠美だ
親父さん……卯師匠*4、要するに本場中華の料理人が宮城にいると知ってやってきたそうだ
636:名無しの転生者
るるネキは?
637:幼女
なんか美味しいものが食べられそうだからって来たぞ
638:名無しの転生者
草
639:名無しの転生者
まあ実際ガイア連合の料理人でも最高レベルの腕の持ち主が動くんなら確実に美味そうなもん食えるだろうしな
640:幼女
まあそれはそれとしてだ、アメリカ行きの準備は順調に進んでるぞ、予定通り12月初頭には行けそうだな
現状その為の諸々の準備をしている。もうちょっとで孔雀明王も完成しそうだし
641:名無しの転生者
おー、よかったじゃん。前から行きたがってたしな
それに狩人ニキの言によればあっち大体終末状態らしいから、いろんな装備の終末想定のテストとかできそうよな
642:名無しの転生者
日本だとなまじ環境が維持されてるからその辺実感しづらいしな……
643:幼女
あとほら、私の舎弟に殺島っていたろ? あいつの知り合いがアメリカにいるらしいんので救出しておきたい
殺島は頑張ってるし、あいつの元暴走族仲間が何人か覚醒してて第二出張所に加わってるんだよな
644:名無しの転生者
あー、暴走族神。アメリカにいそうな知り合いって言うと……Ω?
そういえばメジャーリーグで本塁打王にのし上がった日本人がいたなぁ
645:幼女
うむ、『Oh! My God Hero!!』で有名な逢魔賀広偉その人だな*5
狩人ニキの知り合いに連絡とってもらったところによると、どうもオクラホマ州近辺に今いるらしい
なんとかしてやりたいんだよな、殺島にも夢澤にも世話になってるしあいつらも頑張ってるし
646:名無しの転生者
良いんじゃないか、少しでも避難させてやれればいいな
647:幼女
そんなわけであれこれ制作中だ。
向こうに持っていく新兵器としては、移動式の神社を用いて霊道を敷設しながら移動する、みたいなやつを今作っている
ロボ部の戦艦の艦内神社にヒントを得て製作することになった奴だ
これは後々日本でも使う事を前提にしているのでそのテスト的な意味合いもある
ぱっと見はお神輿みたいなやつだな
648:名無しの転生者
移動する神社……神輿っぽい……ソイヤウォーカー?*6
649:名無しの転生者
メタルマックスだっけ?いやまああれは大砲も付いてたはずだしある程度自衛も出来そうだが
650:幼女
ああ、そういえばそんな事言ってるニキもいたな。でも私メタルマックスあんま知らんのだよな……犬が大砲背負ってるのは知ってる。
そんなわけで聞きかじりの知識をこっちで再現して出来上がったのがこちらになる
[画像]
(神輿を担いでいる法被をきて鉢巻を締めた8匹のナマズオ)
651:名無しの転生者
草
652:名無しの転生者
草
まあナマズオの生みの親である幼女ネキが関わってて神輿って時点で大体予想はできてたが
653:名無しの転生者
オオナマズ神輿*7かよwwwww
654:幼女
なおもう1台ある
[画像]
(金色に輝くナマズオに担がれた金ぴかの神輿)
655:名無しの転生者
オオナマキン神輿*8まで作んなくていいんだよ!?wwww
656:名無しの転生者
草
これはひどい
657:幼女
だって面白そうだったから……性能も機能も何一つ変わらんただのカラバリだ
厳密には担いだナマズオを黄金に輝かせる能力が追加されてるぐらいが相違点だな
なお主体は神輿なのでナマズオは移動の足兼バッテリ―替わりで別にナマズオに担がせる必然性はない
なのでこんなこともできるわけだな
[動画]
(ガーディアンみたいな足が生えて動き回る神輿)
658:名無しの転生者
なぁにこれぇ(二度目
659:名無しの転生者
これ中国行くときに使ったコンテナに外付けしてガーディアンみたいにする奴つけてるな?w
660:幼女
うん。むしろこっちの方が扱いやすい
ムラクモには合計10機ほどの移動神輿を積む予定だが10機中8機はこっちのガーディアン神輿だな
現地に着いたらシェルター間の霊道敷設作業に用いる予定だ
面白いのでΩ救出作戦にはナマズオ&ナマキン*9神輿を投入するがな
何よりナマズオは地味に強いし雑用係としても使うつもりだが。ちなみに神輿は飛ぶぞ
[画像]
(ナマズオ&ナマキン神輿が先頭になりガーディアン神輿が後続となって編隊飛行する画像)
661:名無しの転生者
やwwwめwwwてwww
662:名無しの転生者
シュールすぎる……
663:名無しの転生者
大丈夫? ナマズオ落ちない?
664:幼女
大丈夫だ、問題ない。なお内蔵しているお社の本尊はタマだ
豊穣・豊漁・銃にギャンブルとマルチな加護を持っているから何かと便利でいいな
665:名無しの転生者
流石宮城が誇る豊穣神……幼女ネキの嫁だしその辺は融通利きそうだしな
666:幼女
あとは連れていく人員だがなー、まあ傭兵を募るかどうしようか
確か佐渡のパピヨンニキがデモノイドの研究とかしてるらしいし何か使えそうなやつとかないかな?
終末環境に近い環境でテストができるとなれば多少手も貸してくれよう
前にロボ部を介してマギジェットスラスタとか銃装剣とかの技術を使わせてもらう、みたいな話が来た事があるんだ
なんか面白そうなもの作ってるのかもしれん。あの辺は新潟だし田舎ニキにも話を通さねばな
667:名無しの転生者
無理はするんじゃないぞ、文ちゃんが心配するだろうしな
668:幼女
無茶はするだろうが無理はせんさ、無理というのはできない事だからな
まあ文直々に「私は大丈夫だからリンちゃんはリンちゃんのしたいことをしてね」と言われたし、
心配はできるだけさせないようにはしたいが、こればかりは行ってみないと分からんからな
669:名無しの転生者
ほんにようできた子だよ文ちゃんはさ……
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新潟県佐渡市、佐渡島。半終末期初頭には既に異界化した金鉱山が復活していたそこに、リンは降り立っていた。
とはいえ鉱山そのものにリンの興味はなく、今回訪れた目的もそこにはないのだが。
「……ふむ、その目的ならばクローンヤクザあたりが妥当だろう。
こちらとしても終末に近い環境での運用データが取れるのはまたとない機会だな」
「人足が増えるのは有り難いな。レベルは15程だったか? 避難民の護衛には良かろう」
ガイア連合佐渡島支部、日本生類創研*10オフィス。
その応接間で、佐渡島支部長、パピヨンニキこと蝶野光爵とリンはテーブル越しに向かい合っていた。
今回のアメリカ遠征に連れていく人員を、傭兵だけでは人数が足りなくなりそうな可能性が出て来たため、
佐渡島支部で作っている人造悪魔、デモノイドを使えないかとはるばる佐渡まで飛んできたのである。
「しかしデモノイドか……真2の記憶も朧だが、まあシキガミも広義の意味ではデモノイドに近かろうし。
クローンヤクザとは暗黒メガコーポらしくて面白いな! 他にはどんなのがあるんだ?」
「開発中の物を含めればネメシスT型、食用デモノイド各種……デモニカならばアマゾンシグマにユニット・ガイバーなんかがあるぞ?
こいつらは『強殖生物』というデモノイドを装甲として纏うタイプだな。分類上は展開型デモニカになる」
「ガイバー! ガイバーがあるのか!? くっ、かっこよさそうだが……私にはG1があるからな……
そういえばロボ部の人工筋肉もこっちで作ってるという話も聞いたが、独自のロボなんかもあったりするのか?」
ガイバーと聞いて鼻息を荒く身を乗り出したリンにパピヨンニキは苦笑すると座ったまま片手を上げる。
すると後ろにいる七人の美女……パピヨンニキ謹製のシキガミ、“七陰”の1人、技術開発担当の『イータ』が1冊のカタログを渡し、
それを受け取ったパピヨンニキはぱらぱらとページを捲った後、開いた状態でリンに見えるようにしてテーブルに置く。
「量産・販売予定のものとしてはアンチボディとかだな。あとは七陰専用機なんかも開発中。
……しかし、例の話だが、良かったのか? 持ち掛けたのは俺だが……一応幼女ネキ専用機の技術だろう?」
「アンチボディ! ブレンパワードか、ブレンパワードなのか!? グランチャーもいいな!
……ともあれ、例の話というとあれか、マギジェットスラスタとか銃装剣の技術云々の話。
別に構わんぞ、私は好きなロボットに乗れればそれでいいし、作ったのはロボ部だ。
ロボ部に否やがないなら私がどうこう言う話でもないしな。何よりかっこいいロボが増えるのは大歓迎だぞ。買えるものならなおいいな」
当然のように言うリンにまたも苦笑し、人の噂*11はあてにはならないなと改めて認識するパピヨンニキ。
例の話。それは自分の所の製品に応用するためにトイボックスやイカルガなどの開発・運用で得られた技術を使おうとしたことである。
その事についてロボ部に持ち掛けた際、ダイレクトにリンのその話が伝わり、当人が快諾したのだ。
「私は欲しいものがあるから金を出しただけだし、ロボ部、即ち技術班でもあるパピヨンニキにはそれを使う権利がある。
それにパピヨンニキの人となりはロボ部の奴らやミナミィネキから聞いている。私がぶん殴ってきた馬鹿共とは違う相手なら別に使うこと自体は咎めやせんさ。
むしろ
特に佐渡島支部の製品は期待が持てそうだからな! 支援が欲しいならいつでも言ってくれ!」
キラキラした目でパピヨンニキを見返すリン。その後も話は進み、
最終的にクローンヤクザ一個小隊を導入する、と言う事で話は決着したのだという。
そしてその後、リンは類創研の廊下を歩きながら喜色満面、と言った風に肩で風を切って歩いていた。
「いやあ実に有意義なひと時だったな! あ、これ宮城支部で扱ってるブツのカタログだ。よければ貰ってくれ」
「有り難く戴くよ。……そういえば、ふと気になったんだが。今回の件、リモート会議じゃダメだったのか?
直接来られて困るわけではないが……その方が楽だろう?」
言われ、リンは「それもそうなんだが……」と同意はしながらも、頬を掻きながら口を開く。
「私個人だけならリモート会議で済ませたんだが、イズナ……ほれ、私の娘。あいつがいるからな。
終末が来る前にあいつにいろんなものを見せてやりたくてなぁ……
自分で言うのも何だが、私はあまりいい親とは言えんし、このぐらいはな」
「まあ幼女ネキは方々で大暴れしてるそうだしな……佐渡は自然も豊かだし、良いんじゃないか?
団三郎狸にその辺りは頼んでおいたが……今思えば狸と狐で喧嘩にはならないだろうか」
「狸で言うなら狸が混ざってるヌエである私の子だし大丈夫だろう。
それにあいつ宮城の狸とは仲いいぞ? 性格は本当に私にもタマにも似ずにいい子に育った」
「それはそれでどうかと思うが……」
等と言いつつも入口に歩いてゆくリンであったが、入り口付近まできて小首をかしげる。
そこには娘であるイズナ、その友人であるアズサ、そして2人の子守りを任せた少女の姿をした狸、団三郎狸がいた。
そして、それに加えてパピヨンニキもリンも知らぬ少女が1人、なぜかリンに向けて土下座をしていた。
丈の短い着物を着て、狸耳の生えた白と黒の斑に入り混じったツインテール、正体は狸らしく短い裾からは尻尾が覗いている。
その隣には着物を着た大柄な少女が同じように土下座をしており、団三郎狸はそれを見て頭を抱えていた。
「あ、
「うむ、団三郎狸、世話をかけたな。かの二ツ岩大明神に子守りをさせるのも私ぐらいだろうが……
……で、そこの小狸はなんだ? イズナに喧嘩でも売ったか?」
「そういう訳でもないんだがのう……ほれ、ミチル。言うだけ言うてみい」
団三郎狸に促され、顔を上げる狸の少女。団三郎狸の方をちらりと見るが、視線でリンを示され、数秒硬直した後、意を決した顔で口を開く。
「く、黒札様! わわ、私達を弟子にしてください!」
「わ、私もお願いします……!」
「……何て?」
「……ふむ、元々人間の文化というか漫画で読んだ忍者に憧れて? 独学で修行してて?
でも仲間からは馬鹿にされたりしててあんまり強くもなれなくて?
そんでイズナのあまりのNINJAっぷりに声をかけて、その戦いの師である私に弟子入りしたいと思ったと」
「仰る通りで……」
少し後。類創研直営の食堂で食用デモノイドのステーキやニシンそばに舌鼓を打ちつつ、リンは少女たちの話を聞いていた。
狸耳の少女は団三郎狸の子分である覚醒狸の娘でミチルといい、大柄な少女はツクヨというらしい。
ツクヨは覚醒し人間に化けることができるようになった兎らしく、よく見ればロップイヤーのごとく髪と同色の耳が垂れているのが分かる。
「ミチルよ、お前が昔から人間の漫画を愛好しておるのは知っていたが……黒札殿に直談判までするとはのう」
「だ、だって! 黒札様なんて光爵様以外に見たことないけど……イズナはすっごい忍者してるし!
その親の黒札様もイズナに負けないぐらい、何ならイズナより沢山忍術使えるって聞いたから……」
ため息を吐く団三郎狸に、イズナを指差しながらも熱弁を振るうミチル。
それを横目で見ながらもリンはイズナに体を向け、イズナはにっこりと笑った。
「……そうなのか?」
「はい
私もいくつか術を見せたらとても喜んでもらえて、
イズナとミチルたちが出会ったのは少し前、団三郎狸に連れられて佐渡を散歩している時にさかのぼる。
見慣れない子狐が団三郎狸に連れられている、と言う噂は瞬く間に佐渡島を駆け巡り、ミチルの耳にも入った。
物珍しさに見に行ったミチルたちの目に映ったのは、漫画から抜け出てきたような忍者スタイルのイズナ。
元々人懐っこい性分のイズナともすぐに仲良くなり、いくつか術を披露してもらい、イズナと共にいくつもの術を作ったリンの話を聞き、
その弟子になれればと思いイズナの後をついてきたのだという。
「それで……弟子入りか。まあ術を教えるのは別に構わんが……
私は本来弟子を取れるような人間でもないし、イズナが忍者っぽくなったのは私のせいではないからなあ。
イズナがここまで強くなったのも本人の向上心ありきなところはあるが、まあやる気があれば何とでもなろう。
団三郎狸、こいつら連れていくが構わんな?」
「まあ、こやつらは親無し子じゃし、そちらが構わぬのならば願ってもない話じゃが……
一応、子狸派遣サービスみたいなこともやっとるからの。その一環として派遣する形なら角もたたんかのう」
やれやれと肩をすくめる団三郎狸。そうして覚醒動物であるミチルとツクヨがリンの部下として加わる事となった。
余談だが、この事を知った先生ネキが気持ち悪い笑顔で『忍術研究部揃ったじゃん! はい霊装!』と宮城到着後数時間で霊装を仕上げて来たり、
イズナに悪気無しに悪路王異界に連れ込まれ地獄を見たり、イズナの性癖を知ってドン引きしたり、
割と散々な目に合ったが何とか宮城になじんでいくことはできたのだという。
どっとはらい。
そんなわけで60話でした。
頓西南北さんのほうであれこれ使っていただいてたので俺も使いたくなって……
炒飯ネキと瑠美で元ネタが被ったのでこりゃあネタにするしかねえ! と思い立ったのが冒頭の写真です。
■解説
・幼女ネキ
かっこいいロボが見れるなら惜しみなく援助するし技術提供のオッケーも出す系ようじょ。
というかまあイカルガやトイボックスの技術そのものはロボ部ホビー部で開発した技術なので別に他所で使っててもとやかくいう気がないだけだけど。
多分この幼女グランチャーやブレンパワードが完成したらオーダーする気満々だと思います。
・パピヨンニキ周り
基本的には「面白そうなもの作ってるニキ」という認識。あとはイズナ同様のフィレモン式ペルソナ使いなのでその辺りも色々聞いたりしてそう。
類創研周りの設定も大分想像込み。半終末あたりではすでに佐渡島支部あったそうなので、終末入る前年の年末ぐらいの居間の環境ならクローンヤクザぐらいはできてそうだな……という思いの元あれこれ描写してました。
食堂は完全にオリジナル描写だけど、個人的にはデモノイド肉を広める関係上あって困る事はないんじゃないかなあ……と思って描写。
ニシンそばがあるのは俺の趣味と佐渡でもニシン取れてたと聞いたからです。
・ミチル&ツクヨ
この2人は出す予定そのものはあったけど設定が二転三転した結果佐渡の狸と兎、という感じになった。調べてみると佐渡島、固有種の兎とかいるっぽいんですよね。
品種としてはミチルがホンドタヌキ、ツクヨがサドノウザギ。ただしツクヨのサイズはフレッシュジャイアント並。
変化以外だとミチルがアギ系ちょっとだけ、ツクヨがデバフ系ちょっととタンク向き能力。どっちもこの時点でのレベルは一桁。
イズナのお友達扱いなので幼女ネキ的にも大分厚遇される。それが良い事かはさておくけど。