【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策   作:タマヤ与太郎

63 / 132
そんなわけで62話、アメリカ編始まりです。
大分前から構想してたパートなので色々書きたいものがたくさんあるので悪路王異界編越えもままありえます。


転生ようじょ、渡米する。①

【米国】ムラクモ計画関連スレ その22【観光】

 

 

 

 

 

 

152:幼女

 

よう私だ。無事太平洋を渡ってメキシコに渡れたぞ、これ現地の人と撮った写真な

 

[画像]

(タコスを美味しそうに食べているイズナとガイコツ顔の闘牛士、やや困惑気味ながらもピースサインの幼女ネキ。画面の隅にドン引きしている狩人ニキとミチルとツクヨ、爆笑しているアビー)

 

 

153:名無しの転生者

 

待って?

 

 

154:名無しの転生者

 

おい誰かショタおじに連絡せぇ!

 

 

155:名無しの転生者

 

待って待って幼女ネキその人(?)なんでそんな友好的に写真撮ってんの!?

 

 

156:幼女

 

現地の人だぞ、なんか戦いの気配を感じて北上してきたらしいマタドール(年齢不詳)だ

なんか殴り合ってたら仲良くなったというか、向こうがやたら友好的になったというか

魔人なのは当然知ってるんだが、少なくとも敵意を感じなくなったしどうしたもんかなあと

 

 

157:★名無しのデビルサマナー

 

……呼ばれて来てみたけど何これ??????

とりあえず幼女ネキ、説明頼める?

 

 

158:幼女

 

いや私も良く分かってはおらんのだが……まあ数時間ほど前にメキシコ着いたんだが、

後々のルート確認とかしてたらこいつが殴りこんできてな、数時間がかりで殴り合いしてたというだけなんだが

まあ御察しの通り魔人マタドール、の分霊の一つっぽい? 別に魔人は1種1体の存在でもないっぽい*1からな……

まあ私と先生ネキと狩人ニキという武闘派の気配を感じて北上してきたんじゃないだろうか

 

 

159:狩人

 

なんと言うか比較的話の通じる個体っぽいな、少なくともバトルジャンキーではあるが見境なく死を撒き散らそうとはしていない

というか当人曰く『弱い奴は勝手に死ぬから勝手に死なない強い奴を殺してこそ意味がある』とか言ってた

 

 

160:名無しの転生者

 

ショタおじ、判定は?

 

 

161:★名無しのデビルサマナー

 

占術で見てみても恐ろしいことに危険性はあんまりない、という卦が出ていてね……

で、幼女ネキどうするつもり? 仲魔にするなら最低限シキガミ体には入れてほしいんだけど、今あるの?

 

 

162:先生

 

あるよ! 幼女ネキにボディどう作んのって聞かれたから暇つぶしに持ち込んでたシキガミボディ弄っててさ

ラプンツェルさんのボディの術式を模倣して作ってたから術式的な拘束力は結構あると思うけど

 

[画像]

(黒を中心としたボディスーツを着た女性型のシキガミ体)

 

 

163:名無しの転生者

 

こんなところで『こんなこともあろうかと』発揮しなくていいんだよぉ!

 

 

164:名無しの転生者

 

しかもこれゴッデス部隊時代の紅蓮*2じゃねーか! またマニアックなもんを……

 

 

165:先生

 

デザインは幼女ネキだよ、というかマタドールこれに入れるの?

まあ採算度外視で色々ぶち込んでるから拘束力は十分だろうけどさ

 

 

166:★名無しのデビルサマナー

 

まあそれなら大丈夫かな……んで幼女ネキ、結局そのマタドールどうするの?

正直放置は勧められないから仲魔にしないなら滅してほしいんだけど

リスポーンするにしてもインターバルぐらいは作れるだろうし

 

 

167:幼女

 

中々面白い奴だったし、私と殴り合いのできる話の通じる悪魔と言うだけでも割と貴重だしな……*3

当人的にも割と乗り気っぽいしとりあえずこのブラック紅蓮ボディに入ってもらうことにしたぞ

いやーアメリカ遠征のっけからとんでもないことになってて笑うしかないな

 

 

168:狩人

 

いや笑えないんだが……まあ魔人が仲魔にいるという点において*4俺は幼女ネキをどうこうは言えんが

 

 

169:★名無しのデビルサマナー

 

まあいいけどさぁ……この後はどういうルート辿るんだっけ?

 

 

170:狩人

 

俺が前に通ったルートを辿ることになるから……ヒューストン・ダラスを経由してからオクラホマだな

まあ明日には着くだろう

 

 

171:名無しの転生者

 

行こうとすれば2時間やそこらでアメリカ行けるってのが恐ろしいよなこの幼女……

実質日本全国すぐに行けるって事じゃん?

 

 

172:名無しの転生者

 

つまり何かあっても即座に駆けつけてイカルガがぶっ飛ばしに来ると。なにこれ地獄? 主にメシアンにとって

 

 

173:名無しの転生者

 

悪いことしなきゃいいんだよ悪いことしなきゃ*5

最近修行がてら山梨に戻って来てた幼女ネキの巻き藁のバイトやってたやつら*6みたいになりたくないだろ? まあバイトとは言うが無給だしボランティアに近いが

 

 

174:幼女

 

失敬な事をいうな、志願者ならバイト代は出すぞ、あいつらは私の家族を侮辱したカス共だからその負債を返させているだけだ

 

 

175:名無しの転生者

 

いつ返済し終わるのそれ

というか志願者とかもいるのか?

 

 

176:幼女

 

いつ返し終わるか? 知らん。あいつらに返済能力がないのが悪い

飛び散った肉片は製造班に納品して無駄もない、私は巻き藁を殴ってスカッとする、製造班は低位とは言え黒札素材が手に入る、カス共は素材提供でガイア連合に貢献できる

WINーWINという奴だな。ちなみに志願者はいるそ、たまに本部の廃人修羅勢とかが耐久の訓練とかで付き合ってくれている

 

 

177:名無しの転生者

 

居るんだ志願者……

 

 

178:★名無しのデビルサマナー

 

程々にね? 彼らから何とかしてくれって嘆願上がってきてるんだ

まあ、後でそっち行くからそのマタドール逃がさないようにね

 

 

179:幼女

 

分かった分かった、一応シキガミ体に入れて弱体化させてレベルは60ぐらいだからショタおじならなんとでもなろうよ

あと嘆願については無視して良いぞ、あいつらに関して私は行動を改める気はない

ショタおじに泣きつけばどうにかなるだろうと思っている甘えた根性も帰国したら叩きなおさんとな

止めてくれるなよ? ショタおじにとっては転生者の方が大事でそれ以外はどうでもよかろうが、私にとってはそいつらこそどうでもいい存在だ

どうしても止めたいのならショタおじの実力で呪詛なりなんなりかけるといい。私はそうでもせんと止まらんからな

私がショタおじに牙向いてでも家族を守る意思があるのはラプンツェルの件でよく知っているだろう? 勝てるかどうかではないのだ

 

 

180:★名無しのデビルサマナー

 

幼女ネキのそういうところはよく分かってるけどさ……気持ちも分かるけど

 

 

181:幼女

 

ならこれ以上言うことはない。まあやつらが恐怖や諦観からではなく心底の反省と謝罪の意を示せばやめてはやろう。100%ありえんとは思うがな

……さて、話題を変えるか。孔雀明王の機能について語っておくか? この間は解説しそびれたネタが1つある

 

 

182:名無しの転生者

 

ほう?

 

 

183:幼女

 

一応前に解説した機能の一部ではあるんだがな。ガイアメモリを挿して一時的に特性を付与、という機能の一部ではある

そんで、孔雀明王には名前に反してアメノトリフネを降ろしてあるという話をしたろう?

アメリカに行くのだからプルート対策で毒の対策もしたくてな、色々頭をひねっていたんだ。そもそもオクラホマ州はアメリカ中央部、魔王プルートの勢力圏だからな

で、そこで孔雀明王の機能に戻ってくるわけだが、本来孔雀明王とはマハーマユリの事であり、

この孔雀明王にも一時はマハーマユリを宿すべきでは? と思っていたのは前に説明したとおりだ

結局移動速度優先でアメノトリフネになったわけだが……それでも艦名は『孔雀明王』。そのものを宿しておらずとも、能力の器としては相性が良い

そこでこれを開発した

 

[画像]

(孔雀の頭を象った「P」が描かれたガイアメモリ)

 

 

184:名無しの転生者

 

孔雀……P……「P」EACOCKってことか!

 

 

185:名無しの転生者

 

あーなるほど、確かにガイアメモリは属性弾やスキルカードの亜種だもんな

そのピーコックメモリ?にマハーマユリの権能を収めてあるとかそんな感じ?

 

 

186:幼女

 

そういうことだ。これはマハーマユリの悪魔カードから抽出した『人々の災厄や苦痛を取り除く』という権能、

そして耐性や【身体異常無効】などの能力を孔雀明王に付加するメモリだ

ざっくり言うとこれを使う事によって孔雀明王の周囲に毒無効フィールドを張り、毒や呪いを既に受けていればそれを除去する

欠点としては孔雀明王に能力を付加する目的で他のメモリを追加で使えなくなるのと、MAG消費が倍増しになることだな

まあ砲門の属性変更はできるし、元々供給過多なところがあったから重大な問題という訳でもないが

一応本部修羅勢の毒付与程度ならどうにかできるレベルだから実用には耐えよう

 

 

187:名無しの転生者

 

これをシュラウドマグナムで使うとどうなるん?

 

 

188:幼女

 

このピーコックメモリをシュラウドマグナムで使うと、基本的には衝撃属性の付加になるな

メモリ特性としては複数能力を持つメモリなので、衝撃属性・回復・毒治癒の三種の付加になる。井坂のウェザーメモリのようなハイレベルなメモリだ

まあレベルが低い奴が使っても大して効果が上がらんから。最低限マハーマユリと同レベル程度にはないとメモリの真価は発揮出来んぞ

特にプルートの毒素を中和するレベルのやつなら相応のレベルが要求される

 

 

189:名無しの転生者

 

便利なメモリではあるみたいだな、まあ一般販売はしないメモリだろうし修羅勢向けって事か

あると便利ではあるんだろうけどな、効果は下がるが回復と毒治癒が出来るのはデカい

 

 

190:名無しの転生者

 

まあ使うなら治癒専用のメモリとか作った方が安上がりではあるんだろうがな

 

 

191:幼女

 

まあ孔雀明王に使うから名前効果で強力になるという話でもあるからな、普通に傷薬とか使った方が楽だぞ、MAG使わんしな

 

 

192:名無しの転生者

 

それはそう

まあ魔力も休めば回復する(環境によりはする)からどっちがいいかはまあ個人の判断だろうがな

幼女ネキが前に宣伝してたみたいな、魔法系で魔力多いけど覚えてる魔法が補助系メイン、とかだとこういうのは役立つ

というか俺がそっち系の覚醒者だから役に立ってるよガイアメモリ

対応ツールとか増やすって言ってたけどどんなん予定してんの?

 

 

193:オラシオ

 

一応メモリガジェットの類は制作予定だぞ、スタッグフォンとかは通信機としても使えるし、

何よりトリガーマグナム(≒シュラウドマグナム)の強化ツールとして使えるからな

俺のデモニカもスカルだから親和性あるし

あとはどうしようかなあと考えているよ、エンジンブレードとかも作る予定ではあるが

ドライバー系はロストドライバーがあるからいけはするが、どうしようかなあと言う感じだ

まあそこそこコストもあるし、普及品として作るなら廉価版ロストドライバーや廉価版エンジンブレードぐらいだろうかね

一応同系統のフルボトルとかオーメダルとかはできそうだが……まあやりたい奴がいれば応援するつもりはある、ぐらいか

俺個人としての推しはW系だしな……それにここ最近の無茶でがっぽり儲けさせてもらったので、自分の研究に使いたい

リボルギャリーの建造とかもしたいしな……

 

 

194:幼女

 

お、リボルギャリー作るのか? 頑張ってくれよオラシオニキ

個人的にはオーズ系のガジェットは欲しい所だな、ラウズマカジャリバー*7とかもあるし、タジャスピナーやメダガブリューはあったら楽しそうだ

それ単体で作りマッカを使用するならマカスピナー・マカガブリューとかになるのか?

オーメダルをそれらの強化ツールとして使うのも楽しそうだな。作るなら応援するぞ! オーズは大好きだからな!

 

 

195:名無しの転生者

 

そういえばライダー作品としての最推しはオーズとW*8って言ってたもんな幼女ネキ

 

 

196:名無しの転生者

 

俺ホビー部だけど幼女ネキがオーズ系ガジェット欲しがってたって言っとくわ

 

 

197:幼女

 

助かる! ベルトも欲しいがG1があるしコンボの仕様とかもあるし、まあG1状態でも使えるガジェット優先でいい

何らイズナ達に使わせるでもいいしな、必要な物があれば言ってくれ

 

 

198:名無しの転生者

 

おっけ、伝えとくよー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜。孔雀明王の停泊地では緊迫した空気が漂っていた。

その中心地には4人の人影。リンと狩人ニキ、そして魔人マタドールを封印したシキガミ、『紅蓮』。

紅蓮と向き合う最後の一人は黒い長髪の少年。言わずと知れたガイア連合盟主、ショタおじである。

 

「幼女ネキ達には逃がさないように伝えて置いたけど、本当に逃げなかったんだね?」

 

「ははは、逃げる理由があればそうするが、逃げる理由もないのに逃げる馬鹿はおるまいよ」

 

「本当に逃げるどころかむしろゆったり寛いでたからなあこいつ」

 

穏やかに、しかし確かな殺意を込めて言うショタおじと、それを受け流すように笑う紅蓮(マタドール)

その会話に補足を入れながら、リンと狩人ニキはたらりと一筋、冷や汗を垂らす。

 

「ともあれ、この目で見て君がしっかりと縛られているのは確認した、安心はできないけどね。

 いくつか聞きたいことがある、構わないね? 拒否したら消し飛ばすだけだけど」

 

「そこは安心してくれて構わんさ。私自身の思惑はあれど、戦う意思はないのだからな。

 何なりと質問もしてくれてよい。消してくれても構わんさ、じきに次の()、あるいは別の私が動くだろう。

 もっとも、次の()が今ほどおとなしい保証はないがね」

 

弓を引き絞る様に張りつめていく空気。風もないのに、ショタおじの長髪が揺らめく。

 

「……では、質問だ。何故戦う事をやめた? 幼女ネキと狩人ニキとの戦いの最中、突如矛を収めたと聞いている。

 相対する者に死を齎す、闘争と死を司る魔人が、なぜその剣を鞘に納める?」

 

その問いを受けた紅蓮(マタドール)はにこりと妖艶に笑い、ショタおじの方へと一歩踏み出す。

そう。『魔人』とは万物に等しく死と凶事を齎す、悪魔の一群である。

死の姿が様々なように、魔人もカテゴリーとして存在はするものの別種の存在と言っていいほど多種多様な魔人がいる。

中には狩人ニキの相棒アビーのような「人と魔の狭間の存在」としての魔人もいるが……

ともあれ、リンや狩人ニキから見ても、この紅蓮(マタドール)は異常な存在だった。

停泊中突如として現れ、武闘派の黒札2人と互角以上の戦いを数時間続けたのち、不意に剣を降ろした。

その後は何故か大分友好的になり、弱体化と安全のためにシキガミ体に入れるという話すらも快諾し、現在に至る。

 

「ふむ、理由か。私の目的のため、と言う所か。そのために、ガイア連合と言ったか? お前たちと共に行くのも一興と、そう思ったまで」

 

「……目的とは?」

 

空気がまた一段と張り詰める。物理的な圧力すら感じるそれを悠々といなしながら、紅蓮(マタドール)は視線をリンに向けた。

 

「煌めきを。人の放つ命の煌めきを、私は見たい。特にそちらの少女……ヨウジョネキと言ったか。お前のな」

 

「……私の、命の……煌めき? 何だそれは」

 

リンの問いに、紅蓮《マタドール》は満足げに瞑目し、笑みの形を作った後、目を開け、言葉を紡ぐ。

 

「知っての通り、私は死を齎すものだ。ここよりはるか南の地にて物心(・・)ついてより、幾多の命を刈り取って来た。

 だが、ただの死はそれこそ放っておいても訪れるものだ。故に私は戦士を求めた。極限の領域で剣を交わし、魂を奮わせ、死を目前にした時にこそ、人の魂は輝く。

 その煌めきを放つ魂は、どんな宝石や黄金にも勝る至上の美。その美しい輝きを見たい。それだけの話だ。

 ヨウジョネキにはその素質がある。彼女が極限まで高まった末の煌めきは、きっと何よりも美しいものだろう。彼女について行けば、それが見れる。そう確信しているのだ」

 

「それはまた……高く買われたものだな?」

 

「買い被るな。先の手合わせでお前が見せた煌めきを見てそう判断したまで。お前はいずれ極限の煌めきを見せてくれるだろう。

 己が魔人という存在においての異端という自覚はある。だが、そんな事よりも、私は私の思いのままに生きる。物心(・・)ついてより、私は私にそう課しているまでの事だ。

 それに……ヨウジョネキよ、お前の行く先には死と闘争が渦巻くだろう。こんな場所よりも、お前の側の方がよほど満足のゆく剣を振れようさ。

 さあ、どうする盟主よ? 承服できぬなら今すぐ私を殺すがいい。至上の美を見れぬなら生きている意味もない。さっさと次の()、別の()この座(マタドール)を明け渡してやらねばならんのだ、早く決めろ」

 

そう乞われ、ショタおじは苦虫を噛み潰したような顔で深々とため息を吐き、片手を閃かせた。

その手から飛んだ一枚の符はふわりと紅蓮《マタドール》の胸元へと張り付き、瞬く間にその体内へと沈み込んでいった。

 

「……そのシキガミ体の封印を強め、お前とそのシキガミ体を強く結びつけた。シキガミ体が破壊された程度じゃ封印が解けないようにね。

 幼女ネキ、一応許可はするけどしっかり監督するようにね? ペイルライダーやマザーハーロットじゃないだけまだましだけど……魔人は魔人だ」

 

「分かった。まあ大事無いとは思うが……あんまり嫌な感じがせんのだよなこいつ。やり合っている時も殺意はあれど敵意は感じなかった」

 

「それは私が『死と闘争の魔人』であるからだな。戦い、その結果として死を齎す。それは自然な事であり、誰かを憎んでいるわけではないからだ。

 別にお前を殺したくなかったわけではない。私にとって相手を殺す、と言うのは手足を振って前に進む、そのぐらい自然な行いなのだ」

 

「……なるほど、油断がならんと言う事はよく分かった」

 

リンと紅蓮(マタドール)がやいのやいのと語り合うのを横目で見ながら、ショタおじは深々とため息を吐く。

そして狩人ニキにひらひらと手を振ってその場を離れ……山梨へと戻って行った。

 

なお。

 

ショタおじの(渋々の)了承済みではあったが他の面々には完全に事後承諾であったため、

リンを守らんとする嫁達、特にノワールと紅蓮(マタドール)のひと悶着があった事。

二重三重に安全策を取っているとはいえ勝手に特級の厄ネタを引き入れた事でリンがセリリにガチ説教を受けた事を記しておく。

 

めでたくなしめでたくなし。

 

 

 

*1
各三次作品でペイルライダーやマザーハーロットなどが出現しては倒されたりしているあたり倒されてもリポップしたり同時期に複数の場所に出現したりしている可能性がある、と解釈

*2
『勝利の女神:NIKKE』に搭乗するニケの1人。通常ガチャで排出されるのは白い服を着た現代においての紅蓮だが、100年前の精鋭ニケ部隊『ゴッデス部隊』所属当時は黒系統のスーツを着ていた

*3
アテルイとかは異界に括られているのであんまり遠出が出来ない

*4
狩人ニキの相棒、アビーも元人間の魔人であるらしい

*5
なお善悪の基準は完全に幼女ネキ判定

*6
『転生ようじょ、悩む。』参照。以前幼女ネキに突っかかって散々にボコボコにされたやつら

*7
「えくり屋さん作『がんばれシフター ギラギラ転生記 ~僕がライダーになった理由~(仮)』」登場の装備。オーズのメダジャリバーとブレイドのラウザーを合体させたような武器。マッカ駆動

*8
クウガは殿堂入りらしい




そんなわけで62話、アメリカ編と言いつつ実はまだアメリカに入国してないというタイトル詐欺でした。

マタドールは個人的に色々思い入れのある魔人なので(主に真Ⅲで)メイン格として扱いたかったのです……
魔人の在り方については大分自己解釈入っています。基本的に敵でも味方でもない(逆を言えば場合によってはどちらにもなりうる)のが魔人なのかなあと言う解釈。
特にマタドール・ヘルズエンジェル・だいそうじょうなんかの聖書関係ない連中は。

そして名無しのレイさんの感想から孔雀明王の没った機能を復活。
マハーマユリベースだともっと強力な対状態異常フィールド張れてた感じです。

■解説

・幼女ネキ
しれっと魔人を仲魔にしていたようじょ。ある意味で運命力強めと言えるのかもしれない。
いきなり襲い掛かってきたので応戦したけどなんか惚れ込まれて押しかけ女房されたことにやや困惑気味。

・マタドール(紅蓮)
魔人マタドールのバグ個体。ある意味で人間の輝きに脳を焼かれた系の魔人。
人を殺し戦い続けていく内に、必死に抗う人間の魂の煌めきを見たい、と思うようになっていき次第に「人の極限の時に放つ魂の煌めき」に魅せられていった結果現在に至る。
ガワが美女だしなんかカッコいいこと言ってるけど、だいたいゴールデンカムイの辺見和雄です。
現在レベル60ぐらい。封印・弱体化を受ける前は80台だった。

・狩人ニキ
一緒にマタドールに応戦していたけど幼女ネキ程には惚れ込まれなかった。
既に他の魔人(アビー)のお手付きだったのもある。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。