前回の翌日位の話。
【サブル島】ムラクモ計画関連スレ その27【落とそう?】
895:先生
そんなわけでエクソダス当日です! まあ出発まではまだ数時間あるけどね
896:名無しの転生者
あれ、先生ネキなの? こういう時幼女ネキが出てくるもんだと思ってたけど
897:先生
幼女ネキはまだ昨日の一件*1であまえんぼモードなのでラプンツェルさんにしがみついて離れないんだよねぇ
[画像]
(ラプンツェルの胴にしがみついて胸に顔を埋めている幼女ネキ)
898:名無しの転生者
昨日の一件……ああ、まああれはなぁ
899:名無しの転生者
何があったん?
900:先生
捕縛中のメシアンの面会に行ったら幼女ネキのラプンツェルさん関連の地雷を綺麗に踏み抜いた
危うく球場丸ごと消し飛ぶところだったよね、辛うじて心停止1名(蘇生済)で済んだけどさぁ
下手したらオクラホマ州が地図から消えてた可能性すらあるよ?
901:名無しの転生者
うわぁ
前人間核弾頭とか言ったけどマジモンの意味で核ミサイル並みの能力あんのね高レベル覚醒者……
902:名無しの転生者
よく我慢したなぁ幼女ネキ、普段だったら即消し飛ばしてる所じゃん*2
903:先生
ちなみにマジギレしてて本霊と若干リンクするレベルでした
ミネルヴァさんがすっ飛んで来てたからほんとギリギリで踏みとどまったっぽいよ
904:名無しの転生者
いやー危なかったな……まあ湿っぽい話はよそう
とりあえず避難車両完成、避難民は収容して、後は出るだけ?
905:先生
そだね。とりあえず避難民は全員収容したから今捕縛したメシアンを隔離区画に突っ込んでる所かな
906:名無しの転生者
あいつら置いてっても良いんじゃね?
907:名無しの転生者
そういうわけにも行かんだろう、一応協定あるし
それでなくとも置いてって過激派に情報抜かれたらたまらん
908:名無しの転生者
それもそうか……めんどくせえなあ
909:先生
それもあるけど一応幼女ネキのざっくりした事情聴かせたらガチめに凹んでたみたいだから反省の余地はあると判断したよ
事後だけど幼女ネキのオッケーは出てるしまあ恥も外聞もないクソ共よりはまだ辛うじて更生の余地はあるようなないような
まあそれはそれとして! 幼女ネキに代わって新装備の紹介です
ミチルちゃんとツクヨちゃんにもデモニカあげよっか? みたいな話は前からしてたんだけど、本人達が固辞してねえ
910:名無しの転生者
へえ? 幼女ネキなら同調機能切った高性能デモニカ*3ぽんとあげそうだけど、断るってのは珍しいな
911:先生
「こんな高級すぎるもの貰って壊したりしたら心臓潰れるから! 狸鍋になっても返せないから!」とミチルちゃん本人は申しており*4
いやああのふにゃふにゃボイスでめっちゃうろたえるのすっげー可愛いよね! そそるぜ……
912:名無しの転生者
おい変態邪念漏れてんぞw まあみちぅなら言いそうだな……別に壊しても幼女ネキのポケットマネーですぐ修理完了ってなもんだがなあ
だいたい幼女ネキが悪路王異界でぶっ壊したG1とトイボックスに比べたら傷薬や宝玉で治るぐらいなら誤差っしょ*5
913:名無しの転生者
まあみちぅちゃんは基本小市民というかビビリだからなぁ、わからんではない*6
ツクヨちゃんも似たような感じかな?
914:先生
そだね。一応試作デモニカのテストという体でビルドドライバー(ニンニンコミック&ラビットタンク)とか色々あったんだけどなー
あたしのマキナ系デモニカとかもあるんだぜ? 最近通常型デモニカでアルマ系も設計始めてね。テストしたかったら言ってね、貸すから
ともあれ、固辞されたけどイズナちゃんアズサちゃんについて行ける程度に飛行可能な装備あげなきゃねー、ってみんなで相談して、*7これをあげることにしました
[画像]
(2個の六角形の金属プレート状の物体。それぞれローマ数字で『LXI(61)』『LXX(70)』と刻印されている)
915:名無しの転生者
……これもしかして核鉄?*8
916:名無しの転生者
あーアレかぁ。好きだったなあ武装錬金
917:先生
おういえす。ウェルニキの簡易デモニカ技術の集大成、核鉄! そのテストという体であげました
一応性能としては展開型デモニカ系の機構を応用した展開型霊装って感じかな?
核鉄状態だと所持者の治癒機能もある便利な逸品だよ! 流石に使用者に応じて固有の武装になる機能はないけどね
黒札用と一般用で分けてて、基本黒札の方が性能がいい。一般用だとシリアルナンバー無し、黒札用だとシリアルナンバーありで区別できるよ
ミチルちゃんとツクヨちゃん用のは黒札用だけどね、勿論
918:名無しの転生者
つまり核鉄2個でW武装錬金*9とかは出来ないのか、残念
919:先生
まあ予備も持っておいておけば出来るけどね。確か北海道の方だと斬魄刀*10作ってるんだったっけ? よく知らないけど
まあそれぞれの武装錬金は色々考えて設定したよ、二人の適正とかもあるしね
920:名無しの転生者
んで、結局何にしたの?
921:先生
ニアデスハピネスとアリス・イン・ワンダーランド*11
922:名無しの転生者
なんでさ!?!?!?!?!?
923:名無しの転生者
よりにもよって!?
924:先生
いやだってアレがイロモノっぽいのは使用者の恰好がアレだからじゃん
それ単体で考えるなら蝶の羽だよ? 妖精みたいで可愛いじゃん?
それにニアデスハピネスがあの形状なのパッピーの趣味だしアリスインワンダーランドもバタフライの性癖でしょ絶対*12
925:名無しの転生者
それはそうだけどw
926:名無しの転生者
まあでも確かにブルアカ原作でもみちぅは花火使うし、*13ニアデスハピネスは似合うかもなぁ
こっちのツクヨちゃんは確か幻惑系の術得意なんだよね? だったら適正的にもアリスインワンダーランドは合うかも
何より火遁の術っぽいのと霧隠れの術*14っぽいのを使えるとか考えると確かに忍者っぽい
色々応用も効きそうだしね
927:先生
まあそんな理由での選出でした! ちなみにウェルニキもこれを機にデモニカ新調してるよ
展開型の専用デモニカ、シルバースキン。チャドの腕は胴体の防御ががら空きだからねぇあれ
[画像]
(『武装錬金』の『キャプテンブラボー』*15の服装をしたウェルニキ)
928:名無しの転生者
ブラボーwwwwおおwwwwブラボーwwww
929:名無しの転生者
いやまあウェルニキの戦闘スタイルはボクシングだけどさあwwww*16
930:先生
いやー笑ったよねこれは。ちなみにシキガミのミカちゃんも持ってるよ、ブレイズオブグローリー*17だったかな
931:名無しの転生者
あー、熱使うもんなミカちゃんも
932:名無しの転生者
いいねえ、俺も何か作ってもらうかなぁ
933:先生
リクエストは受け付けてるってさ。あとこの技術が完成したことでシンフォギア系デモニカも一応の技術的完成を見たよ
まあ着る子がいないから設計図の図面引いただけらしいけど。テスター募集してるってさ*18
934:名無しの転生者
草
まあウェルニキが着るわけにもいかんだろうしな……
935:名無しの転生者
幼女ネキ周りの子らも大体デモニカあったりするしな……まあこっちでもちょっと探しては見るよ
たしかやる夫ニキの所に393がいたような……男らしいが*19
936:名無しの転生者
そう言えば幼女ネキって今何してる?
937:先生
まだまだあまえんぼモードだねえ。まあ計画発動までには持ち直すと思うけど
ラプンツェルさんからは離れたけど今度はノワールさんから離れなくなっちゃった
938:名無しの転生者
そっかー。まあ幼女ネキも休養は必要じゃろ、普段が働き過ぎなんだよあの子*20
939:名無しの転生者
そうだなあ。まあ時折俺達もデスマーチさせられるけど……
940:名無しの転生者
ほ、報酬は惜しまないから……
941:名無しの転生者
今回オラシオニキがムラクモに乗らなかったの、その直前まで幼女ネキ絡みのデスマに巻き込まれてたからだけどさ、
ぜってえ行った先でもゴタゴタに巻き込まれるって確信してたから固辞したんだと思うよ
942:オラシオ
よく分かったな、その通りだったろう?
943:名無しの転生者
うん
944:名無しの転生者
それはそう
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「あの、マスター? そろそろお時間では……」
「んー……」
エクソダス計画発動当日、孔雀明王内部。ノワールが膝に乗せたリンを軽く揺するが、リンはいやいやをするように首を振ってノワールにしがみつく。
昨日メシアンと面会した時の一件から、リンはずっとこうだった。
何を主張するわけでもなく、ただラプンツェルやノワールにしがみついて顔を埋めている。
腹が減れば口を開け催促する、睡眠すらしがみついたまま、というほどの怠惰ぶりではあったが、その原因となった一件を考えると無下にするのも忍びない。
一番厳しいセリリ判断でも『大人しいし時間まではほっときましょ』との判断が下され、そして現在に至る。
「……ほんと珍しいわね、リンがここまで引きずるなんて」
「ラプンツェルさんはノワールさんとは別ベクトルで唯一無二ですからねぇ……
それでなくとも
「こういうのっていっそちょっと爆発させた方が後引かなかったりするもんねぇ。
まああそこで爆発させると球場ごと消し飛んでただろうけどさ」
言いつつも、顔を見合わせてため息を吐くセリリとミネルヴァ。そこにヒトハを伴った先生ネキが入ってくると、
ノワールにしがみついたままのリンを見て難しい顔をした。
「ノワールさん、幼女ネキ、大丈夫そう? 一応
まああたしが最年長だし台本は頭に叩き込んでるからいけるけどさ。
幼女ネキがやんのが一番効果あるんじゃね、ってのは幼女ネキ自身も言ってたじゃん?」
「それが……やっぱり難しそうです……」
「……いや、それには及ばん。まあ、多少なり負担もあるにはあったが……まあ、ただ感傷に浸っていただけだ。
先の一件……
その事に少し、浸っていたかったから、引き伸ばしていただけだ」
リンのその発言に顔を見合わせる一同。基本的に鵺原リンという人間は、即断即決の鋼の女である。
過去を振り返る事はあれど、その事でやるべきことを後回しにするような人間ではない。
子供っぽく言えば、夏休みの一日目で宿題を全部終わらせてあとは全力で遊ぶ人間なのだ。
そんなリンが感傷に浸りやるべきことを(それに支障が出ない程度に)引き伸ばすなど、尋常の事ではない。
一同は再度顔を見合わせると、リンを抱いたままのノワールが代表して口を開く。
「その、思い出されたこと……とは?」
「私の名前の事だ。私は壬生一族のデビルサマナー、壬生楼閣の娘ではあるが……
私自身に名をつけた時は知らなかったからな。姓を変身悪魔から取って『鵺原』とした」
「はい、それは私も伺っております」
「そして『リン』という名前はその場のフィーリングでつけた。自分でも詳しい理由は分かっていなかった。
だが、どこか
リンはそこで一拍置き、周囲を見回してから、再度口を開く。
「昨日、一瞬キレかけた時。本霊と繋がったあの一瞬、遠くなりかけた意識を引っ張り戻した時に……ある光景がよぎった。
私の顔を、2人の男女が覗き込んで会話をしている光景だ」
「マスター、それは……」
リンの言う2人の男女に、その場にいる者達は思い当たる節があった。
「……そうだ、わが父、壬生楼閣。そして我が母、
その記憶の中で、父は私に『リン』と名付けた。漢字で書けば『臨』となるな。『臨機応変』の『臨』だ。
いついかなる状況にも臆せず臨んでほしい、そんな意味合いがあったそうだ。
それが、頭のどこかに引っかかっていたのだろうな。己を名付けるその時に、不思議なほどするりと出てきたよ」
「そっか、それはまー、いい事なんじゃないの?
あたしなんて産まれた時近くに生えてた
リンのつぶやきに、苦笑して大げさに肩をすくめる先生ネキ。それを見て、リンの頬が我知らず緩む。
ノワールの腕からするりと抜けると、自分の足で立って大きく伸びをし、にやりと笑う。
「……ふっ、確かにそれは縁起が悪いな。……だが、気が抜けた。ノワール、ラプンツェル、着替えだ。
例の服に着替えるぞ、化粧も薄くでいいからしろ。ついてこい」
「「え、あ、はいっ!」」
リンはノワールとラプンツェルを伴い、その場を後にする。そして先生ネキとすれ違う瞬間、リンは先生ネキの頬に軽く口付けた。
予想だにしていなかったのか、硬直する先生ネキ。そんな彼女をみて満足そうに笑うと、リンは改めて部屋を出ていった。
そして、そこに残されるのはセリリとミネルヴァとヒトハ、そして硬直したまま微動だにしない先生ネキ。
呼吸すら止まっているのか胸が上下すらしていない様子に、セリリが恐る恐る声をかける。
「……ちょっと、先生ネキ? 大丈夫? 呼吸止まってるわよ?」
「ぶぶぁっ」
「「「うわ――――――っ!?!??!?!」」」
突如、先生ネキの全身の穴と言う穴から鮮血があふれ出る。目耳鼻口と言った顔面だけにとどまらず、いつものスラックスにも赤い染みがジワリと広がっていく。七孔噴血とはまさにこの事か。
だくだくと溢れる血は明らかに致死量を超えており、先生ネキは目を開いたままそのままばたりと血の海に倒れる。
慌ててセリリが【ディア】をかけるも先生ネキはすでに死亡しており、最終的に救急医学部達が呼ばれ【サマリカーム】をかけることになったのだという。
なおこの件について先生ネキ当人は、『あのね、幼女ネキのほっぺにチューとか予想外過ぎてね、ちょっと尊みがあふれでたよね、うん』とコメントを残している。
どっとはらい。
幼女ネキの名前の由来に言及する話。そういえば「苗字は悪魔由来だけど名前はフィーリングでつけたし何かしらの由来をつけたいなあ」と思っていたのでどの流れで。
この話のすぐ後が次回の話になります。
■解説
・幼女ネキ
自分の名前の由来を思い出したようじょ。
両親の記憶を思い出して若干センチメンタルな気分になったので時間ギリギリになるまであまえんぼしてた。
先生ネキにほっぺにチューしたのは純粋に感謝の意。流石にその後七孔噴血したのは予想外だったけど。
・ノワール&ラプンツェル
前回の一件もあったし幼女ネキが素直に甘えてくるので割と満更でもなかった。
この後幼女ネキをおめかしして次回に続く。
・先生ネキ
尊みが過ぎて七孔噴血(2回目)した変態。本名『工藤沙華(くどう・さか)』。
別に自分の名前を嫌っているわけではないけど、同じネタでまぜっかえして空気を軽くしようとした。
結果として幼女ネキから感謝のほっぺにチューをもらい尊死した。
・武装錬金(核鉄)
ウェルニキがシンフォギア作ろうとした過程で生み出した展開型霊装(デモニカではなく霊装)。
原作の核鉄のような機能はないが、所有者の闘志や本能に合わせて威力が増加する仕様になっている。
原作と違い形状は核鉄ごとに固定なので同じデザインのW武装錬金とかもできる。