本部のトリオン怪物   作:Ψ( 'ω'* )

6 / 11


社会人って大変だなぁ(鼻ほじ)
投稿だって定期的にまともに出来ねぇんだもん(血涙)


黒トリガー争奪戦⑤

『今諏訪さん達は状況的にはどう?』

 

『えっとねー、かなり押され気味かな。簡単にまとめると』

 

①笹森が風間さんと対峙し実力差で緊急脱出、最後に一矢報いて風間さんの右腕を落とした。

②堤さんが諏訪さんを歌川から庇い緊急脱出。

③諏訪さんは左足を風間さんに持っていかれ悠一くんの援護をしつつ隠れながら対応しているが時間の問題かもしれない。

 

『圧倒的ピンチでは』

 

『そうとも言う』

 

という会話をしつつ諏訪さん達と合流。

マップには写ってるがやはり風間さん達はカメレオンを起動しており姿自体は見えない。

 

が、私には関係ない。

 

『おサノ視覚共有する。お願い』

 

『了解。諏訪さん準備いい?』

 

『おう、何時でも良いぜ』

 

『視覚共有!』

 

「これで明確な位置が割れたぜ」

 

ダブルショットガンが鋭く風間さん達の方へ飛んでいく。

身構えていたのか素早くシールドで防ぐ。

それに合わせ私の方でもメテオラを飛ばし煙を経たせ諏訪さんに距離をある程度取らせた。

片足の不利をなるべく軽減させる為に。

 

「これで緊急脱出しないの流石ですね」

 

「カーッ流石A級三位って所か。短期戦狙いでウチを潰してくるぞ。しかも向こうは一人落ちたとはいえ風間しか負傷してねぇしスコーピオン使いで対して痛手じゃねぇ・・・さて、スイお前ならどうする?」

 

「一番簡単なのは悠一くんと完全に合流して一緒に戦う事ですね。ただ・・・それじゃあ意味が無いでしょう。そもそも面白くない」

 

「ヒュー、言うじゃねぇか」

 

「なので自分は敢えて誘い込みたいと思います」

 

先ずバイパーで相手を動かし諏訪さんの所へ誘導。

諏訪さんはそこから射程の有利を活かして攻撃、戦力が削れればよし削れなくとも挟み撃ちにする。

 

そしてスコーピオンは弧月より耐久値が低い。

守備側に回ると弱いのが弱点。

そこを叩く。

但し歌川は弾トリガーも構成に入っている為細心の注意を払いつつ仕掛ける。

 

今回はバッグワームを構成に加えて居らず、私の位置は完全にバレる為途中で別行動。

誘導場所にエスクードを予め出しておく。

 

『位置に着きました。そちらの方はどうですか?』

 

『何時でも良いぜ。見つかんなよ』

 

『ええ。では・・・いきます』

 

「バイパー」

 

軌道調整を細かくそして敢えて外す様に風間隊の方へバイパーを散らしながら放ちグラスホッパーでその場からすぐさま離れる。

 

思惑通り誘導し諏訪さんの方へと固まった。

そして。

 

『よォし。おサノサポート頼むぜ』

 

『任せて』

 

『もう少しで私もそっちに着きます』

 

『了解』

 

あの人達は動かされたと知っている。

でも動かざるを得ない。

悠一くんと合流するのはあちらにとっても不都合。

何よりウチの隊は対風間隊、つまりステルス戦闘に対抗した隊と言っても過言では無い。

 

風間隊がB級時代『唯一』ステルス戦法を封じられていた隊ともいう。

見える目と聞こえる耳の対決(今菊地原は現場に居ないけど)でもあった。

その為菊地原とはそこまで仲良くないし何なら悪い傾向である、仕方ないね、SEでバチバチに対決してる様なものだし。

 

それなのに未だB級止まりなのは戦えるとはいえギャンブル傾向で笹森が入隊するまで中距離攻撃に偏り過ぎていたからだ。

ただまぁ、この後も私が個別任務やら遠征やらで全然チーム戦に参戦出来ずにいた所為でもある。

 

そんな訳で諏訪さんとの協力も久々。

些細な読みや思考のズレは今更仕方ない、なのでその辺は隊長経験の長い諏訪さんに任せる(合わせてもらう)しかない。

 

「諏訪は任せた」

 

「了解」

 

ガチッ

 

「・・・まさかお前が弧月を使うとは」

 

「腕は訛ってないんで期待してくれて良いです、よっ」

 

バキャッ

 

「その様だな。では遠慮なくいかせてもらおう」

 

『奈良坂先輩、風間さん達の方も白熱してますよ、どうしますか?あっちに援護射撃した方が良い気もしますが。迅さんには当たりませんし』

 

『・・・否、向こうはやめておけ。反撃が来るぞ』

 

『・・・え?』

 

『柏木先輩は射手以上の飛距離で弾トリガーが飛んでくる。下手すれば餌食になるぞ、伊達に個人A級やってないからな』

 

『柏木先輩美人なのに怖いですね』

 

『美人は関係ない。兎に角俺達は迅さんの動きを制限するつもりでこのまま進めるぞ』

 

『はい』

 

『そうだぞ、出水までやられた今お前達まで離れられると少しキツい。風間さんが戻っても頼むぞ』

 

『『はい』』

 

『士気を高めている中すまないが、中々に厳しい。諏訪だけならまだしも向こうには『目』がある』

 

『でもそっちには耳が』

 

『・・・その菊地原は戦闘早々離脱した。忘れたか?』

 

『あー・・・トリオン体じゃねぇと共有出来ねぇんだったか』

 

『ああ。正直劣勢と言っても過言ではない。それにスコーピオンと弧月では耐久性上部が悪い』

 

『でも風間さんなら負けないだろ?』

 

『どうだか』

 

『あー!絶対自信もってるのに勿体ぶってる人の言葉だろそれ!!』

 




閲覧ありがとうございました(*・ω・)*_ _)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。