問題児達と最強のオタクが異世界から来るそうですよ?   作:炎龍王アキラ

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本編3話目です。今回からゲストにお越しいただくことになりました。最初のゲストはこの方です。


十六夜 「ヤハハ!逆廻十六夜だ。面白いことが大好きな人間なんでよろしく!」


早速ですが十六夜君は悟君の事どう思いますか?


十六夜 「面白いやつだな。恐らく俺より強いだろうから戦ってみてぇぜ!」

ありがとうございます。さて前書きが長くなってもアレなので本編どうぞ。


3話 黒ウサギのコミュニティの秘密を知るそうですよ!

 

 

黒ウサギは内心の興奮を抑えきれず、鼓動が速くなって居た。

 

十六夜 「おい、どうした?ボーッとしてると胸とか脚とか揉むぞ?」

 

十六夜が黒ウサギの背後に回り黒ウサギの脇下から豊満な胸に手を伸ばす。

 

黒ウサギ 「え、きゃあ!」

 

お、面白そうだな。

 

悟 「いいな。よし俺も」

 

十六夜とは逆に黒ウサギの正面に回り込む。

 

黒ウサギ 「な、ば、おば、貴方様方はお馬鹿です!?二百年守ってきた黒ウサギの貞操に傷をつけるつもりですか!?」

 

 

 

悟•十六夜 「「二百年守った貞操?うわ、超傷つけたい」」

 

 

黒ウサギ 「お馬鹿!? いいえ、お馬鹿!!!」

 

 

十六夜 「ま、今はいいや、後々の楽しみにとっとこう。」

 

 

 

 

悟 「じゃあ俺は十六夜の分も貰っとこうかな。」

 

 

黒ウサギ 「このお馬鹿さま!!」

 

どこから取り出したかも分からないハリセンで叩かれる。

 

 

悟 「まあまあ、流石に冗談だ。俺は美少女の嫌がる事はしない主義だからな」

 

 

黒ウサギ 「び、美少女って、そ…そんな事無いのですよ。」

 

気のせいか?黒ウサギの顔がまた赤くなってる様な?(鈍感)

 

 

十六夜 「(お、面白いもん見たな。黒ウサギをからかうネタが増えたぜ!)」

 

 

十六夜 「ま、俺は冗談じゃねぇけどな。」

 

 

黒ウサギ 「さ、左様デスか」

 

 

ヤハハと笑う十六夜は黒ウサギの天敵かもしれない。黒ウサギは一瞬だけ遠い目をした

 

 

黒ウサギ 「と、ところで十六夜さん。その蛇神様はどうされます?というか生きています?」

 

 

十六夜 「命まで取ってねえよ。戦うのは楽しかったけど、殺すのは別段面白くもないしな。〝世界の果て〟にある滝を拝んだら箱庭に戻るさ」

 

 

悟 「にしても派手にやったな十六夜。」

 

 

十六夜 「思いの外テンション上がっちまってな。」

 

 

黒ウサギ 「ならギフトだけでも戴いておきましょう。ゲームの内容はどうあれ、十六夜さんは勝者です。蛇神様も文句はないでしょうから」

 

 

十六夜 「あん?」

 

 

十六夜は怪訝な顔で黒ウサギを見つめ返す。それに黒ウサギは思い出したように補足した。

 

 

黒ウサギ 「神仏とギフトゲームを競い合う時は基本的に三つの中から選ぶんですよ。最もポピュラーなのが〝力〟と〝知恵〟と〝勇気〟ですね。力比べのゲームをする際は相応の相手が用意されるものなんですけど………十六夜さんはご本人を倒されましたから。きっと凄いものを戴けますよー。これで黒ウサギ達のコミュニティも今より力をつける事が出来ます♪」

 

 

黒ウサギが小躍りでもしそうな足取りで蛇神に近寄る。しかし十六夜は不機嫌な顔で黒ウサギの前に立った。

 

 

十六夜 「……………………………」

 

 

黒ウサギ 「な、なんですか十六夜さん。怖い顔をされていますが、何か気に障りましたか?」

 

 

十六夜 「……… 別にィ。オマエの言うことは正しいぜ。勝者が敗者から得るのはギフトゲームとしては間違いなく真っ当なんだろうよ。だからそこに不服はねえ―――けどな、黒ウサギ―――――オマエ、何か決定的な事をずっと隠しているよな?」

 

 

黒ウサギは内心ドキッとしながらも平静を装った。

 

 

黒ウサギ 「……… なんのことです?箱庭の話ならお答えすると約束しましたし、ゲームの事も」

 

 

十六夜 「違うな。俺が聞いてるのはオマエ達の事―――いや、核心的な聞き方するぜ。黒ウサギ達はどうして俺達を呼び出す必要があったんだ?」

 

 

十六夜の質問に黒ウサギは再びドキりとした。

 

黒ウサギ 「それは………言ったとおりです。十六夜さん達にオモシロオカシク過ごしてもらおうと」

 

 

十六夜 「ああ、そうだな。おれも初めは純粋な好意か、もしくは与り知らない誰かの遊び心で呼び出されたんだと思っていた。俺は大絶賛〝暇〟の大安売りしていたわけだし、他の三人も異論が上がらなかったってことは、箱庭に来るだけの理由があったんだろうよ。だからオマエの事情なんて特に気にかからなかったんだが―――なんだかな。俺には、黒ウサギが必死に見える」

 

 

その時、初めて黒ウサギは動揺を表情に出した。瞳は揺らぎ、虚をつかれたように見つめ返す。

 

 

 

十六夜 「これは俺の勘だが。黒ウサギのコミュニティは弱小のチームか、もしくは訳あって衰退しているチームか何かじゃねえのか?だから俺達は組織を強化するために呼び出された。そう考えれば今の行動や、俺がコミュニティに入るのを拒否した時に本気で怒ったことも合点がいく―――どうよ?100点満点だろ?」

 

 

黒ウサギ 「っ………!」

 

黒ウサギは内心で痛烈に舌打ちした。この時点でそれを知られてしまうのは余りにも手痛い。苦労の末に呼び出した超戦力、手放すようなことは絶対に避けたかった。

 

 

十六夜 「というか悟も分かってただろ。お前俺の説明笑いながら聞いてたしよ。」

 

 

悟 「まあな。十六夜の推測と面白いくらい同じだったからな。」

 

 

黒ウサギは再び内心で舌打ちした。十六夜だけでなく悟も気づいているからだ。

 

 

十六夜 「んで、この事実を隠していたってことはだ。俺達にはまだ他のコミュニティを選ぶ権利があると判断できるんだが、その辺どうよ?」

 

黒ウサギ「……………」

 

十六夜「沈黙は是也、だぜ黒ウサギ。この状況で黙り込んでも悪化するだけだぞ。それとも他のコミュニティに行ってもいいのか?」

 

黒ウサギ「や、だ、駄目です!いえ、待ってください!」

 

十六夜「だから待ってるだろ。ホラ、いいから包み隠さず話せ」

 

十六夜は川辺にあった手頃な岩に腰を下ろして聞く姿勢を取る。悟もそれに倣い手頃な岩に座る。しかし黒ウサギにとって今のコミュニティの状態を話すのはあまりにもリスクが大きかった。

 

黒ウサギ 「(せめて気づかれたのがコミュニティの加入承諾を取ってからならよかったのに………!)」

 

 

加入承諾を得た後ならコミュニティの状況を知られても簡単に脱退することはできない。

なし崩しにコミュニティの再建を手伝ってもらうつもりだったのだが………くじ運が悪かった。相手は世界屈指の問題児集団なのだ。

 

十六夜 「ま、話さないなら話さないでいいぜ?俺はさっさと他のコミュニティに行くだけだ」

 

 

 

黒ウサギ 「………話せば、協力して戴けますか?」

 

 

十六夜 「ああ。面白ければな」

 

 

悟 「俺もね」

 

ケラケラ笑う十六夜と悟だが、その目はやはり笑っていない。黒ウサギはようやく己の目が曇っていたことに気がつく。話を聞くだけだった二人の少女と違い、この軽薄そうな少年と一見真面目そうに見える青年の瞳は〝箱庭の世界〟を見定めることに真剣だったのだと。

 

黒ウサギ 「………分かりました。それではこの黒ウサギもお腹を括って、精々オモシロオカシク、我々のコミュニティの惨状を語らせて戴こうじゃないですか」

 

 

コホン、と咳払い。内心では殆んど自棄っぱちだった。そしてコミュニティの現状について語り始めた。

 

 

黒ウサギ 「まず私達のコミュニティには名乗るべき〝名〟がありません。よって呼ばれる時は名前の無いその他大勢、〝ノーネーム〟という蔑称で称されます」

 

 

十六夜 「へえ………その他大勢扱いかよ。それで?」

 

 

黒ウサギ 「次に私達にはコミュニティの誇りである旗印もありません。この旗印というのはコミュニティのテリトリーを示す大事な役目も担っています」

 

 

十六夜 「ふぅん?それで?」

 

 

黒ウサギ 「〝名〟と〝旗印〟に続いてトドメに、中核を成す仲間達は一人も残っていません。もっとぶっちゃけてしまえば、ゲームに参加でくるだけのギフトを持っているのは122人中、黒ウサギとジン坊っちゃんだけで、後は十歳以下の子供ばかりなのですヨ!」

 

 

十六夜 「もう崖っぷちだな!」

 

 

黒ウサギ 「ホントですねー♪」

 

 

悟 「いや黒ウサギくらいはせめて否定しようぜ…‥って言いたいけど無理だな。」

 

 

十六夜の冷静な言葉にウフフと笑う黒ウサギは、ガクリと膝をついて項垂れる。口に出してみると、本当に自分達のコミュニティが末期なのだなあと思わずにはいられなかった。悟もフォローを入れようとしたが余りの悲惨さにフォローできずに居た。

 

 

十六夜 「で、どうしてそうなったんだ?黒ウサギのコミュニティは託児所でもやってんのか?」

 

 

黒ウサギ 「いえ、彼らの親も全て奪われたのです。箱庭を襲う最大の天災―――〝魔王〟によって」

 

 

十六夜 「ま………マオウ!?」

 

 

〝魔王〟と聞いた途端、十六夜の瞳はさながらショーウィンドに飾られる新しい玩具を見た子供のように輝いた。

 

 

十六夜 「魔王!なんだよそれ、魔王って超カッコイイじゃねえか!箱庭には魔王なんて素敵ネーミングで呼ばれる奴がいるのか!?」

 

 

黒ウサギ 「え、ええまあ。けど十六夜さんが思い描いている魔王とは差異があると………」

 

 

十六夜 「そうなのか?けど魔王なんて名乗るんだから強大で凶悪で、全力で叩き潰しても誰からも咎められることのないような素敵に不敵にゲスい奴なんだろ?」

 

 

黒ウサギ 「ま、まあ………倒したら多方面から感謝される可能性はございます。倒せば条件次第で隷属させることも可能ですし」

 

 

十六夜 「へえ?」

 

 

悟 「ちなみにこの世界だと魔王ってどんな感じなんだ?」

 

 

黒ウサギ 「魔王は〝主催者権限(ホストマスター)〟という箱庭に於ける特権階級を持つ修羅神仏で、彼らにギフトゲームを挑まれたが最後、誰も断ることはできません。私達は〝主催者権限〟を持つ魔王のゲームに強制参加させられ、コミュニティは………コミュニティとして活動していく為に必要な全てを奪われてしまいました」

 

 

これもまた比喩ではない。黒ウサギ達のコミュニティはその地位も名誉も仲間も、全て奪われたのだ。残されたのは空き地だらけとなった廃墟と子供達だけである。

しかし十六夜は同情する様子もなく、岩の上で脚を組み直す。悟も同様にしている。

 

悟 「けど名前も旗印もないというのは不便な話じゃね?何より縄張りを主張できないのは手痛いだろうな。新しく作ったら駄目なの?」

 

黒ウサギ 「そ、それは―――か、可能です。ですが改名はコミュニティの完全解散を意味します。しかしそれでは駄目なのです!私達は何よりも………仲間達が帰ってくる場所を守りたいのですから………!」

 

 

仲間の帰る場所を守りたい。それは黒ウサギが初めて口にした、掛け値のない本心だった。

 

黒ウサギ 「茨の道ではあります。けど私達は仲間が帰る場所を守りつつ、コミュニティを再建し………何時の日か、コミュニティの名と旗印を取り戻して掲げたいのです。そのためには十六夜さん達のような強大な力を持つプレイヤーを頼るほかありません!どうかその強大な力、我々のコミュニティに貸して戴けないでしょうか………!?」

 

十六夜 「………ふぅん。魔王から誇りと仲間をねえ」

 

 深く頭を下げて懇願する黒ウサギ。しかし必死の告白に十六夜は気のない声で返す。その態度に黒ウサギは肩を落として泣きそうな顔になっていた。

 

黒ウサギ「(ここで断られたら………私達のコミュニティはもう………!)」

 

黒ウサギは唇を強く噛む。こんな後悔をするなら、初めから話せば良かった。 肝心の十六夜は組んだ脚を気だるそうに組み直す。

 

 

十六夜 「(こりゃ面白くなりそうだな。黒ウサギのコミュニティに入るのは確定としても、悟の奴はどうするのかね。」

 

 

悟 「(まあ、俺としては入らないという選択肢ねぇからな。)」

 

 

1分くらいの沈黙の後に

 

 

十六夜 「いいな、それ」

 

 

黒ウサギ 「―――――………は?」

 

 

十六夜 「HA?じゃねえよ。協力するって言ったんだ。もっと喜べ黒ウサギ」

 

 

不機嫌そうに言う十六夜。呆然として立ち尽くす黒ウサギは二度三度と聞き直す。

 

 

黒ウサギ 「え………あ、あれれ?今の流れってそんな流れでございました?」

 

 

十六夜 「そんな流れだったぜ。それとも俺がいらねえのか?失礼なこと言うと本気で余所行くぞ」

 

 

黒ウサギ 「だ、駄目です駄目です、絶対に駄目です!十六夜さんは私達に必要です!」

 

 

十六夜 「分かってるよ。それで悟、お前はどうすんだ?」

 

 

十六夜と黒ウサギは俺の方を見る。黒ウサギは期待の眼差しで見る。

 

 

悟 「ま、俺も入るよ。というか最初から入るつもりだったしね。」

 

 

黒ウサギ 「あ、ありがとうございます!!」

 

 

悟 「ただし!」

 

 

黒ウサギ 「(ビクッ!)」

 

 

悟 「黒ウサギが俺らを呼ぶのに頼った相手にいつか会わせる。それが条件だ。まあ、大方予想はつくけどな。」

 

 

黒ウサギ 「は、はいそれなら何とか。でも何で悟さんはお相手の予想が?」

 

 

悟 「ま、そこは企業秘密で。ただ、この条件の理由は、『女王(クイーン)』に会いたいからかな。」

 

 

黒ウサギは内心で驚愕する。それもそのはずだ、黒ウサギは頼った人物のヒントも何も言ってない。それなのにピンポイントで、ましてや箱庭に来たばかりの人から『女王(クイーン)』なんて単語が出てくるはずも無い。

 

 

黒ウサギ 「(悟さん貴方は一体……)」

 

 

十六夜 「へぇ。悟がそんなに興味を示すなんてな。俺も興味が出てきた。ちなみにそいつは強いのか悟?」

 

 

悟 「めっちゃ強いね!」

 

 

十六夜 「俄然興味が出てきたぜ!!」

 

 

流石の戦闘狂である。

 

 

十六夜 「ま、それは一旦置いといて、黒ウサギはあのヘビを起こしてさっさとギフトを貰ってこい。その後は川の終端にある滝と〝世界の果て〟を見に行くぞ」

 

 

黒ウサギ 「は、はい!」

 

 

黒ウサギは嬉しそうに跳躍すると蛇神の上に乗り、顎の辺りに移動する。遠巻きに何かを話している姿を十六夜が眺めていると、直後に青い光が周囲に満ちていく。光の源が蛇神の頭から黒ウサギの手に移ると、ピョンと跳ねて十六夜達の前に出る。

 

 

黒ウサギ 「きゃーきゃーきゃー♪見てください!こんな大きな水樹の苗を貰いました!コレがあればもう他所のコミュニティから水を買う必要もなくなります!みんな大助かりです!」

 

 

ウッキャー♪なんて奇声を上げながら水樹と呼ばれる苗を抱きしめてクルクルと跳び回る。

 

 

十六夜 「喜んでもらえて何よりなんだが、一つ聞いていいか?」

 

 

黒ウサギ 「どうぞどうぞ!今なら一つと言わず三つでも四つでもお答えしますよ~♪」

 

 

十六夜 「それは三段腹なことだな」

 

 

黒ウサギ 「誰が三段腹ですか!」

 

 

悟 「いや、普通に失礼過ぎだろ。」

 

 

ウガー!とウサ耳を逆立てて怒る黒ウサギ。喜怒哀楽が忙しないウサギである。

 

 

十六夜 「まあ、どうでもいい疑問だけど。そんなに欲しかったならどうしてオマエがこのヘビに挑まなかったんだ?俺が見たところ、オマエの方がよっぽど強いように見えるが」

 

 

黒ウサギ 「ああ………その事でございますか。それはウサギ達が〝箱庭の貴族〟と呼ばれるコトに由来します。ウサギ達は〝主催者権限〟と同じく〝審判権限(ジャッジマスター)〟と呼ばれる特権を所持できるのです。〝審判権限〟を持つものがゲームの審判を務めた場合、両者は絶対にギフトゲームのルールを破ることができなくなり………いえ、正しくはその場で違反者の敗北が決定します」

 

 

十六夜 「へえ?それはいい話だな。つまりウサギと共謀すればギフトゲームで無敗になれる」

 

 

黒ウサギ 「だから違います。ルール違反=敗北なのです。ウサギの目と耳は箱庭の中枢と繋がっております。つまりウサギ達の意思とは無関係に敗北が決定して、チップを取り立てる事が出来るのですよ。それでも無理に判定を揺るがすと………」

 

 

十六夜 「揺るがすと?」

 

 

黒ウサギ 「爆死します」

 

 

悟 「いや、こっわ」

 

 

十六夜 「爆死するのか」

 

 

黒ウサギ 「それはもう盛大に。〝審判権限〟の所持はその代償として幾つかの〝縛り〟が御座います。

 一つ、ギフトゲームの審判を務めた日より数えて15日間はゲームに参加できない。

 二つ、〝主催者〟側から認可を取らねば参加できない。

 三つ、箱庭の外で行われているゲームには参加できない。

 ―――とまあ、他にもありますけど、蛇神様のゲームに挑めなかった大きな理由はこの三つですね。それに黒ウサギの審判稼業はコミュニティで唯一の稼ぎでしたから、必然的にコミュニティのゲームに参加する機会も少なかったのデスよ」

 

 

十六夜 「なるほどね。実力があってもゲームで使えないカードじゃ仕方ないか」

 

 

 十六夜は肩を竦めて川辺を歩き出し、悟も隣を歩き『世界の果て』へ向かう。身の丈ほどもある水樹の苗を抱えた黒ウサギも、それに続いて小走りで追いかける。

 

 

そうして俺達は世界の果てをみて、飛鳥達に合流するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何だったでしょうか。悟君よアンタ黒ウサギだけでなくクイーン•ハロウィンにまで手を出すつもりか。


悟 「いや、手を出すって何だよ!?そもそも黒ウサギにも手を出してねぇし!」


手を出すやつはみんなそう言うんだよ。


悟 「おい!!」


それでは皆さんまた次回。「聞けや!」
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