問題児達と最強のオタクが異世界から来るそうですよ?   作:炎龍王アキラ

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本編4話目です。本日のゲストはこの方です。


黒ウサギ 「YES!黒ウサギです。」

と言うわけで黒ウサギさんですね。早速ですが悟君についてどう思いますか?


黒ウサギ 「謎が多い方ですかね。後はちょ…ちょっと好ましい人‥ですかね(小声)」


はいはいラブコメありがとうございます。ちなみにですが飛鳥達視点はカットします。ほぼ原作と同じなので。それでは本編どうぞ。


4話 サウザンドアイズに行くそうですよ!

 

 

黒ウサギ 「な、なんであの短時間に〝フォレス・ガロ〟のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!」「一体どういう心算があってのことです!」聞いているのですか三人とも!!」

 

 

 

飛鳥•耀•ジン「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています」」」

 

 

 

黒ウサギ 「黙らっしゃい!!!」

 

 

戻ってきてすぐだが黒ウサギのツッコミは絶好調である。

 

 

十六夜 「別にいいじゃねえか。見境がなく選んで喧嘩を売ったわけじゃないんだから許してやれよ」

 

 

黒ウサギ 「十六夜さんは面白ければいいと思っているかも知れませんが、このギフトゲームで得られるものは自己満足だけなんですよ?この"契約書類"を見てください」

 

 

"契約書類"とは"主催者権限"を持っていない者たちが"主催者"となってギフトゲームを開催するのに必要なギフトである。そこにゲーム内容、チップ、賞品が書かれていて"主催者"のコミュニティのリーダーが署名することで成立する。

 

 

十六夜 「参加者プレイヤー〟が勝利した場合、〝主催者ホスト〟は参加者の言及する全ての罪を認め、箱庭の法の下で正しい裁きを受けた後、コミュニティを解散する。まあ、確かに自己満足だ。時間をかければ立証できるものを、わざわざ取り逃がすリスクを背負ってまで短縮させるんだからな」

 

 

黒ウサギ 「でも時間さえかければ、彼らの罪は必ず暴かれます。だって肝心の子供達は...その、」

 

 

黒ウサギが言い淀む。やっぱ気分いいもんじゃねぇな。

 

 

飛鳥 「どちらにしろガルドをそのままにしておくわけには行かないのよ。ノーネームは子供が多い、つまり次の標的は私たちになるかもなのよ。」

 

 

耀 「ん、黙ってはいられない。」

 

 

黒ウサギ 「はぁ、仕方がありませんね。まぁ、いいです。 フォレス・ガロ相手なら十六夜さんと悟さんがいれば楽勝でしょう」

 

 

十六夜 「何言ってんだ。俺は参加しねえよ」

 

 

悟 「同じく」

 

 

飛鳥 「あら、分かってるじゃない」

 

 

黒ウサギが慌てふためく。

 

 

黒ウサギ 「だ、駄目ですよ!御三人はコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないと」

 

 

十六夜 「そういうことじゃねぇよ黒ウサギ」

 

 

十六夜 「これはな()()()()が売って()()()が買った喧嘩だ、なのに俺と悟が手を出すのは無粋だぜ?」

 

 

悟 「そういうことだ。」

 

 

十六夜 「ということで俺と悟はこのゲームに関しては手を出さねぇから、頑張ってくれお嬢様方。」

 

 

悟 「頑張れよ飛鳥、春日部」

 

 

飛鳥 「ええ」

 

 

耀 「うん、負けない。それと私の事は耀でいい。十六夜も」

 

 

悟 「了解」

 

 

十六夜 「そうするぜ」

 

 

黒ウサギ 「……… ああもう、好きにしてください!」

 

 

黒ウサギは振り回されて疲弊したのか肩を下ろした。

 

 

黒ウサギ 「そろそろ行きましょうか。本当は皆さんを歓迎するために素敵なお店を予約して色々とセッティングしていたのですけれど、不慮の事故続きで、今日は流れとなってしまいました。また後日……」

 

 

飛鳥 「いいわよ、無理しなくて。私達のコミュニティって崖っぷちなんでしょう?」

 

 

驚いた黒ウサギはジンの方を見た。彼の申し訳なさそうな表情を見てすべてを悟った。ウサ耳まで赤くした黒ウサギは恥ずかしそうに甘た間を下げた。

 

 

黒ウサギ 「も、申し訳ございません。皆さんを騙すのは気が引けたんですが……黒ウサギ達も必死だったのです」

 

 

飛鳥 「もういいわ。私は組織の水準なんてどうでもよかったもの。春日部さんは?」

 

 

耀 「私も怒ってない。そもそもコミュニティがどうの、というのはどうでも……あ、けど」

 

 

ジン 「どうぞ、気兼ねなく聞いて下さい。僕らに出来ることなら最低限は用意します」

 

 

耀 「そんな大それたものじゃないよ。ただ私は……毎日3食お風呂付きの寝床があれば、と思っただけだから」

 

 

ジンの表情が固まる。この箱庭で水を買うか数kmも離れた大河から汲んでくるしかない。しかし

 

 

悟 「それなら十六夜がゲームに勝って水樹を蛇神から貰ってきたから心配ねぇよ。」

 

 

耀 「ん、なら安心」

 

 

まあ、男子はともかく女性に風呂無しはキツイわな。

 

 

ジン 「あはは………それじゃあ今日はコミュニティに帰る?」

 

 

黒ウサギ 「あ、ジン坊ちゃんは先にお帰り下さい。ギフトゲームが明日なら"サウザンドアイズ"にギフト鑑定をお願いしないと。水樹のこともありますし」

 

 

十六夜 「"サウンドアイズ"?コミニティの名前か?」

 

 

黒ウサギ 「YES。サウザンドアイズは特殊"瞳のギフトを持つ者達の群体コミュニティで、箱庭の東西南北・上層下層の全てに精通する超巨大商業コミュニティです。幸いこの近くに支店がありますし」

 

 

飛鳥 「ギフト鑑定というのは?」

 

 

黒ウサギ 「勿論、ギフトの秘めた力や起源などを鑑定することデス。自分の力の正しい形を把握していた方が、引き出せる力はより大きくなります。皆さんも自分の力の出処は気になるでしょう?」

 

 

同意を求める黒ウサギだが、3人は複雑な表情で返す。思う事はそれぞれあるのだろう。悟は楽しそうにしているが。

そうしてサウザンドアイズに向かう。

向かっている途中の景色には桜の花が咲いている。

 

 

飛鳥 「桜の木……ではないわよね?花弁の形が違うし、真夏になっても咲き続けるはずがないもの」

 

 

十六夜 「いや、まだ初夏になったばかりだぞ。気合いの入った桜が残っていてもおかしくないだろ」

 

 

耀 「……?今は秋だったと思うけど」

 

 

悟 「え、今ってクリスマスじゃねぇの?」

 

悟だけは違うところから来ているから季節は分からないが、ノリで冬ということにしといた。

 

 

ん?と会話の噛み合わない4人(悟はフリ)は顔を見合わせて首をかしげると、黒ウサギが笑って説明をしてくれた。

 

 

黒ウサギ 「皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されているのデス。元いた時間軸以外にも歴史や文化、生態系など所々違う箇所があるはずですよ」

 

 

十六夜 「へぇ?パラレルワールドってやつか?」

 

 

黒ウサギ 「正しくは立体交差並行世界論というものですけど、説明はまたの機会に。1日や2日では説明しきれないので。」

 

 

黒ウサギの説明と共にサウザンドアイズの支店に着く。今まさに店員が暖簾をおろすところだ。

 

 

黒ウサギ 「まっ」

 

 

店員 「待ったなしですお客様。うちは時間外営業はやっていません」

 

 

飛鳥 「なんて、商売っ気のない店なのかしら」

 

 

黒ウサギ 「全くです!閉店時間の五分前に客を締め出すなんて!」

 

 

悟 「いや、閉店5分前は迷惑じゃね。」

 

 

店員 「文句があるなら他所の店へどうぞ。あなた方は今後一切出入りを禁じます。出禁です」

 

 

アレ、俺文句言ってなくね。

 

 

黒ウサギ 「出禁!?これだけで出禁とか御客様舐めすぎでございますよ!?」

 

 

キャーキャーと騒ぐ黒ウサギ。すると

 

 

??? 「いぃぃぃぃぃやほおぉぉぉ!久しぶりだ黒ウサギィィィィィ!」

 

 

着物を着た真っ白の髪の幼女が黒ウサギにボディーアタックして転がりながら、街道の浅い水路に着水

 

 

十六夜 「おい、店長。この店にはドッキリサービスがあるのか?俺も別バージョンで是非」

 

 

店員 「ありません」

 

 

十六夜 「なんなら有料でも」

 

 

店員 「やりません」

 

 

悟 「とか言って本当は?」

 

 

店員 「あります……って何を言わせるんですか!ありませんよ!」

 

 

そんなコントをやっている時、黒ウサギに飛びついた(強襲した)白髪幼女は黒ウサギの胸に顔を埋めてなすり付けてる。

 

 

黒ウサギ 「し、白夜叉様!?どうしてこんな下層に!?」

 

 

白夜叉 「黒ウサギが来る予感がしたからに決まっとるだろうに!フフ、フホホフホホ!やっぱり黒ウサギは触り心地が違うの!ほれ、ここが良いかここが良いか!」

 

 

黒ウサギ 「ち、ちょっと、離れてください!」

 

 

白夜叉を無理やり引きはがし、頭を掴み投げ飛ばす、投げ飛ばした先に十六夜がおり、白夜叉を足で受け止めたかに見えたが。

 

 

十六夜 「悟、パス」

 

 

悟 「いや、美少女蹴るなよ」

 

 

十六夜はこっちの方に飛ばして来たので、俺は白夜叉を受け止める。

 

 

白夜叉 「ゴバァ!お、おんし、飛んできた美少女を足で受け止めるとは何様だ!」

 

 

十六夜 「十六夜様だぜ。以後よろしくな和装ロリ」

 

 

白夜叉 「全く!それで優しく受け止めてくれたおんしは?」

 

 

悟 「俺は悟。よろしく白夜叉」

 

 

白夜叉 「うむ」

 

 

飛鳥 「貴女はこの店の人?」

 

  

白夜叉 「おお、そうだとも。この"サウザンドアイズ"の幹部様で白夜叉様だよご令嬢。仕事の依頼ならおんしの年齢の割に発育がいい胸をワンタッチ生揉みで引き受けるぞ」

 

 

店員 「オーナー。それでは売り上げが伸びません。ボスが怒りますよ」

 

 

どこまでも冷静な声で女性店員が釘を刺す。さながら氷の女王みたいだ。

 

 

白夜叉 「ふふん。、お前達が黒ウサギの新しい同士か。異世界の人間が私の元まで来たということは………遂に黒ウサギが私のペットに!」

 

 

黒ウサギ 「なりません!どういう起承転結があったんですか!」

 

 

ウサ耳を逆立てて怒る黒ウサギ。何処まで本気なのかわからない白夜叉は笑って店に招く。

 

 

白夜叉 「まあいい。話があるなら店内で聞こう」

 

 

店員 「よろしいのですか?彼らは旗も持たない"ノーネーム"のはず。規定では」

 

 

白夜叉 「"ノーネーム"だと分かっていながら名を尋ねる、性悪店員に対する詫びだ。身元は私が保証するし、ボスに睨まれても私が責任取る。いいから入れ」

 

 

女性店員は少しムッとするがその間に黒ウサギ一行は暖簾をくぐる。

案内されるうちに和風の部屋に入る。

 

 

白夜叉 「改めて、私は、四桁の門、三三四五外門に本拠を構える"サウザンドアイズ"の幹部白夜叉だ。黒ウサギとは少々縁があってな。コミュニティが崩壊してからもちょくちょく手を貸してやっている器の大きな美少女と認識しておいてくれ」

 

 

黒ウサギ 「はいはい、お世話になっております本当に」

 

 

投げやりに受け流す黒ウサギ。その隣で耀が小首を傾げて問う

 

 

耀 「その外門って何?」

 

 

 

黒ウサギ 「箱庭の階層を示す外壁にある門ですよ。数字が若いほど都市の中心に近く、同時に強力な力を持つ者達が住んでいるのです」

 

 

此処、箱庭の都市は上層から下層まで七つの支配層に分かれており、それに伴ってそれぞれを区切る門には数字が与えられている。外壁から数えて七桁の外門、六桁外門、と内側に行くほど数字は若くなり、同時に強大な力を持つ。四桁の外門ともなれば、名のある修羅神仏が割拠する完全な人外魔境だ。黒ウサギが描いた図を見た4人は

 

 

耀 「玉ねぎ?」

 

 

飛鳥 「いえ、超巨大バームクーヘンでは無いかしら」

 

 

十六夜 「そうだな。何方かと言えばバームクーヘンだな」

 

 

悟 「バームクーヘン一択だな」

 

 

全員が食べ物で喩える様子をみて黒ウサギは肩をがっくしと落とす。

 

 

白夜叉 「ふふ、うまいこと例える。その例えなら今いる七桁の外門はバームクーヘンの一番皮の薄い部分にあたるな。更に説明するなら、東西南北の四つの区切りの東側にあたり、外門のすぐ外は"世界の果て"と向かい合う場所になる。あそこはコミュニティに属してはいないものの、強力なギフトを持ったもの達が住んでおるぞ。」

 

 

十六夜 「へぇ。じゃああの蛇神も強い方なのか?」

 

 

白夜叉 「ん?どういうことじゃ?」

 

 

黒ウサギは蛇神を十六夜が倒したこと。その報酬として水樹を貰った事を説明する。

白夜叉は驚き

 

 

白夜叉 「なんと!?クリアではなく直接的に倒したとな!?ではその小僧は神格の持ち主か?」

 

 

黒ウサギ 「いえ、見た限り十六夜さんは神格保持者ではありません。恐らく悟さんもです。」

 

 

ごめん黒ウサギ。一応俺神格持ってるんだよね。ゼウスと修行したり他の神とも修行してたからかな?

 

 

白夜叉 「そうか。(金髪の小僧はともかく翠眼の小僧は神格を持っているが、黒ウサギの目も騙し通すか。)」

 

 

十六夜 「ところで、白夜叉。あんたの口振りからしてその蛇と知り合いみたいだが、どうなんだ?」

 

 

白夜叉 「知ってるもなにも、あれに神格を与えたのは私だぞ。もう何百年にもなる話だがの」

 

 

小さな胸を張り、豪快に笑う白夜叉。だがそれを聞いた十六夜は物騒に瞳を光らせて問いただす

 

 

十六夜 「へぇ?じゃあお前はあの蛇より強いわけだな」

 

 

白夜叉 「当然だ。私は東側の"階層支配者"だぞ。この東側の四桁以下では並ぶものはいない、最強の主催者だ。」

 

 

"最強の主催者"ーーーーーーその言葉に、悟含めた4人は一斉に目を輝かせる。

 

 

飛鳥 「そう………。ではつまり、貴女のゲームをクリア出来れば、私達のコミュニティは東側で最強のコミュニティという事になるのかしら?」

 

 

白夜叉 「無論、そうなるのかのう」

 

 

十六夜 「そりゃ景気のいい話だ。探す手間が省けた」

 

 

まあ、楽しそうなのはいいけど今の十六夜達じゃ白夜叉には勝てないかな。かくいう俺も楽しんでるけど。

 

 

 

白夜叉 「抜け目が無い童たちだ。依頼しておきながら私にギフトゲームを挑むと?」

 

 

黒ウサギ 「え?ちょ、ちょっと御四人様!?」

 

 

白夜叉 「よいよい黒ウサギ。私も遊び相手に飢えている」

 

 

飛鳥 「ノリが良いわね。そう言うの好きよ」

 

 

白夜叉 「ふふそうか。しかしゲームの前に確認しておくことがある」

 

 

白夜叉は着物の裾から"サウザンドアイズ"の旗印の紋が入ったカードを取り出だし、壮絶な笑みで言う

 

 

白夜叉「おんしらが望むのは"挑戦"かもしくは、"決闘"か?」

 

 

その瞬間、白夜叉の部屋が崩壊し別のところに投げ出させる。投げ出されたのは白い雪原と凍る湖畔そして水平に太陽が廻る世界。

 

 

白夜叉 「今一度名乗り直し、問うかのう

私は"白き夜の魔王"―――太陽と白夜の星霊白夜叉。 おんしらが望むのは試練への"挑戦"か?それとも対等な"決闘"か?」

 

 

その瞬間悟は笑って居た。

 




如何だったでしょうか。やっと白夜叉登場だ!悟君、勿論白夜叉手籠にするよな!


悟 「言い方どうにかしろや!というか何で手籠にする前提何だよ!」


え?  「なんだその反応!?」


それでは皆さんまた次回 「おいいいーーー!!」
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