悪魔の孫は時の王者となって世界最強   作:MTHR

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 新章のオープニングを書きました。


ANOTHER TIME Taking a new step
OP 「MASSIVE WONDERS」


 一糸纏わぬ雫が、魔法陣を背にして目を閉じている。

 目を開けた雫が手を伸ばすと、その先に青い宝石が埋め込まれた刀が現れ、雫はそれを掴み取る。雫の姿が、白と黒のスーツに白いマントを羽織った姿に変わり、雫は青い光を纏う刀を振るう。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 空全体を覆う雲が流れていくミッドチルダ上空にタイトルロゴが出現する。

 

『誰でもなく君の為にできること』

 

 青い宝石が埋め込まれた指輪を手に、雫はミッドチルダの街並みを悲哀に満ちた表情で眺める。そんな雫の後ろ姿を見つめていたシグナムは、自身の持つシンケンジャーのセンタイリングに視線を落とす。

 

『僕は想う 僕は願う まっすぐに』

 

 膝を抱えて俯く鈴。研究室の席に座り、パネルを操作していたスカリエッティは振り返り、鈴の背中に見つめる。

 

『不確かで固めた』

 

 ガッチャーイグナイターを手にしていた平行世界の鈴木入間──『イルマ』は、ガッチャーイグナイターから視線をはずし、窓の外を見上げる。

 

自分的規則(ルール)にすがっていたよ』

 

 『イルマ』の背中を見つめるクロスウィザードとホッパー1。

 

 機動六課の机に座る八神はやて。

 

 待機状態のレイジングハートとバルディッシュを空に掲げるなのはとフェイト。

 

 胸の前で両手を組む愛子。

 

『言い訳で飾られた過去』

 

 ヴァイス・グランセニックが操縦するヘリがミッドチルダの上空を駆け抜ける。

 

 仮面ライダーファイヤーガッチャードデイブレイクが、マントを風に靡かせながらガッチャートルネードを構える。仮面ライダーギーツIXは、ギーツバスターQB9の引き金を引く。

 

攻略(クリア)したい』

 

 互いに背中合わせになってビルの屋上に立ちながら、虚空に視線を向ける雫と鈴。

 

 入間の目が青く光り輝く。魔法を放つユエとミレディ、蹴りを放つアメリとガシャコンブレイカーⅡを振るうシア、極炎を放つアスモデウスとティオ、冷気を放つチマと玩具を出すクララの姿が現れる。

 

『天上の宝石(ほし) 朱く染める 』

 

 『イルマ』が変身したレインボーガッチャードが、天之河光輝が変身した仮面ライダーマルスがぶつかり合い、ガッチャートルネードと聖剣が衝突と同時に火花を散らす。

 

『奇跡の(つぶ)拾い集めて 』

 

 ミレディが周囲に出現させた15体のパーカーゴーストを突撃させる。鈴はその威容に気圧されつつも、アーティファクトの扇子を振るう。

 

『まだ見えぬ未来(よる)の先に』

 

 エリオが変身したガッチャードサンダーがストラーダXを構えながら雷鳴の如く突貫し、デザストが変身した仮面ライダーデザストが体を回転させて竜巻を纏いながら突撃する。ガッチャードサンダーとデザストがぶつかり合うと、周囲にすさまじい衝撃波が広がる。

 

『伝えたいよ 想像(まぼろし)を破り』

 

 シグナムが操縦するシンケンオーがミッドチルダの街に降り立つ。ガシャコンブレイカーIIを担ぐシアと共に竜化したティオに乗ったユエがスッと手を上げると、ユエが発動させた五天龍が眼前にいるシンケンオーへと襲いかかる。

 

『宵闇の月 僕を誘う』

 

 アスモデウスがヴィーノを呼び出して共に炎を放つ。キャロが召喚したグレングラファイトバグスターはその炎をはね除けると、グレングラファイトバグスターはアスモデウスに突撃し、アスモデウスは炎の剣を振り下ろす。

 

『惑いのveil 消し去っていく 』

 

 チマが発生させた鋭く尖った氷山を突撃させ、ギーツⅨはギーツテールナインを伸ばして氷山を破壊する。その時、破壊された氷山の影に隠れていたクララが飛び出し、ギーツⅨに向けて自販機を投げ放つ。

 

『隠してた ズルい(自分)

 

 急降下したアメリがスカリエッティが変身したビルド・ホークホークフォームとすれ違いざまに激突し、即座に繰り出した回し蹴りでビルドのライダーキックを受け止める。

 

『弱さも全部受け止めた時に』

 

 入間がゆっくりと目を開けると、入間の青い瞳が赤い光を放ち、瞳から溢れだした光が炎のように揺らめく。

 

『情熱的な言葉はいらない』

 

 アナザーディケイドの姿から生身に戻った香織が、背中を向けて歩き出す。雫はその背中を追いかけ、足をもつれさせながらも必死に手を伸ばすが、伸ばした手は香織の髪をすり抜ける。

 

『今、ここにいること』

 

 『イルマ』がアリクレッドの力で性格改変された悪イルマが右手を前に突き出すと、色とりどりの101枚のケミーカードが悪イルマの周囲を旋回する。

 

『それが僕の答え(真実)

 

 バリアジャケットを纏った雫が、日本刀型のアームドデバイスの刀身を水に変え、渦潮となって吹き荒れる。

 

 漆黒の空間の中で、『イルマ』と雫が目を閉じながら背中合わせになって佇むんでいると、ミッドチルダの上空にタイトルロゴが現れた。

 

 

 

【挿絵表示】

 




次回予告

入間「八重樫さんがミッドチルダに……」

 ミッドチルダに来た雫──

雫「これから、どうすれば……」

入間「雫さん、ですよね……?」

はやて「ようこそ、機動六課へ!」

第1話 溢れた雫




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