Q.陵辱ゲーに仮面ライダー(SIC仕様)の力を持って転生した俺はどうすればいいですか?   作:純愛

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オークは一発で潰せるようにならなきゃいけない。

オーク共を皆殺しにし、廃ビルから出た俺は帰路につく。

このまま家に帰ろう。そう思っていたのだが……

 

「遠いな……」

廃ビルから自宅まであまりにも遠い。

ここから歩いて帰るのか。面倒くさい。

そう思っていると、エンジン音と共に何かが俺の目の前に飛来してきた。

外見は金色と赤色のバイク。

マシントルネイダーだ。少しだけ禍々しいけど……

 

「まあ、いいか」

俺はトルネイダーにまたがり、エンジンをかける。

マフラーから煙が吹き、タイヤが回転し、走り出す。

無事に自宅に戻って、変身を解いた俺はベットに寝っ転がる。

今日あったことを振り返る。

自分が転生者だったことを思い出し、アギトに覚醒した。そして怒りのままオーク共を殺した。

自分の右腕を持ち上げる。

照明に当たり、手のひらを影が覆う。

 

「驚くことほど何も感じなかったな……」

神にそういう風にされていたりするのだろうか?それだったら余計なことに悩まなくてありがたいのだが。

 

「……考えるのは明日でいいか」

初変身した影響か、体が休息を求めている。

そのまま本能に従い、俺は眠りに落ちた。

 

 

 

「ん――」

陽の光の刺激によって瞼が開く。

俺はまだ重い身体を引きずり、ベットから出る。

閉じそうな瞼を、気力で耐えながら洗面所に向かう。

洗面所の蛇口を捻り、水を手に溜め、顔を洗う。

タオルを手に取り、水滴を拭きとる。

そういえばこの世界の俺の顔どうなっているんだ?

そう思い、鏡に映った自分の顔を見てみる。

……普通?

角度を変えればイケメンか?

なんか虚しくなってきたな。やめよ。

俺は洗面所を出て、パソコンを起動する。

今の勢力図を知りたい。さすがに、詳しくは調べられないだろうが、ノマドや聖修学園があるかくらいは分かるはずだ。

 

 

 

「嘘やん……」

俺は調べたことを後悔した。

俺は片っ端から、主要な組織に関するワードを調べていった。

その結果、すべてのワードがヒットしたのだ。

そう俺は、エドウィン・ブラックと淫魔王を相手にしなくてはならないことが確定してしまった。

エドウィン・ブラックに至っては、不老不死だぞ。淫魔王も理屈はよくわからんが、ゆきかぜ達に倒されたのにすぐ復活してしまったし。

まあ、アギトの進化でいずれは殺せるかもしれないが。

それでも、ラスボスを二人殺すのはかなりきつい。でも、救いはある。

俺の住んでいる町は、五車町。対魔忍とその関係者が住んでいるという人工都市。五車町ということは五車学園が存在しているはず。対魔忍達と協力できれば、少しは戦況が変わるはずだ。

……いや、対魔忍側の上層部が腐ってるから、やめとこ。

そうなると一人で戦うことになるのか。

……鍛えよ。

 

***

 

鍛える。

そう決めてから、山にやってきた。

ここなら、誰かに見られる心配はない。見られても魔物ぐらいだろう。

 

「とりあえず、フォームチェンジをしてみよう」

俺はオルタリングを腰に出現させ、左右のスイッチを押す。

光が漏れ、俺を包み込み、アギトの体へと変身させる。

アギトに変身した俺は、右のスイッチを押す。

オルタリングの中央から、武器の柄が出現する。

その柄を掴み、引き抜いた。

波紋が右腕と胸部に広がり、炎の力を宿した赤色へと変化する。

 

「ちゃんと変化できるみたいだな……グゥ!」

安心したのも束の間、右腕が蒼炎を纏って燃えだした。

火傷とは比にならない痛みと強化されている皮膚が溶かされている感覚に苦しむ。

痛みから逃れようと、左側のスイッチを押す。

波紋が左腕と胸部に広がり、風の力を宿した青色へと変化する。

 

「はぁ……はぁ……何だったんだ……ガアッ!」

今度は左腕を囲うように竜巻が起こり、強化された皮膚すらも切り裂いていく。

あまりの激痛に変身を解く。

焼かれて爛れた右腕と、無数の切り傷ができた左腕は、逆再生をかけられたように修復を始めた。

 

「アギトになったら……超能力は……失われると……思っていたのだが」

どうやら俺の超能力は健在らしい。

まあ、使ったのはビルから飛び降りた時だけだが。

修復が終わり痛みが引いてきたので立ち上がり、もう一度変身する。

 

「グランドフォームのままだと何も起こらないんだよな」

ふと、付近に水溜りができていることに気が付いた。

何となく水溜りを覗いた。

水溜りに移った俺の姿は、本来のアギトとは異なり、ギルスみたいに生物感が強くなり、クロスホーンと呼ばれる上の角が6枚に展開していた。

 

「SIC仕様かぁ……てか、クロスホーンが展開してるじゃん。原因これじゃね?」

クロスホーンは通常だと2枚のはずだ。だが俺のクロスホーンは、6枚に展開している。

 

「だからか……」

通常のアギトではライダーキックをするときのみ展開していた。

恐らくクロスホーンは、変身者がアギトの力で死なないように力を制御する役割があるのだろう。

だからライダーキックという必殺技を打つ時だけ、フルパワーを発揮できるようにクロスホーンが展開するのだ。

 

「要は、フルパワーのフレイムフォームやストームフォームを操ることになるのか」

これって、グランドフォームで体を慣らせってことなのでは?

フレイムやストームって、超越感覚の赤、超越精神の青と呼ばれていた気がするから、鍛え続ければ制御できるのかな?

そんな風に考えていると、ビジョンが浮かんでくる。

ここは、ヨミハラ?そして、そこにある奴隷娼館。そこに向かう一人の女の子。

黒いパーカーに、白を基調とし、黒のラインが入ったラバースーツを着た白髪の女の子。

あかん……これよく見る展開だ。

 

「急いで向かわないと……」

俺はグランドフォームに変身し、山を駆け下り、呼び出していたマシントルネイダーにまたがって、ヨミハラに向かう。

早く行かないとまずいことになる……トルネイダーを最高速度で走らせた。

 

***

 

ヨミハラに着くが、そのままトルネイダーを走らせ目的地の娼館の裏口に着く。

見覚えのある裏口に思わず変身を解いてしまう。

 

「よく見たらここ、俺の職場じゃね?」

こんな建物で、日々薬とか調教道具運んでいた記憶がよみがえる。

うわぁ……何で俺そんなことしてるん?いくら前世の記憶無くてもさぁ……それはないでしょ。

償いのためにここ、ぶっ壊すか。

ここ壊したら、ノマド敵になるかもしれないけど知らね。

いずれ戦う敵だし。

 

「ちょうどいいから、辞表もついでに叩きつけるか」

そう思い、店の入口に向かった。

店の入口に入ると、入口に支配人がいた。

何やら、白髪の女の子と言い争っている。

 

「いや、お客様?ここは……ん?」

俺に気が付いた店長が、客にしていた丁寧な態度とは正反対の態度を俺に向ける。

 

「おい!遅刻だぞ!」

俺は店長に近づいていき、胸ぐらを掴みカウンターに叩きつけた。

 

「グゥ!」

苦悶の声と共に、カウンターに叩きつけられるオーク。

木のカウンターは、叩きつけた衝撃で壊れる。

 

「お客さん……せっかく来てくれたところ悪いけど、帰った方が良いよ。これからこの店、壊れるから」

 

「でも、それじゃあ……」

戸惑った声を上げる女の子。

 

「ふうま小太郎のことは俺に任せろ。明日には必ずお前たちの元に帰す」

もう少しぐらい言葉が必要かな?

 

「それに……あんたと引き換えに助かった命を、ふうま小太郎が望むのか?」

これで、今日の所は帰ってくれるだろうか?てか頼む。帰ってくれ。もう怒りが抑えられない。

 

「……わかった」

そう言って、女の子の気配が消えた。

 

「やっと、行ってくれたか……」

俺がほっとしたのも束の間、奥からドタバタと、騒がしい足音が聞こえてくる。

 

「な、何だ⁉今、物凄い音がしたぞ⁉」

 

「支配人は、無事か⁉」

 

「早く確認するぞ⁉」

 

「手間が省けたな」

俺はオルタリングを出現させる。

 

「な⁉お前⁉」

心底、驚いた様子のオーク。

そりゃ、驚くだろうな。一緒に働いていた人間が店長を殺したんだから。

 

「お前達を殺す――変し……いや、これは言えないな」

変身とは、仮面ライダーが正義の味方になるときにいう言葉だ。

俺は正義の味方ではない。ただ、欲望のままに暴れる怪物だから。

オルタリングの左右のスイッチを押す。

俺はアギトに変身する。

変身すると同時に駆け出し、前方のオークの腹に蹴りを入れる。

蹴られたオークは、俺の首辺りまで浮き、俺は追い打ちをかけるため、無防備な背中に踵を落とす。

背骨を折られたオークは悲鳴を上げる。

 

「ギャァァァァァァァ――!」

悲痛な叫びを上げ、こと切れたように動かなくなるオーク。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁ‼」

半狂乱になって向かってくるオーク2体の足を払う。

バランスを崩した二体のオークの頭を片手で一つずつ掴み、地面に叩きつける。

衝撃で後頭部が割れ、崩れた脳の一部が飛び出す。

 

「ヒィ!」

そんな仲間の様子を見て、怖気づいたのか、逃げようとするオーク共。

俺は地面に倒れている二体のオークの頭を引っ張り、背骨を取り出す。

二本の背骨を膝で四本に分け、オークたちに投擲した。

投擲した背骨はオークたちの首を貫き、絶命させる。

俺は娼館の奥へと移行と歩みを進める。

だが、その行方をふさぐものがいた。

オーク。それも、ただのオークじゃない。

通常、オークの体色が緑色だが、紫色の体色を持つそいつは、歩くたびに大気を揺らし、通常のオークよりもはるかに大きい巨体を持つ。

改造オークだ。娼館はこんなもの飼っていたのか……

 

「ウガァァァァァ!」

改造オークは周りを見渡し、惨状を目の当たりにすると俺に拳を振り上げ、襲い掛かる。

 

「危な――」

振り上げられた拳に、直撃しそうになるが両腕でガードする。

両腕に来るわずかな痛みと衝撃。

ガードするだけでは威力を殺しきれず、壁際に吹っ飛ばされる。

吹っ飛ばされる寸前に、改造オークの脇腹にパンチを繰り出すが、怯んだ様子はない。

 

「やばいな……これ」

振り上げられた拳に当たっただけで、意識が飛びかけた。このままじゃ死ぬ。だが、人は命の危機になると思考力が何倍にも跳ね上がる。

 

(通常の攻撃が効かないんだったら!)

俺は、まっすぐ改造オークに向かって駆け出す。

改造オークは、勝機と言わんばかりのニタリとした下品な笑みを浮かべ、間合いに入った俺の腹にボディブローを繰り出す。

俺は伝わった衝撃によって、意識が飛びそうになりながら空中に投げ出される。

空中に投げ出された俺は、改造オークの頭が手に届く範囲であることを確認する。

 

(この位置なら――!)

重力によって落ちていく俺は、手刀を作り、改造オークの頭部目掛けて振り下ろした。

改造オークは完全に油断しており、頭部を守ることもしない。

重力がかかり、振り下ろされた手刀は威力を増す。

そのまま豆腐を切るように、改造オークの頭が二つに裂かれていく。

手刀は、頭を切り裂くだけでは威力が落ちず、体も裂いていく。

改造オークは、何が起こったのかわからないといったような顔で体を裂かれ、絶命した。

直後、改造オークや俺が暴れまわったからか、娼館が崩れ始める。

急いでマシントルネイダーを呼び出し、その場を後にする。

 

(だめだ。こんな程度じゃ……)

これから先の戦いを考えると、オークに手間取っているのではまともに戦えない。

 

(オークは一発で潰せるようにならなければ……)

そんな思いを胸に俺は、小太郎を探しに夜の街にトルネイダーを走らせるのだった。




一応、今世の主人公の生い立ちね。

対魔忍の母と父の間に生まれる。

父親は任務で死亡。母親、対魔忍のお偉いさんに寝取られ。

主人公、捨てられそうになる。(お年玉とか貯めていたお小遣い持って家出)

奴隷調教師に拾われ、後継として育てられる。(職場の皆さんからイジメを受ける)

彼女ができるが、オークに彼女を寝取られる。(彼女の職業は対魔忍)

自殺(自分が転生者だということを思い出し、アギトに覚醒)

竿役ぶっ殺すマンになる。←今ココ

闇落ち展開

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