Q.陵辱ゲーに仮面ライダー(SIC仕様)の力を持って転生した俺はどうすればいいですか? 作:純愛
「ぎゃあ!」
「何なんだこいつはぁ⁉」
フレイムセイバーで逃げ惑う淫魔を切り伏せる。
「わ、私達の盾となれ!」
さっきまで繋がっていた女生徒を並べ、盾にし始めた淫魔。
どこまでも往生際が悪いなこいつら。
俺はフレイムセイバーを居合の形で構え、炎を纏わせる。
炎を纏ったフレイムセイバーを抜刀し、炎を飛ばした。
飛ばした炎は空中で竜の形になり、意思を持ったように動き出す。
動き出した炎は盾になった女生徒を避け、その後ろにいた淫魔達に喰らいつく。
約7000度の炎に丸呑みにされた淫魔達は断末魔を上げることなく灰になった。
「こんなものか……」
俺は淫魔王のいる宮殿へと足を進める。
そこに立ちふさがる者がいた。
「邪魔をするなよ。これから、お前らの主を殺しに行くんだから」
俺がそう言うと、鷲津茂と犬井秀雄が淫魔の姿に変わる。
「そんなこと言われて通すと思うのか?」
鷲津がそう言い、構えをとる。
「アレ?淫魔にも仲間意識ってあるんだな。てっきり人の性と他人の大事なもの奪うしか能がない生物と思ってたわ」
俺の言葉に露骨に青筋を立てる鷲津達。
「お前、生きて返さんぞ……!」
「あ゛?こっちのセリフだわ。ロースト淫魔にしてやるよ」
俺は両足の炎を鷲津達の元に伸ばし、檻状にして閉じ込める。
地面にアギトの紋章を出現させ、フレイムセイバーを突き立てアギトの紋章に付けると渦を巻いてフレイムセイバーに収束される。
俺はフレイムセイバーを鷲津達に横薙ぎに振るう。
横薙ぎに振るったフレイムセイバーから、炎の斬撃が飛び淫魔達を上下に切り裂いた。
檻も斬撃の余波で消え、地面にアギトの紋章の焼け跡だけ残る。
「ここにいる淫魔は片付いたな」
五感をフル稼働させ、学園内に生き残りがいないか探すがこれといった反応はない。
後は地下だけだ。
生体反応が四人?
淫魔王と水城不知火はわかるが、後の二人は誰だ?
「直接行けばいいか……」
フレイムアームズに炎を纏わせ地面を壊す。
壊した地面から地下に飛び込む。
「やあ、待ってたぞ」
中央には豪華な椅子に腰かけた浅黒い日焼け肌に白髪のイケメン、淫魔王。またの名は黒井竜司。
隣には黒と白のレオタードを着た対魔忍、水城不知火。
「なーんか、思ってたのと違うな」
「何?」
「いや、淫魔の王だからもっと細いかと思ったんだけど……太もも太くね?」
「貴様……口には気をつけろ……!」
顔が引きつる淫魔王。
そういう所が小物臭いって言われるのでは?
「これから死ぬ奴に気遣いなんて無用だろ。その首、貰うぞ」
「フッ、やってみろ。不知火!」
「かしこまりました」
水城不知火が地面を軽やかにけり、こちらに迫ってくる。
俺は火球を飛ばし牽制するが、不知火は縫い目を縫うように俺に近づいていく。
間合いに入った不知火は薙刀を俺の喉に突き出す。
体ごと左にずらすことで避け、薙刀をフレイムセイバーで受け止めると、不知火は薙刀の柄を持ち上げ、俺の顎に当てる。
顎に当てられたことで俺の体勢が崩れる。
その隙を不知火が見逃すはずがなく、空いた胴に薙刀が振り下ろされる。
振り下ろされた薙刀の刃を、俺はフレイムアームズで掴み炎を流した。
不知火はとっさに薙刀から手を離し、俺から距離をとる。
「これでお得意の幻術を使うしかなくなったな」
燃えている薙刀を捨て、不知火に向き直る。
その時、不知火の体から靄がかかり出した。
俺は笑った。
フレイムアームズと両足から炎を出し、俺の周辺に広がる。
不知火の幻術は水遁の術が元になっている。だったら、水を蒸発させてやればいい。
「さあ、どっちが勝つかな?」
俺は目を瞑り、感覚を集中させる。
頬を撫でる水蒸気。
生暖かい風。
上空の空気が動いた。
「そこだ」
俺はフレイムセイバーに炎を纏わせ、不知火を斬った。
目を開けると不知火が発生させた幻術は解かれており、俺の目の前には腹から血を流して横たわっている。
俺は不知火の頭にフレイムセイバーを振り下ろそうとした。
だが、それは突如降ってきた雷撃と斬撃によって防がれる。
雷撃と斬撃を起こした犯人を見て納得した。
四人いたって言うのはそういうことか。
そこにいたのは、水城ゆきかぜと秋山凜子だった。
ここにいることはさておき、何で攻撃してきたんだ?
淫魔王の方に顔を向けると、勝ち誇った笑顔を浮かべている。
洗脳か……
本当に趣味が悪い。
「これで形勢逆転だな」
「クソったれ……」
そこからは一方的なリンチと言ってもいいだろう。
不知火の薙刀を避けたと思ったら、秋山凜子の斬撃が死角から飛んでくる。その斬撃に体勢を崩したところで、足技と雷撃を組み合わせた攻撃をしてくる水城ゆきかぜ。
元々不知火とギリギリの戦いをしていたこともあって、攻撃を全部受けることになってしまった。
再生能力があってもダメージは重なるもので、ゆきかぜの至近距離からの雷撃に俺の体は変身解除して床に倒れ伏した。
「クソ……」
思わずそんな言葉を吐いた。
「フッ、勝負はついたな。さあ、不知火、ゆきかぜ、凜子、褒美としてたっぷり可愛がってやろう」
そう言って俺に背を向け、歩き出す淫魔王達。
「待てよ……水城不知火」
俺が不知火を呼び止めると、不知火が振り返る。
「あんたはゆきかぜを巻き込むのか?大事な一人娘なんだろ?」
「あら?だからよ。大事な娘にもこの快楽を味わってほしいの」
息を吐くように、平然と言い張った不知火。
そうか……もうあんたは……
『もう、■■■様以外何もいらないですぅ♡』
「なら、俺が止めないとな」
受けた傷に対して再生が完了していないため体が痛むが、歯を食いしばって立ち上がる。
「ふん、そんな体で何ができる?いい加減あきらめろ」
「イヤだね。俺が諦めたら誰がお前の息の根を止めるんだよ……!」
俺がそう言うと淫魔王は、呆れた顔する。
「はぁ、ここまでバカだとは……ゆきかぜ、やれ」
淫魔王がそう命じると、ゆきかぜがライトニングシューターを俺の心臓に押し当て、引き金を引いた。
全身に鋭い痛みが走り、皮膚が溶けて血が噴き出す。
(俺はまた守れないのか?俺が無力だから……)
薄れゆく意識の中、俺は思考する。
(もう、後悔はしたくない。俺のような想いをしてほしくない)
今こいつらを行かしてしまったら、俺と同じ想いをする人達が絶対にいる。
もっと力を……進化を……
アギト……お前の力、もっと寄越せ
光と
俺は左右のスイッチを押し、アギトに変身する。
それは普段変身しているアギトではなかった。
そのアギトは、左腕にはスパークは発す紫色の雷を、右腕には燃え盛る炎を、胸部と両足には炎と雷で纏われていた。
変化したアギトは一瞬で全員の背後に回り、淫魔王以外のすべてを気絶させ、気絶した三人を自分の雷と炎で作り出した檻に閉じ込めた。
アギトはオルタリングの中心から武器の柄を出し、引き抜いた。
引き抜いた武器は両側に刃が付いた大剣であり、それぞれに雷と炎が纏われている。
それを肩に担いだアギトは、きっと表情があれば好戦的な笑みを浮かべているであろう態度で言った。
「さあ、第二ラウンドを始めようぜ。淫魔王」
アギト ライジングフォーム
パンチ力……6t
キック力……17t
ジャンプ力(ひとっ跳び)……30m
走力(100m辺り)……1.5秒
アギト ライジングフレイムフォーム
パンチ力……右20t左15t
キック力……30t
ジャンプ力(ひとっ跳び)……25m
走力(100m辺り)……2.5秒
ゆきかぜの雷撃を浴びすぎたため、雷属性をゲットしました。
闇落ち展開
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有り
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無し