天の道を往くオリ主と実力至上主義の教室 作:アルティメットルパン三世
お試しに書いてみました。
続くかは評価次第となります。
おばあちゃんが言っていた。人が歩むのは人の道、その道を拓くのは天の道。 by天道総司(本家)
空には雲が出て太陽を遮ぎ、桜の花弁が風で舞い散る四月の朝。この俺『天道ソウジ』は入学する高校『高度育成高等学校』へ向かうバスに乗っており最後列の窓側の席に座っている。
辺りを見ると俺と同じ様に高育の制服を身に纏っている新入生達が殆どでサラリーマンやOLが数人と言った所だ。
目的地までまだ時間があるので俺は『七人の証人』を鞄から取り出し読書を始める。
読み始めてから数分後、妙に視線を感じた。
(視線の主は……隣からか)
主はすぐ側に居たので俺は振り返ると銀髪のロング、左右にリボンを付けたふわふわな雰囲気を持つ少女が座っていた。
「……っ、すみません貴方が読んでいた小説が気になりまして」
「そういう事なら謝らなくていい」
「ありがとうございます。あっ自己紹介がまだでしたね。私は椎名ひよりと言います」
「天道ソウジ、天の道を征き全てを司る男だ」
「よろしくお願いします天道さん。その格好からして貴方も高育ですね」
「そういう事になるな。もし同じクラスになったらその時は改めて宜しく頼む」
「はい。所で天道さんの読んでるそれは西村京太郎の『七人の証人』ですか?」
「ほぅ、表紙を見てないのによく分かったな。椎名の言う通り俺が読んでたのは七人の証人だ。その様子だとどうやら読書好きな一面がある様だ」
自己紹介を済ませた後、俺と椎名は意気投合し読書関連の話をして楽しむ。
「ここまで話が出来たのは天道さんが初めてです。中学の時は読書好きな人が居なかったので……」
「確かに中学生の大体はゲームや漫画で読書はあまりしない奴が殆どだからな。所で椎名はどうして高育に?」
「そうですね……司書になりたいのもありますが折角の高度育成高等学校に入学出来ましたし色々考えてます。天道さんは?」
「俺か? 特に無いな」
「無い……のですか?」
「ああ、自慢じゃないが俺は常に完璧で出来ない事は無い。将来も進学か就職するかは俺の気分だ。それにおばあちゃんが言っていた……世界は自分を中心に回ってる。そう思った方が楽しいしな?」
「フフッ面白いですね天道さんは」
人差し指を天に突き上げながら言うと椎名はクスクスと小さな笑い声を出し俺も笑顔を見せる。
「ちょっとあなた! 席を譲ってあげなさいよ!」
「実にクレイジーな質問だねぇレディー。何故席を譲らなければならないのかね?」
前の方から大きな声がし声の方へ顔を向けると声の主であるOLが優先席に座っている金髪でガタイのいい男子の新入生と口論していた。
OLの傍には乗ってきたであろう老婆がOLに大丈夫ですからと言うも負けず嫌いなのかOLは引かずに金髪の男子へヒステリック気味に言い出す。
更にそこへ茶髪のショートヘアの女子がOLの味方をする様に割り込んで来て説得をするも金髪の男子は一向に譲る気は無さそうだ。
「悪い椎名、五月蝿いから止めてくる」
「わかりました、気をつけてくださいね天道さん」
聞くにも堪えない言い争いに俺は席を立ち怪我をしないように言い争いの場に入る。
「騒がしいと思って来てみればやはりお前か高円寺」
「おやおやぁまさか君も入学するとは思わなかったよ天道? 見ての通りこのレディーとプリティーガールが老婦人の為に私の座っている席を譲れと騒いでいるのさ」
高円寺六助
大企業『高円寺コンツェルン』の社長の息子。見ての通り天上天下唯我独尊を現した男でそのワガママっぷりは俺より自由人である。
コイツの親父とウチの親父が縁があり高円寺コンツェルン主催のパーティーで料理長を担当になったので次いでに俺も連れてかれた。
暇だったので会場から抜け出しビルの中を探検していると室内プールからバッシャバッシャと大きな音が聞こえたので覗いてみると小学生とは思えない肉体をした高円寺が「ハハハハハ!」と高笑いしながら見事なバタフライをしていた。
俺は関わるのは止めようとそっとプールから出ようとしたが足音でバレてしまい先程の泳ぎや自身の肉体美はどうかと質問攻めされた後勝負を挑まれた。
ここで断ると後々面倒臭いなと思い俺は高円寺の勝負を受け結果は引き分け。
内心手を抜こうとしたが逆に怒らせると思って俺は当時の全力を出した。
その後高円寺は満足したのか俺に手を出し握手を求める俺も応える様に手を出し握手する……しかし高円寺が俺の手を握った時腕を引き上がらせると熱いハグをしたのだ。
「フハハハ! この私と張り合える男がいたとは面白い! 名を名乗りたまえ!」
「て、天道ソウジ……」
「天道……なるほどなるほど、道理で私と張り合えるワケだ。本来なら天道ボーイと呼ぼうと思ったが気が変わったよ。これからは天道と呼ばせて貰おう」
「そ、そうですか……」
「天道! 今回は引き分けだったが何れ高円寺コンツェルンの社長を継ぐ私と競えれるように鍛えたまえ! 次に会う時が楽しみになってきたよ。それではアデュー!」
そう言うと高らかに笑いながら高円寺は更衣室へと向かった。
彼の後ろ姿を見て俺も対抗心が湧き上がりもっと強くなると決意した。
で、話は今に戻る。
「あ、あなたが優先席だと分かってて譲らないからでしょ!」
「もう一度言うが優先席は優先席であって法的な義務は何処にも存在しない。この場を動くのは今座っている私が判断する事だ」
ドヤ顔でOLに論破を決める高円寺。
「ま、確かに優先席は必ず譲らなければならないという法は無い。お前の言う通りだ」
「っ! あなたもコイツの味方をする気(ギロッ)ッ!? ……」
騒ぐOLに俺は目を鋭くし睨むとOLはビビって口を閉じた。
「フフン、君なら分かってくれると思っていた……「嫌、お前は勘違いしている」……どういう事かね?」
「お前は美しい物しか興味を示さない性格なのは俺も理解している。だが高円寺、お前はこの老婆の真の美しさを見抜けてないみたいだ。おばあちゃんが言っていた、全ての女性は等しく美しい。幼い少女から歳をとった老婆さえも。俺からすれば今のお前は美しい物を汚そうとしているに過ぎん……違うか?」
先程まで余裕のある顔だった高円寺は俺の言葉で真顔になる。それを気にせずに俺はまた指を天に突き上げながら話をする。
「……ふっ、フフフ……ハハハハ! この私を言葉で動かすとはやはり君は面白い男だよ天道! いいだろう! 君のトークに乗じてこの席は譲ろうではないか! さぁ老婦人よ! 私の席に座るといい!」
「は、はぁ……ありがとうねぇ……」
高円寺の態度に婆さんは戸惑いながらも彼の座っていた席に座るのであった。
『間もなく高度育成高等学校前、高度育成高等学校前です。お降りの方はバスが止まってから席をお立ち下さい』
そうしてる内に目的地である高育前のバス停に到着した。
これで問題は解決……とは決めずに俺は後ろのOLに向かって話す。
「貴女も注意するのは構わない。だが相手の言葉に逆上して大声で叫ぶのは他の乗客に迷惑だ。」
「……な、何よその態度、アンタも偉そうに言ってんじゃないわよ! 何様のつもりよアンタ!」
忠告しバスを降りる俺の態度を気に食わなかったOLがそう言う。
「おばあちゃんが言っていた……俺は天の道を征き、全てを司る男」
俺が指を天に突き上げそう言うと遮っていた雲が晴れ、太陽の光が俺を照らす。
「俺の名は……天道ソウジ!」
バスの方へ振り返りながら太陽に向かって指を指しながら俺は自分の名を告げる。
俺の態度にOLはもちろん乗客は驚愕し椎名は平常。そして高円寺は「やはり面白い男だよ天道!」と言わんばかりの笑顔であった。
プロローグ(終)
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天道ソウジ(イメージCV:中村悠一)
学籍番号S01T0046xx
配属クラス:(アンケートの結果次第)
年齢 15
誕生日 10月19日
学力 A+
身体能力 A+
起点思考力 A
社会貢献性C
所属部活動:???
今作のオリ主。
原作同様自分が世界で1番偉いと自称するオレ様系。
何事もそつなくこなす完璧超人で入学した日にSシステムの真相を把握し教師陣に冷や汗を垂らせた。
(面接官や担任教師からのコメントは後程 更新)
如何でしたでしょうか?
プロローグとしてバス内での出来事迄書きました。
現在、配属するクラスを活動報告にて募集中。リンクはこちらから入り希望するクラスにコメントを送りください
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=298745&uid=145603
仮面ライダーカブトの要素を追加…
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する
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しない