魔法少女リリカルなのはA's〜紅い蛇と魔導神〜   作:ZERO 紅 零

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初めての方は初めまして、他作を知ってる方はありがとうございます。
ZERO紅ゼロです。
途中なのに新作を書いたのは、息抜きのためファンタジー寄りの作品を書いてみました。これもシリーズ物として長い付き合いになると思いますので、よろしくお願いします。それでは、どうぞ


第一話

異次元空間

?「………」シュイン!パシュ!

魔法陣展開し魔法弾を放つ

 

アポロ「クッ!」パジュゥゥ

炎で受け止めるが反動が強く声が漏れる

 

アーク「アポロ!超絶!アーク・ブラスター!」

左手に魔力を圧縮し放つ

 

ドーン!

 

アポロ「やったか?!」

アーク「…それだといいけどね…」シュゥゥゥゥ

 

メビウス「大丈夫か!」キュ〜イン

 

アーク「父さん!」

アポロ「メビウスさん!」

 

メビウス「父さんはやめて欲しい。って、どうなったんだ?」

アーク「倒せたとおm」

 

シュイィーン 

3人の足元にでかい魔法陣展開

 

3人「?!」

メビウス「はっ!」シュオン!

2人に魔法陣から離れるよう吹き飛ばす

 

アーク「うわっ!」

アポロ「うおっ!」

 

メビウス「クッ!」シュン

 

アポロ「メビウスさん!」

アーク「メビウスさん!」

 

海鳴市

 

メビウス「うっ……こ…ここは?」

 

?「目が覚めたん?」

 

メビウス「君は?…」

 

はやて「私ははやて。八神はやてっていうねん。」

 

メビウス「ヤガミ・ハヤテ…私はメビウス。ここは?」

 

はやて「海鳴市やけど?」

 

メビウス「ウミナリシ?それってどこの国だ?」

 

はやて「国?日本…」

 

メビウス「ニホン…そうか…そういうことが」

 

はやて「どうしたん?」

 

メビウス「それは…」

 

 ーーーーーーーーー青年説明中ーーーーーーーーー

 

はやて「はぇ~ってことはメビウスさんは魔道士の上の存在魔導神で神様だけど戦闘で異世界からきてしまった」

メビウス「あぁ。」

 

はやて「なら帰れるか?」

 

メビウス「それが戻るための魔法・魔術等だけが使えないんだ。」

 

はやて「そうか…なら私のところで居候やな」

 

メビウス「いいのか?」

 

はやて「えぇて、私も家族欲しかったし」

 

メビウス「ほしかった?父さんや母さんは?」

 

はやて「……」シュン

 

メビウス「…すまない。なら帰れるまで、私が君との家族になろう」

 

はやて「えぇんか?!」パァ!

 

メビウス「あぁ。頼む」

 

はやて「よろしく!ってことでまずは服やな!」

 

メビウス「服…そうか、ここではこのすかたは居ないんだったな」

 

はやて「そうや。」ギィ…ギィ

 

メビウス「押そう。」持ち手を持つ

 

はやて「!……ありがとうな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ショッピングモール

 

はやて「これで、服は大丈夫やな」

 

メビウス「赤と黒の服ばっかり……!」キリッ

 

はやて「?どうしたん?」

 

メビウス「先に帰ってくれ……少しな」

 

はやて「珍しんやな。わかった。早く帰るんだよ。」

 

メビウス「あぁ。わかった」

 

はやて「ほな」ギィ…ギィ…

 

メビウス「………急に消えた…転移魔法が…だがなぜ?…居ないって……まさかな…」スタスタ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

八神家

 

メビウス「ただいま…っていいのか?」

 

はやて「それでえぇで!いいなぁ…この感じ…ご飯食べよっか」

 

メビウス「あぁ。」

 

2人「いただきます」

 

・・・・・・・

・・・・・

・・・

 

メビウス「えっ?一緒に寝たい?」

 

はやて「うん……実を言うと、明日私…誕生日だから…」

 

メビウス「…わかった。一緒に寝ようか」

 

はやて「えぇんか!やった!寝よ寝よ!」

 

メビウス「わっ…わかってるって」

 

寝室

 

メビウス「消すぞ?」

 

はやて「うん…おやすみ…メビウス」

 

メビウス「おやすみ…」カチッ

 

11時59分

 

メビウス「……ん…」ピクッ

 

次の日にちを迎えようとする一分ほど前、メビウスは違和感を覚えて目を開ける。今日の夜に感じ取った現象。はやては相変わらず気持ちよさそうに眠っているが、メビウスは机の上にあった本を見る。そこから何かの力の源を感じ取る。見ればその本からは何か禍々しい光を確認する。そして……

 

 

 

6月4日 午前0時00分

 

 

 

メビウス「……!な、なんだ」

 

 

 

 本が激しい光を放ち、地面に何か円のようなものが引かれる。その際、けたたましい音が周囲を響かせたため、先ほどまで眠っていたはやても驚いて飛び起きた。

 

 

 

はやて「な、なんや……!?」

 

 

 

 メビウスは魔法陣を展開し杖を手に取り、すぐさま構えた。そして近くにいたはやてはメビウスの後ろに隠れ、しがみつく。

 

 

 

「「!?」」

 

 

 

 そして突如、円の上に4人の人間が現われた。一人はピンク色のポニーテイルの凛々しい女性。一人は金髪のショートカットの女性、一人は三つ編みの朱い髪の少女。そして犬耳のがっしりとした体をしている男。それぞれが黒い服を身に纏い、目を伏せて

 

 

 

?「……闇の書の起動を確認しました」

 

 

 

 ポニーテールをしたピンク色の髪の女が喋りだすが、メビウスはそれから目を逸らさず、杖を握ることをやめない。

 

 

 

メビウス「……闇の書?(私の世界にもにた名前があったな…)」そう思いながら見ている

 

 

 

?「我ら、闇の書の収集を行い、主を守る守護騎士」

 

 

 

?「夜天の主に集いし雲――」

 

 

 

?「――ヴォルケンリッター。何なりと命令を」

 

 

 

 というが、彼女たちは目を瞑っている。どうやらこちらが見えていないようだ。そんな光景を見ながらゼロは思考する。

 

 

 

メビウス(主とは、こいつのことか?)

 

 

 

?「ところで、貴様は何者だ?」

 

 

 

 いつの間にか目を開けている女性は先ほどとは違った殺気のこもった声を出した。その鋭い目は真っ直ぐメビウスを睨みつけていた。どうやらこちらに気がついたようだ。そして彼女も警戒していたメビウスに気がついてか、腰に備えている剣へと手をかける。

 

 

 

メビウス「……」

 

 

 

?「答えろ!」

 

 

 

メビウス「……人に名を聞くのに自分の名前を名乗ったらどうだ?(もし…襲ってきたら…アレで…)」

 

 

 

 現状を良くわかっていない両名。メビウスは情報を得ることと、彼女に対しての皮肉として言葉を返す。

 

 

 

シグナム「私はヴォルケンリッター烈火の将、シグナム」

 

 

 

 彼女も彼女でゼロの予想とは違い、あっさりと返答してきたため、同じように名乗ることにした。

 

 

 

メビウス「……メビウスだ」

 

 

 

シグナム「……」

 

 

 

?「あのよー……シグナム」

 

 

 

シグナム「なんだ、ヴィータ」

 

 

 

 両者、一触即発の空気の中、ヴィータと呼ばれた少女の気の抜けた声が部屋に響きわたる。

 

 

 

ヴィータ「いや、二人で盛り上がっているところ悪いんだけどさ……」

 

 

 

 言いながらヴィータがはやてを指差す。

 

 

 

ヴィータ「気絶してんだけど、そいつ」

 

メビウス「えっ?…」

 

 

 

 シグナムが覗き、メビウスもそちらを振り返った。

 

 

 

はやて「ほえ~」

 

 

 

 そこでははやてが目を回している姿があった。

 

 

 

 

 

病院

 

 

 

 メビウスは気絶したはやての様子を考え、はやてが行っている病院へとはやてを運んだ。はやて自身は問題なかったのだが、別の問題があった。

 

 

 

石田「あの、メビウス君?」

 

 

 

メビウス「なんだ?」

 

 

 

石田「あの人たちは誰? この季節にあんな格好……まだ、早いと思うんだけど」

 

 

 

メビウス「……知らん」

 

 

 

 メビウスと話している白衣の女性ははやての足の病気を診ている女医、石田先生。石田先生とメビウスは4人のことを見ながら話す。ちなみにだが、石田先生はメビウスのことをはやての「親戚」と認識しており、何度か面識はある。そして彼女の視線の先にいるのはヴォルケンリッター4人。現代の常識を知らないらしく、6月のしかも低い気温の日に4人揃って同じ色で半袖やミニスカートであることに何の疑問も持たずにメビウスについてきた。彼女ら曰く、自分達のことより主であるはやてのことが心配だという。

 

 

 

はやて「あの、石田せんせ?」

 

 

 

石田「なあに? はやてちゃん」

 

 

 

はやて「実はこの人たちも、私の遠い親戚なんです。私の誕生日にサプライズで来てくれたみたいで……」

 

 

 

メビウス(そんな言い訳が通るのか?……)

 

 

 

 ただでさえ、メビウスが親戚であるということを石田先生に納得させるのにはやては苦労していたというのに、メビウス以上に怪しさ満点の彼女達を納得させるのは難しいはずだ。しかし、そんなメビウスの考えは外れることとなる。

 

 

 

石田「あら……そう、なの?」

 

 

 

 石田先生は若干、怪しんではいるようだが、そのはやての言い訳は通ってしまった。このあとはやてが何とかその場をまとめ、はやての自宅へと帰宅することになった。

 

 

 

シャマル「……というわけです」

 

 

 

 帰宅後、シャマルと名乗る金髪の女性が自分たちの存在、そして「魔法」という存在はメビウス自体がそれよりなのではやてに説明した。

 

 

 

はやて「魔法……」

 

 

 

 はやても驚いているが、既にメビウスという存在を認知しているためそこまで驚いてはいない。そんな会話の後、シグナムがメビウスを見た。相変わらず彼女はメビウスに対しての警戒は強い。

 

 

 

シグナム「結局聞きそびれたが、お前は何者なんだ?」

 

 

 

メビウス「……メビウスだ」

 

 

 

メビウス「名前の方ではない。見たところお前も我らと同じように、何が違うような……」

 

 

 

メビウス「………少しな」

 

 

 

 今度はメビウスがヴォルケンリッターに自分のことを説明(半分隠し)する。すると、シャマルが口を開く

 

 

 

シャマル「次元漂流者ってことね」

 

 

 

メビウス「次元漂流者?」

 

 

 

シャマル「何かの力によって空間が裂けて次元断層というものができるの。それによって巻き込まれて、次元を移動するというものよ……でも、よくそれに巻き込まれて無事だったものだわ」

 

 

 

ヴィータ「……というか、よく次元の狭間で消えなかったな」

 

 

 

 ヴィータがあきれ半分、関心半分という感じで言う。話が逸れたが詰まる話、メビウスは世界規模の迷子というわけである。

 

 

 

メビウス「なるほどな……現状がしっかりと理解出来た。感謝する(まっ予想通りだがな)」

 

 

 

 メビウスはお礼をいうと、置いてけぼりとなったはやてを見た。魔法と言う未知の力を手にしたはやて。メビウスははやてが彼女達の話で言う『蒐集』を命じるとは思っていないが、大方彼女達の面倒を見るなどと言いそうだ。

 

 

 

メビウス「それで、お前はこれからどうするつもりだ?」

 

 

 

はやて「せやねー……とりあえず闇の書の主として……」

 

 

 

 4人は先ほどの話の「蒐集」というものの命令を受けるものだと思っているらしく。真剣な表情だ。しかし……

 

 

 

はやて「主として、みんなの衣食住、私がしっかり管理せなあかんということやね!」

 

 

 

「「「「……は?」」」」

 

 

 

拍子の抜けた声が、4人から出るのだった。

 

赤い蛇はそれでも寝ていた

 

続く

 




次回 第二話&おまけキャラ紹介
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