転生先は・・・(セキレイ編)   作:禁屍

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幼年期編です。


帝都に入る前の導入的な


お盆周辺はおそらく実家からの更新になりますが頑張りたいと思います。


原作と違う葦牙で羽化する鶺鴒もいます。


あと、オリジナルも出します。



2016/6/14 追記 

加筆修正2個目 毎日は無理かもしれませんが少しづつ頑張ります。



第2話出会い、愛

生まれ変わって早7年。

 

 

7歳になりました、佐橋健人です。

 

双子の兄皆人と妹のユカリそして母の高美の4人で暮らしています。

原作知っているから父親が誰なのかなんとなくわかるけどあの変人御中広人(みなか ひろと)でしょう。それ以外に仲よさそうな人いなかったと思うし。

正直勘弁してほしいです。

 

 

今日から母さんが出張のようです。おそらく鶺鴒計画の根幹になる鶺鴒たちの調節に行くんでしょう。このくらいから準備しないと間に合わないでしょうし。

本人は製薬会社勤務と言ってますが。

 

 

 

 

 

「かあさま、かあさまのお仕事見てみたいです。」

 

 

 

ここ最近ずっと頼んでいますが首を縦に振ってくれないんですよね。

 

 

「ダメにきまっているだろう、あぶないんだから。それに向こうの連中が許可をだすとも思えないしね」

 

 

 

 

「ダメと言われたら諦めます。あっちでちゃんということ聞きます。だからかあさま、お願い。」

 

 

 

今まで何度も頼んでいたし今回はごり押しで頼み込む。

 

見よ、今必殺の外見年齢7歳の上目遣いおねだりだ。

 

「・・・わかった。先方に聞いてみよう、ただしあっちに行ったらきちんということを聞くこと、いいね。」

 

 

 

 

「はい。」

 

 

そういって携帯を取り出すと電話をかけはじめた。

 

 

 

 

「もしもし。お疲れ様です、佐橋です。宮島さん、実はうちの息子が私の仕事を見学したいといっておりまして・・・・・。はい、はい、まだ子供ですし計画も問題ないでしょう。聞き分けはいい子ですから大丈夫だと思います。はい、はい。わかりました。では後ほど。」

 

 

「どうでした、かあさま?」

 

 

かあさまは少し困ったような顔をしながら

 

 

 

「OKがでたよ、それじゃあ行こうか健人。」

 

 

「はい」

 

 

 

荷物をまとめて外に出る。タクシーが家の前についていて二人で乗り込む。

 

 

 

移動している間にこの7年間で誰かからもらった力について整理しよう。

 

 

 

 

・葦牙としての才能と鶺鴒感知能力

 

 

・身体強化

 

 

・霊視、魂術(こんじゅつ)

 

 

 

 

 

 

 

 

葦牙としての才能と感知能力についてはいずれ分かるだろう。身体能力は小学生の中ではすごく見えるが中学生よりは遅いくらいの少しの補正がついている程度。問題は霊視と魂術だった。

 

突然だが生物は魂魄(こんぱく)によってなり立っている。魂が精神、魄が肉体を司っているといわれている。霊視とはエネルギーなどの流れを読むことができる能力。幽霊はプラズマで出来ている、なんて説もあるように人間には見えないようなエネルギーも存在する。霊視とはそういったエネルギーを視覚で感知する能力。

 

魂術とは精神のエネルギーを使ってさまざまなものに影響を与える術。

なんて簡単に言ったが、サイコキネシスや読心術なんかみたいなことを精神的なエネルギーでできるようになる術。

使う精神エネルギーの量はさまざまで加減を失敗して昏倒する事も良くあった。

 

基本的な使い方なんかは頭にいれてくれたみたいだが、かなり危ない。

やりようによっては催眠術より恒久的に人の性格を書き換えることもできる。

 

 

そんなことを考えているうちにタクシーは空港に着いた。荷物を抱えて母さんの後ろをついていく。普通のジェット機に乗らず発着場にあるプロペラ機に乗り込む。

 

 

 

 

数時間のフライトを経験し降り立ったのが鶺鴒計画の始まり。

 

 

神座島(かみくらじま)。

 

 

 

挨拶もそこそこに案内されたのは一人の男の人のところだった。

 

 

 

「すまない、浅間君。じつは・・・」

 

 

事情を説明しようとするとあらかじめ誰かに聞いていたのか

 

 

「お話は宮島さんからきいています。私が施設の紹介をすることになっていますので・・・」

 

にこやかに話を遮りながら自分の目的をはなした。

 

「そうか、すまないな。頼んだよ。ほら、健人挨拶しなさい。母さん別のところでお仕事しているからこのお兄さんの言うこと聞いていい子にしていなさい。」

 

 

それだけ話すと十分と判断したのか背中を向けてどこかに歩いていった。

 

 

「はい。佐橋健人7歳です、今日はよろしくお願いします。」

 

 

 

「浅間健人(あさま たけひと)といいます。あなたのお母さんと一緒に働いています。まぁ話しているより案内しましょう。」

 

 

 

そういっていろんな施設を案内してくれた。

浅間さんは子どもだからとわからないと思っているのか「これは何?」と聞くと嫌な顔一つせずに答えてくれる。

 

(・・・正直小学生だからと見せすぎな感じがします、確かにうまが合って仲良くはなりましたが・・・。)

 

 

 

「ここで最後になるね。」

 

 

そういって案内された一室。ドアが開くとそこには3人の女性と2人の男性がいた。

 

 

 

「健人。ここは部外者立ち入り禁止のはずだが?」

 

 

刀を持ちマフラーを巻いた男性が話しかけてくる。

 

 

「わかっているよ、陸奥(むつ)。それにこの子はある意味関係者だからね、美哉がいないようだけど紹介しよう。佐橋健人君、苗字で分かる通り佐橋主任の息子さんだ。健人君、順番に紹介しよう。そこの三つ編みで眼鏡をかけているのが松(まつ)。」

 

 

栗色の髪を三つ編みにしメガネの奥には子悪魔的な笑みをうかべながらも目の奥に深い知性を宿らせている。

 

 

「松というのです。よろしくお願いするのですよ、けんたん。」

 

 

 

「こっちでくつろいでいるのが風花(かぜはな)。」

 

 

艶やかな黒髪にどこか退廃的な表情を浮かべている女性に目を向ける。

 

 

「風花よ、よろしくねぇ~」

 

 

 

「こっちのポニーテールの人が鴉羽(からすば)。」

 

 

薄銀色の髪をポニーテールにまとめ、少しつり気味の目じりを下げて微笑みながら挨拶をしてくれているが刀剣のような鋭い雰囲気を持っている。

 

 

「もう少しまともな紹介が出来ないのかい。・・・まぁいいさ。よろしくね、少年。」

 

 

 

「こっちのさっき話していたのが陸奥(むつ)。」

 

 

キリっとした顔つきでマフラーを口元をかくすように巻いている。

 

「さっきは失礼した、主任には世話になっている。陸奥という、よろしく頼む。」

 

 

「最後に残っているのが焔(ほむら)、この子はちょっと特殊でね・・・。」

 

 

そう言って視線を向けたのは銀の短髪で中世的な顔の男性だった。

 

「焔だ。篝と呼んでくれ。まぁよろしく。」

 

一通り名前の紹介が終わり浅間さんは周りに問いかける。

 

「ここに今いない美哉(みや)が加わるんだが美哉は?」

 

 

「美哉たんならスパイが入ったようなのでその駆除に。そろそろかえってくるのでは?」

 

 

「そうか、なら調整も必要になるだろうし調整室に行くよ。健人君はここでみんなと話していてくれ。」

 

 

 

「分かりました。」

 

 

そういって健人さんが出て行った。

 

しばらくの間みんなで話していたが、どうも松さんの目が怖い。何かされそうで・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にか篝さんが話に参加していなかったことに気付く。

 

 

 

見渡すと壁際で窓の外を眺めていた。

 

 

 

 

「篝さん、僕と話すのつまらなかったですか?」

 

 

 

「そんなことはないけど、ただ、クッ・・・・・・。」

 

 

話しかけると篝さんは自分の体を抱きしめるようにしている。

 

 

 

「だ、大丈夫ですか・・・!?」

 

 

 

慌てて近寄り、顔を覗き込む。顔が少し赤くなっている。

 

 

 

「さ、さはし・・・・・・。」

 

 

 

篝さんの手が僕の頬に伸びてくる。

 

 

 

そのまま頭がグッと引き寄せられ・・・・・・

 

 

 

え・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

ズキュ――――ン!!

 

 

 

 

 

 

舌まで入ってきました・・・。初めてだったのに、

 

 

 

 

 

 

 

「佐橋、すまない。でもちゃんと理由があるんだ。元々僕は男でも女でもない不安定な存在だったんだ。でも君と話してから急に体が女性で安定してきたんだ、胸のおくからなんだかとっても温かいものがあふれてきて・・・。きっと君が僕の葦牙なんだ。そんな時に顔を近づけるなんて我慢できるはずないだろう。」

 

 

そこで言葉を切り自分の体を見る。

 

 

「女性の体で安定したの羽化しない。なんでなんだ!!」

 

慌て、うろたえる篝さんに向かって多分、と前置きして話す。

 

 

 

「まだ、僕の葦牙としての能力が足りてないんだと思います。何人か羽化させれば、篝さんのことも羽化させられるかと・・・」

 

 

 

 

「それなら安心だ、それと僕のことは焔と呼んでくれてかまわない。君が羽化させてくれるのを待っているよ。」

 

 

花の咲くような笑顔を向けてくれる。

 

「はい。」

 

 

 

「コホン。見つめ合っちゃったりして何やらいい雰囲気なのですよ。松としては葦牙や羽化について研究するために婚(くな)ぐのもいいと思っているにですよ・・・。」

 

 

手をワキワキさせながら松さんが近づいてくる。

 

 

 

 

 

 

あああぁぁぁ――――――――――――!!

 

 

 

この後母さんがタイミング良く入ってこなかったらトラウマになっていたことだろう・・・。

 

 

 

 

 

 

 




美哉さんとは上京した時が初対面になります。


地の文と会話での母への呼び方の違いですがわざとです。猫を被ってるわけです。


鶺鴒は108羽いるのですがWIKIにのってない番号があるのでそこにオリジナルを入れます。



(こんな能力の)だれモチーフで出してほしいなどありましたらご連絡ください。



次回さらに改変   また数年軽く流します。
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