両立目指してボチボチがんばります。
今日は短いです。
2016/6/20
加筆修正 巻き爪がばい菌が入って化膿しちゃいました。現在通院中。この修正が終わったらやっと更新です。お待たせしました。
翌朝、とりあえずばれないためにも急いで出雲荘に帰ってきた。入り口のほうから中庭を覗くと皆人が草野ちゃんと一緒に縁側にいた。
「・・・・・・・・・になってください。」
チュッ
触れ合う程度の軽いキス。草野ちゃんの背中から新緑を思わせる鮮やかな羽が出てくる。それを祝うように周りの木々花々が咲き乱れる。
うわぁ、ロ〇コンだ。
思わずつぶやいたその言葉が聞こえてしまったのか知らないが皆人がこちらを向いて口をパクパクさせている。
「まぁ、どんなセキレイを羽化させるかなんてその人次第だけどさ・・・・・・いや、俺が何か言うのはやめておこう。とりあえず草野ちゃん、羽化できておめでとう。」
「ありがとう、クーのことはクーでいいよ。」
まさしく純真無垢(アルカイック)な笑顔を見せてくれる。
そんな子がうちの双子の兄の変態的な欲求にさらされるのかと思うと・・・・・・
「ちょ、なんか変な誤解してない!!」
ちっ、たまにはおちょくってやろうと思ったのに勘がいいことで。
「さてと、今日の朝ごはんは何かなっと」
やはり戦いの後は腹が減るものだ、などとどうでもいいことを考えながらリビングに向かった。
「あれ、なんで健人外から来たんだろう」なんて声は聞こえませんよ。
昼食後
なぜか、夜にどこに行ったのか鈿女(うずめ)ちゃんにはばれていたらしく、「昨夜はお楽しみでしたね・・・・・・(あたしたちも連れて行ってくれてよかったのに)」とか言われた。
そんなこんなしていると、
「たっだいま~」
と玄関のほうから出雲荘にいないはずの人の声が聞こえてきた。
「美哉~、帰ってきたんだけど・・・、あら。」
そのままリビングに上がってきて目があった。
「お久しぶりです。風花さん。」
その人はかつて神座島で会ったシングルナンバーのセキレイ、風花(かぜはな)さんだった。
「お久しぶりね、元気にしてた?」
「えぇ、そちらもお変わりなく。ところで、出雲荘を開けてたみたいですけど、どこに行っていたんですか?」
「失恋したから、その慰安旅行で全国名酒めぐりに・・・・・・。まぁ大方まわったから帰ってきたのよね。」
「ただいま戻りましたー」
久しぶりに会い話をしていると、美哉さんが帰ってきた。そういえば夕飯の買い出しに行くって言っていたような・・・、
「皆さん、今戻りまし・・・、あら?」
「はぁ~い、美哉。久しぶり。」
「久しぶりですね、風花さん。もう傷は癒えたんですか?」
そう聞かれ若干困ったようにしながら
「まだ完全にというわけじゃないけどある程度はね・・・。いい加減吹っ切れないといけないような時期でもあるしね。」
「そうですか、ではあらためて、お帰りなさい。風花さん。」
「えぇ、ただいま。美哉、それじゃあ私鈿女ちゃんたちの顔見に行ってくる。」
そういって、リビングを出ていった。
こうして、出雲荘に新たな風が舞い込んできた.
ビル屋上 ??
金の長髪をなびかせ少し古風な話し方をする女性が忌々しそうになにかを探している。
「我の体が反応しておるというのか・・・。我に葦牙などいらぬ。わが葦牙となるものなど、我がころしてやる。」