転生先は・・・(セキレイ編)   作:禁屍

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お久し振りの投稿です。

現在大学休学して実家に帰省中です。

心が折れて復学できるか怪しい状態。

そんなボクでも頑張って生きてます。

書いてない時期に1年たっても更新を楽しみにしてくれていた皆様、本当にありがとうございます。不肖な身ですが、帰ってまいりました。


第9羽 金色の夢

 

side 佐橋皆人

 

 

 

立ち並ぶ高層ビル、特徴的な超高層のビル。

 

 

(ここは、帝都?)

 

帝都であろう街を空から見下ろすように視界に広がっている。

 

その中に金色の髪と黒のラバー素材のコートのようなものの裾を風に揺らめかせている女性がひとり。

 

(彼女はセキレイ?)

 

一般人が人も入らないような高層ビルの上に佇んでいるのだからセキレイであることは間違えないだろう。

 

そのセキレイであるらしい女性がなにかを感じたかのようにこちらを振り向く。

 

顔が見えると思っていたが黒いもやがかかり口元以外が隠れてしまっている。

 

そのセキレイはこちらに向かって憎々しげな口元を見せていた。

 

「そなたが・・・。」

 

セキレイのそのせりふを聞き終わらないうちに視界が少しづつ闇に覆われていき最後まで聞くことが出来なかった。

 

 

side out

 

 

 

 

 

夜の襲撃(?)もなく無事に朝をむかえ、1階の食卓に下りて食事が出来るのを待つ。

そういえば灰翅の武器を何とかしてあげないと・・・

自分が怪我しているしなにより俺も怪我しそうで・・・

 

 

武器の件は松に任せたほうがいいものが出来そうなので原案だけでも作っておくかな。

 

 

武器のことを考えていると美哉さんがキッチンから顔を出してきた。

 

 

「おはようございます、佐橋さん。朝食の準備ができたので、皆さんに声をかけてきていただけませんか?」

 

「わかりました。」

 

 

二階に上がり、とりあえず廊下から声をかけてみる。

 

「みんな、朝ごはんできたってよ!!」

 

その声に反応してみんな部屋の扉を開けておきてくる。

 

「みんなおはよう。」

 

 

「「「おはよう(ございます)。」」」

 

挨拶をして降りていく。松も壁から出てきたので考えていたことを話すと「了解したのですよ~」と軽い感じで返事される。

 

「おはよう、健人。」

 

「おはようございます、健人さん。」

 

「くー、おはようなの。」

 

皆人達も起きてきた。いまだにくーちゃんは眠そうにしているのを皆人が手を引いている。

 

 

「ねぇ、健人。」

 

 

「どうかした?」

 

 

「実は昨日変な夢見ちゃってさ・・・。そこでセキレイだと思うんだけど、金髪が腰くらいまであって黒いラバーみたいなコートみたいなのを着ている人っている?」

 

 

「俺に聞かれてもね・・・。松あたりがそういうのに一番詳しいだろうから聞いてみるといいよ。それは後にして朝ごはんにしよう。」

 

 

本当はその相手が月海だということはわかっていたが俺が教えるのも変な話になりそうなので黙っておく。

 

この後皆人はおそらく月海を探して羽化させようとするだろう。

しかし正直自分がいろいろ捻じ曲げてきた自覚があるので他の葦牙が狙っているかもしれない。

 

今回はフォローに周ってついでにいろいろ仕込んでおこうかな・・・。

そろそろ準備を始めておこう。

 

 

来るべき日に備えて。

 

 

 




設定上、御中広人が見つけていないものを見つけていて、それが後々重要になります。


次回は月海羽化の裏側といいますか、他の勢力の牽制をして、秋津の異常を何とかする予定です。


応援力になります。本当にありがとうございます。
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