その日、俺達はリアス先輩達を特訓する為に、案内した。
「それで、この森に一体何が」
「俺の家」
「えっ?」
その言葉に対して、疑問に思った兵藤は首を傾げる。
「家って、どういう事?」
「まぁ、特訓の為に、ここに呼ぶからな」
「呼ぶって」
そう疑問に思っている間にも、キバットに、俺はとあるフエッスルを渡す。
「という事で、頼むよ」
「おうよ、キャスルドラン!!」
同時に、キバットがフエッスルを吹く。
それと共に、空から飛んできたのはドラゴン。
鱗の色は紫色であり、何よりも特徴的なのは、その身体だった。
巨大な城を思わせる身体であり、その体格がどれだけ巨大なのかよく分かる。
「あれは、ドラゴンっ」
「そうだぜ、あいつが渡の使い魔のキャッスルドランだぜぇ!」
「えぇぇ!?」
それに対して、全員が驚きを隠せない様子だった。
「という事で、キャッスルドランを目指していく感じで」
「まさか、ここまでとは」
「正確名称は、千年地獄ドラルクキャッスルドランだ」
「長っ、なんでそんな名前に!?」
「いやぁ、元々はキャッスルドランは単体だったんだけど」
そう言いながら、俺は下からゆっくりと説明する。
「ドラルクが所有していた城を、丁度持ち上げてしまった為、そのままにした後、ヴァルバトーゼさんが仕事に便利という事で地獄の牢獄を上に立てた後に、アルクゥエイドさんが、そのまま上に城を建てたという訳だ」
「なんだか、聞いている限り、とんでもない城だと言う事が分かったわ」
「カオス過ぎて、ついて行けない」
そう、リアス先輩の言葉には納得した。
「とりあえず、頑張って。
道中では、ヴァルバトーゼさんが教育した囚人であるプリニー達が襲い掛かってくる。そして、俺達が用意した試練をクリアして貰う」
「試練って、一体」
それと共に俺は頷く。
「地獄のババ抜き、地獄のストリートファイター、地獄の魚強祭りの3つをクリアして貰う」
「地獄と言っているけど、ほとんどがゲームのような」
「とりあえず、ほら、来るぞ」
その言葉と共に、俺達が見つめた先には、プリニーがこちらに迫っていた。
そこには外見はペンギンのきぐるみのような姿で、体に対して不釣り合いなコウモリ様の翼が背中に付いている。
「なっ、もうかよ!うおぉぉぉ!!」
そのまま兵藤は、その腕に赤龍帝の籠手を出し、そのままプリニーを殴る。
その一撃で、簡単にプリニーを倒す事ができた。
「あれ、弱い?」
「まぁ、プリニーの強さはドラルク並だからな」
「それだったら、簡単じゃ」
「まぁ」
「あれ?」
そう、俺が説明している間にもプリニーの身体が光り始める。
「軽い衝撃だけで、爆発するから注意が必要だって、言いたかったけど、遅かったようだな」
「ぎゃあぁあぁぁ!!」
「イッセー!!」
そのまま、プリニーの爆発に巻き込まれた兵藤に対して、叫ぶ声。
そこから始まるのは、まさしく地獄の特訓であった。
「まぁ、詳しい内容は省略するがね」
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう