球技大会が終わった。
俺自身は、球技大会に関しては、去年の出来事もあって、参加できなかった。
普段、キバとしての戦った影響なのか、脚力がエグい事になっていた影響もあって、サッカーが超次元になってしまったので、参加禁止されてしまった。
そして、俺はその日、オカルト研究部に遊びに来たのだか。
「おいおい、マジかよ」
そこでは、丁度対面していた様子だった。
「よっ、この前ぶり」
そこには、この前のドーナツ屋に行く途中で再会したばかりのエピソード。
そして、その隣にいる巨漢の男はドラマツルギー。
さらには、見た事のない白いローブを見ても、おそらくは教会の戦士だろう。
だが、それよりも、俺が何よりも冷や汗が止まらなかったのは、青髪の眼鏡の女性だった。
「一応、聞くけど、これは相当ヤバい事という事ですか、シエルさん」
「久し振りですね、キバ。
まぁ、そう考えて貰うと助かります」
そう、シエルさんは、当たり前のように答える。
「渡、あなた、この教会の人達と知り合いなの?」
「少し前に戦った相手です。
最終的には、互いに戦わないようにしましたけどね」
正直に言えば、もう2度と会う事はないと思っていたメンバーが揃うとは。
「シスターシエル、まさか彼が」
「えぇ、彼が吸血鬼の、王の鎧であるキバの鎧の所持者です。それと同時に私達が決して倒してはいけない相手です」
「彼をですか?」
そのシエルさんの言葉に対して、シスターの1人が首を傾げる。
「どうしてですか?」
「彼の存在はある意味、厄介な吸血鬼を抑制しているからです」
そう言ったシエルさんは、俺の影から何時の間にか現れた忍に対して、見つめる。
「・・・まぁ、その話は良いじゃないですか。
それよりも、なんで教会の、それも不死身殺しの専門家達がまた」
「彼女達二人とは別の指令で、こちらに来ました。ですが、おそらくは大きく関連していると考えた為、合流したのです」
「関与って?」
「ギロチンカッターが復活した」
「・・・はぁ?」
その言葉に、俺も忍も思わず声が出てしまった。
「ギロチンカッターって?」
「かつて、俺とドラマツルギーと一緒にそいつを倒しに来た神父だ。
俺達のような吸血鬼ではなく、純粋な人間だったはずの存在だ」
そう、エピソードは、こちらに指を向ける。
周りは、俺に対して、指を向けていると思っている顔だが、実際に向けられている相手は忍だという事を、気づいていない。
「その時に殺された。
そう、殺されたはずだった」
「それが、今回の1件で彼が関わっている形になる。そして、人間では確実に死んだはずのエピソードが生きている以上は」
「何かある、そういう訳か」
それに対して、エピソードは笑みを浮かべながら、頷く。
「それで、どうだ?関わるか?」
「あぁ、関わるよ。
むしろ、それを狙って、来たんだろ」
そう、悪びれもなく、エピソードは頷く。
「・・・分かったよ」
「そう言ってくれると、嬉しいぜ。
なんだって、マジでヤバい相手だからな」
今更ながら、あの時のドーナツ屋へと向かう前に思い出した記憶はこれが再び起きる事が分かっていたのかもしれない。
本当に厄介で、嫌な事だ。
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう