ハイスクールV✕7   作:ボルメテウスさん

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もう一組

授業参観とは、学生にとってはあまり意味のない行事である。

そう考える人はどれだけいるだろうか。

そう、俺はため息を吐きながら、学校へと向かっていた。

 

「はぁ」

「どうしたんだ」

「兵藤か?別に、ただ今日の授業参観にあの人が来ると思うとなぁ」

「あの人って、確か、アルクェイドさんだっけ?」

 

そう、兵藤が言うように、今日の授業参観にて、あの人が来る。

ある意味、カオスになる可能性があるのは間違いないだろう。

そう考えていると、何やら兵藤が腕を押さえ始めた。

 

「何だ、今更中二病か?」

「いや、違うわ、なんか急に腕が」

「ふぅん」

 

そう、考えている間に、俺は校門の方へと目を向ける。

明らかに学校に通っているとは思えないような男がそこにいた。

 

「たぶん、あいつが関係しているんじゃないのか?」

「えっ?」

 

兵藤は少し首を傾げているが、俺はそのまま目を向ける。

 

「何の用だ。

悪いが、今から忙しいんだ。

何も用がないんだったら、さっさと帰れ」

「なに、少し挨拶しに来ただけだ。用事が済んだら、すぐに帰るつもりさ」

「用事?

というよりも、誰だお前は」

 

そう、俺は思わず問いかける。

 

「白龍皇のヴァーリだ」

 

そう、俺の問いに対して、笑みを浮かべながら答える。

まるで知らないが

 

「それにしても、7人か」

「んっ?」

 

その言葉に、俺は首を傾げる。

 

「キバの鎧。未だにその力を一割しか発揮していないが、キスショットを封印した功績もある。そういう意味では、君が十全の力を発揮した時が楽しみだからね」

「一割?」

 

それに対して、兵藤は首を傾げる。

 

「キバの鎧を身に纏う時の鎖。あれは本来の力を抑制する為の物である。それでも才能がある吸血鬼でも身に纏うのは厳しいはずだが、それを使いこなせている。

それだけでも、とんでもない才能の持ち主だ。

ならば、それが十全に発揮された時の姿は一体どうなるんだろうね」

 

そして。

 

「そんな君を含めた7人が、果たしてもう一組の7人と、どんな戦いをくり広げるか楽しみだよ」

 

同時にヴァーリはそのまま、兵藤の方へと目を向ける。

 

「・・・もう一組の7人?」

 

その言葉の真意について、疑問に首を傾げる。

 

「君の持つキバの鎧と対となる存在もまた蘇る」

「蘇る?」

「あぁ、俺としては、そいつとも戦いたい所だけどな」

 

その言葉が、どういう意味か分からない。

 

「面倒な奴らが、こっちに来るのか?

それは、それで面倒だけど」

 

その言葉と共に、奴が言う存在は、放っておけば、危険だ。

そして、そいつらがこちらに来るのならば。

 

「戦うだけだ」

 

これまでと同じように、戦うだけ。

ドラルクの作戦は

  • 笛で渡達を呼ぶ
  • 鬼舞辻を噛んで、支配下に
  • 下剋上しそうな鬼達を仲間にする
  • アーカードの旦那を呼ぼう
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