オカルト研究部。
駒王学園で活動するグレモリー眷属の表向きの顔。旧校舎の部屋を部室にして活動している。
そんなオカルト研究部にて、一つの話題が出ていた。
「それとイッセー。これからの活動を行う際に、気をつける事が一つあるの」
「気をつける事?」
それに対して、オカルト研究部に新しく入部した兵藤一誠は、部長であり、主であるリアス・グレモリーからの話題の話題に首を傾げる。
「あなたが殺された時の堕天使。それと同じくあなたが堕天使に気絶された1件と大きく関係していたと思われるのは、吸血鬼よ」
「吸血鬼って、確か」
「えぇ、悪魔、堕天使、天使。それらの3つの勢力とは別に吸血鬼。
彼らは、ある意味、別の意味で脅威になっているの」
「脅威?」
「えぇ」
その言葉と共に、リアスは思い出すように呟く。
「吸血鬼の、その大半はルーマニアの奥にいるわ。
だけど、それ以外に、その力や、その能力、生まれから、この世界においても異常とされている7人がいるの」
「7人ですか」
その言葉に対して、首を傾げる。
「その中でも、あなたと関わりがあったと思われるのは7人の内、3人」
「3人ですか」
その言葉に対して、一誠は緊張した眼で、見る。
「ほとんどは名前が判明していないけど、その中でも判明しているのは1人だけ。
その吸血鬼の名前はドラルク。三大勢力がある出来事で戦争に巻き込まれた吸血鬼。その実力などは未だに未知数だけど、ただ1人、その戦争を生き残った事から、不死身と呼ばれているわ」
「不死身、そんな奴が」
実際に巻き込まれて、死にまくったのだが、その際に自身の不死身の能力で偶然生き残っただけであるのは、この時の彼らは知らない。
「それ以外に一緒に行動したと思われる異常種。彼女に関しては未だに情報が分からない事が多いの。ただ、通常の吸血鬼では弱点となる要素のほとんどが効かないらしいの」
ナズナは確かに吸血鬼としての弱点はほとんどない。
だが、毎夜、ビールを飲んで、そのまま寝ている為、日中で活動する事はほとんどなく、ほとんど吸血鬼と変わらない生活をしているのを、彼女達は知らない。
「それって」
「えぇ、昼間でも活動できる。ある意味、厄介な存在よ。
けど、それらの中でも、おそらくは3人目は、未知数」
「3人目?」
「えぇ、王と、呼ばれているわ」
「王?」
それに対して、首を傾げる。
「王と言っても、吸血鬼の王という意味ではない」
「だけど、王ですか」
「えぇ、その理由は鎧にあるの」
「鎧?」
疑問に思った一誠に対して、説明を続ける。
「一誠の持っている神器とは別に、吸血鬼達が作りだした鎧。それは、吸血鬼しか身に纏う事ができない鎧。けど、着る事ができるのは、吸血鬼の王しかいない。だからこそ、自然とあだ名は」
「王」
「えぇ、その王を含めた7人が揃った時、吸血鬼達は、おそらく戦争を仕掛ける可能性がある」
「っ」
それと同時だった。
彼女達が話している時、渡達は。
「ふっ、小僧、まだまだだな」
「ちっ、まだ、ダメージが溜めていないのにっ」
「あっ、アイテム取りやがった!」
「早い者勝ちだぁ!」
家に帰ると同時に絶賛スマブラで対戦していた。
「そう言えば、ヴァルバトーゼさん」
「なんだ?」
そう、対戦を行っている間に、渡は気になる事を尋ねた。
「堕天使って、変態が多いんですか?」
「ふむ、変態か、なぜ、そう言うんだ?」
「今日、襲ってきた堕天使が上着だけで、ほとんど裸でしたから」
「すなぁ!?」
いきなり、強すぎる単語を聞いて、ドラルクは砂となって、死んだ。
「うわぁ、ドラルク邪魔だぁ!!」
「チャンス!」
同時にドラルクが砂になった事で、ナズナは一気に勝負を仕掛ける。
「ふむ、堕天使が変態か。
おそらくは可能性がある。
奴らの幹部の多くは性癖が理由で堕天したからな」
「マジかよ」
吸血鬼のメンバーの中でも、最も信頼できる大人であるヴァルバトーゼの一言で、紅渡は驚きを隠せなかった。
だが、同時に納得する。
「にしても、あいつらはどこを拠点にしているんだろうか?」
「ふむ、調べる必要があるようだな」
ヴァルバトーゼは、その一言と共に、瞬く間に勝負を終わらせた。
『なっ』
「今日のおかずは、いわしだぁ!!」
ドラルクの作戦は
-
笛で渡達を呼ぶ
-
鬼舞辻を噛んで、支配下に
-
下剋上しそうな鬼達を仲間にする
-
アーカードの旦那を呼ぼう