ハイスクールV✕7   作:ボルメテウスさん

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スタズの特訓

「はぁはぁ」

 

荒い息と共に、小猫は疲労に、倒れそうになっている。

 

「ほら、まだまだ修業は終わっていないぞ」

 

そう、スタズの声が聞こえる最中、思わず見上げる。

 

「これのどこが、修業なんですか?」

「何を言っている、立派な修業じゃないか」

「龍マークの石を探したり、畑を耕したりするのが、どう繋がるんですか」

 

そう、これまでの特訓の内容を思い出し、叫びながら言う。

 

「何を言っている。これも立派な修業だぞ。なんだって、俺はこの本の修業を元に特訓しているからな」

 

それと共に、スタズが取り出した本を見た瞬間、小猫は怒りを隠せなかった。

 

「巫山戯ているんですかっ、そんなのでっ強くなれるはずがありません!」

「なんでだ?」

 

そう、スタズが首を傾げながら言う。

 

「それは、漫画ですから」

「漫画だからと言って馬鹿にするな。言っただろ、実際に俺はこれで強くなった。

何よりも、お前はお前自身をきちんと理解しているのか?」

「・・・どういう事ですか?」

「お前、自分の力を恐れていると言っているけど、どこまでその力を知っているんだ」

「そんなの」

「例えばだ」

 

それと同時に、スタズは自分の歯を無理矢理抜いた。

それに対して、小猫は思わず目を見開いて驚く。

 

「驚くな。

吸血鬼だから、すぐに再生する」

「それは、知っていますが」

「あぁ、そうだ、お前は、その吸血鬼の特性を知っている。

だが、この歯は相手に打ち込めば、そのまま相手の魔力や体力を吸い取る事は知っているか?」

「えっ」

 

それに関しては、初耳だと言わんばかりに小猫は目を見開く。

 

「まぁ、こういう小手先の手段が得意なのは、俺だからな。

まっ、元々の吸血鬼としての能力を深く理解しているからだ。

対して、お前はどうだ」

「私は」

 

その言葉の意味に、一瞬、自分の手を見る。

 

「悪魔の駒としての特性、お前自身の猫ショウとしての特性、そして仙術の危険性に関する事。

それらは全て知っていて、力を拒否しているか」

「・・・」

 

そこまで言われて、小猫は何も言えなかった。

そんな小猫に対して、スタズはそのままその歯を真っ直ぐと小猫の身体に食い込ませる。

 

「何を」

「俺の歯は魔力を吸い上げるが、そこら辺は調整する事が出来る。

お前が恐れている仙術というのは、ようする使い過ぎて、暴走した状態だ。

ならば、余分な力は、俺がその歯で吸い上げてやる」

「えっ」

「それだったら、少しは安心して仙術の特訓はできるだろ。

何よりも力を吸うのは、吸血鬼の得意分野だからな」

「・・・なんで、そこまで」

 

そう言った小猫に対して、スタズは。

 

「言っただろ、気まぐれだって」

 

それだけ言うと共にスタズは、そのまま漫画を読み始めた。

ドラルクの作戦は

  • 笛で渡達を呼ぶ
  • 鬼舞辻を噛んで、支配下に
  • 下剋上しそうな鬼達を仲間にする
  • アーカードの旦那を呼ぼう
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