ハイスクールV✕7   作:ボルメテウスさん

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ナズナの暴走

Y談結界の中において、彼らは圧倒していた。

元々、高い能力を持ち、経験豊富である。

だが、それ以上にとんでもない変態性も相まって、まさしく無双状態だった。

 

「くっ、こんな所で」

「さぁて、どうするんだ?

お前も、性癖を言わないと、負けるぜぇ」

 

そう、ナズナは真っ直ぐとディオドラを見下ろすように言う。

この状況において、圧倒的な有利な事もあり、ナズナは、まさしく笑みを浮かべる。

同時にディオドラは苦渋に満ちた顔と共に、やがて、何かが吹っ切れたように笑みを浮かべる。

 

「周りから迫害されたシスターのボロボロの姿は、たまらなく興奮すねっ」

 

ディオドラは、そのゲスの笑みと共に攻撃を放つ。

ナズナは、その攻撃を正面から受け止める。

 

「好きだった男の前で、屈辱するのは尚最高!」「絶望で歪む顔が最高!」

 

次々と、自分の悪行とも言える性癖と共に、魔力弾を放っていく。

このY談結界においては、まさしく力になっており、それにディオドラは笑みを浮かべる。

 

「・・・俺達も人の性癖にあれこれ言うのはどうかと思うが、これは気色悪いな」

「まったくだ」

 

変態であるはずの吸血鬼達から見ても、その性癖は、あまりにも許せない物だった。

だが。

 

「まぁ、そんなので敵うとは思わない方が良いけどな」

「へっ」

 

そんなディオドラの呆けた顔を最後に、ナズナの拳が、ディオドラの腹部に当たる。

そのまま大きく吹き飛ばされたディオドラは、真っ直ぐと、壁に叩きつけられる。

 

「おい、Y談おじさん、野球拳大好き、結界、解除しろ」

「良いのか」

「良いんだよ、元々、これが目的だったからな」

「そうか」

 

それと共に、2人は結界を解除した。

それに対して、ディオドラは目を見開きながらも。

 

「馬鹿め、結界を解除すれば、僕のぉ」

 

そう、言葉を言う前に、ナズナがディオドラの顔を殴る。

無慈悲に、無表情に、何度も。

助けを言うような懇願するような声。

だが、それらをナズナは無視して、殴り続ける。

痛々しい音が、響く中で。

 

「もう良い」

 

その拳を止めたのは、渡だった。

 

「渡君」

「ナズナちゃん、もう終わっているから」

 

それと共に見つめた先。

そこには、ディオドラはいなかった。

代わりに、辺り一面には血の海が広がっており、ミンチ肉しかなかった。

 

「・・・あぁ、やばいねぇ、あたし。

こういう感情の制御、あんまり出来ないねぇ」

 

それと共に、ナズナは呟く最中で、渡は。

 

「だからこそ、俺が鎖なんだろ」

「・・・本当、渡君は良いねぇ」

 

そう、ナズナもまた笑みを浮かべる。

 

「さて、茶番は終わったか」

 

聞こえた声。

見つめた先には、人影があった。

 

「あらまぁ、もしかして、待たせてしまった感じかい?」

 

その一言と共にナズナは、これまでの戦いを見つめていた人物の顔を見る。

凶々しい妖気と共に髪色は銀色、瞳の色はバンパイアの赤い瞳。

 

「吸血鬼?」

「なぁなぁ」

「どうしたんだ、ナズナちゃん?」

「あたしとキャラが被っているけど、なんでおっぱい大きいんだぁ!」

 

先程までのシリアスな空気は、その一言で消えた。

 

「身の程を知れ」

 

そう、その吸血鬼は、見下していた。

ドラルクの作戦は

  • 笛で渡達を呼ぶ
  • 鬼舞辻を噛んで、支配下に
  • 下剋上しそうな鬼達を仲間にする
  • アーカードの旦那を呼ぼう
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