ハイスクールV✕7   作:ボルメテウスさん

49 / 83
決闘を前に

ヴァルバトーゼさんとアーカードさんの決闘が終わった後、俺達はそのままロキの襲撃を受けたリアス先輩達と合流した。

ロキの方もまた、フェンリルを出してきた為、圧倒的な不利な状況であった。

だが、それと共に、どういう訳か、ヴァーリ達が共闘を持ちかけてきた。

その理由に関しては不明だが、それでも、アーカードが足止めされている以上は、戦力は少しでも多い方が良い。

 

「それにしても、アーカードという吸血鬼って、やっぱり強いのか?」

「俺が知る限りだと、この中の面子で、おそらく勝てる可能性があるのは、それこそアルクェイドとヴァルバトーゼの二人くらいだろうな」

 

兵藤がふと、気になって、呟いた一言に対して、アザゼル先生は、そのまま答える。

 

「そっそんなに強いんですか?」

「お前達の神器もかなりヤバいが、アーカードは次元が違い過ぎるからな」

「俺も噂程度でしか聞いた事はないが、やはりあの余波はそれ程だったか」

 

それは、ヴァーリも感じていたのか、笑みを隠す様子はなかった。

 

「まぁ、最悪、この街の住人の安全だけは保証されていると考えて良いだろう」

「えっ、それは一体、どういう事なの?」

「アーカードは、吸血鬼の中でも変わり者だ。化け物には一切の容赦をしないが、人間、特に「あきらめ」を踏破した者の誇り高さには敬意を表している。そういう意味では、俺達にとっては最悪な敵かもしれないが、人間にとってはこれ程心強い存在はいないという訳だ」

「マジかよ、けど、だったらなんでロキの奴に手を貸すんだ?」

「それこそ、あいつの言い方をすれば、化け物共が一緒に手を組むのが気に食わないだろうな」

 

それに対して、ヴァルバトーゼは腕を組みながら言う。

 

「奴から見たら、悪魔は人間を無差別に喰らい、自分の地位を上げる為に眷属にする。天使もまたその信仰心を利用し、人間を傀儡にする。堕天使は、自身の欲望の為に操り、時には躊躇なく殺す下劣な存在。そう奴本人から聞いた」

「まぁ、ある意味間違っちゃいないし、実際にやった奴がいるから言い返せないがな」

 

ヴァルバトーゼから出た言葉に対して、アザゼルは否定する事は出来なかった。

それは実際に、この場にいたメンバーにも心当たりがあったからだ。

 

「だけど、そんなの」

「あぁ、そうだ、一部だ。確かに事実と言える部分ではあるが、それ以外にも心優しい者達もいる。

だからこそ、奴を止めなくてはいけない」

「・・・あの人は、相変わらずの様子なんですね」

 

それに対して、アルティナさんは呟く。

その一言の意味を、追求する事は出来ない。

 

「それで、結局どうするんですか?」

「ヴァルバトーゼさんの全盛期を引き出す方法って、結局どうすれば」

「やっぱり血を吸うしか「それは俺自身のプライドが許さない」ですよねぇ」

 

それに対して、俺は腕を組む。

 

「・・・だったら、あの方法かな?」

「何か、あるのか?」

「あぁ、とっておきの手が」

 

それと共に、俺は忍を見つめる。

 

「あぁ、まさか、あの手か?

かなり面倒だぞ」

「けど、それが一番の手だろ」

 

それに対して、忍はため息を吐く。

 

「疲労で倒れるなよ」

 

その言葉に対して、俺は頷く。

ドラルクの作戦は

  • 笛で渡達を呼ぶ
  • 鬼舞辻を噛んで、支配下に
  • 下剋上しそうな鬼達を仲間にする
  • アーカードの旦那を呼ぼう
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。