ハイスクールV✕7   作:ボルメテウスさん

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結束と服従

その日、ヴァルバトーゼ達は、そこに立っていた。

まさしく、同時にロキとの戦っているだろう兵藤とは別にアーカードを確実に止める為にそこにいた。

 

「それで、既に準備は出来ているだな」

 

その決闘を、心から待っていたアーカードはゆっくりとその銃を構えていた。

 

「あぁ、勿論だ。

だが、その前に、お前に謝らなければならない事がある」

「私に、謝る事だと?」

 

それに対して、アーカードは首を傾げる。

 

「この決闘、俺1人で戦う訳ではなく、俺達が戦う」

 

それと共に、ヴァルバトーゼが取り出したのは黄金の剣、ザンバットソードだった。

アーカードは、それを見た瞬間に一瞬だけ驚きに目を見開く。

同時にザンバットソードの封印の鎖が解き放たれる。

 

「この魔力、まさかっ」

 

同時にザンバットソードから漏れ出た魔力は、そのままヴァルバトーゼへと向かって行く。魔力を、その身体に浴びると共に、徐々にその身体は成長、否、元へと戻り始めていた。その姿を見た瞬間、アーカードの頬は笑みを浮かべる。

 

「なるほど、そういう意味だったのか」

「これは一体」

 

その状況について来られないロキは目を見開く。

 

「ザンバットソードは、所有者の魔力を吸う魔剣。

それはつまり、その性質を利用すれば、魔力を貯蔵する為の剣に変える事ができる。

だからこそ、この剣には、俺の仲間達が魔力を貸し与えてくれた。

そういう意味では、俺は、まさしく正々堂々と戦う訳ではない」

「何を言うかと思えば、貴様のその言い分はむしろ清々しい程に正当だ。

それと同時に、その姿は私が戦うのを求めていた相手だ」

 

それと共に、アーカードは、その手に持つ銃を捨てる。

 

「やはり、化け物の中では貴様が一番の強敵だよ、ヴァルバトーゼ」

 

同時に、アーカードは、ゆっくりと構える。

その手は、真っ直ぐと、ヴァルバトーゼに狙いを定めて。

 

「拘束制御術式、第3号、2号、1号、解除」

 

そのアーカードの呟きと共に、ヴァルバトーゼもまた、ザンバットソードを構える。

静かな呟きが、空間を支配すると同時だった。

 

「「っ!!」」

 

一瞬で、2人は、瞬く間に接近する。

アーカードは、その身から現れたのは、獣であった。

狼。百足。蝙蝠。

おそらくは、吸血鬼に大きく関わりのあるだろう生物。

それらを、自身の身体を使い、眷属として召喚し、ヴァルバトーゼに向かって、放った。

それに対して、ヴァルバトーゼが生み出したのは、巨大な腕。

人を簡単に握り潰す事ができるだろう禍々しい腕は、アーカードの眷属を全て瞬く間に振り払う。

 

「きひぃ」「ふんっ」

 

だが、それはアーカードには、ダメージにもならなかった。

瞬く間に再生したアーカードは、その手に持った銃を、既にヴァルバトーゼに向かって、放っていく。

それに対して、ヴァルバトーゼは、ザンバットソードで、全てを弾き返し、そのまま飛ぶ。

アーカードもまた、その姿が変わる。

 

「「ふんっ」」

 

互いに近付くと共に、剣が激突する。

アーカードの、その姿は先程までの青年ではなかった。

それこそ、まるで伯爵を思わせるその姿は、手に持った剣で、ザンバットソードで対抗する。

 

「一つ言っておこう。

お前は確かに1人ではないように、私もまた1人ではない。

お前のように信頼する友ではなく、これまで喰らってきた命。

それらを奴隷として使う。

そういう意味では、我々は同じだ」

「ならば、俺はお前に負ける訳にはいかないな」

 

同時にヴァルバトーゼは、切り払う。

 

「この俺が、ここで貴様に勝つ。

それは、貴様のような支配では到底生み出す事ができない絆。

それが、勝ると証明する為に」

「そうだ、その通りだ!どこまでの化け物らしくない化け物よ!貴様に、それを私に見せてくれ!」

ドラルクの作戦は

  • 笛で渡達を呼ぶ
  • 鬼舞辻を噛んで、支配下に
  • 下剋上しそうな鬼達を仲間にする
  • アーカードの旦那を呼ぼう
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