ハイスクールV✕7   作:ボルメテウスさん

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瓜二つ

修学旅行当日。

先日のデート騒ぎで、既に俺は疲れ果てて、そのまま席でぐったりと座り込んでいる。

今回は、さすがに全員で一緒に参加という訳ではない為、いつもよりも少しは静かな雰囲気で移動する事になった。

 

「…なぁ、渡」

「なんだ?」

「いや、思いっきり聞きたいけど、なんで、お前、膝の上に忍野ちゃんがいるのに、平然としているの」

「こういのに、慣れたから」

 

俺はそう言いながら、兵藤からの指摘を特に気にせずに答える。

他のメンバーとは違い、ある意味、一番行動を共にする事が多い。

だからこそ、ある意味、この修学旅行で、おそらくはただ一人だけ同行しているメンバーだろう。

 

「いやぁ、にしても、紅にこんな可愛い子がいるとはねぇ」

「色々と事情があってね、一応先生にも許可は貰っている。多分、迷惑をかけない」

「まぁ、それは別に良いんだけど」

 

そうしていると共に、俺達が目に向けたのは。

 

「金髪幼女サイコー」

「あの変態をどうにかしないと」

「…」

 

それは、兵藤とよく一緒に行動している二人の内の一人。

どうやら、ロリコンだったらしい。

 

「本当にこいつらに会わせない方が良いなぁ」

 

そうしている間にも、俺達は無事に京都に辿り着く。

京都に辿り着いた後の自由行動。

その自由行動では兵藤達と一緒に、行動する事になった。

 

「んっ、忍の奴はどこにいった?」

 

そうして、行動していると、ふと忍がいなくなった事に気付く。

周りを見ても、いなかった。

そうして、周りを見ていると、ふと、見覚えのある人影が。

 

「あっ、こんな所にいた」

「んっ」

 

俺はそのまま近づき、声をかける。

振り返った少女。

それは、雰囲気や目つき、様々な個所で忍と似ている。

 

「あれ、人違いだった、ごめんね」

「…気にするな、特に迷惑ではないからな」

「そっか、あれ、でも、小さい子がこんな所で一人って、迷子?」

「迷子ではない」

 

ふと、気になった事もあり、俺は聞いてみると、彼女はそのまま溜息を吐く。

 

「…少し気になる物を探しに来ただけだ」

「そっか」

 

その態度も、どこか忍と似ていた事もあり、俺はどうするべきか悩んだ。

それと共に、俺はふと、ある物を取り出す。

 

「さっき、間違えたお詫びだ、良かったら」

「…ドーナツ?」

「まぁ、俺と一緒にいる奴が好きな物だ。

良かったら、食べてくれ、じゃあな」

 

それだけ言い、俺は、すぐに忍を探し始めようとする。

 

「…京都で既に九尾は攫われている。犯人は英雄とか名乗る馬鹿者だろうな」

「えっ?」

 

突然の事で、俺は思わず振り返ってしまった。

だが、既に、そこには少女の姿はなかった。

 

「…どういう意味だったんだ?」

 

その言葉に、何を意味するのか、その時、俺はまだ知らなかった。

ドラルクの作戦は

  • 笛で渡達を呼ぶ
  • 鬼舞辻を噛んで、支配下に
  • 下剋上しそうな鬼達を仲間にする
  • アーカードの旦那を呼ぼう
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