ハイスクールV✕7   作:ボルメテウスさん

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遭遇するは魔法使い

修学旅行二日目。

忍が、因縁の相手がいるという事もあり、俺達は警戒しながらも、その日は行動する事になった。

幸い、それらの相手は、合流したアザゼル先生達が行ってくれている事もあり、俺達はそのまま京都の観光を行う事になった。

なったのだが。

 

「これは一体、どういう状況なんだ」

 

俺は何時の間にか、まるで誘われるようにして、どこかの団子屋へと入っていた。

その団子屋の前にある椅子に座っており、その隣には、見覚えのある人物がいた。

 

「それで、聞きたいけど、もしかしてお前が最後の吸血鬼?」

「まぁ、そういう事になるな、初めましてだな、吸血鬼の王、紅渡」

 

そう、俺に向けて言った少女。

その少女の容姿は、忍と共通点があり、目の色ぐらいしか違いがないぐらいだった。

 

「名前を聞いても?」

「まさか、情報収集をほとんどしていなかったのか?」

「いやぁ、俺はそういうのからっきしで、ほとんどドラルクに任せているから」

 

ドラルクは知識方面ならば、メンバーの中でも3番目に高い。

ついでに、一番はアルクェイドさんで、2番目はヴァルバトーゼさんだが、この2人よりも分かりやすく教えてくれるので、解説役としてよく頼っている。

 

「はぁ、まぁ良い。

私の名はエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル、まぁ悪の魔法使いとして有名な吸血鬼だ」

「・・・」

「ほぅ、名前はどうやら、知っているようだな」

「いや、名前が長くて、分かりにくい」

「お前は、本当に、変わり者のようだな」

 

俺の一言に対して、彼女は若干呆れた様子で、見ていた。

 

「うぅん、なんて呼べば良いんだろうか」

「ちっ、だったら、エヴァで良い。

だいたいの奴はそう言う」

「そうか、だったら、エヴァはなんであいつらと手を組んでいるんだ?」

「いきなり直球だな」

 

俺の言葉に対して、エヴァは呆れたような目でこちらを見る。

 

「いや、本当に疑問だよ。

実際にDIOやシャルティアに鬼舞辻は何かの目的の一致。アーカードさんは、そんな奴らを一網打尽にする為にいただけ。赤夜さんは人質を取られている。

だからこそ、エヴァが一緒にいる理由は何かなと、気になって」

「・・・別に大した理由はない。赤夜とは少し知り合いでな、奴に頼まれたからだ」

「そうなんだ、だったら、人質はどうにかなるのか?」

「面倒な事に、それの解決策が見つからない。

その解決に必要な物を手に入れるにも、下手に手を出せば、面倒な事になるからな」

「そうなんだ、けど、意外とお人好しなんだね?」

 

ここまでの話を聞くと、多少、プライドが高く傲岸不遜に見えるけど、根は良い奴だ。

 

「・・・どちらでも良い。

まぁ、お前ら側についても、私は特に損はない」

「本当か、だったら「だが」えっ?」

「その為には条件がある」

 

それと共に、エヴァはこちらを見る。

 

「お前が私の下僕になれ」

「えっ?」

 

その言葉にどういう意味か、思わず首を傾げる。

 

「えっと、下僕って、なんでまた?」

「なに、それ程特別な理由など「そういうのはお断りだ」ちっ」

 

そう考えていると、俺が座っている椅子が壊れる。

見れば、そこには鎖で巻かれたザンバットソードがあり、同時に合流していた忍がいた。

 

「どうやら、本当に儂にそっくりのようじゃな、そっくりさんよぉ」

 

それと共に忍は、真っ直ぐとエヴァを睨み付ける。

だが、それに対してエヴァは。

 

「そっくりか」

 

何やら顔を俯く。

それと共に身体を震わせていた。

 

「そっくりだと、笑わせるな、今の貴様と私が同じだと?

本当に同じだったら、私にもあるはずだ」

 

それと共になぜか俺を見つめた。

同時に忍は舌打ちをする。

 

「嫉妬か」

「あぁ、この際、嫉妬だと言わせて貰おうか。

だからこそ、貴様を倒して見せよう」

「やれる物ならば、やってみろ」

 

それと共に睨み合っている。

これは不味い。

そう思った時だった。

 

「・・・先日の伝言は既に伝わっているならば、次に警戒しろ。夜になれば、英雄だけではない。鬼舞辻の奴から刺客が来る」

「なんだって?」

 

そう、首に傾げていると、こちらに何かを投げる。

それは人形のようで、中にはメスがある。

丁度、血を吸い取れるような。

 

「それに血を入れて、送れ」

 

それだけ言うと、去って行った。

 

「追いかけるぞ」

「今は駄目だ」

「逃すつもりか?」

「今はそれよりも情報を整理しないと、もしもエヴァが言っていた事が本当だったら、ヤバいから」

「・・・ちっ」

 

それと共に忍は、不機嫌な様子で、俺の腕を掴む。

 

「忍?」

「とにかく、今日は一緒にいるぞ」

 

そのまま、二日目は、なぜか不機嫌な様子で、俺と一緒にいた。

その理由は一体、なぜか、俺には分からなかった。

ドラルクの作戦は

  • 笛で渡達を呼ぶ
  • 鬼舞辻を噛んで、支配下に
  • 下剋上しそうな鬼達を仲間にする
  • アーカードの旦那を呼ぼう
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