ハイスクールV✕7   作:ボルメテウスさん

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嫉妬

「・・・さて、時間となったか」

 

その言葉と共に、俺達をこの場で招待したと思われるエヴァが待ち受けていた。

その格好は、吸血鬼を思わせる黒いマントを身に纏っており、俺達を待ち受けていた。

 

「待っていたぞ、キスショット、そして紅渡」

「もしかして、俺も決闘するのか?」

 

それに対して、俺はエヴァに対して問いかける。

 

「・・・お前に決闘を挑む理由はないからな」

「儂にはあるという訳か」

 

その言葉に対して、エヴァは頷く。

 

「では、始めようとしようか。この戦いに、それ程、時間をかける訳にはいかないからな」

 

同時に、エヴァの身体は急速に変わっていく。

それは、まさしく忍がキスショットの姿に変わる時と似ていた。

 

「そうだな、奴らを止める為にもな」

 

それと同時に、キスショットも、また俺もまたキバットにフエッスルを渡す。

 

「ウェイクアップ」

 

その音声と共に、忍もまた、キスショットの姿へと変わる。

同時に、ザンバットソードの鎖が解き放たれた。

しかし、そのザンバットソードに、忍は手を伸ばさなかった。

 

「どういうつもりだ?」

「これは儂の剣ではないからだ。

本当の意味で、渡が、この剣を使える時まで、管理する。

それが、儂の役割だ」

「つまりは、武器なしでやるつもりか」

「違うな、儂は既に武器を持っている」

 

それと共に、手に持ったのは刀。

 

「妖刀心渡」

「この京都で、封印していたからな」

「そうか、ならば」

 

同時にエヴァは、真っ直ぐと忍に向かって、氷が真っ直ぐと襲い掛かる。

それはまさしく一瞬での攻撃。

まるで雪山で雪崩が起きたと思わせる数。

そして、その一つ一つが、鋭く、一撃で致命傷になるだろう。

それに対して、忍は、腕を軽く振るう。

 

「ほぅ」

 

それだけで、全ての氷を斬り裂いた。

それと同時に、忍は一瞬でエヴァへと近づく。

まるで瞬間移動を思わせる程の速さ。

同時に、忍の刃がエヴァへと襲い掛かろうとする。

だが、エヴァは、それに対して、地面に氷の柱を作る事で、自身の位置を上へと強制的に上げる。

それによって、エヴァに当たるはずだった攻撃は空を斬る。

 

「本当に厄介な物を用意したもんだな」

「お前が、周囲を気にせずにやる可能性を考えたからな」

 

それと共に忍は心渡をそのまま構えていた。

 

「魔に関する物を例外なく斬り裂く事ができる心渡。

確かに、それならば、周囲の建物を気にせずに、しかも私の魔法を斬り裂きながら、攻撃は行えるな、あのキスショットが、ここまで周りを見るとはなぁ」

「はっ、何を言うかと言えば、儂は既にキスショットではない。

ただの忍野忍じゃよ」

「あぁ、そうだな、貴様は本当にそうだろうなぁ」

 

それと共に苛ついたようにエヴァは叫ぶ。

 

「同じような容姿、同じような経緯、お前と私はほとんど変わらない。

だが、今はどうだ。

私は未だに幸せではなく、お前は幸せを掴んでいる」

「なるほど、つまり、お前が儂に戦いを仕掛けたのは」

「嫉妬と言っておこうか」

 

そう、エヴァは堂々と言う。

嫉妬という言葉に対して、俺はどう答えれば良いのか分からない。

 

「そういう意味では儂とお前は同じだったかもしれないな。

もしかしたら、逆だったかもしれない、そう言える程にな」

 

それと共に忍は、構える。

 

「まぁ、どちらにしても譲る気はないがな」

「あぁ、そうだな、そうでなくてはなぁ」

 

それと共に2人の戦いの火蓋は、再び始まる。

ドラルクの作戦は

  • 笛で渡達を呼ぶ
  • 鬼舞辻を噛んで、支配下に
  • 下剋上しそうな鬼達を仲間にする
  • アーカードの旦那を呼ぼう
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