京都での、奴らが行おうとした計画を阻止する為に、俺達は向かった。
本来ならば、全員で一緒に向かうべきであったが、ブロンブースターという移動手段を持つ俺が先行する事によって、敵の動きを攪乱する事が出来る。
その為、俺だけ、先に向かって、敵の陽動を行う事になった。
そして……
「うぉりゃあああっ!」
「はぁああああっ!」
「てぇいやっ!」
「どりゃああっ!」
俺は、英雄派の構成員達をブロンブースターの熱風で吹き飛ばしていく。
「こいつ!?」
「やはり、キバが来ていたか」
それと共に英雄派もまた、こちらに迫ってくる。
このままブロンブースターで突っ込めば、確実に殺してしまう。
だからこそ、俺はすぐにブロンブースターを踏み台にして、飛び出す。
『ガルルセイバー!』
鳴り響くと同時に、俺は瞬時にガルルセイバーを呼び出し、ガルルの力を宿し、そのまま走り出す。
まさしく狼を思わせる動きで…… そして、すれ違いざまに、一気に斬りつける!
次々と斬り裂いていく最中、1人の男がそれは防がれてしまった。
俺の斬撃を防いだのは、大柄な男だった。
「へっ、てめぇがキバか、この程度の剣で、俺を倒せると思うのか」
「そうか、だったら」『ドッガハンマー!』
瞬時に、俺はそのままドッガハンマーへと武器を切り替える。
それによって、手に持ったドッガハンマーで男を吹き飛ばす。
「ぐっ、こいつは確かに厄介だがぁ!」
そのまま、奴は、その身体からミサイルを、こちらに向けて放った。
だが、ドッガフォームへと変わった事により、その攻撃はまるで効かない。
「なっ」
奴は、それで戸惑いを隠せない様子で、そのまま放ち続ける。
しかし、それは俺には通じない。
何故なら、ドッガハンマーの力によって、ミサイルは全て打ち消されてしまうからだ。
しかも、それだけではない。
ドッガハンマーを振り回して、奴のミサイルを全てかき消すだけではなく、逆に叩きつけていき、更にダメージを与えていく。
さすがにこれは想定外なのか、奴もたまらず後退していく。
そうしていると、こちらに迫って来るのを見つめる。
『バッシャーマグナム!』
鳴り響くと共に、俺はその手にバッシャーマグナムへと切り替え、こちらに迫る攻撃に対して放っていく。それにより、敵の攻撃を次々と撃ち落としていく。
「くそっ、やっぱりキバは厄介だ、だが!」
「あぁ、ここで足止めをすれば!」
他の連中は、俺に向かって攻撃を仕掛けようとする。
「本当に、厄介な事ばかりだな」
「へへっ、吸血鬼退治は、まさしく英雄がやる事だろ」
「英雄ねぇ、笑わせるよ」
それと共に、俺は呟く。
「なんだと?」
「俺から言わせれば、お前達のそれは、英雄でもなんでもないんだよ」
「なんだと?」
それに対して、奴らがこちらを睨む。
「英雄は、怪物を退治したから英雄になったんじゃない。怪物を退治した事で、人々を救ったからこそ、英雄と呼ばれた」
その言葉と共に、俺は構えている。
「人々を救う為に行動していた彼らは自然と英雄と呼ばれた。だが、お前達はただ単に私利私欲の為に怪物に戦いを挑もうとする。
そんな奴らはな、英雄でもなんでもない、ただの外道なんだよ」
それが、完全に奴らをキレさせたようだ。
「ほぅ、言ってくれるな、キバ」
その言葉と共に、現れたのは、今回の1件の中心人物である曹操が現れた。
「曹操か」
「こうして、お前と戦えるのは、実は今回の1件は楽しみにしていたからな」
同時に、その手にある黄昏の聖槍を構えていた。
それに対して、俺もまた、通常の姿へと変わる。
「さて、これを使うのは、本当に久しぶりだからな」
それと共に、俺は構える。
その手には、ザンバットソードを構える。
「それは、ザンバットソード」
「あぁ、そっちが聖槍ならば、こっちは魔剣だってな」
同時に、そのまま俺達は真っ直ぐと、走り出す。
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう