「ぎゃぁああぁぁ!!」
「ドラルクさん、その、さすがに声を出させると、見つかりますから」
その言葉と共に、ドラルクを背負っている狛治は少し慌てた様子で言う。
「それにしても、改めて、見ると、ここは奇妙な空間だね」
「えぇ、無限城は鳴女が自身の血鬼術で操る異空間です」
「・・・ふむ、それは少し可笑しな話だ」
「可笑しなですか?」
その言葉と共にドラルクは呟く。
「この巨大な結界を維持するのは、1人では不可能だ。
おそらくはエネルギーとなる場所が必要だ」
「それは、確かに」
それと共に狛治もまた、そのドラルクの言葉と共に出た推測に対して、驚く。
彼にとって、ドラルクは確かな恩人ではあったが、それ以上に、その知性に驚きを隠せなかった。
「すぐに、そこまで」
「なに、私自身は弱い事は自覚しているからね。
だからこそ、気づく所もあるからね」
「そうですか」
そうしている間にも、彼の目の前に現れたのは。
「おやぁ、まさか君がここで立ち塞がるとはねぇ」
「ちっ」
眼前に現れたのは狛治が裏切る前から気に入らなかった童磨であった。
「あんなに忠義に熱い君が、まさか裏切るとはね」
「それ以上の主君に出会った、それだけだ」
「だったら、ここで死んじゃっても、悔いはないよね」
その言葉と共に、童磨が攻撃を行おうとした。
だが、それよりも早く、狛治が真っ直ぐと拳を放つ。
それは空式。
彼が得意としている技である中距離面制圧に用いられる拳圧の乱打。
それを牽制のつもりで行った。
だが。
「はい?」
「なに?」
それは、ドラルク以外には驚愕しかなかった。
童磨が放った氷を全て、砕き、そのまま真っ直ぐと、その身体を破壊した。
「これは」「まさか」
そうしながら、ドラルクを守る事を優先して、進んだ。
童磨を、倒してもすぐに再生するが、それよりも今はドラルクの安全が優先であった。
「一体何が」
「ふむ、もしかしたら、これが君の本来のポテンシャルかもしれないな」
「これが?」
それには、狛治は首を傾げた。
「あぁ、鬼舞辻の血は鬼としての異形の血を与える事で、その異形の力を使えるようにした。
だが、私の血を飲む事で、君の本来の力が発揮されたんだろうな」
「俺の本来の力」
それと共に、狛治は、そのまま進む。
「ドラルクさん、俺、これ「はいアウト!」なんですか?」
「君、そういうのは、死亡フラグだからね!本当に、それ、駄目だから」
「死亡フラグ?」
その言葉の意味が分からない狛治。
だが、そうしている間にも、追っ手が迫って来る。
「さて、どうしたものか」
「さすがにこの数を相手に戦うのは無謀ですからね」
「仕方ない、こういう時は、奥の手を使うか」
「奥の手?」
その言葉に対して、狛治は首を傾げる。
それと共にドラルクは悪い笑みを浮かべる。
「あぁ、その名も」
「とりあえず、アンケートで作戦を決めよう」
「それで決めて良いんですか?」
「なに、この小説ではあまり行っていない手だ。
とりあえず、この下にあるアンケートから、皆からの意見を聞こう。
票数が多かった所を、作者が1時間で書く予定だから、安心してくれたまえ」
「他人任せな」
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう