「いやぁ、本当に感謝するよ、アーカード様って、すなぁ!?」
「えぇ、ドラルクさん!?」
鬼舞辻 を倒した後、アーカードを出迎えたドラルクだったが、その頭を撃ち抜かれた。
「いきなり、撃つなんて、酷いじゃないか」
「突然呼び出したのでな、その報酬と考えておけ。
まったく、その不死身っぷりは、本当に厄介だな」
アーカードは、軽々と言いながら、ドラルクのその不死身っぷりにため息を吐きながら、言う。
「さて、標的にすべき存在はあと、僅かだな」
そう言いながら、アーカードは1人の鬼を連れていた。
「その鬼は?」
「あれらの集団の中にいた1人だ。
私自身は特には興味はないが、まぁ、約束はあったからな」
そう、その鬼をドラルクに投げ渡した。
「この鬼は」
「知っているのかね?」
「えぇ、朱染家の吸血鬼を操る為の人質だと、聞いています。
ただ、力をつけては困ると言う事で、幽閉していたようですが」
「なるほどな、自身の僕にすれば、どこにいようとすぐに察する事が出来るという訳か」
ドラルクは、それに納得すると共に確かめる。
「少々、手荒だが、君自身がもしも、正気を取り戻す気があるんだったら、眷属になるか」
「……」
それに対して、虚ろな目ながら、確かに頷く。
ドラルクは、そのままその鬼の血を飲む。
それによって、その鬼もまた、吸血鬼となり、眷属となる。
「えっここは」
「おぉ、目が覚めたかね」
「あの、ここは一体」
「まぁ、落ち着きたまえ、とりあえずは、これだけ騒ぎがあるから、そろそろ「キバって行くぜぇ!」 すなぁ!」
「えぇぇ!!」
「ほぅ、迎えが来たか」
そうしていると、ドラルクは何かに吹き飛ばされた。
「おぉい、ドラルク、無事かって聞きたいけど、まぁいつも通りか」
そこには、渡が立っていた。
丁度、ドラルクがいたのを発見すると共に、敵に囲まれていると思っていたキバットが突っ込んでいた。
「無事だとは思っていたけど、まさかアーカードさんもここにいたとは」
「久しいなキバよ。
以前よりは、僅かに強くなっているようだが、成長に悩んでいる様子だな」
そう、アーカードは、渡に対して、問いかける。
「まぁ、俺自身、まだまだ未熟ですからね」
「ならば、成長を続けるが良い」
それと共にアーカードは、そのまま立ち去ろうとした。
「アーカードさん」
「なんだ?」
「仲間を、ドラルクを助けてくれて、ありがとうございます」
「別に感謝されるような事はしていないさ」
その言葉と共に、アーカードは、そのまま去って行った。
「さて、一体、どうなっているんか、色々と聞きたいけど、どうしようか」
そうしながら、この場で集まっている3人を見て、呟く。
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう