教会での戦いの翌日。
俺は、オカルト研究部に訪れていた。
「それで、あなたは伝説の7人の吸血鬼の1人という事で、間違いないわね」
「えっ、なに、その中二病みたいな呼び名」
俺は、それに驚きを隠せなかった。
えっ、なに、初耳なんだけど。
「そこの所、どう思うドラルク」
「いや、ぶっちゃけないわぁ」
その日、俺は話し合いの為に同行してきたドラルクに意見を聞いた所、思いっきり否定した。
「・・・あの、あなたが、伝説の吸血鬼の1人であるドラルクと聞きますけど」
「えっ、この雑魚が」
「おい、紅、それはどういう事だ!」
俺の一言に対して、ドラルクが文句を言うように叫ぶが、俺はすぐに軽く手を叩く。
「すなぁぁぁ」
「えぇぇ!!」
手を叩いた音に、驚いたドラルクは、そのまま砂となって死んだ。
「えっ、どういう事」
「それは、勿論、死んだんだけど」
「あっさり、とんでもない事を言った!」
俺の一言に対して、兵藤が、叫んだ。
だが、それよりも早くドラルクは復活する。
「何をする!いきなり音を鳴らすからびっくりしたではないか!」
「えっ、さっき死んだはずでは」
「ドラルクは、吸血鬼としてはクソ雑魚で、ほとんどの能力が無能で、体力もほとんどないけど、再生能力だけでは一級品で、何度死んでも、ゴキブリよりも高い確率で生き残っていたからな」
「さっきの紅の言葉だけで、もう4回も死んだぞ」
そこまで、幾度もなく死んだドラルクの様子を見て、戦慄している様子だった。
「けっけど、あのヴァルバトーゼさんの話はさすがに違うだろ」
「まぁ、噂は本当だけど、あの人、結構の年月、血を吸っていないからな。
俺が生まれた頃には、既に血を吸っていないからな」
「えっ、嘘でしょ」
それに対して、グレモリーさんは、何やら驚いている様子。
「吸血鬼にとって、血を吸えないのは、食事を取らないのと同等なはずなのに」
「といっても、ドラルクも最近は血を吸っていないぞ」
「最近の人間の血、結構、血糖値が高い人が多くて」
ここまでの間、既に彼女達の中にある吸血鬼のイメージは大きく崩れているだろう。
「・・・それは、分かったわ。
けど、貴方達は、どうやって、ここに住んでいるの」
「いや、役所で普通に住民票を作って、住んでいるけど」
「・・・」
そこまで言うと、何やら暗い雰囲気になっている。
一体、どうしたんだろうか。
「もぅ、ここまで聞いて、少し頭が痛いわ。
それじゃ、最後にお願い、良いかしら」
「何かね?」
「真祖の姫君と呼ばれる人物に会えるかしら」
「「いや、止めとけ、マジで」」
その言葉と同時に、俺とドラルクは同時に言った。
「えっと、それは一体」
「いや、マジで止めておけ。あの人はガチでヤバい」
「それ程に厄介なの」
「この渡を犠牲にする事で、数々の災害を事前に防いできたんだぞ」
「お前、本当に毎回、俺を犠牲にするよな!!」
その事を思い出して、俺は思わず叫んでしまう。
「一応、確認するけど、どういう感じの」
「リアルワニワニパニックや日帰りエベレストに日本一周トライアスロンなどを行った」
「・・・いや、マジで死ぬかと思った」
なまじ、世界最強と言っても、過言ではないので、ヤバかった。
現在は、海外で行っているスパイダーな映画を見に行っているが、帰ってきたら、また付き合わせるんだろうなぁ。
「ついでに性的に襲われそうになった際には我が家の女性陣が全力で阻止したがな」
「渡が、凄い遠い目をしているという事は、これはかなり本当の話のようだな」
「なんだか、強いのか弱いのか、本当に分からなくなったわね。
それで、確認したいのだけど、貴方達は、本当に、戦争を目論んでいないのね」
「「だって、ゲームができなくなるじゃん。ついでに、これ、俺達7人、全員が同じ答えだから」」
「・・・戦争はゲームによって、止められたのね」
それ以上は、何も言わなかった。
とりあえずは、これから厄介な事になったら、この人達を巻き込もう。
「とりあえず、スケーブゴート先はここで良いか」
「うむ、悪くない」
「接触するの、間違っていたかしら」
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう