「英雄の奴らは、既に動き出したか」
それと共にアークは、現在の状況を確認する。
今回のアークは、禍の団にある英雄派の動きに合わせて、行動をしていた。
冥界での騒動を起こせば、三大勢力は、こちらに目を向けられない。
数では劣るアーク達は、始めに脅威となる渡達の排除を最優先に動いていた。
「三大勢力も、こちらには介入は出来ないだろう。
だとすれば、あとはゆっくりと奴らを始末するだけだ」
「くくっ、確かにな、奴らは吸血鬼の癖に、人を襲うのを嫌っている。
それが、最大の弱点でもあるからな」
既にアークもDIOも気づいている。
力では、確かに遙か上である彼らだが、人への被害を最小限にしている。
だからこそ、敵対しながらも、守るべき相手だとすれば、勝気はある。
そして、そのまま数で攻め、眷属にすれば、やがて力ではアークが上回る。
(まぁ、こいつが完全に隙を見せた時には、始末するがな)
(時を止める能力は、厄介だからな。この身体で知る、時を止める神器を持つ吸血鬼を取り込んだら、始末するとするか)
そう、互いに何時かは始末する。
そう考えながら、一時の共闘を約束していた。
だが、そんな彼らの前に人影が二つ現れた。
「ほぅ、既にここに気づいたのか、キバ」
「お前は、ヴァニラ・アイスを始末した吸血鬼か」
そうして、現れたのは、渡とスタズだった。
「まったく、こうして探すのは苦労したぜ。
こういう探知は、普段はやらないのに、本当に面倒な事をしてくれたな」
「なるほど、器用だったな、貴様は。
だが、良いのか、仲間を放っておいて、ここに乗り込んで」
「俺達は任せたんだよ。
何よりも、既にこっちはとっくに対策をしているんだよ」
「対策だと?何を言うかと思えばっ」
それと共にアークは感じた。
自身の眷属となった存在が消えた事に。
「これは、まさかお前達、殺したのか」
「殺してねぇよ、お前達自身で見てみたら、分かるだろ」
それと共に映った映像。
それを見たDIOとアークは。
「「なっなにぃぃ!!!」」
絶叫を木霊した。
その理由は。
「アウト!セーフ!よよいのよい!!」
吸血鬼野球拳大好きの術によって、野球拳を行った相手の仮面を脱いでいた。
だが、それだけではない。
植物によって支配された存在は、ゼンラニウムの種によって、反対に支配される。
石によって覆われている存在は、吸血鬼マイクロビキニが噛んだ事によって、マイクロビキニになった衝撃で石は砕け散る。
それ以外にも、数多くの吸血鬼は、その性癖を全開にした吸血鬼行為で、次々とアークの眷属を解放していく。
「なっ、なんだっこいつらはぁ!!」
「お前らは知らないようだがな、俺達の国の吸血鬼は変態だけど、能力だけはヤバい奴らが大量にいる」
「まぁ、だから、そいつらの指揮をヴァルバトーゼ達に頼んで、ここに来ている訳だ」
「ぐっ、まさかっこんな変態共にっ俺の計画がっ!」
「お前らはその程度だった訳だ。
さぁ、アーク、決着をつけようぜ」
それと共に、渡も構えた。
「ちっ、アークの奴、案外使えないようだな。
まぁ良い、どうせ、貴様はここで始末する」
「それはどうも、こっちはこっちで、やるとしようか、DIOさんよぉ」
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう