「さてっと」
紅渡ことキバとアークとの戦い。
その戦いが、本当に単純な力のぶつかり合いだとすれば、ここで行われているスタズとDIOの戦いの鍵は時間である。
スタズは、自身の魔力で生成した腕を使い、牽制をしていた。
(奴のDIOの能力は既に聞いている。そして、ある程度は対策は出来ている。だけど、それが行えるのは一回だけ)
DIOの時を止める能力は、既にスタズも知っている。
だが、その能力を完全に防御が出来るのは一度のみ。
しかし、スタズにとっては、その一度だけで十分だった。
一方、DIOもまた、警戒を怠っていなかった。
(あのスタズの奴は魔力操作に長けている。何よりもあぁ言う奴に思考する時間を与えるのは厄介だ。だが、既に俺自身の能力も既に知られている。簡単に時を止める能力を使えば、負けるだろう。だが、奴がそれに気づかずに使えれば、それは俺の勝利となる)
この戦いにおいて、最も重要となるのが、DIOの時を止める能力。
それは互いに理解をしている。
だからこそ、互いに相手の隙を徹底的に見ていく。
「はぁ!」「ふんっ」
DIOは、地面を強く踏み、それによって出来た瓦礫をスタズに。
スタズは、それらの攻撃を、魔力の腕で防いでいく。
「「・・・」」
互いに強い緊張の最中、動きがあった。
DIOが、地面を大きく叩き、それによって土煙を作り出した。
スタズは、それによって目を覆われてしまう。
「今だっ、ザ・ワールド!時よ止まれ!!」
視界を覆った。
その瞬間、その場にある全てが時が止まる。
そして、それは。
「やはりな!」
スタズも同じだった。
スタズは完全に動けない。
それを見たDIOは笑みを浮かべながら、瞬時に近づく。
「これで、お終いだぁ!!」
その叫びと共に、DIOは、その拳を、スタズの心臓を撃ち抜いた。
それによって、スタズは、そのまま吹き飛ばされる。
「そして、時は動き出す」
完全にスタズの心臓を貫いた。
そう、確信していた。
だが。
「へへっ、本当に上手くいったな」
「なっ」
時が動き出すと同時にスタズは、その手を真っ直ぐとDIOに向けていた。
「馬鹿な!貴様はっなぜ、心臓を完全にっ」
「俺は、こういう心臓を造る事が出来る。けど、これの維持は難しいんだよな。
だから、お前が時を止めるのを待たなければいけない。
まぁ、時が止まっているんだったら、心臓を動かす必要はないからな。
そして」
それと共に、スタズはその手を、DIOに向けていた。
既に時を止めた事で、再度能力を使うのには、時間が掛かる。
だからこそ、スタズが行おうとした攻撃を避ける事は出来ない。
「ぐぅがぁぁ」
スタズは、心臓を完全に掴んだ。
心臓を掴まれた痛みはDIOに思考を止める。
「そして、これで終わりだ」
同時にスタズは、そのままゆっくりと手を閉じる動作をする。
それは、完全にDIOを覆うように、巨大な魔力の手がじりじりと閉じていた。
「じゃあな、筋肉野郎」
その言葉と共にDIOの身体の隅々まで、完全に握り殺した。
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう