「「変身」」
俺達の、互いの言葉が重なると同時に、その姿は一気に変わる。
これまでと同じくキバの鎧を身に纏い、アークは、その身にアークの鎧を身に纏った。
その大きさは、俺よりも遙かに大きな身体であり、俺の全身が、丁度アークの足と同じぐらいの大きさである。
「行くぞ、タツロット!」『勿論、準備は万端ですよ! 変身!!』
同時に俺もまた、タツロットを腕に装着すると共に、エンペラーフォームへと変身する。
それに合わせるように、影の中に仕舞っていたザンバットソードが俺の目の前に現れ、そのまま掴む。
すると、ザンバットソードに纏っていた鎖は、そのまま一匹の蝙蝠へと代わり、そのまま刀身を噛み付く。
こいつは、ザンバットソードの力を十全以上に発揮するように、鎖が変化した姿であり、タツロットがコントロールする事によって、発現出来た。
まさに、現状の俺が出来る全力だ。
「ふんっ!」
同時にアークもまた、その手に巨大な三叉槍を手に取る。
おそらくは、俺の持つザンバットソードと同じく、奴が持つ最大の武器だろう。
それと共にゆっくりと、互いの武器を向け合う。
「はあぁぁ!!」
そして、互いに声を上げると共に、動き出す。
まず先に動いたのは、アークの方だった。
その巨体からは想像も出来ないような速度で接近し、俺に向けて巨大な三叉槍を振り下ろす。
それを俺は、即座に回避するが、地面に叩きつけられた衝撃だけで、地面は大きく陥没する。
「くそっ!!」
思わず悪態を吐きながら、今度はこちらから攻める為に動く。
そのまま、ザンバットソードで、横薙ぎを放つ。
それに対してアークは、振り下ろした勢いのまま、回転して槍を振るう。
ぶつかり合った刃同士が火花を上げ、お互いの動きを止める。
「ぐぅ……」
だが、それでも力の差は歴然であり、徐々に押され始める。
このままではマズイと思い、一度距離を取る為に飛び退く。
しかし、それは向こうも同じ事であり、すぐに追い付いてくる。
「ふっ!」
一瞬にして懐まで入り込み、その巨大な拳を放とうとする。
それに対し、咄嵯にザンバットソードを前に出し防ごうとするが、そんなものは関係無いと言うかのように簡単に砕かれる。
ならばと、こちらも瞬時に蹴りを放ち反撃しようとするが、それもまた受け止められてしまう。
「ぐぅ……!?」
「ぬんっ!!!」
そのままアークの腕が伸び、俺の首を掴む。
だが。
『ガルルフィーバー!』
タツロットの叫び声と共に、タツロットは瞬時にガルルセイバーを召喚し、そのまま接続する。
それによって、巨大な刃を作り出した。
俺はそのままガルルセイバーを握り締めると、一気に振り上げる。
それと同時に、首にかけられていた腕の力が抜ける。
だが。
『マミー』
アークのベルトにある機械の蝙蝠から、鳴り響く音。
アークは、その腕から包帯をこちらに向けて放つ。
どうやら、俺と同じく、他の種族の力を使えるようだ。
そうしている間にも、アークの腕から出てきた包帯は、次々と俺に向かって襲いかかってくる。
それら全てを捌いていくが、やはり数が多いせいか、少しずつ体に巻きついてくる。
さらには。
『メドゥーサ!』『マンドレイク!』
先程の包帯と共に、蛇が、植物の蔦がこちらに向かって行く。
だが。
『バッシャーフィーバー!』
タツロットの声と共に、先程まであったガルルセイバーの代わりにバッシャーマグナムが接続され、俺の周囲に巨大な水による竜巻が起きる。
それによって、俺に巻き付いていた全てが吹き飛ばされる。
同時に生成した水の弾丸を真っ直ぐとアークに向かって放つ。
「ふんっ」『ガーゴイル!』
だが、今度は、その身を岩の要塞を思わせる硬さに変え、耐えきった。
「だったら、砕け散れ!」『ドッガフィーバー!』
そして、俺はドッガハンマーの柄尻に接続したタツロットから放出した紫色のエネルギー弾をドッガハンマーで野球のように打ち、アークに向ける。
「やはり、キバ。油断は出来ないな。ならば!」『ウェイクアップ!』
その音声と共に、アークの胸元にある鎖が飛び散り、同時に現れたのは巨大な口。
その口は、俺が放ったエネルギー球を簡単に呑み込む。
それだけではなかった。
周囲の物を呑み込むにつれて、その姿が大きく変わる。
胸元は巨大な目、背中から蔓植物と炎で構成されたような"禍々しい巨大な翼と腕"が形作られている。
「なっ」
「はぁ!!」
同時に、俺に向かって巨大な炎の弾を放つ。
それは、これまでのどの攻撃よりも巨大であり、俺は簡単に吹き飛ばされてしまう。
「くくっ、この姿まで出すとはな。だが、ここまでだ。
そのキバでは、俺を倒す事は出来ない」
「かもしれないな、けどな!!」
俺はそのまま立ち上がる。
「キバット! タツロット! 限界を超えるぞ!!」「全く、お前って奴は」「えぇ、やりましょう!!」
それと共に、俺は叫ぶ。
それに合わせるようにキバの鎧もまた、変化していく。
これまで黄金一色だった装甲に血のような赤が一部加わる。
同時に胸元にある赤い部分も一部が黒くなっていく。
「なっ、なぜ、闇のキバだとっ」
「さぁ、ここからが、最終決戦だ」
ラストに出てきたエンペラーフォームに関しては、完全にオリジナルです。エンペラーフォームにダークキバの要素を加えたら、格好良いという浅ましい気持ちで作らせて貰いました。
ドラルクの作戦は
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笛で渡達を呼ぶ
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鬼舞辻を噛んで、支配下に
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下剋上しそうな鬼達を仲間にする
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アーカードの旦那を呼ぼう