真剣で私たちに恋をして!   作:ベホマラー

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誤字脱字 表現が間違ってるとこがあるよって方は感想にて報告お願いします
すぐに訂正しますので



--プロローグ--

「た、たすけ・・・・・」

 

 

 

俺はいつまでこんなことをするのだろう

 

 

 

 

「・・・・・くそったれがぁ!ごふっ・・・・・」

 

 

 

 

俺はいつまで人を斬り続ければいいのだろう

 

 

 

 

「ヒイィ に、逃げろぉ!」

「うわああぁぁぁぁ!」

「し、死神め!」

 

 

 

 

 

「死神か・・・・・もうその名も慣れた」

 

 

 

 

 

 

 

ここは親不孝通りのさらに奥深くにある場所通称『夜会』と呼ばれる無法地帯である

この場所は空気が汚いなどの環境が悪く人も極悪非道な悪人や罪人しかいないため

警察もうかつに立ち入る事が出来ずまた犯罪が平気で行われている場所でもある

 

 

そんな場所で数十人の死体の円の真ん中に立つ右手に血塗られた真っ赤な刀を持ち

身長は175cm前後の周りからは死神と恐れられるおそらく男であろう人物

刀を鞘に納め顔についた返り血を落とすためなのか流れるはずのない涙を隠すためなのかはわからない

死神とよばれる少年は静かに空を見上げ大粒の雨に顔を打たれた

 

 

 

 

 

「俺はいつまでこんな事を繰り返すのだろう

もう嫌だこんな毎日は・・・・・考えてもしかたないか」

 

 

 

死神は今殺したばかりの人たちを数秒間無言で眺めた後

フラフラと今にも倒れそうな足取りでブツブツと独り言を呟きながらゆっくりと歩き出す

 

 

 

 

「あんな事さえ起こらなければ・・・・・あんなことさえなかったら!」

 

 

 

 

死神は自分の過去を思い出してしまう

それが憎みに変わり吐き気に変わりついには胃の中の物を外へ吐き出してしまう

 

 

 

 

 

 

「ゲホッゲホッ・・・ちくしょう忘れたくてもどうしても思い出しちまう」

 

 

 

 

死神は大きく深呼吸をし近くに捨ててあった水の入ったペットボトルで口の中を洗う

もちろんこれもゴミの山の上にあった物だがここではこれも貴重な水分なのだ

 

 

 

 

「まったく不衛生にもほどがあるのぉ」

 

 

「!?」

 

 

 

死神は驚きのあまりフタを開けたままペットボトルを投げ飛ばしてしまう

だが一瞬で落ち着きを取り戻し右手を刀の柄に添えて深く腰を落とし

白い顎ヒゲの生えた老人と向かい合う

 

 

 

「さすがはあやつの孫じゃのぉ」

 

 

「あやつって誰だ、それにじいさんあんたは何者なんだ?」

 

 

 

 

その質問に老人は顎ヒゲを右手で数回さすりその後右手を腰の後ろに戻し答えはじめる

 

 

 

 

「かつてわしの親友(ライバル)であり川神家よりも先に最強の座に君臨していた一族の当主

名前は黒崎啓悟(くろさきけいご)お前さんはその孫じゃろ?」

 

 

「・・・なぜそれを知ってる」

 

 

「簡単なことじゃ、啓悟からの遺言に書いてあったんじゃよ」

 

 

「俺のじいさんは俺が七歳の頃、今から約十年前に家ごと焼け死んだはずだが?」

 

 

「その前にわしに直接伝えにきたんじゃよお前さんを助けて欲しいとな」

 

 

「・・・・・」

 

 

 

死神は刀に添えていた右手と腰を落とした体勢を戻し老人に再び質問をする

 

 

 

 

「まだあんたが何者かを答えていないし、俺を助けてあんたに何の得があるんだ」

 

 

「おぉ自己紹介がまだじゃったの、わしは川神鉄心元武神じゃ」

 

 

「へぇ~あんたが有名な武神だったのか」

 

 

「今の武神はわしの孫だがの」

 

 

「んで何故俺を助ける?」

 

 

「そんなもの決まっておるわい」

 

 

 

川神鉄心はニカッと笑い高らかな声で死神に言い放つ

 

 

 

親友(ライバル)の頼みは断るわけにはいかないからのぉ」

 

 

「・・・・・くくくっ」

 

 

思わず死神が笑みを零す

 

 

 

「本当にいいのか?俺は人殺しだぜ?」

 

 

「生きるために仕方なくやった事なら仕方ない。この場所ならなおさらじゃ」

 

 

「あんた面白いな」

 

 

「よく言われるわい、さてどうする着いてくるか?」

 

 

「そうだな・・・・」

 

 

 

 

死神は刀を鞘に戻し腕を組んだまま数十秒ほど考える仕草を見せる

 

 

 

「・・・・ここに居てもロクなことないし、あんたに着いていくか」

 

 

「それはよかった、しかし遅くなってすまなかったのぉ」

 

 

「何のことだ」

 

 

「もっと早くお主を見つけておれば・・・」

 

 

「もう終わった事だ、気にするな」

 

 

死神は全身を覆っていた黒一色の布を脱ぎ捨て、フラフラと暗闇に向かって歩いてく

 

 

 

「なら明日から学校に通ってもらうぞ黒崎涼介」

 

 

「面白いこと言うんだなあんた、楽しみにしてるぜ」

 

 

 

死神と恐れられていた少年、黒崎涼介

彼と武士娘たちによる波乱な日常を送る物語が、今始まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいどうもベホマラーです 東方でも小説書いてます
以前からもう一つ書き始めたいなと思っていたのですがついに投稿しちゃいました
色々なんの原作にしようかな~と悩んだ結果バトルありギャグあり恋愛ありの
まじこいに決定しました

もしかしたら作者の気分で消すかもしれませんがそこはご了承ください



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