真剣で私たちに恋をして!   作:ベホマラー

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第三話のサブタイ変更しました なんか一つだけやる気がなかったので

変更前 進んでそうで待ったく進まない物語=やる気ゼロ
変更後 動き出す物語=やる気そこそこ


あと今回は原作キャラ目線多めです
読んでてごちゃごちゃするかもしれません そこんとこよろしくです


第六話 対立

たぶん大和視点

 

 

 

「おいうそだろ、一体どうやって・・・」

 

 

黒崎の手から零れ落ちた銃弾が静まり返った教室でカランカランと床に落ちた音が響く

俺はそんな中で無意識の内に呟いていた

ファミリーの仲間も2-Fの生徒全員が目を丸くしていた

慌てて弾倉を確認するフランクをよそに左手をポケットにしまう黒崎

誰が見ても立場が逆転していた

 

 

 

 

「ば、ばかな・・・本当にこんな事が・・・・」

 

「おいおいさっきまでの威勢はどうした?」

 

 

 

フランクの表情と態度を見る限り弾は本当にリボルバーから抜かれていたらしい

弾を引き抜いたタイミングを聞こうと京の方へ体を向けるが

クールで有名な京が読んでいた本を落とし少し怯えた表情でこちらに気付いた

 

 

 

「おい京なにがどうなったか分かるか?」

 

「や、大和 あいつヤバイよ」

 

「あぁそのようだなキャップが寝てて幸いだ」

 

 

 

 

名古屋から帰ってきた疲れで熟睡してるキャップにチラッと目をやる

コレを見てたらキャップは・・・いや考えるのはよそう

 

 

 

「それで京あいつがいつ弾を奪ったか見えたか?」

 

 

 

京は静かに落とした本を拾い軽い深呼吸をし落ち着きを取り戻す

そして俺が京から聞いた言葉はあまりにも信じがたい言葉だった

 

 

 

 

「・・・見えなかった」

 

「え?」

 

「あの銃を手から叩き落そうとずっと照準を合わせてた、それでも」

 

「あいつが弾を奪った動作が無かった、いや見切れなかったのか」

 

 

 

 

京は何も言わず首をコクッと縦に振る

そしてそうこうしてるうちに学園長と姉さんがいつの間にか扉の前にいた

なぜか姉さんは驚いた表情だったが

 

 

 

「・・・!!?」

 

「(モモめ、黒崎が気が無いことに気付きおったか・・・)」

 

「が、学園長どの」

 

「ほっほっほ梅先生後はお任せくだされ、この事を他の教室に伝えてくれるかの?」

 

「わかりました。後は頼みます」

 

 

 

梅先生はそう言って教室を出て行った 唇を強く噛み締めていたが

生徒の安全を守れなかった事を悔やんでいるんだろう いい先生だ

 

 

 

 

「お父様!何を考えていらっしゃるのですかここは学び舎ですよ!」

 

「娘さんの言う通りじゃフランク殿」

 

「す、すまない私としたことが」

 

 

 

やっと落ち着きを取り戻すフランクその間姉さんは黒崎を睨み続けていた

 

 

 

 

「その気持ちも分かりますが限度がありますぞ」

 

「軍人として失格だな私は、皆もすまなかった」

 

 

 

 

フランクは生徒たちに深々と頭を下げるクリスは肩の力を落とし

教室に安堵の雰囲気が流れる 黒崎が余計な事を口走らなければ

 

 

 

 

「滑稽だなぁ軍人さんよぉ ククク」

 

「黒崎よお前のお陰でけが人もいない礼を言う、じゃが終わった事を蒸し返すな」

 

 

 

姉さんは学園長が黒崎の名を口にした途端目の色を変えニヤッと笑った気がした

そして堪忍袋の緒が切れたクリスは黒崎に詰め寄る

それでも黒崎のあっけらかんとした態度は変わらないむしろ最初より悪い

 

 

 

「おい貴様いい加減にしろ、さっきから父様を侮辱する発言を何度も!」

 

「知るかよこっちは死にかけたんだぞ?」

 

「・・・その点については私も謝る父様が迷惑をかけたすまない

だが、だからといってそのような発言をする理由にはならないだろう」

 

「関係ないね」

 

 

 

黒崎は一言で済ませ黒板に書いた自分の名前を消す

フランクも黒崎の態度に苛立ちを募らせていたが先にそれが爆発したのはやはりクリスだった

 

 

 

 

「貴様は・・・」

 

「んあ?」

 

「貴様は『義』に背いている!日本人である貴様がサムライの象徴である『義』を!」

 

 

 

 

クリスは鼓膜が張り裂けそうな声で怒鳴り散らした

それを聞いた黒崎はやはり堪え切れなかったようで笑い出す

 

 

 

 

「クックックッハハハハ! 何を言うかと思えばそんな事か」

 

「そんな事だと・・・貴様・・・!」

 

「ふぅ双方そこまでじゃ」

 

 

 

 

学園長が二人の間に割って入る もうこの流れはアレを行う事だろう

俺を含め生徒の皆はテキパキと外に出る準備をした

だが姉さんの方に目をやると姉さんはすでに教室からいなくなっていた

多分なにか企んでいる事に違いない あの人はそういう人だ

 

 

 

「このまま口論を続けても無駄じゃお互い武にて証明せよ」

 

 

 

クリスは頭に?マークを浮かべる一方黒崎はハァと大きなため息をつく

 

 

 

 

「二人ともこの学園の伝統でもある『決闘』にて決着をつけよ

それに勝利し自分が正しい事を証明してみせるのじゃ、異論は無いな?」

 

「『決闘』じつに日本らしい それで自分たちはどうすれば?」

 

「制服についてる校章の書かれたワッペンを重ねたら決闘を認めるという事じゃ」

 

「なるほどなら自分からだな」

 

 

 

クリスは自分のワッペンをはがし教卓にそっと置いた

 

 

 

 

「さぁ次は貴様の番だ、ワッペンを重ねろ」

 

「・・・・・ほらよ」

 

 

 

黒崎はワッペンをクリスのワッペンの上に投げた

何か考え事をしていたのかはわからないが黒崎は深く目を瞑った

 

 

 

「決闘成立じゃ双方グラウンドに向かうように・・・む?」

 

 

 

学園長が黒崎の方に目をやるとあいつは零れた銃弾の一つを拾っていた

 

 

 

「なにをしている黒崎、早く向かわんか」

 

「そこの軍人に最後に一つだけ言いたい事があってな・・・」

 

 

 

黒崎はそういうと銃弾をフランクからいつの間にか奪っていた拳銃に一発だけ込めた

フランクはそれをみて動揺を隠せずにいた

 

 

「な!?」

 

「さっきも言ったな拳銃は人を『殺すため』の道具だと・・・」

 

「!? 何をしている!」

 

 

 

黒崎はなんとリボルバー式の拳銃の弾倉をカラカラと回し一定回数回った所で

銃を撃てる状態に戻し自分のこめかみに突きつけたのだ

そしてそれを・・・

 

 

 

 

 

カチンッ

 

 

 

 

 

 

 

涼介は迷い無く引き金を引いた

 

教室は騒然とした多くの生徒は目を伏せた

どうやら弾の込められてない場所だったようで黒崎は無事だったそして黒崎は言葉の続きをフランクに告げた

 

 

 

「・・・それを人に向ける事がどういう事かよく考えるんだな」

 

 

 

 

黒崎はそれだけをいいフランクの足元に銃を投げ返し

教室に入ってきたときと同じ重たい足取りで教室を後にした

 

 

 

「軍の者でさえ少しは心の揺れがあるはずなのに、あいつは一体・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい大和アイツは何者なんだ」

 

「わからねぇよそんなの、俺だって混乱してんだ」

 

「大和の言うとおりだよガクト、おかしいよ拳銃を前にしてあんな堂々として

しかも自分の頭に弾の込めた拳銃突きつけて迷い無く引き金をひくなんて」

 

「なぁ京俺が寝てる間に何があったんだ?おしえてくれよぉー」

 

「後でゆっくり話すよキャップ今は集中させて」

 

 

 

 

場所は変わりグラウンド全校生徒がアナウンスを聞きギャラリーとして集まった

俺たち風間ファミリーは一番試合がよく見える場所に陣取った

 

 

 

「とりあえず俺様たちはこの戦いを見守るしかないって事か」

 

「あぁ・・・」

 

 

 

そうだ俺に今出来る事は何も無いこの戦いが無事に終わる事を祈るだけだ

 

 

「あれ?そういえばワン子は?」

 

「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おそらくクリス視点

 

 

 

 

 

 

 

 

「東方 クリスティアーネ・フリードリヒ」

 

「はい!」

 

「西方 黒崎涼介」

 

「ハァ・・・面倒くせぇ」

 

 

 

 

自分と黒崎涼介は互いに一歩前にでる教室いたときと態度が変わらない

この学園の伝統である場になってもか 許せん

 

 

 

 

「武器有りの一本勝負先に有効打をあたえた者

もしくはどちらかが降参した時点で試合を終了とする武器はもちろんレプリカじゃ」

 

「あの、レイピアのレプリカはありますか?」

 

「特別に用意しておいてあるぞい」

 

 

自分は学園長殿からレイピアを受け取る うんレプリカとはいえ手に馴染む

よし 私の本気を出して黒崎涼介を粛清させてみせる

 

 

 

「武器は使わんのか?」

 

「知るか、こっちはただでさえ面倒なんださっさと終わらせてくれ」

 

「私が勝利しすぐに終わらせてやるそしてその態度を直してもらうぞ」

 

「ま、勝てたら考えてやるよ勝てたらな ククク」

 

 

 

黒崎涼介はまた自分を見下し嘲笑う なんとしても自分はこの男に勝つ!

 

 

 

 

 

 

「双方正々堂々勝負せよ では尋常に、はじめ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




というわけで次回VSクリス戦です
あとアンケートをとりたいと思います 内容は先の長い話ですけど
活動報告に乗っけるのでもしよろしければ軽い気持ちで投票していただけると幸いです
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